樫井ゲンノスケのマジックスポーツ!

ナカジがメジャーへ?寂しい気持ちもあるがもし行くならば心から応援したい。私は通用すると信じている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

我が西武のナカジがメジャーに行くという報道に当初私的には複雑だった。

いかんせん取れたと思ったペナントをひっくり返され、それでもまだ希望を持ってCSに突入するも連夜の逆転負け。

ショック、ショックと連チャンで来てまだ心が癒されぬ中、ナカジのメジャー移籍報道は憶測とはいえ一瞬とどめを刺された感があった。

何故ならナカジが好きで西武ファンクラブに入会したようなものだからだ。以前から西武を応援していたが、球場に足を運ぶキッカケはなんと言ってもナカジが観たいからだった。

彼の一番素晴らしいのはその勝負強さ。WBCで魅せた闘志溢れるチャンスでの闘魂魂がむしゃら死んでも打ったる顔からその通り打つ様は、あの普段見せる可愛らしい笑顔からは想像つかない。そのギャップに惹かれた。

そして何よりセカンドフライ?と思った詰まり気味にみえるおっつけ流しうちがスタンドインするパワー。私はあのボンヤリロースピン系ホームランに魅了されたのもファンになった理由の一つ。

しかし…メジャーではライトフライになってしまうかもしれない。

それは野球通ファンなら百も承知だろう。ゆえに「メジャーであの程度のパワーは通用しない」或いはメジャーでは右でホームラン打てない打者は居場所がないとか、はたまたその守備では通用しない。そんな巷の声を耳にし、悔しいが確かにもっともだと思う部分もある。

しかし私は断言しても良い。ナカジはメジャーで周りが予想するよりは活躍する事を。絶対的な根拠はない。ないが彼の持って生まれたスター性は万国共通。恐らくどのチームに入ろうが、極端な例でいえば中国だろうが、韓国だろうが、メキシコだろうが、キューバだろうが、監督からも信頼され、ファンからも愛されるだろう。これは理屈じゃない。言葉で言い表せない何かを持ち合わせているから仕方がないのだ。と私は勝手に思っている。

メジャーを観て感じるのは最近ホームラン数も薬物使用に対する厳しいチェックもあってか全体的に減る中、チャンスにいかにチームに貢献するか。HRも魅力的だし最大級だが、確実にランナーを返せる能力。その勝負強さとチームバッティングががこれまで以上に評価されている様に感じる。ゴジラがヤンキースで一番評価された部分もまさしくで、岩村しかり献身的な姿勢で、仮に30本HR打てなくても3割打てなくても、メジャーで生き残れる手段と方法の選択は増えてる様に思う。実に曖昧で申し訳ないが。

現在少年野球の指導している中でここぞの場面で、誰がどういったバッティングをする傾向にあるか、データーには出てこない勝負強さと、粘り。これが実践に置いては案外重要なのだ。もちろん打率2割の選手がたまにチャンスで打って勝負強いとは言わない。同じ様な成績のクリーンナップの選手達でも違うのだ。こいつなら何とかしてくると思う選手とそうでない選手。これは明らかで、数字には表れない部分。

とにかく球場に行っても「ナカジならなんとかしてくれる」と感じるから不思議だ。そんな雰囲気とオーラーを持った選手はそうはいない。ファールで良く粘る。WBCで原監督が選んだ理由の一つとも聞いているが(球数制限ある為)、とにかくここぞの場面ではそう簡単には折れない強さがあると私は思っている。

メジャーに行けばナカジクラスのバッターは腐るほどいるだろう。しかしここぞの場面でなんとか出来る気概を持った選手は少ない。これは持って生まれた資質だから鍛えてもなかなか得られない。サッカーで言うところの大久保的存在で活路を見いだせると思う。けして起用でなく、センスの塊でもなく特別なパワーを持っているわけではない。しかし戦場の様な大舞台では、気持ちだけは負けない。これが実践に置いてはプロの世界で一番大切な事だと思う。確かにリンスカム級の投手を気合いだけで打てるほどメジャーは甘くない。通常な状態ならそうだろう。しかしピンチで追い込まれた場面では気持ちで強い方が間違いなく勝つ。良いピッチャーはその場面での強さも半端じゃないが、そこで互角に対峙できる舞台にまず乗っかれる力があるか否かが重要なのだ。ナカジにはその舞台に乗っかれる強さがある。

その苦手な守備にしても彼の実直な姿が垣間見れる。確かにスタンドで観ても彼のところにボールが行くと不安だ(苦笑)。ダブルプレーをするにしても上手い選手と比較するとセンスのなさを感じる。

しかし彼の正面捕球姿勢は少年野球のお手本。写真で掲載されたその姿をスクラップにして皆で回覧したが、完璧だった。不器用ゆえに基本を忠実にコツコツやってきた事がよく解る。どこかの新聞に恐ろしいほどの身体能力が必要とされるメジャーに置いてナカジの守備はどうこう書かれていたが、確かにスーパープレーは無理だ。しかし大きなミスをしなければ私は十分だと思うし、むしろメジャーの身体能力に頼り切ったボンミスエラーをよく見かけるに、ピッチャーの立場から言えばスーパープレーはいいので普通のゴロを普通に捕ってくれ!だ。ピッチャー出身の方ならよく解るだろう。少なくともピッチャー出身の私はそうだ。

私はもし昔メジャーで成功するバッターがいたとするならば、若松と山本浩二をあげる。もっとも山本浩二は途中からロングヒッターになったが、もともとは中距離打者。田淵クラスのHRバッターはメジャーに腐るほどいると思うが、二人の様にミートがうまく、かつここぞの場面での勝負強さを持ち合わせている選手はそうはいない。やや荒削りなメジャー選手の中で、パワー不足の日本人バッターが生き残るには繊細さとミートの上手さとそれを生かした天性の勝負強さだと思う。もっともイチローは別格としてもそれしかないと思う。

そういった意味では松井も別格だと思うし、よく頑張っていると思う。しかし今年に限って言えば松井にはハンターの様な勝負強さをもっと発揮して欲しかった。彼はチャンスの場面で無理に引っ張らず、おっつけて右へのバッティングでよくチームに貢献していた。ナカジにはハンターほどの長打力はないが、もしメジャーに行くとなれば良いお手本になると思う。

とにかく日本人打者で海の向こうで力を発揮できるのは、おかわりくんでもなく村田でもなく、ナカジであり或いは青木。しかし勝負強さと言った点ではもし全盛期であれば金本だったと思う。今はナカジ以外思いつかない(申し訳ない・・・身内贔屓が80%)

或いは新庄の様な物怖じしない性格か。彼は自分でもどこに行っても2割5分だと自慢なのか何なのか言っていたが(苦笑)、ようは環境適応能力の高さも必要だろう。そうなるととにかく行ってみないと解らないのかもしれないし、むしろ一番大切なのはその能力が備わっているか否かかもしれない。

とにかく実際行くとなれば残念だが、しかし行ったら行ったで死ぬほど応援したい。私は成功すると信じているが仮に失敗に終わっても恥じる事でもなければ悲壮感を漂わせる必要もないだろう。その経験がまたどこかで間違いなく生きて来る。メジャーで仮にレギュラーでなくともベンチに入っているだけでも十分だ。そのくらいあの場所は凄いところだと思う。イチローを基準に考えると物足りないかもしれないが(苦笑)彼には彼のまた違った強さもある。それをいかんなく発揮して欲しい。

まだ何も決まったわけでもないが(苦笑)心の準備を今からして置かないと。。。と思ってここに記する。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
MLB
タグ:
メジャー
ナカジ
場面
勝負
選手

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

ナカジがメジャーへ?寂しい気持ちもあるがもし行くならば心から応援したい。私は通用すると信じている。

私はプロ野球についてはあまり詳しくないのですが、中島選手には注目しております。
日本での評価や数字を見ると、デレク・ジーターそっくりです笑
NPBはBB/Kの比率が全体的に低いですが、(投手のコントロールがいいのか、打者が総じて早打ちなのか)中島はそんなに悪くないですね。

あとメジャーでショートは無理だろうと言われてますが、サードは守れますか?
エンゼルスは三塁手補強が急務なので。。

ナカジがメジャーへ?寂しい気持ちもあるがもし行くならば心から応援したい。私は通用すると信じている。

>ん?さん

MLB指標さんが言っているのは打撃成績の数字の事だと思いますよ。
ほとんどの日本人プレーヤー(イチロー選手や松井選手でも)日本と同じ数字を残せない中、田口選手はほとんど変わらなかった選手です。
ちなみに出場試合数も日本人プレーヤーの中では、イチロー選手・松井選手についで第3位だったりします(目立ちませんが…)

ナカジがメジャーへ?寂しい気持ちもあるがもし行くならば心から応援したい。私は通用すると信じている。

田口選手は日本時代はずっとバリバリのレギュラー選手だったけど。メジャーでは大半が控えですよ。

ナカジがメジャーへ?寂しい気持ちもあるがもし行くならば心から応援したい。私は通用すると信じている。

ネガティブな意見もあるけど、頑張ってほしいですね。
田口のようにほとんど成績の変わらない選手もいますしね。打席数が少ないといえば、それまでですが。

できれば強いチームでやってほしいし、来年は今年みたいな高投打低じゃなくなることを祈るばかりです。

こんな記事も読みたい

終わってしまいましたね【豊浦彰太郎のMLBブログ Baseball Spoken Here!】

白熱するプレーオフで珍しい対戦が実現!【来日外国人マニア】

「オタク」って悪いことですか?【日本のスポーツを元気に!!!】

ブロガープロフィール

profile-iconkariman

野球やサッカーから格闘技まで、幅広いスポーツジャンルで核心に迫りたいと思います。皆さんの沢山のコメントお待ちしております。
しかしコメントにつきましては、こちらスポーツナビ事務局でも不適切と思われるものには削除して頂いている様です。また管理人自身、いきなりタメ口で玄関に入られた場合、削除する事もありますのでご了承下さい。最低限のマナーを守って頂ける様、スポーツを愛する人としてお願いしたいと思います。
  • 昨日のページビュー:17
  • 累計のページビュー:2380810

(11月09日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 日本には猪木がいた!
  2. イチローのヤンキース移籍は衝撃を受ける暇さえなかった〜
  3. 高校生のサイドスロー
  4. 三塚優子の棄権について
  5. 「負ける気がしない」と「負けるわけがない」の差
  6. 加藤の前に加藤なし…あ!清宮が!加藤の後ろに加藤なし…あ!金子が!つか山田も〜なんぼでもおるやん( ̄▽ ̄)
  7. 負けるべくして負けた。
  8. ハマスタって本当に狭いの?
  9. 理想の二番打者がいるチームに弱いチームはない
  10. 宮里藍の強さはいったい何なのか。そして優作が何故海外はおろか日本で未だ勝てないのか。

月別アーカイブ

2016
09
2015
08
2014
06
2013
03
2012
10
08
07
06
2011
07
06
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
04

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月09日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss