2009年10月20日
【kamipro】初代フライ級キング・オブ・パンクラス砂辺光久は“変態”だった!?
沖縄から誕生した初代フライ級キング・オブ・パンクラス、砂辺光久(フリー)。パンクラスを愛しすぎてしまったことから総合格闘技の道に足を踏み入れたこの男は、沖縄でパンクラスの興行をみずから開催(自分も出場)するなど、ほかの総合格闘技のファイターとは一味違う濃厚なキャリアを積んでいる。『kamipro』的にいうと“変態”ということになるのだろう。そして、6月7日のディファ有明大会で悲願のタイトルを獲得した砂辺は、リング上で号泣し、パンクラス愛を高らかに叫び、感謝の言葉を述べた。早くも10月25日ディファ有明大会で初防衛戦を迎える砂辺に、いままでのキャリアを振り返りながら、試合への意気込みを語ってもらった。 聞き手/坂井ノブタイトルマッチで勝てたのはパンクラスに対する思いの差ですね ――お話をうかがうのは初めてなんですけど、いきなりで恐縮ですが非常に“変態”の匂いがしますよね。 砂辺 へ、変態ですか!? ――ええ。もちろん、本物の変態という意味ではなくて、プロレスとか格闘技が好きすぎて人生が狂ってしまった人をウチの雑誌で自虐的に“変態”と呼んでるんですが、そういう意味です。 砂辺 なるほど。それだったら“変態”ですね。生粋の変態です。 ――生粋の!(笑)。ずっとパンクラスLOVEをアピールしていますが、そのキッカケは? 砂辺 兄貴に見せてもらったパンクラス旗揚げ戦のビデオです。第1試合で稲垣(克臣)さんとやった鈴木(みのる)さんの試合を見て、「なんだ、この人は?」と思ったのがキッカケです。リーゼントでにらみを効かせてて凄かったです。 ――それ以前にプロレスは見てたんですか? 砂辺 見てましたけど、自分でやろうとは思わなかったですね。小学校の頃とかは戦隊モノに憧れたりしたことはありましたけど、生身の人間を見て「やべえ!」と思ったのは鈴木さんが初めてなんですよ。男が男に惚れたというか。 ――鈴木さんがヒーローだったわけですね。 砂辺 それ以後はずっとビデオで見てました。放送が始まってからはそれを必ず見てました。 ――パンクラスのベストバウトって何ですか? 砂辺 ベタですけど、船木さんと鈴木さんの一騎打ちですね。それか95年に鈴木さんが(ケン・)シャムロックに挑戦してベルトを獲った試合ですね。あとはモーリス・スミスと鈴木さんの試合、勝った試合も負けた試合も最高ですね。 ――完全に鈴木さん中心に見てたんですね。 砂辺 そうですね、ファンの眼で見てました。会場で稲垣さんとか、高橋(和生)さんとか初期のパンクラスを支えたレジェンドの方々を見ると違うなって思いますよね。もちろん、挨拶はしますけど、気軽に話すことはできないです。憧れてた頃の感覚がまだありますから。 ――そのパンクラスでベルトを巻いたというのは、感激もひとしおですね。昨日の試合にはパンクラスOBの石井大輔さんとミノワマンがついてました。 砂辺 石井さんには練習を見ていただいているんですけど。美濃輪さんは『DREAM』があって東京滞在中だったので「生でチャンピオンになる姿を見に行くよ」って連絡をいただいて。石井さんと美濃輪さんがバッテン(パンクラスのロゴ)をつけてリングに上がってますからね。 ――昔の経緯を考えると貴重な場面ですよねぇ。 砂辺 ファンがつなげた縁ですよ。 ――ただファンがパンクラスのベルトを巻いたという成り上がりストーリーのカタルシスもあるし。 砂辺 とくに対戦相手の江泉卓哉選手がガガッと勢いよくあがってきて、6戦5勝5KOでしたっけ? 僕は沖縄でしか試合をしていなかったんで「砂辺、大丈夫か?」という状態での試合でしたからね。 ――見事なKO勝利でしたけど。 砂辺 結果的には格の差を見せたというか。パンクラスへの思い、ベルトへの思いの差を見せられたと思います。でも、いいところ持っていっちゃいましたね。江泉選手、廣瀬(勲)選手の二人がフライ級では突出して誰も寄せ付けなかった。そこに僕が割って入ってきたんですけど。 ――10.25には廣瀬選手の挑戦を受けますね。 砂辺 はい、前回の試合以上の内容で勝ちますよ。 ※このインタビューの続きはこちらです!!
posted by kamipro |22:43 |
パンクラス |
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