2008年06月26日
ドイツVSトルコ感想
視聴状況
トルコ出場停止4人怪我人合わせ主力9人?が出場できない非常事態。どうせドイツが勝つ試合。EURO熱もスイス敗退時から冷め続けとうとう後半からの視聴。ハイライトとスタッツしか見ていないが前半はトルコが押せ押せ、大分良い攻撃を繰り広げていたようだ。シュート数もドイツ3トルコ15(間違ってるかも)。後の話だが、そんな状況で同点で折り返せるドイツに力強さを感じる。何やらドイツは窮地に立ったとき本来の強さが発揮される珍しい国民性を持っている。前半不明、後半のみの感想となる。又放送が12~16分の間途切れて視聴していない。
トルコ
トルコ思いのほか良い内容。7番1ボランチのアウレリオは最終ライン前のスペースを消す黒子に徹し、攻撃は22番アルトゥントップから組み立て、右SB20番サブリのオーバーラップを中心に右サイド右MF18番カズムとの連携がしっかり構築されておりスピードのあるオーソドックスだがレベルの高い崩しを展開してくる。中央で待つセミフも高さではドイツに譲るものの得点シーンでも見せた繊細なタッチと勝負所で仕事をする今大会ノリにノッたFWだろう。左MF16番ウール・ボラルもスピードがあり、時折小気味良い突破を披露した。左SB3番ハカン・バルタはほとんど上がらずシュバインシュタイガーの抑えに徹する。唯一19番アイハン・アクマンは運動量が少なく攻撃守備とも後手に回らされていた。
トルコはニハトのチームであり彼が欠場の時点でドイツの勝ちはほぼ決まりだったが1ヶ月と言う短期決戦のEUROではチームの勢いは無くならなかった。トルコは(話し変わって)EU加盟でもイスラム教を色濃く反映させた法律と国家体制が問題となっているが近年の経済発展と一丸となって加盟へと突き進む成長熱の高まりは目を見張るものがある。サッカーに話を戻しフェネルバフチェもCLベスト8まで駒を進め大躍進を遂げた。勿論ジーコの呼び寄せたブラジル勢が過分に助力しての事だとは思うが、
近年のサッカーレベル上昇は認めざるを得ないのかも知れない。以前から攻撃面で欧州では異質なリズムを見せ、他に無い破壊力を持っていたが中盤の底、稲本が居た辺りに特に向上が見られる。続いてサイド攻撃も日本からすれば羨ましいほど適任者に恵まれスピード、メンタル、スタミナ、次いでテクニック(笑)と20番サブリを初めサイドに要求される能力に溢れた人材が配置できている。
ドイツ
片やドイツに関してはレポートでも記載していたが後半交代出場したフリングス、前半守備で穴のあったらしきラームが目に付いた。シュバインシュタイガーも好調を維持し運動量も多く果敢に突破も試みていた。結果トルコの右サイドはほとんど攻撃に貢献できず終止守備にベクトルを置いた戦い方を余儀なくされる。ただ、この試合後半の主役は何といってもラームであり、とにかく運動量が多く守備攻撃共常に顔を出していた。CB21番 メツェルダー、左ボランチ15ヒッツルスペルガー、左のポドルスキーが丁寧にラームにボールを回し、彼の攻撃構成力を充分引き出せていた。序盤こそ右のシュバインシュタイガーが攻撃の中心となるものの時間が進むにつれ攻撃ではラームが際立ち始め、コンディション、メンタル共に良い状態で状況把握、試合感もこの試合中一つ抜けていた。グループリーグでも感じたがラームは所属するバイエルン・ミュンヘンより周りの連携レベルがも劣っているかやりにくそうにしている場面が多々見れたが、その都度良く我慢し、周囲の連携が整うまで時間をかせぎながら、適切にプレーしつづけ、特にメンタルの安定、完成を披露してくれた。日本代表ではスピードを筆頭に及ばぬところはあるものの内田のクレバーさが近い。良い見本となるのではないだろうか。ラームの代表での安定感はこの試合に限った事ではないが、特筆すべきは突破の姿勢である。結果の通り攻撃で試合を決めるクオリティーを持ち、守備でも20番サブリ18番カズムと熾烈な主導権争いを演じMVPの活躍だった。
後半を通して試合のペースを裏で握っていたのはドイツに見えた。危なっかしい場面もあるが柱となる選手が試合の作り方を知っている。実はこの能力が日本と比較して筆者が最も羨ましい点である。フィジカルなどは克服不可能だろうが試合作りは別である。
以下視聴時のレポート 後半3分 トルコ アルティントップ突破へのラームのプレス、執拗で素晴らしい。チームメイトだから実力を知っている為かかなり警戒している。 後半4分 点で守るドイツ。ボールフォルダーへの動き出しがなくギリギリのディフェンス 後半5分 ラーム良いオーバーラップからペナルティーエリア僅かに外で倒れるもファール無しスタジアム総ブーイング。悪くない倒れ方であったが相手20番のチャージも胴を削るチャージで偶然の接触に見える、良いチャージだ。 12分-16分映像が途切れる 18分 ラーム22番に良いチャージ。 21分 シュバインスタイガー易々とセンターサークル右で一人抜く 22分 フリングス良い寄せ。2人見送ってから3人目のボールホルダーをチャージ。 かなり走っていた。 24分 ラーム自陣ペナルティーエリア付近で丁寧に寄せる。よく走っている。 ~ここまでドイツ側のディフェンスばかりに目が行くが逆に言えばトルコの攻撃が冴えておりドイツの攻撃はさほど良い形を作れていない。~ 27分 ドイツ、15番強烈なミドルシュート。後半2回目だが今回の方が 入る気配がする良いものだった。 ~後半試合のペースはドイツ。しっかりと守って速攻で組み立てている~ 後半31分 フリングス、アルティントップへ良いチャージ。センターサークル付近でボールを奪取。 ~ラームとフリングスのプレーに目が行く~ 後半33分 ラームのクロスをクローゼが綺麗にヘッド ~やはりラームが良い所を持っていった。前回のW杯でも良かったが一つ抜けている選手だ~ 36分 シュバインスタイガー時間を稼ぐドリブルを見せる。 ~ここまで3試合連続?逆転勝ちのトルコだがこの試合にその匂いは感じない十中八九ドイツ勝ちで決まりだろう~ トルコ得点 ラームが20番に抜かれる。セミフが技ありのシュート。大舞台でここにきて繊細なタッチは素晴らしい。 44分 ラームが中盤から突破を試みて15番とワンツーで抜け出し左上に思い切り良くシュートで得点 ~ラームとにかく良く目立っている(笑)~
追記のコメント頂いた方に返信があります。
皆さんコメントありがとうございました。 Sさん そうですね。以前も記事で書いたんですがサッカーファンもマスコミも 選手の移籍は大々的に報道され話題にするんですが、指導者の交流や海外への移籍?は ほとんど入ってきませんよね。 本来日本サッカーの向上を主とするなら、新聞の一面は“○○コーチ、ウディネーゼへ!” みたいなものが相応しいのかもしれません。 疑問4のまとめでこの辺もちょこっと触れて書いてみたいと思います。 またコメント気軽にどうぞ!!
熊田さん <<アフリカの選手はヨーロッパで活躍すると、代表は2の次>> 成る程。説得力があって一理ある見方ですね。 世界一の高給と言われるイングランド選手不在でのEUROも代表よりクラブリーグが 重視されるようになった兆候かも知れません。 本来サッカーは、国同士の交流やガス抜き、代理戦争ではなく大衆の娯楽として 日常的に楽しまれるそれの方が本質に近いのではないかと思います。 代表ではどうしても結果重視、堅実で無難な試合に終止してしまいがちですが クラブによっては結果は二の次、見に来てくれた観客を楽しませ、魅せるサッカーを第一にチーム作りをしている所もあります。 私は選手が1級品ばかりの代表よりも、質は落ちても中身のある面白いサッカーを見せるクラブがやはり好きです。 そういった意味ではクラブを重視した流れと言うのも悪くないのかもしれません。 金を重視したとも言えますが(苦笑)。 これからのW杯やEUROはますます比較的薄給な国の選手たちの品評会の様相を濃くして行き 強豪が食われる展開が多くなるのかも知れません。 全体のレベルは落ちるかもしれませんがドラマ的でそれはそれで楽しめるかもしれませんね。 又気付く事があれば書き込み宜しくお願いします!。
ai丸さん 力が足りないというのは一理あるんですが以前の記事にも書いた通り サッカーの実力だけなら欧州国籍の選手に決して引けをとらない日本人も何人か居ると思います。 ただ、外国人枠に相応しい力までは中々至らないというのが現状にありますね。 言語能力は正直移籍間近になって急遽学習するのでは心許ないですよね。 やるなら「家のクラブの会話は普段から英語でする」 位の育成をするクラブが居ても良いのかも知れません。 例え英語圏以外への移籍でも2カ国語が話せる状態なら語学習得能力に違いがありそうです。 また宜しくどうぞ!
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posted by karakuti |19:43 |
EURO2008 |
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