2009年06月18日
いままでは『club DEEP』として開催されていた富山でのDEEPがランクアップ! いままでよりもグレードアップしてパンクラスからも選手が多数参戦することになった『DEEP TOYAMA IMPACT』は6月28日に富山・テクノホールで開催される。というわけで今回は、地元でDEEP女子ライト級王座の二度目の防衛戦に挑むMIKUにロングインタビューを敢行した。対戦相手のリサ・ワードは、06年9月に『SMACKGIRL』でMIKUが一本負けを喫した強豪だ。約3年越しのリベンジ、そして地元開催、さらに将来的には女王・藤井恵と対戦を視野に入れる現在の心境を聞いてみた。
聞き手/大川義之
——少し前の話になりますが、5月の修斗JCBホール大会を観ていろいろ刺激を受けたそうですね。
MIKU すっごく刺激を受けましたね。最近、あらためてあの大会をまたビデオで観てたんですけど、やっぱり凄くおもしろかったです。
——MIKUさんが対戦を熱望している藤井恵選手も第一試合で試合をしていました。
MIKU 私も大会の途中のセレモニーに出るので、あのときはスタンバイしていてモニターで観てましたね。でも、「おお〜っ」って感じでずっと手を叩いて観てました(笑)。
——試合の感想はどうでしたか?
MIKU 楽勝という感じはしたんですけど、でも打撃ってどうなるかわからないですからね。だから一本を取れるときに取らないとダメなんだと思いました。大会後に、サムライTVの収録で髙阪(剛)さんが言われてたんですけど、「藤井選手はすべてが動きがつながってる」って言ってたんで、そういうふうに言われると「そうなんだ〜、もう一回、見直そう」って思いました(笑)。
——ほかの試合で印象に残った試合はありましたか?
MIKU やっぱり五味選手の試合ですね。私、本当に五味選手の試合を会場で観るのは初めてだったんですよ。それで、まずあの試合の煽りVTRで五味選手の言ってることに凄く感動したんですよ。「一試合、一試合、命かけてる」って言ってて、生きざまみたいなものが見えましたし、凄くカッコいいなと思いましたね。まず、その煽りがまず凄く響きました。で、次に相手の中蔵選手が「守るべきものがある者の強さを見せる」ってまったく違うことを言ってたんですよ。五味選手は「すべてを犠牲にしてやってる」、中蔵選手は「守るべきものがある者の強さを見せる」って言ってたんですけど、中蔵選手のほうには響かなかったので、私は五味さんみたいな考え方なのかなって思いました。
——でも、MIKU選手も6.28『DEEP TOYAMA IMPACT』では中蔵選手と同じように、チャンピオンとしてベルトを“守る”側ですよね。
MIKU あっ! “守る”ってそういうことなんですか? あれって、ベルトのことなんですか? 私は勝手に中蔵選手には守らなきゃいけないものがいっぱいあるのかなって思ってました(笑)。
——守りに入ってる人だと思ってましたか(笑)。
MIKU はい。家族とか……? そういう守るべきものがいろいろあるのかなって。ただ、私には何に対しても守るべきものの感覚がないので……。
——ベルトも“守る”という感覚ではない、と?
MIKU もちろん「私のベルトだから、絶対に誰にも触らせないし、絶対に渡さない!」って思いますけど、「守るべきもの」という感覚はちょっとわからないですね。
——MIKUさんは格闘技のために、恋人と別れたことがあるそうですが……。
MIKU そうなんですよ! だから私も五味選手のようにすべてを犠牲にしてきたという感覚なんです。格闘技のためなら、それ以外のことはどうでもいいって思いますね。たとえば仕事とかでも、「仕事、休めないよ」とか言われて格闘技に支障をきたすようなことになったら、「あ、じゃあ、もういいです。辞めます〜」って言っていままで全部辞めてきてるんですよ。
——それは確かに“守る”感じではないですね。
MIKU はい。で、五味選手の試合を観てさらに感動しました。あれだけ魅力があって、みんなに影響力のあるのは凄いですね。まあ、五味選手の試合をちゃんと観たのはほとんど初めてなんですけど(笑)。だから逆に新鮮でした。ほかの人が試合前から「五味の試合が楽しみ〜」とか言ってても、「そう? べっつに〜」って言ってましたし、自分的には注目の試合なんかなかったんで(笑)。
——アッサリしてますねぇ。
MIKU だって、知らない人ばっかりですし……。
※まだまだ続くMIKUのインタビュー、続きはこちら!!
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2008年12月01日
11月16日、新宿FACEで旗揚げ戦を行ない大盛況に終わった女子総合新団体『ジュエルス』。この団体のスーパーバイザーを務めるのがDEEP代表の佐伯繁氏だ。以前からジョシカクに対するこだわりが大きかった佐伯さんの考える“俺だけのジョシカク論”とは? これを読めばジョシカクにメロメロとなること間違いなし!?
※【前編】はこちら!!
──ちゃんと意味があっての今回のメイン(石岡沙織vs長野美香)だったわけですね。
佐伯 そうだよ。ハッキリ言っちゃえば、メインに限らず、今回出たどの選手よりもセミのフジメグ選手のほうがファイターとしてはグン抜きなわけじゃん。
──まあ、そうなりますよね。
佐伯 でも、やっぱりそこは違うんだよな。旗揚げ戦ってことで『ジュエルス』の色も出したかったし。いままでの団体だったら間違いなくフジメグ選手がメインだった思うんだけど、新しい団体の方向性を考えたときに、まだ実力は発展途上だけども、ビジュアル面もいいものを持っている二人をメインにした。……ただね、俺的にはフジメグ選手もメチャメチャかわいいと思うんだけどな(笑)。
──佐伯さんの好みは置いといて(笑)、メインの石岡選手と長野選手は今後も上のほうの試合で使っていくわけですね?
佐伯 そうだね。彼女たちが育って、そのうちフジメグ選手だったり辻選手とかしなし選手、MIKU選手だったりとやるってなったときに「もうどっちが強いかわからないな」というぐらいのところまで持っていかなきゃいけないと思うしね。だから、あえて、このカードはいましかできないなって思って組んだの。これを旗揚げ2戦目にやっても意味はないなって思ったんで。
──いろいろと考えてるんですねぇ。
佐伯 そりゃあ考えてるよぉ!
──もうジョシカクは佐伯さんに任せておけば安泰ですね。
佐伯 そりゃそうだよ。久保(豊喜・GCMコミュニケーション代表)さんなんかは「アイツは顔で決めやがって」とか言うけど、顔だけで決めたつもりはないしね。でも、やっぱりさぁ……、根本的な話をさせてもらっていい?
──どうぞ、どうぞ(笑)。
佐伯 1試合目に出た杉山しずかはかわいかったでしょ。
──根本的な話って、そういう話ですか(笑)。
佐伯 そう。2試合目の石川(菊代)選手もSACHI選手もかわいいでしょ。実際、SACHI選手なんか最近伸びてきてるから、今回のメインの二人と同格だと思いますよ。
──SACHI選手っていうのは、青木真也選手もお気に入りの選手ですよね。
佐伯 そうだね。で、逆に吉田(正子)さんは吉田さんで違った雰囲気があるわけよ。なんか、雰囲気がね、意外と女の子の可愛さを感じるんだよね。
──意外と女(笑)。
佐伯 (無視して)で、赤野(仁美)さんも普通にしてるとOLに見えるじゃん?
──普通のOLって、誉めてるんだか微妙ですけど。
佐伯 それでいて強さも飛び抜けてるし。で、HIROKO選手はキレイでしょ。おっきいし。そう考えたらさ、やっぱ客は観るって!(キッパリ)。
──キャラが立ってる選手は多いですよね。
佐伯 そうでしょ。結局ね、いまのジョシカクっていうのは、プロモーターから言うと、しなし選手が出るから、辻選手が出るから、MIKU選手が出るから、フジメグ選手が出るからっていって、チケットは売れへんのよ! もちろん、相手次第っていうのもあるけどね。
──そういうもんですか。
佐伯 大事なのは格なんだって。「この団体はこういう選手を使って、こういう試合を組むんだ」っていう意味での格。出したらチケットが売れるんだったら、誰でも出してるよ!
※まだまだ続く佐伯SVの女子格闘技論はこちらで読める!!
posted by kamipro |03:50 |
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2008年11月29日
スマックガールの活動停止によりピンチを迎えたかに見えたジョシカクだったが、11月8日にGCMコミュニケーション主催の『ヴァルキリー』、そして11 月16日にはスマックガールの後継イベント『ジュエルス』という二つの大会が旗揚げし、ふたたび注目を集めている。今回登場するDEEP代表の佐伯繁氏は数年前からDEEPで女子の試合を組み、女子だけのイベントの開催も示唆していたこともあったが、紆余曲折あって『ジュエルス』のスーパーバイザーに就任。「ジョシカクにはビジュアルのいい子が必要」と以前から強調していた佐伯さんの考えるジョシカク論とは? 大会直後に「100点満点」と満足げに語っていた佐伯さんを旗揚げ戦翌日に直撃してみると……!?
──今日は女子総合の新団体『ジュエルス』のスーパーバイザーを務める佐伯さんにジョシカクの未来について、たっぷり語ってもらおうと思っています。
佐伯 あ、そう。じゃあ、今日は若林さんのことはいいんだ?
──今日はけっこうです(笑)。
佐伯 まあ、ジョシカクの未来って部分では、ハッキリ言って……、なんだっけ? ゴキブリホイホイ?
──は!? なんですか、ゴキブリホイホイって?
佐伯 あるじゃない? ヴァルなんとか……、あっ、バルサンだ、バルサン!
──バルサンから進化してゴキブリホイホイ。わかりづらすぎますよ!
佐伯 (無視して)ウチより先に旗揚げしたけど、大会をやる前は、俺が言うのもなんだけど、向こうのほうが遥かにカードがいいと思ったんだわ。
──そうなんですか。そのへんの違いがボクらにはすでにわからないというか。
佐伯 だってさ、向こうはメインで辻結花vsV一をやったりとか、WINDY(智美)選手が藤野(恵実)選手とやったり、いろんな部分で旗揚げ戦からしっかりとメンバーを揃えてきたなって凄く感じたの。かたや『ジュエルス』のほうは、しなし(さとこ)選手は間に合わない。MIKU選手もスケジュール的に無理っていう中で、「どうしようか?」っていうのがあったわけよ、実際。最初は試合数もちゃんと組めるかどうかっていうのもあって。
──要は時間がなかったわけですね?
佐伯 そうそう。ウチはちょっと出遅れたからね。
──でも、あえて『ヴァルキリー』と同じ月に旗揚げ戦をぶつけたとも言ってましたよね。
佐伯 いやいや、それもあるんだけど、ほかにもいろんな理由があってね。まず最初に、『ジュエルス』を旗揚げするって決まるまでにホントに時間がかかったの。いろんな問題があって(苦笑)。
──それはスマックガール時代から続く、あまり表に出せないような問題も含めてですか?
佐伯 そういうこと。結局、スマックガールの権利を尾薗(勇一)社長が買ったわけじゃん。ぶっちゃけて言うと、スマックガールの名前でもう一度始めるのか、新しいものにするかっていう中で、いろいろと調整に時間がかかったんだよな。
──スマックの名前を使うメリットって、そんなになさそうな気もしますけどね。
佐伯 未払いとかあったからな(苦笑)。だから当然、俺は主張したよ。「新しい団体にしたほうがいい。そうじゃなきゃ無理」って。だけどやっぱり、尾薗社長はスマックガールっていうのを観てきたっていう思い入れもあって、最初は「スマックでやりたい」って言ってたの。でも、俺は内部の話とか裏の話を知ってるわけじゃん。だから、「スマックでやっていくのはメリットはないよ」って社長だけじゃなく、いろんな人に説明しなきゃならなかったの。そういうことを考えたときに、言い方は悪いけどPRIDEがなくなってDREAMになったみたいなもんだよな。
──規模は違いますけど、そんな感じですよね。
佐伯 そういうことも含めて、新しい団体にしようって決まったのが最初の会見のちょっと前。最初は旗揚げ戦をやった11月16日は、もう間に合わないだろって話になったんだよ、じつを言うと。
──プロモーション期間が満足に取れないと?
佐伯 プロモーションもそうだし、それ以外の準備もできない。ただ、俺は8年間、プロモーターとして格闘技の世界で経験を積んできて、大会数もこなしてきたわけじゃん?
──もの凄い数の大会をこなしてきてますからね。
佐伯 そうでしょ。そういう経験から言わせてもらうと、マスコミも含めて、みんな「プロモーションが足りない」ってよく言うけど、じゃあ会見やったら載るんか! 載らねえだろ!! 小さいところは。
──確かに載らないかもしれませんね(笑)。
佐伯 極端な話そうでしょ。会見やったところで、そんなに載せてくれないじゃん! 新聞だって来たって書いてくれたことないよ! どういうこと!?
──ウチは新聞社じゃないので(笑)。でも、新宿FACEクラスの会場だとスポーツ新聞とかにはなかなか載らないですよね。
佐伯 だろ。それもわかってるし、べつにそんな大きなネタでもないじゃん。ジョシカクの新団体ができたっていうのは。これが「伊調馨が参戦します」ってなったら、みんな集まって、とんでもない会見になるだろ!
──まあ、そうなるでしょうけど、そんな可能性もあったんですか?
佐伯 いやいや、まったくないけどさ。でもね、そう考えると「時間がない」っていうのは言い訳なんだよ、みんな。ぶっちゃけ、チケットを大会の3週間前から1ヵ月前にちゃんと売り出せれば、もう一緒なんだわ。
──なるほど。
佐伯 結局、早くチケットを売り出したら売り出したで、買うほうからすれば「まだ時間があるな」と思って買わないし。それで、『ジュエルス』に関して言えば、日程が決まって、チケットが何日にできてとか、会見の日からチケットが発売になるとか、いろんな計算をしたときにギリギリいけると判断したの。
※まだまだ続く佐伯流女子格闘技論! 続きはこちらで!! 後編はこちらでご覧ください。
posted by kamipro |06:27 |
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