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黒田と川上、両サムライの天地の差はいったい何なのか。しかし川上はこのままでは終わらない

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黒田は今日もナイスピッチングで6勝目。

防御率も3点を切りそうな勢いだ。今年は念願の二桁を三年目で到達すると思う。その位メジャーのバッターに対しての球の出し入れが上手くなっている様に思える。

対して川上はついに9敗。防御率も4点台に突入して未だ勝ち星なし。

昨年も7勝12敗と負け越し。しかし防御率は3.86とギリギリ合格。とはいえ先発を外された時期もあって川上にとっては不本意なメジャーデビュー年だったと思う。

ここ数回の好投も報われず今回はついにとどめを刺された感があるが実際は自責点は2だ。

とどめを刺してくれたのは味方の軽率な守備エラー。

川上にしてみれば死ぬ思いでマウンドに立ち、期するものがあったに違いない中、なんとか上手く先頭バッターを打ち取り、二番バッターも打ち取ったなんの変哲もないショートゴロをエスコバル がエラー。

そして怖いロンゴリアに甘いカットボールをスタンドに運ばれた。

気合十分だった川上にしてみれば頭の中が真っ白だったに違いない。それにしても川上らしくない超どアマボールだった。

味方のエラーは仕方ない。それを補うのもピッチャーの役目だ。しかし何も初回の立ち上がりのこのタイミングはないだろう。不運と言うか川上にとってみれば魔の初回となった。恐らくブルペンでもさほど調子が良くなかったと思う。余計不安の中気合入れてマウンドにたった矢先の事だっただろう。

二回もボコられ下手するともっと追加点を与えていたかもしれないが、とにかく5回まで投げきった。しかし試合は結局負けてしまった。

ブレーブスはけして弱いチームでもなくむしろ強豪な中、未だ先発ローテーに入っているのは奇跡的だと思うが、次回登板があるのかさすがに心配になってきた。

ただ監督もわかっていると思う。初回エラー絡みの失点。そしてその後フラフラでも一応5回を投げきった侍スピリッツ。

ただ勝負球があそこまで甘いと、何を言われても仕方ないだろう。

外角に逃げるカットボールやスライダーが川上のコントロールにして何故あそこまで真ん中に入ってしまうのか。技術云々より精神的な焦りを感じてならない。

対して黒田は川上と同じ年代に生まれながら、今年メジャー3年目。この二年間で培ってきたメジャーの打者に対する傾向と対策が間違いなく生きてきている様に思える。

両サムライは日本での成績は面白いくらい似通っている。防御率、勝利数しかり。またピッチングスタイルも似ていると思う。駆使する球種もほぼ同じだ。

黒田は綺麗なストレートボールが減った様に見受けられる。

変化球も増えカットボールのキレとコントロールも今回川上と比較しても今は黒田の方が上だと思う。結果だけじゃなく実際画面を通してみてもその差は明らかだ。

何故そうなのか。やはり勝ちがない焦りも心のどこかにあると思う。らしくなかった。ボールがどこかさまよっていた。

ただこのまま川上は終わらないと思う。一つの勝利をきっかけに良い流れに乗ってくれると信じている。

シーズン終盤の大切な場面で川上のサムライ魂がチームを救う場面が必ず訪れるはずだ。そう信じてやまない。



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記事カテゴリ:
MLB
タグ:
川上
防御率
カットボール
エラー
メジャー

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この記事へのコメントコメント一覧

Re:黒田と川上、両サムライの天地の差はいったい何なのか。しかし川上はこのままでは終わらない

コメント有難うございます。

川上の力からすれば4点に近い3点台はギリギリ合格かと感じてます。一応鳴り物入りで入団したピッチャーですので。ただ投球制限のあるメジャーにおいては4点台でも十分かもしれませんね。しかし禁止薬物に依存する選手がいた時代の3点台と厳しく取り締まる時代の今ではその価値も違うかもしれません。とにかくギリでもなんでも防御率に関しては或いは他データ的にも合格は合格だと思いますが一度も勝てないとはつらいですね。

黒田と川上、両サムライの天地の差はいったい何なのか。しかし川上はこのままでは終わらない

どうしても気になりましたので一言。
防御率3点台がギリギリ合格、と書いておられますが、それはあくまでもNPBの感覚だと思います。
MLBでは2点台が超一流、3点台で一流、4点台普通くらいの感覚では無いでしょうか。
実際、デレク・ローはドジャース時代常に3点台でしたがエースと言われていました。

次の相手はロイヤルズなので、ここで是非勝ち星を挙げてもらいたいですね。

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