樫井ゲンノスケのマジックスポーツ!

岩隈久志、新しい舞台で果たして羽ばたけるか。

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と自問自答してみた結果、私は羽ばたけると感じている。もっとも何を基準に羽ばたいたとするかだと思うが、メジャー1年目で10勝、防御率3点台であれば私的には十分羽ばたいた事としたい。そしてその力は十分あると思う。

そう考えると松坂の1年目は勝利数という結果だけで言えば宇宙の果てまで羽ばたいたと思う。しかし内容がどうこう・・・そう、少なくとも私はWBCと同じ松坂を期待しすぎていた様に思う。松井秀の1年目もそうだが、今思えば相当なものだ。イチローが凄すぎた。それだけだ。そのイチローですら本音かどうか分からないが、当時、いや今でもそうかもしれないが、前年は前年の結果としてまず第一にレギュラーを確保する事からスタートすると聞いた。私の感覚ではそんなの当たり前でまず200本打つ目標からスタートかと思っていたが、メジャーはけして甘くない。その事を誰よりも知っている。だからこその毎年変わらぬ努力とその結果がある。そんな風にも感じている。


日本と同じような成績を上げろは酷だと思う。確かにキューバ打線を手玉に取った投球は圧巻だったが、毎回同じような結果を求めるのは難しい。人間である以上調子が悪い時どうおさめるかが本来の力量だと思う。メジャーは相当運が良くなければ状態が悪いと簡単にはいかない。日本ではなんとかなっても。もちろん入団するチーム力にも成績は影響するかもしれないが影響するとしたら強い弱いよりむしろ環境だろう。

どっかの新聞で、やれ体力がないからメジャーのローテー間隔では厳しいとか書かれていたが、確かに一見ナヨナヨ系に見えるが実は体力はまったく問題ないし、むしろ球数制限のあるメジャーにはノムさん流「エースは最後まで投げれ」とか張本流の根性論がないだけいいかもしれない(苦笑)もっともノムさんも張本氏も私的には嫌いでないし、むしろ尊敬しているし言っている事もよくわかるし、私もどちらかと言えば根性論&闘魂猪木流だが(苦笑)


岩隈をジュニア時代から知る野球指導者の方に聞いたが、確かに素晴らしい選手だったが特別際立った選手ではなかったと言っていた。もっともエリート集団の中では当時岩隈より球の速さや野球センスでは上の選手がいるのは不思議でも何でもないと思う。

ただ彼は投手の命とも言える外角のコントロールが当時から抜群だった。

元々コントロールが一流で後からスピードが増し超一流になる投手と、鬼の様なスピードボールを持ちながらノーコン。しかしプロに入ってコントロールを身につけ超一流になる投手がいる。

岩隈は恐らく前者。現在も抜群のコントロールを維持している努力もさる事ながら、本来、持って生まれた資質も備わっていた選手だと思う。

それを武器に体が成長するにつれ球速が増し、超のつく一流投手になった。そんな風に感じる。その真裏にいたのが槇原だと思うが(苦笑)高校時代の槇原速球伝説は我が母校にも再三伝わって来ていたのでよくぞあそこまでコントロールが身に付いたと感じていたが(苦笑)松坂もけして微妙なコントロールで時代を打ち砕いて来たわけではないと思う。

メジャーでは日本でやる以上に微妙かつ絶妙なコントロールこそが命である事を私は感じている。私だけかもしれないが。

メジャーの野球中継は結構ピッチャーの真後ろが多いので、一流と言われる投手のコントロールの良さがよく解り、その凄さに毎回驚かされている。もちろんキレあるストレートと変化球も大切だが、メジャーの試合を見れば見るほど日本にいた時より大切なのはコントロールだと感じている。

ヒサノリが思いのほか通用するのはまさしく絶妙な外角低めへのコントロールの良さだ。クロスファイヤーも素晴らしいが、あそこにストレート&シンカーを毎度決められればメジャーでもそうは打てない。上原しかり短いイニングとは言えストレートは90マイル行かなくともむしろコントロールがあれば十分通用する。彼も外角のコントロールは衰えを知らない。

ゆえに岩隈のコントロールはメジャーで十分通用し、ある程度計算出来ると思う。逆に球をそろえすぎる分ある程度点は取られるかもしれないが、試合を壊す可能性はメジャーに置いても少ないと予想する。がゆえに首脳陣からすれば信頼できる投手となりえる可能性が高い。もちろんメジャーでは投げる投手が少ないフォークも十分通用するだろう。

ただ唯一メジャー的にネックというか・・・・もしうまくいかない可能性の一つをあげるならば、投球フォームだと思う。腕の使い方はお手本。がゆえに比較的球の出どころが見やすく素直系。川上も素直系なのでタイミングがメジャー選手にとっては取りやすい様に思う。そういった意味ではメジャーで確実に通用するのは杉内だと感じている。体力云々は別として彼の腕遅れ系&キレまくりストレートは同じタイプのバルガスより上に思うからだ。

ただメジャーの場合、ほか様々な要素がうまくかみ合わないと、力があっても通用するかどうか解らない世界なので絶対とは言い切れないのは至極当然で、それは絶対的だと思われるダルビッシュもそうだと思う。

岡島はああ見えても相当図太く、開き直り系なのでメジャーに性格があっていた様に思うし(苦笑)、懐の深いメジャーでは何がどうなるか解らないが、岩隈は今のマスコミ予想を基準にすれば「案外」とか「思ったより」という枕詞がつく活躍をすると私は感じている。もちろんメジャーの壁にぶち当たる場面も最初か真ん中か後ろか解らないがあるだろう。しかしプロに入ってからもけして順風でなく、フォーム直しやチーム消失や怪我、様々な経験をしている岩隈だ。きっと乗り越えて来るに違いない。さわやか系に見えて結構頑固で心も強い。後は自分を理解してくれる良い指導者、良い首脳陣に恵まれる事だけだろう。と私的には感じている。もっともこれが一番重要なのかもしれないが。

とにかく岩隈選手の大舞台での活躍を期待したいと思う。





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MLB
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