樫井太郎のマジックスポーツ!

イチローニ試合連続無安打もマリナーズ辛勝。今度はさすがグティが勝負強さを発揮。今日の日本人メジャー、メインディッシュは上原。あの場面で何とハンター。さすが強心臓の雑草恨魂ここにありだ。そして斉藤もお見事!

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首位を走るツインズ、しかも強力打線相手に今日もピッチャーが頑張った。投手レベルだけで言えばけして上位チームに負けていないと思う。

今日のフレンチももう少しで防御率3点台。

ヘルナンデスの2点台は、メジャーで考えるに驚異的な素晴らしい数字だと思う。特に投球数制限があるメジャーにおいて防御率がたとえ4点台だとしてもけして不合格ではない事が解ったが、とにかく今年の打線ではこういった展開でしか中々勝てない事も解ったし、この様な展開で勝つ事の難しさ=チーム低迷、、、の要因もよく解る試合だった。

それにしても今日は見事相手のミスにつけ込む事が出来た。

こういったチャンスにはしっかりリベンジしなさいとグティにまわるもんだ。前回のポップフライを見事帳消しにしてくれた。

あわせて守備面でもサード盗塁を刺したムーアの必死の送球、そしてフィギンズのプレーも見事だった。

元来こういった守り勝つ野球が必要なチームだが、エラー数はおよそツインズの倍と聞いた。やはりどんなに打線が良かろうともピッチャーが良くとも守備が悪いチームでトップにいる事は難しいと思う。

ちなみにアマチュアの場合、試合前のシートノックを見ていれば大体そのチームのレベルも解るし、試合が始まる前からどちらが勝つかある程度予想が出来る。

守備を鍛えられたチームで弱いチームは間違いなく存在しない。

もっとも少年野球レベルでは1人の抜きん出た投手にやられる事が多々ある。もちろんその上のレベルでも1人の鬼投手でやられる事はあるが、チーム全体のレベルとしては守備の力を見ればその差は明らかにわかる。

ゆえにマリナーズが100勝した時、何が一番チームとして凄かったかと言うのはその守備力にあった事に他ならない。守備が良ければ投手も頑張れるし、ひとつの良いプレーがチームの流れを変える。野球は生き物であるがゆえ当然の事だ。

もっとも偉大な打者で多少の守備の悪さは目を瞑るケースも多々あるが(苦笑)その代表と言っては失礼かもしれないが、マニーが移籍する報道。優勝のかかったチームにこの時期移籍する事は先日話したとおりメジャーの常識なれど、それでもメジャーは凄いところだとあらためて思った。

話はそれたが、今日の勝利は理想的でもあり、またこのままでは来年も大変だと思わせてくれる良い試合だったと思う。

さてイチローだが、素人目にもスイングが鈍い事が解った。しかし長いペナントではヒーローズの様に超人でない限りある事で、私的には不調と言う中の体調不良に近い感覚に思えた。

まったく休みなしで頑張っていれば仕方ない。もちろん200本へのプレシャーもあると思う。相当プレッシャーがかかる残り試合数だ。

もっとも首位を走るチームは確実に他チーム以上に、マリナーズに対してはイチローを警戒してくる。投球内容を観ても実に老獪だ。よく研究して対策してきている事も解るし、また昨日といい今日のババーノといい速球派でなく球をぐにゃぐにゃ動かしてくるやっかい系だ。

まだイチローからすればコロンの様な100マイル系が対処しやすいだろうが・・・とにかく複数安打が必要だ。頑張って欲しい。


それはそうと、今日の上原には興奮した。

緊張感のある1点差、最終回あの様な場面でハンターVS上原。

上原に頑張って欲しい気持ちと、首位に一縷の望みを残す為にどうしても負けられないエンゼルスに勝って欲しい気持ちもあって、非常に複雑だったが・・・・

あの様な超のつく緊迫とした場面で、メジャーを代表する選手と相対するシーンは本当に興奮する。特に上原の顔は毎度汗びっしょりでこっちまで緊張するのだ(苦笑)

ジャックバウワーがピンチで見せるシーンと同じなのだ。こんなに汗流して大丈夫か?と思うのだが、彼の心臓の毛の太さと多さは半端じゃない。と言うか負けん気の強さは負けることがじゃんけんでも嫌いな星野氏と同類。オリオールズの首脳陣も見ていれば解るのだろう。

けして速いストレートはないが性格的にはクローザー向きだ。特に大ピンチでは頼りになる存在だと思う。結局どこの世界のどの場所に置いても最終的には強い精神力が必要。技術的な差はプロの世界では言われるほどないと私は思う。

上原のバッティングフォームを見ればその構え方からして彼がけして類稀な運動神経を持ち、野球センスの塊の仲間でなかった事は解る。往々にして野球の場合、幼い頃からエリートはエースで四番なのだ。ようは何をやらせてもそのチームで一番上手い奴が必ず存在する。

その野球センスの塊の集合が強豪高校だったりするわけで、ましてやプロの予備軍だったりするわけでその中から一流選手が出ると思われるが・・

どこでどう伸びるか解らない。大学で伸びる選手も多々いるのだ。小笠原にしても高校時代のHRはゼロだ。

いまや日本のエース岩隈も、うちの近くの地域で少、中と野球をやっていたが、その頃を知る人に聞いてもけして突出していたわけじゃないと聞いた。

もちろん桑田や清原の様に少年時代からエリートを歩んできた選手が
プロでも殆どだろうが、そんな中雑草恨を胸に、熾烈な戦いを勝ち抜いてきた選手も多々いる。エリート達には懐の深い余裕の強さと、雑草魂系には瞳の奥に生きるか死ぬかの必死さの強さを感じる。

どちらも強い事には間違いない。エリートにはエリートのプライドがあり、雑草には雑草の負けるわけにいかない炎の魂が存在する。

かつて江川に対抗心むき出しにした西本がまさしくだ。

江川もそれに負けじとキャンプで投げ込み対決を受けた。どっちが先に止めるか。二人の迫力はシーズン中のマウンド以上だったと聞く。

どの様な経緯であれ、日本でエースになり、最終的にメジャーのマウンドに立つ事は凄い事だと思う。メジャーの下側を最近知れば知るほど、マウンドに立てる事の凄さを最近わかってきた。

最初はやはり全盛期を過ぎた上原は、最下位チームのせいぜい中継ぎレベルかと思っていたが、そうではなかった。仮にそうだったとしてもマウンドに立てるだけでも素晴らしい事だ。だからこそメジャーに立ち向かおうとする日本選手が大勢いるのかもしれない。

もっとも勝利の転がり込んだ斉藤はもう言葉に出来ないほど素晴らしい。日本野球のレベルをしっかりと表現してくれて日本人として誇りに思う。

願わくばこのままディビジョンそして最終的にはワールドシリーズでその勇士を観て見たい。他日本人所属チームは正直厳しいだろう。残された夢の配達者は斉藤だけかもしれない・・・頑張って欲しい。



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イチローニ試合連続無安打もマリナーズ辛勝。今度はさすがグティが勝負強さを発揮。今日の日本人メジャー、メインディッシュは上原。あの場面で何とハンター。さすが強心臓の雑草恨魂ここにありだ。そして斉藤もお見事!

今日の試合の収穫は、フレンチの好投と、ムーアがキャリアをつんだことだけですね。

しかしブラニアンやコッチマンを来年も使うつもりですかね?
もう来年に向けた選手起用をすべき時期ではないでしょうか。

マリナーズの試合は勝ちゲームはもちろん、負けゲームも来年につながる要素がみられないのでつまらないです。


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