2008年03月10日

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

初めての方は先に日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その1よりお読み下さい。当記事のみでは分かりにくくなっております。長谷部・水野・小野、恥さらしだから戻って来い!その1も関連があります。


10の疑問その2 全6/6回
「時期を違えて」複数の日本人を獲得したクラブ:セルティック・フランクフルト編 第3回疑問のまとめ
2.欧州で数少ない日本人所属のクラブが、何故更に日本人を取るのか(複数人在籍するのか)?数から言えば日本人の在籍しないクラブの方が圧倒的に多いにも拘らず。偶然にしては偏りが多すぎないか?


前回までを纏めると、セルティックやフランクフルトが得意なのは、それぞれ予算規模は異なるものの、各々の国内や、ごく近い隣国からの選手の値踏みや購入であり、外国品の直接買い付けではない。自前の狭い入手ルートから掴んだ限られた成功例を丁寧になぞり、当たりが出るのを祈るという買い物の堅実さに思える。勿論何のノウハウもなさそうなザルツブルグ・グルノーブルよりはマシだ。この点では両クラブで一度成功すれば一時的には彼らの中で日本国籍選手の価値が上昇するかも知れないが、次に続く活躍をする選手が出て来なければ道は途絶えてしまうということになる。

欧州のクラブの傾向を、下記2種類にまとめて想定してみよう

  • 1.欧州外、更にアジアから直接から選手を獲得するリスクを許容できるクラブ

  • 2.1のクラブが適応させた欧州外産の選手を購入するクラブ

となり、今回の2クラブはいずれも2の傾向が強いことになる。そして日本人の活躍次第で、この二つは良い方向への変化、即ち日本人獲得数が増加しノウハウも蓄積され成功率が上がっていく。又は悪い変化、上記の逆に変動する事が考えられる。
 また現在はセルティックのみとなったが、複数人日本国籍選手を長期にわたり在籍させられるのは1のリスクを許容しないクラブであり、適応を済ませた日本人を比較的安心して獲得できる(戦力として使い道がある)からだともいえる。と言うことは、むしろ複数在籍するクラブよりも、1のクラブこそJリーグからの直接の就職先となりビジネスで言えばお得意様に当たるため、大事にする必要がある気がする。

1のクラブにもう一度リスク取って日本人を獲る気にさせるにはどうしたらいいか。

1のクラブの全体数を増やすにはどうしたらいいか。

などなど今回考えてみてそちらの重要性を強く感じる結果となった。


「同時」と「時期を違えて」複数の日本人を獲得したクラブを合わせた推測

両者の間の差はスカウト能力やノウハウの蓄積・ユースの充実度・クラブの経営スポンサーの影響力にあり、

1.「同時」のクラブは選手獲得後の適応リスク軽減=リスクヘッジの為

2.「時期を違えて」のクラブは、安全(欧州適応後)でお買い得だから=先に獲った日本人が活躍したから

と見ることが出来る。両者への推測から見えることは、複数在籍した事実形成の経緯は偶然の要素がかなり強く、両クラブの現状を持って今後日本人を獲得、複数在籍する欧州クラブが増える傾向にあるとは言えない事が分かってくる。1のクラブの獲得動機「リスクヘッジ」は選手獲得にはどちらかと言えば特別な形であり、欧州でプレーする日本人を増やす為に、欧州で複数人在籍するクラブを増やすには2の方法

1.欧州Aクラブで欧州適応を済ます
2.活躍したら二人目を取るBクラブ(ある程度資金と長期的視野を元に安定経営をしている)に移籍
3.Bクラブで活躍する
4.Bクラブが2人目を獲得してくれるのを待つ

または1の方法、ジャパンマネーを見込む企業によるクラブ買収となる。
この点ではJリーグのスポンサーになるよりも、日本企業は日本人を獲得した欧州クラブのスポンサーになった方がプラスになる(笑)。


ここで元々の読者の方の反響

    * .欧州での日本の評価など下がる余地が無いほど低いのだから失うものは無い

に関して、「欧州に適応を済ませた外国人選手しか獲らないクラブ」が日本人を獲得している事実をもって「必ずしも欧州での日本の評価は低いとは言い切れない」という事をある程度示せたのではないかと思う。あくまで「欧州適応を済ませた日本人は」という限定付きになってしまうが、彼らのように複数年欧州在籍した日本人は、欧州移籍市場で商品価値を持っているしJ所属で欧州未経験の選手より評価を得ているという見方が自然だろう。よって、そんな選手を輩出する日本の評価も間接的に0ではないと言う事になる。即ち筆者の言うように、欧州での日本人選手の失敗は「日本の評価を下げる」可能性がある。無いものは下がらないのであるから日本の評価は有る事になるし今後上記「アジアから選手獲得するリスクを許容できるクラブ」が日本人を獲得する際の悪影響になりうるという主張が成り立つだろう。
 今回のテーマである2の疑問への推測結果は、「そのクラブで日本人が活躍したから」又は「日本を意識した企業の戦略」となり、決して偶然ではない事になる。よって、ある日本人選手の成功は、他の日本人選手の挑戦の機会を生む可能性があり、その逆も又然りと推測できるだろう。
 冒頭の疑問欄にある通り欧州クラブ全体で見たとき日本人選手が在籍しないクラブがJリーグから日本人を獲得する確率よりも、セルティック・フランクフルトのように既に日本人が在籍し結果を残したクラブの日本人獲得率の方が高いことから欧州のJリーグ全体への評価よりも、欧州で活躍した1日本人への評価の方が高く、言い方を変えれば、欧州での日本人選手1人の成功は、Jリーグの全日本人選手の活躍よりも優る。という見方も出来る。この辺は

6.過去に日本人が在籍した海外クラブが再度日本人を獲得するケースが少ないのは何故か?

との関係が明らかになればより事実に近いものが浮かび上がってくるのではないか。

もう少し先走って言ってしまえば、欧州移籍失敗は「アジアから直接から選手を獲得するリスクを許容できるクラブ」がこの世界から1つ減少することを意味し、成功は二人目の日本人獲得に繋がる。と見ることも出来、筆者からすれば失敗のリスクは決して少なくない。
 折角の欧州挑戦の機会、即ちお得意様になるかもしれない顧客を一人失うことと等しく、失敗する位ならその1度しかないチャンスを他の選手に残しておいて欲しい。と考える。
よって筆者の現在の見方としては欧州の日本への評価は低いのであるから、日本人欧州移籍は「顧客の信頼を得る為、自信のある商品のみを慎重に販売する段階だ」というものになる。
以前も書いたが、この見方は今後変化していく可能性がある。


以上が2の疑問を考えた結果です。
皆さんはどう考えますか?
宜しければ意見をお聞かせ下さい。

  • 共通ジャンル:

posted by karakuti |19:40 | 日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問 | コメント(23) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/karakuti/tb_ping/19
この記事に対するトラックバック一覧
闘莉王の攻撃参加について 【FC SOCCER】

田中 マルクス闘莉王 浦和レッズ所属 浦和の試合はよく見るのですが、闘莉王の攻撃参加は浦和で武器になってるなと思います。 3バックのリベロというポジションなので攻撃参加した後に鈴木 啓太がカバーしています。 ただ闘莉王の攻撃参加を見ていると、浦和の周りが気を使ってるというか我慢してるというか、それが逆に闘莉王を甘やかしているではないですがこのままではよくないなというのが自分の感想です。 別に攻撃参加するなというわけではないのです。試合の流れを見極めて試合のより洞察力、戦術眼あれば攻撃参加するならいいのです

2008-03-10 23:21 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

もうちょっと要点をまとめて短く書いた方がいいかと

posted by @ | 2008-03-10 20:12

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

そうしまして、結局どんな選手が、どんな状況の、何リーグの、どこのチームに行ったら成功する確率が高いだろうとか、そういう算段はおありなのでしょうか?

ないのにダメダメおっしゃるだけなら、居酒屋のヨッパライよろしく、アルコールを入れてクダ巻いてらして下さい。

ご自分にはお考えがなくて、移籍組批判。楽しいでしょうね?ご自分は安全地帯で。

移籍した皆さん。このような素敵なメッセージを下さる方が、皆さんの後ろにはついておいでですよ。プレーと結果でこの方に「お黙りあそばせ」と言えるよう、ご健闘を祈っています。

以上、本当に無礼な態度は、果たしてどなたなのかを申し上げたく、書き込みさせていただきました。

posted by    | 2008-03-10 21:46

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

何と呼べば良いのか分かりませんが、↑の方を仮に「名無し」さんと呼ばせて頂ければ、名無しさんは少し読解力に欠けると思いますよ。

かなり長いので、分かりやすい文章とまでは言えませんが、少なくともkarakutiさんはご自分のお考えをはっきりと言ってらっしゃいます。

それを読み取らずに無礼と仰っても、説得力は薄いですね。

また、karakutiさんは「こうすれば海外移籍は成功する」と言うことを証明しようとしているわけではなくて、「少なくとも、こういうタイプの移籍は失敗する。(どうやったら成功するかは別として)」ことを証明しようとしているだけですから、仰っていることは的外れだと思いますね。

ところで、今回のブログを読んでどこに収斂していくのかがやっと理解できました。
小粋なプレー、と言っていい感じの考え方ですね。
ファンタジーあふれる全盛期のアイマールとは行きませんが(笑)、現役時代のラモスのループシュートのような驚きを感じました。

2.の回答を私なりに解釈すると、「ある選手が海外移籍に挑戦して失敗すると、結局は、他の選手達が(対象が違うチームだとしても)海外移籍しにくくなる、というリスクを抱える。
本人にはリスクはないかもしれないが、日本人選手全体で考えれば、それはリスクになる」ということのように思えました。

よく考えれば、当たり前の結論なのかもしれないですが、なかなか気づかないですよね。
コロンブスの卵と言うか。
ちょっとびっくりしました。

もしかすると、これは疑問1の「松井(27歳?)から森本や伊藤(共に19歳)までの8年もの世代で(有名所の)選手の欧州移籍後、クラブに定着できなかったのは何故か。」にもつながってくるのかもしれませんね。

posted by ジダ | 2008-03-10 22:26

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

具体的に失敗した日本人とは誰の事を言っているのかな?

柳沢?小笠原?大黒?梅崎?

無駄に長い文章、要点を纏めてくれないとダラダラ全部読む気にもさせてくれない。

結局適応できないのは本人が現地の生活に馴染めなかったか、実力が足りなかったかのどちらかしかないのだから、色々考えたところで無駄。お疲れ様。

posted by ラヴ | 2008-03-10 22:37

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

セルティックについてはちょっとわかんないですね。スコットランドリーグはJ2レベルのチームもたくさんあるので・・・日本人でも割と楽に活躍できるんじゃないでしょうか。

posted by サントス | 2008-03-10 23:22

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

@さん
>もうちょっと要点をまとめて短く書いた方がいいかと

ご指摘有難うございます。筆者としても読者の方に負担をかけてしまい
気にしている所であります。以後の方向性として承っておきます。
---------------------------------------------
名無しさん
>どこのチームに行ったら成功する確率が高いだろうとか、そういう算段はおありなのでしょうか?
下でジダさんが書いて頂いておりますところが、ほぼ私の返答です。(笑)
ただ仰るようにダメだというだけではなく、以後当ブログで成功への道も考えていけたらと思っております。

私にとって、無礼とは考えないこと、相手の主張をしっかりと理解しないことと存じております。
また宜しければどうぞ書き込み下さい。
------------------------------------------------------
ジダさん
私の駄文・長文を丁寧に読んで頂いたようでご負担をおかけ致しました。
少しでも読み応えとして得るものをお返し出来ていれば、
筆者としても胸を撫で下ろせる心境です。
仰るとおり、結局は当たり前の結論になってしまい、当人として物足りない、自らの力不足を感じますが
奇を狙わず積み重ねてもまぁ良いかと(笑)。
ラモスのループも当時は胸をときめかせて見ていた記憶があります(笑)。
また気軽に書き込み下さい。
------------------------------------------------------
ラブさん
>具体的に失敗した日本人とは誰の事を言っているのかな?
文中読んでいただけると分かると思いますが、
それを判断するのは欧州のクラブ側ですので、
私が失敗したと考える選手を挙げても関連が無いと思いますが・・・・。

>本人が現地の生活に馴染めなかったか、実力が足りなかったかのどちらかしかない
ラブさんはご自分の身に起こる失敗は、全て自分の責任であると仰りたいわけですか。
それもそれで周りのせいにしない立派な生き方だと思います。
ただ、大切なのは失敗から学ぶことだと当ブログでは考えております。
ラブさんの言葉で表現すれば
色々考えないで生きても無駄。
と言った所でしょうか。
記事が長文で失礼致しました。

posted by 管理人 | 2008-03-10 23:26

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

サントスさん
>スコットランドリーグはJ2レベルのチームもたくさんあるので・・・
>日本人でも割と楽に活躍できるんじゃないでしょうか。
水野がスコットランドリーグのJ2レベルのチームに移籍した時の話でしょうか?
そうですね、チャンスさえ貰えれば、サントスさんの言うとおり結果は期待できるのではないでしょうか。
ただ「その1の疑問」で書いたとおり準備は必要だと思います。

もしセルティックに残留しての水野が通用するかと言うことでしたら、仰るように最大の敵はスタメン争いと言うかクラブ内のポジション争いになるかも知れません。

posted by 管理人 | 2008-03-10 23:43

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

大成功間違いなしの松坂が微妙。多分無理の岡島が大成功。結局誰が成功するなんて誰にも判断できない。
ある選手の移籍失敗が他の選手の移籍の妨げになることは事実だろうが、それでも選手は海外挑戦すべきだ。その失敗を次の選手の成功となるように国内リーグに反映してくれればいい。
最後に挑戦の上での失敗を私は恥だとは思わない。むしろ失敗を恐れ、挑戦しない姿こそが恥じるべき姿だと考える。挑戦を選択をした人間に「恥さらしだから帰って来い」というのは本当に適切な表現なのだろうか???

posted by 無知の知 | 2008-03-10 23:50

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

無知の知さん
松坂は大リーグ移籍前に1シーズン目は10勝とアメリカで予想されていましたから少なくとも成功であると思いますよ。
スカウトが成功するかを判断しなければ選手獲得は行えません。

>むしろ失敗を恐れ、挑戦しない姿こそが恥じるべき姿だと考える。
私はこういったコメントに戦時中の特攻を思い出すのですが考えすぎでしょうか。

挑戦するかどうかは、成功確率や利益、失敗時のリスクなどを考慮した上に成り立つ判断で、挑戦しない行為だけをとって恥であるとは到底思えません。


失敗を選手が国内で反映させると仰いますが、それは本当に1選手に負わせて良い軽い役目なんでしょうか?
それで本当に反映されるんでしょうか

>挑戦の上での失敗を私は恥だとは思わない。
私は、失敗のリスクや成功する方法を考えない挑戦は無謀なだけだと思います。
しっかり準備をしての挑戦は応援したいと思います。

>挑戦を選択をした人間に「恥さらしだから帰って来い」というのは本当に適切な表現なのだろうか???
当ブログの記事を全て目を通されてのご質問であれば、私の答えは記事の中にありますのでもう一度お読み頂き不明な点をご質問頂ければと思います。

そうではなく、無知の知さんが不適切だと思われるのであれば、何が不適切であるか私が理解できるようお手数かと思いますが、再度詳しく説明を書込みいただければと思います。
又宜しくどうぞ。

posted by 管理人 | 2008-03-11 00:23

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

 まだやってたんだ?初めに言っとくけど、僕はその4までしか読んでないよ。
 無知の知さん。ここの管理人さんは、想像力を働かせないから、一から十まで言わないと伝わらないよ。
 無知の知さんを理解するのにヒントを言えば、孔子の「汝にこれを知るを教えんか、これを知るをこれを知るとなし、知らずを知らずとなせ。これ知るなり。」ってね。
 林檎を食べたいと思って、迷路の入り口から林檎の木に直に行けるのにわざわざ迷路を通って行くようなものさ。しかも迷路を出て、林檎が食べられると思ったらそれは蝋細工の林檎だったって事。ジダさんも思考の迷路に迷わされて、その2で触れてる事を今更持ち出してる。
 僕は、都合の良い前提を含め、話の出発点が間違っているんじゃないの?と意見してたのにね。
 ユリウス=カエサルを出す割には、何故彼がラテン文学の最高峰と言われたかは、思い至らなかったようだね。
 

posted by アンダースタンド | 2008-03-11 00:36

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

アンダースタンドさん
久しぶりですね。いらっしゃいませ。
その4までしか読まずに11に書き込むとはどういうプロセスなのでしょうか(笑)。
以前もお話したとおり、まとめのまとめだけではなくその後の記事をお読み頂いて感想を書き込んで下さいませ。

書き込みの際にはこれも以前と同様ですが、注意書きもお読み頂く様お願いします。

また、失礼ですがアンダースタンドさんのヒントは私には難解ですので分かりかねます(笑)。

posted by 管理人 | 2008-03-11 01:01

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

久しぶり盛り上がってますね。

> 折角の欧州挑戦の機会、即ちお得意様になるかもしれない顧客を一人失うことと等しく、失敗する位ならその1度しかないチャンスを他の選手に残しておいて欲しい。と考える。

のは自由ですけど、実際移籍する(かもしれない)選手は管理人さんとは別の、一人の自由な人間ですからね。
何か、「日本人」と言う巨大な(?)生命集合体の一部分に対してなら、そういう主張は通じるかもしれませんが、実際は「あいつがけがをすれば、俺が活躍できる」とか、そういうシビアな世界、しかも活躍できるのは十数年という世界でやってるわけですから。

準備をしっかりしてからの移籍、は正論でしょうが、ただ、その正論も通用しないのではないかと思います。
リーグの開始時期が違うと言うことも含めて、タイミング(向こうがこっちを欲しがる、こっちが出ていく)を逃すとそれっきりって感じですからね。準備しっかりしてるうちに、「いや、もううちのチームには必要ないよ」とか「海外移籍には年とりすぎえるんじゃ」なんてことも今までなかったでしょうか?

posted by みめみめ | 2008-03-11 06:33

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

みめみめさんの意見に共感です。
日本全体のためにとか日本人(選手)全体のために個人の挑戦に制約をかけるというのは、今の日本の風潮からいってなかなか受け入れられないものだと思います。

posted by そろそろまとめてみてはいかが? | 2008-03-11 07:35

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

個人主義ですか、、、
個人が他は関係ないと言っても、影響を受けずにはいられないですからね。難しいです‥
矛盾するようですが、移籍が成功するかどうかは、どこまで自分の利害関係に執着できるかというのも大きな要因になり得るかと

posted by 安打スタンディング | 2008-03-11 12:11

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

みめみめさん
>選手は管理人さんとは別の、一人の自由な人間ですからね。
いまいち仰りたいことが掴めないのですが、「筆者の主張と選手の事情」は共存しない。
というご意見だと捉えて合っていますでしょうか?
でありましたら、シビアな世界であるからこそ、準備や計画を持って積み重ねる必要があると
私は書いているつもりです。
要点は、欧州移籍=無条件で応援、という姿勢のサッカーファン側に訴えているつもりですので
みめみめさんの仰るように筆者に対して「それは選手には通用しない」とご指摘頂けた時点で、
私の主張も合っている部分もあるとご理解頂けたのだと思いますので目的は果たしていると考えます。

選手の自由を侵害するつもりはありません。
ただ、彼ら選手が欧州への移籍を選択する時、漠然と「レベルの高いリーグへ挑戦する」程度の印象しか
持たずに決断しているとしたら私はプロサッカー選手として足りないものがあると思います。
自らを生かせるかどうかや、より高い報酬で選ぶというのも必要であると思います。

>準備をしっかりしてからの移籍、は正論でしょうが、ただ、その正論も通用しないのではないかと思います。
仰るように基本的にサッカー界は弱肉強食、突然の戦力外通告なども珍しくはありませんよね。
ですから、私は選手個人に準備をしろ。計画が足りないと責めるつもりはありません。
上記でプロとして必要な素養を身に着けろと言っている事と矛盾するように思われるかもしれませんが、
私は選手はサッカーファンやサッカー文化が育てるものであると考えています。
ある選手が欧州移籍のオファーを貰えるレベルまで成長する前に、
海外で必要となる語学力や生活能力、欧州での主張の仕方など日本在籍中でも身に着けられるオプションがありますので、
希望する選手には、育成の際のカリキュラムとして組み込んで欲しいと思っています。
クラブユースにとっては、所有選手が欧州挑戦しても得るものがありませんので、ここでの利害は一致せず
彼らクラブにこの任務を負わせるのは無理があると考えています。
将来的に移籍金ビジネスが成り立つ高額移籍になれば別ですが。

ですからサッカーファンの方が「無条件で応援」ではなく、
欧州挑戦の応援の仕方として他に出来ることがあるのではないかと主張しています。

-------------------------------------------------------------------
そろそろまとめてみてはいかが?さん
>全体のために個人の挑戦に制約
私にはすこし手に余るのですが、逆の側面から見て、
仮に欧州移籍を選手が断って国内に留まる決断をした場合、
皆さんは、同じように応援するのですか?
言い換えれば「挑戦をしないのはNG」という
逆の意味での「個人の挑戦に制約」
が現在の日本には内在していませんか?
海外オファーを断るなど信じられない。
臆病だ。プロとして失格。
そこまで行かなくとも、「選手が欧州で活躍する姿が見たかったのに」
という暗黙のプレッシャーは受け入れられる、選手にとって常に有益で
有害にはなりえないと仰られるのですか?
そろそろまとめてみてはいかが?さんはそのような逆の制約を選手に
掛けられていなかったとしても、それは放任主義、選手に全てを任す、
自由を尊重する、という日本人選手には適さない、と皆が言うようになったあの
ジーコジャパンとどこが異なるのですか?
私は日本人選手が欧州移籍で成功するように導くのはサッカーファンの責任、
サッカー関係者の実力が問われる、やりがいのある仕事だと思っています。
勿論選手の自主性を無視した押し付けはなしでという前提付きですが。

安打スタンディングさん
>どこまで自分の利害関係に執着できるかというのも大きな要因になり得るかと
プロ選手として、自分が成功するために利用できるものは何でも利用するというのは
必要なスキルというか心構えだと思います。
ただそれは時に、人として、人間としての道を踏み外す内容を含んでしまいますので
良い意味でプロになりきれていない選手は良心の呵責があるかも知れません。
この辺の気持ちの整理の仕方も必要な選手にはサポートできるようになれば
よりメンタルに問題のある素材も開花するようになるかも知れませんね。
そうなれば日本サッカー全体のレベルも上がるのではないでしょうか?
初めに戻りますが、「欧州移籍」を望む選手が自分の利害のために「利用できる何か」を
日本サッカー界やファンは持てているのでしょうか?
選手が執着した結果出来ることが日々の練習や体調管理だけでは、欧州での成功率は上がらないのではないでしょうか?
----------------------------------------------------------

あえて否定的な返答を添えさせて頂きましたが、
3名の方々のご意見は1理ありますし、必要な要素であると思います。
実りある議論になればと私の主張との違いを際立たせて、
分かりやすくなるために無礼な返答になってしまった箇所もあるかと存じますが、
私なりに日本サッカーを思う気持ちが根本の動機ですので、大目に見てお許しいただければと思います。

むしろ、反論なしでは意見は磨かれませんので今後も私の
「選手に欧州で成功する教育を施すべき」という主張への反論、お待ちしております。

posted by 管理人 | 2008-03-11 13:00

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

当たり前ではありますが、批判することも愛情表現の一つですからね。額面通り受け取ってしまうひともいて、荒れてしまったりするんでしょうか。こういったネット上の現象がサポーターの現状を端的に表している気もします。
プレミアなんかと比べると、ブーイングが下手というかタイミングがずれていたり‥拍手も理解できないときが多々ありますし‥

私は管理人さんの意見に全面的に同意はできないですが、こういうブログもあっていいんじゃないかと思いますが。管理人さんはかなり真面目な人なんですかね。頑張って!

posted by シャビアフォンソ | 2008-03-11 15:30

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

人の気持ちを理解できないのが無礼なら、移籍しようとする人がどんな気持ちで出て行ったか(育ててくれ、大事にしてくれたクラブを離れる、しかも自分が抜けることのダメージも知っている、そういう辛さをも抱えて移籍する人間、さらには、弱体化を知りながら、それでも応援するサポ)を理解せずに、「恥さらし」など言う人間こそ無礼なのでは?

posted by コメント欄見たジェフサポ | 2008-03-11 18:20

再訪問有難うございます。

コメント投稿者ID :

シャビアフォンソさん
応援有難うございます。結構真面目でうつ病なんかになりやすい方だと思います。
私も色々な意見があって良いと思いますよ。

-------------------------------------------------------
コメント欄見たジェフサポさん

仰られるように選手やファンが苦渋の決断で欧州挑戦するからこそ、
結果がそれに見合う利益が得られる算段を立てる必要があるのだと主張しています。

私が批判しているのは無条件で応援するだけのファンの方です。
欧州や日本を問わず目の肥えたサポーターから見たら「私たちなら応援しないなぁ」
といった劣悪な移籍も一部のサポーターの方々は「欧州挑戦」の御旗に騙されて
送り出してしまっているのではないですか

そこまでして送り出すからには、成功して欲しいと思いませんか?
場合によっては成功する可能性が低い無謀な挑戦なのに止めない方がサポーターとして無礼なのではないですか
チームの戦力になるかだけでなく選手の将来まで見据えて本当は選手のためにならない移籍だと思っても応援するだけがファンの取れる行動ですか
欧州移籍は苦渋の決断に見合う得るものが必ずしもあるんですか?

以前から同様のご意見をいただきますので、コメント欄をお読み頂ければ今回返答しきれなかった部分もご理解いただけるかと思います。

posted by 管理人 | 2008-03-11 19:12

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

いろいろお互い理解できたようで書き込んで良かったです。

ただ、管理人さんが仰ることは、(ファンたちには別として)移籍エージェントとやらに言うことじゃないかと思うんですね。

ファンにしても、結局はお客ですから。
「お客様は常に正しい」と言う言葉もありますし、むしろ僕は客にではなく、客を煽ってるマスコミ関係に言うべきことじゃないかと思います。

移籍する選手が準備する、と言うのは、前に言ったとおり正論だと思いますが、ただ、実際留学する人間なんかを見ていると、「なんとかなるさ」的な人間が成功する場合も多かったりで。

結局「こうすればうまく行く」って言うのも教えられるよりは、自分で気づいた方がいいわけで、ケースバイケースと言うこともありますしね。

どんなに準備、予測してても、不測の事態と言うのは起こります。否、かえって不測の事態が起こるからこそ、面白いのだと思いますが。サッカーも人生も。

明らかに日本ファンにユニホームを売るのが目的の移籍でも、己で道を切り開いて、チームの大黒柱に成長するような日本人選手を、一人のミーハーとして(自分の責任において)夢見る権利はあると思いますが。

posted by みめ | 2008-03-12 18:59

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

私は少なくともアレックスや宮本のザルツブルクへの移籍は反対でした。ですから

「挑戦をしないのはNG」という
逆の意味での「個人の挑戦に制約」

というのはケースバイケースなんじゃないかと思います。すべての選手が「欧州に挑戦するべき」と言ってるつもりではありません(おっしゃるとおり手に余る話ですが)し、好き勝手にやればいいという放任主義を煽っているわけでもありません。ただ、どんなプレッシャーがあっても最終的に決断すべきは選手である、と言っているのです。その選手の人生であり、生活なのですから…。もちろん移籍する選手が成功するためのフォローやプランの議論・提示は必要だと思っています。ですから管理人さんの「選手に欧州で成功する教育を施すべき」という主張に対立するつもりはありません。どうもそちらの意見を少し勘違いしてしまった&そちらが勘違いする書き方をしてしまったようです…すいません。




posted by そろそろまとめてみてはいかが? | 2008-03-13 00:13

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

みめさん

私も疑問1の考察で触れましたが成功する人は放って置いてもするんですよね(笑)。
だめな人はどれだけ訓練・準備してもダメ。
みめさんのお話しすることは私も共感できますし、
よく分かります。
「お客様は常に正しい」というのもその通りですよね。
逆に言えば客が望むもの以上のサービスは出てこようが無い。
サッカーレベルの向上には客の向上が不可欠とも言える訳で。

教えられるより自分で気が付くのが良いというのもその通りです。
この辺は
日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その8
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/karakuti/article/16
のコメント欄でイダリアさんとのお話を良ければお読み下さいな。

中田英はプレー評価とは別に私にとって自ら切り開いた「夢」を見せてくれた選手です。
ミーハーだなんて言わずに、そんな選手が出るのを待ち続けたいですよね。
--------------------------------
そろそろまとめてみてはいかが?さん

仰るように最後は選手が決めることですし、ファンは尊重するというか
応援しか出来ないというのは有りますよね。
私も自分の記事を読み返してもどこにも「選手に欧州で成功する教育を施すべき」
とは書いてないので、とんだ失礼をしました。
途中経過で疑問毎に考察をUPしている手前、これから先に来る主張を盛り込んでませんです。
プロフィールに育成好きとは書いてありますが全く足りないですね(笑)。
問題はここから先、「どうやって教育するか」が意見の分かれる難しい所だと思います。
--------------------------
お二人とも又
気軽に立ち寄り&書き込み下さい!。

posted by 管理人 | 2008-03-13 18:52

日本人欧州移籍失敗をひも解く10の疑問その11

コメント投稿者ID :

悲しいかな。日本はサッカー後進国。確かに海外挑戦するしないは最終的には選手の自由だが、それとともに移籍させるチームがあって移籍を受け入れるチームもあって、それぞれに応援してくるサポーターがあって。

現在の日本の状況は「海外移籍が夢」ではなく、「海外移籍の成功例を作る」段階にしてもいいでは?そもそも受け入れる側のチームもリスクを背負っているわけだし、何も日本人選手だけが「夢」を持ってやってくるわけでもないのだから。
こっちの都合ばかりで受け入れる側(サポーターまでを含む)が歓迎してくれるわけがない。もし日本がジャパンマネーの亡霊から抜け出したいのなら、そろそろ「夢」から目覚めるべきだと僕は思う。というか選手は夢を見るべきだが、フロントは夢を容認するだけではいけないと思う。

日本がブラジルやアルゼンチンのように人材が豊富だったり、あるいは欧州の特定の国と結びつきの強いアフリカ諸国だったりといった理由を持っていれば別だが、後進国である以上、知名度に関しては圧倒的に低い。だからノウハウを作ることは必然的である気がするのだが、いかがなものか?

しかもあれだけ才能のあるアドリアーノやリケルメといった選手があのようなかたちで帰国してしまうなら、代表への影響という点で言えば、自国へのメリットも疑問視できる面もあるかもしれない。ファンも悲しくなるだけだと思う。ちゃんと考えて移籍させないと。

posted by パタ | 2008-03-15 01:45

コメント有難うございます。

コメント投稿者ID :

その6の方にコメント頂きましたが、こちらでも有難うございます。

夢から目標へ。
良いですね。カカもロナウドとプレーするのが夢でしたっけ。(パトだったかな(笑))

初めは夢でも、共にピッチで戦う内に手の届く目標になってくる。
そんな自らの心の変化を通して成長を実感できる。
少々キザな言い回しですが、パタさんの書き込みで私の表現したいことが鮮明になった気がします。
欧州内国籍移籍自由化もそれ以外の国にとっては大きなハンデですよね。

国籍や言語といった所でチャンスの量に差が付けられてしまう欧州の現状はファンとして悔しいです。

実力や才能ではない部分のサポートをノウハウとして蓄積できれば日本としてもっと成功に近づけて送り出して上げられるんですけどね・・・・。

また宜しくどうぞ。

posted by 管理人 | 2008-03-15 02:32

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」