2008年03月14日

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

初めての方は先に日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その1よりお読み下さい。当記事のみでは分かりにくくなっております。


10の疑問その3 第2回
 3.欧州でも育成・人材発掘に長けたクラブ・監督とまたはその逆があるのは何故か?日本人を獲得したクラブはそのいずれに多いのか



ここで
2.欧州で数少ない日本人所属のクラブが、何故更に日本人を取るのか(複数人在籍するのか)?

をお読み頂けた方には記憶に新しいと思うが、日本は欧州から見た場合基本的に遠い島国の1つであり、

欧州外選手の発掘先として、

となっているだろう。
この中からわざわざ4位のアジアの一国、日本から選手を獲得する理由として考えられるのは

  • 1.ユースに良い選手が居ない
  • 2.自国籍・欧州国籍でニーズにマッチする選手が居ない(自国&欧州内リーグ)
  • 3.欧州外戦力として定評のある南米・アフリカ・オセアニアでニーズにマッチする選手が居ない
  • 4.なおかつスペイン語が公用語でない(これはおまけ(笑))

ときて

  • 5.さあどこから取ろうか

という最後の段階でようやく「候補となり得る」という遠さである
選手の実力や適応力云々の前にこれだけの壁があるのが現実で
日本人を獲得するクラブは、

  • 1.育成力
  • 2.資金力
  • 3.スカウト網など選手獲得能力

に何らかの(一般的表現では)欠陥があり
望ましい選手獲得先を確保できない可愛そうなクラブというような見方すらできてしまう。
中にはアーセナルのように「飛びぬけたスカウト網」でこんな島国にすらオファーを出す
「超育成型」とでも言うべきクラブもある。
しかし、本田なども元名古屋の監督セフ・フェルホーセン氏の推薦ありきで実現した経緯や、アーセナルのベンゲル監督が元名古屋グランパスの監督であった事を考えれば、日本人を割りと身近に評価できる経験があると判断できるし、それほど特筆すべき例外ではないだろう。

ここで要点を整理しておこう。

日本人にオファーを出すのは、見方によっては資金力(又は)スカウト網に問題のあるクラブである
(スカウト網が凄すぎるクラブはここでは数が少ないので除外しておく(笑))

そして、
「裕福な補強型クラブ」と「貧乏な育成型クラブ」のいずれにそれが多いのか。
と考えてみれば・・・・・・・。
筆者のイメージではどちらも当てはまらない。
実はここで振り返ってみると
「裕福な育成型クラブ」
というのも少ないが存在していたことを思い出して欲しい。
そして彼らが存在するからには
実は
「貧乏な補強型クラブ」
という良い所のまるで無いようなクラブの存在も認めねばならない(笑)

  • 共通ジャンル:

posted by karakuti |20:45 | 日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問 | コメント(6) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/karakuti/tb_ping/21
この記事に対するトラックバック一覧
バーレーン戦に高原、稲本ら21名 玉田が復帰 【FC SOCCER】

日本サッカー協会は14日、2010年ワールドカップ・アジア3次予選の第2戦となるバーレーン戦(3月26日、バーレーン)に向けた日本代表メンバー21名を発表した。 日本代表メンバーは以下の通り。 GK: 川口能活(磐田) 楢崎正剛(名古屋) 川島永嗣(川崎)   DF: 中澤佑二(横浜FM) 駒野友一(磐田) 水本裕貴(G大阪) 安田理大(G大阪) 内田篤人(鹿島) MF: 稲本潤一(フランクフルト/ドイツ) 羽生直剛(FC東京) 遠藤保仁(G大阪) 中村憲剛(川崎) 鈴木啓太(浦和) 阿部勇樹(浦和) 山

2008-03-14 20:41 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

コメント投稿者ID :

お疲れ様です!
トラバに貼らせていただきました。

posted by 通りすがり | 2008-03-14 20:42

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

コメント投稿者ID :

自分と違う主張を持っているからといって、他のファンを批判して良いのでしょうか。最終的に向けられているベクトルは同じであり、かつどちらが正しいとは一概にはいえないわけですから。盲目的に応援するファンは選手を癒し、厳しい目を持つファンは選手を鍛えると私は考えます。どちらも必要ではないでしょうか。
現在の日本サッカーの欧州移籍における現実は盲目的なファンによって少なからず支えられていると思います。つまり、選手は盲目的なファンにその機会を与えられているわけです(獲得クラブが日本人選手に期待する資金源)。その上で選手は管理人さんのおっしゃる準備を万端に整え、強い意志を持って望むべきでしょう(精神論はお嫌いでしたか)。それでも成功するかどうかは誰にも分かりません。スカウトすら成功を信じつつも必ず成功すると保障することはできないとおもいます。そして選手は与えられたチャンスで成長し、その結果をプレーで見せるべきです。そこでまったく進歩を見せられない選手には厳しい目を持ったファンが必要です。
管理人さんがどのような考えをここで述べられても自由です。他人がとやかく言うことではありません。そしてファンとしてのあり方に関しても同じことです。管理人さん自身「私の常識があなたの非常識かもしれない」といった内容のニュアンスの発言をされていらっしゃるわけなので重々承知のことと思いますが、エントリー、コメントなどで気になったので書き込みさせていただきました。長々と申し訳ありません。

posted by we love soccer | 2008-03-15 00:01

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

コメント投稿者ID :

人それぞれ価値観は異なるし常識もちがうだろうけど、明らかに間違っていることは指摘した方がいいんじゃないだろうか。
独りよがりの間違いが多いけど。

posted by ma | 2008-03-15 00:43

コメントありがとうございます。

コメント投稿者ID :

we love soccerさん
いらっしゃいませ、長文大歓迎です。
しっかりと書き込んで頂いてありがとうございます。

まず先に触れさせて頂きますが、
何か私の愚文で誤解を生んでしまったようですが、異なる主張を否定していいのか?
という疑問でしょうか
私は批判していますが、否定はしていないですよ。
ただ、時には否定したくなるのも事実ですが・・・・。


さて、本題ですが
we love soccerさんの主張を纏めると
選手が成長し成功するためには
「父親と母親、両方の役割のファン」が必要で
その上で父親が母親の育児に口を出すな。というようなことで宜しいでしょうか?

であるならば私の答えは夫婦でじっくり会話をするしかない。となります。

私は会話のテーブルに座っているつもりです。
その証拠にコメントにも全てお返事を寄せさせて頂いています。

また共に親として育てる力を付けていくしかないのではないでしょうか。

私は父親として、母親である盲目的なファンの
「子供の本当の姿が見えていない」所に危機感を感じています。
私から見たら全く合わない欧州移籍と言う学校でも
「子供が行きたいと言う」
理由で入学させているのを見るような心境です。

日本の母親たるファンは、何人もの子供たる選手を欧州と言う学校に送り込みましたが、殆どの子供は疲れ果て、悲惨な結果に打ちのめされて帰ってきました。

私は、子供にも学校にも問題が無く、両者の相性の問題だと考えています。

そろそろ、違うやり方、日本の父親たるファンの出番なのではないでしょうか?

また気軽に書き込んで下さい!。

posted by 管理人 | 2008-03-15 03:26

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

コメント投稿者ID :

前の2つのコメントに関して

僕は批判してもよいと思う。というか日本サッカーについて議論する場所なのだから。相手の意見に対して、反論でき、尚かつ、それが理に適うものならそれでよい。というより、批判して反論してそれに反論しないなら、ただのルール違反だ(実際、管理人さんは他人の意見にはできるだけ公平であろうとしている)。しかも文章の前後を判断せずに(感情的ではない合理的な)理由を挙げずに、失礼だからとか、常識だからといったあいまいな言葉で文句を言うのは、筋違いである。管理人さんは問題提起しているだけだ(ちょっと肩を担ぎすぎ?)。

maさんも「明らかに間違っていること」や「独りよがりの間違い」を具体的に示さないといけないんじゃないか。

we love soccerさんの
>最終的に向けられているベクトルは同じであり、かつどちらが正しいとは一概にはいえないわけですから。
もよくわからない。

ベクトルは本当に同じなのか?考え方が違うならベクトルも違うのではないか?そもそも個人の意見にベクトルなんてものがあるのか?
どちらが正しいか分からなければそれを議論してはいけないのか?議論が終わったら進歩が止まってしまうんじゃないのか?

盲目的なファンが日本には多いとして、自分のサッカー人生を左右する決断に迫られた時、盲目的な勢いを追い風にするなら、それはただの賭けではないのか?もしそれでよいなら日本のサッカー選手はいつまで盲目的に欧州移籍をしなければいけないのか?

それで何もできずにいて厳しい意見をいわれて、おめおめと帰って来るなら初めから厳しくしてもよいのではないか?

はっきり言って才能を失ってしまうのが、日本サッカー界にとって最もマイナスで、最も大事なことは海外に行く前に世界に通用する素質を日本で養成することだと思う。それはファンの役目でもあるだろう。その点では野球界はより健全だ。鎖国から一気にメジャーに解放してしまったが。

posted by パタ | 2008-03-15 03:29

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その13

コメント投稿者ID :

we love soccer さん
>盲目的に応援するファンは選手を癒し、厳しい目を持つファンは選手を鍛えると私は考えます。どちらも必要ではないでしょうか。

これは大変いいことを言ってくれました。僕は前々から、某サッカー評論家とかが「サッカーファンはかくあらねばならない」みたいなことを言うのを読み、なんだかな~と思っておりました。
なんでそうなのかは面倒くさいので書きませんが、サッカーであれ何であれ、それを取り巻く人間が通だけになったら、それは近いうちに終わってしまうと思います。
ま、ただ僕がいつまでたっても目の肥えないミーハーなだけなんですけど。(笑)

管理人さんには、先日茶々を入れたようなコメントにきちんとレスをいただき、有り難いこってす。

これは以前書いてご理解いただけなかったようですが、管理人さんが提示する疑問点はわかるのですが、逆に単純に「あの選手、いい!」で、(条件が合えばですが)日本人だろうがなんだろうが関係なくとる、と言うこともあるんではないでしょうか、と今回のエントリーを読んでまたまた思ってしまいました。

実際、U-なんたらの大会が欧州や欧州近辺で毎年ありますが、あれなんか若手選手見本市なんじゃないでしょうか。

あんな大会を見てて、「あの日本選手欲しいな~」と思う欧州チーム関係者がいても、そんなおかしな話ではないと思うんですが。

posted by みめみ | 2008-03-15 08:37

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」