2008年09月20日
【kamipro】DREAM.6を“世界のTK”高阪剛が見どころ解説!!
総合格闘技イベント『DREAM』の中継で解説を務める“世界のTK”こと高阪剛。マイルドな語り口と、わかりやすい技術解説で格闘技ファンのみならず選手や関係者からも絶大なる信頼を寄せられているTKに、『DREAM』ミドル級トーナメントの見どころを解説してもらった。準決勝を闘う4選手の中に、日本人ファイターが一人も残っておらず、パッと見は非常にとっつきにくそうな印象だが、こんなにも奥深い世界が広がっているのだ! 聞き手/堀江ガンツ 撮影/乾晋也——DREAMミドル級GP決勝直前ということで、高阪さんにプロフェッショナルな見どころ解説をしていただきたいと思います! TK はい。わかりました。 ——まず、ゲガール・ムサシvsメルヴィン・マヌーフですが、この一戦はどう見ていますか? TK 自分は今回のミドル級GP決勝大会で、じつは一番注目してるのが、このムサシなんですよ。ムサシはね、技が全部“後の線”なんだよね。 ——後の線……どういうことですか? TK 相手に攻めさせておいて、そこをすり抜けてうしろからドーン、みたいな。 ――え~、さっぱりわかりません(笑)。 TK ドーンじゃわからんか(笑)。たとえば、タックルでテイクダウン取られても、取られながら“潜り”を使ってポジションを取り返して自分が上になる。相手の攻撃を活かして自分の有利な方向に持ってくっていう試合をやるんだよね。それって、じつはいまの総合の中でちょっとキーになる試合のやり方なんなんですよ。 ――ほう、相手の攻めを活かして、優位に試合を進めるわけですか。 TK でも、それって相手が、どこをどれだけ警戒してるかとか、何を狙ってるかっていうことが、肌でわからないとできないことなんだよね。 ——なるほど。相手の考えてることを読まなきゃできないことなわけですね。 TK 相手の気持ちや動きを読み取る力が強いからこそ、その隙間に自分を技を差し込むことができる。それがムサシの強さなんだよ。 ――野球で言うと、「来た球を打つ」というより、カーブを狙って打つ、みたいな感じですか。 TK うん。狙うだけじゃなく、カーブを投げるようにしむけるって感じかな。ストレートはファールでカットして、もうカーブしか投げる球がないってところに追い込んで、狙いどおりカーブを打つというね。 ――なるほど。相手の動きを誘発させるというか。 TK それを一番、強く感じたのはデニス・カーンとの試合(DREAMミドル級GP1回戦)。 ――あのデニスを三角絞めで極めた試合ですね。 TK あれはね、完全にデニスが懐に入ってくるようにしむけて、狙いどおり三角を極めてるんですよ。具体的に言うと、ムサシは仰向けになって、猪木−アリの状態から下から蹴り上げをやっといて、蹴られたくないデニスが、中に入るしかない状況にさせてるんだよね。しかも、普通だったらデニスは、中に入らないで後ろに逃げちゃえばいいんだけど、逃げられないように、ムサシは蹴り上げながら、デニスの足首をつかんでるんだよ。 ――デニスは逃げられないから、パウンドで中に入るしかなかった、と。 TK そう。蹴り上げを避けるために、パウンドで中に入ったら、デニスは「あれ? なんでワシはこいつの股の中に顔突っ込んどんねん?」って感じで、三角を極められてたんだよね。これは、ムサシが食虫植物みたいに、三角で捕獲するように待ってたんだよ。 ※このあとも見どころ解説インタビューはまだまだ続く! 続きを読みたい方はkamipro.comへ!
posted by kamipro |00:21 |
DREAM |
トラックバック(2)
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kamipro/tb_ping/7
この記事に対するトラックバック一覧
DREAM.6 仮想フジ実況陣 【Y.G.net】
今月23日(火)に行われるD.6の仮想フジ実況陣。以下でいかがでしょうか?委員長さん! 第1試合 ユン・ドンシク×アンドリュース・ナカハラ 実況:鈴木芳彦第2試合 メルヴィン・マヌーフ×ゲガール・ムサシ 実況:竹下陽平第3試合 ホナウド・ジャカレイ×ゼルグ・”弁慶”・ガレシック 実況:森昭一郎第4試合 中村K太郎×アドリアーノ・マルチンス 実況:福永一茂第5試合 セルゲイ・ハリトーノフ×マイティ・モー 実況:森脇 淳(東海テレビ)第6試合 所 英男×山本 篤 実況:長坂哲夫第7試合 ミノワマン×船木誠...
2008-09-20 16:39 | 続きを読む
ハリトーノフ相手にミルコと秋山が名乗り・・か=DREAM.6(マイティ・モー欠場) 【出て来い!サムライ&なでしこ!by白蓮空手大阪北Blog】
まじかに迫ってきた「DREAM.6(23日・さいたまSA)」 本日、直前会見が開かれ 噂されていたマイティ・モーの欠場が現実となり、代打選手を選別、調整中と云うことです。 事情はあるのでしょうがもっと早い段階でわかっていたでしょうから、もう少し早
2008-09-21 21:41 | 続きを読む

——DREAMミドル級GP決勝直前ということで、高阪さんにプロフェッショナルな見どころ解説をしていただきたいと思います!
TK はい。わかりました。
——まず、ゲガール・ムサシvsメルヴィン・マヌーフですが、この一戦はどう見ていますか?
TK 自分は今回のミドル級GP決勝大会で、じつは一番注目してるのが、このムサシなんですよ。ムサシはね、技が全部“後の線”なんだよね。
——後の線……どういうことですか?
TK 相手に攻めさせておいて、そこをすり抜けてうしろからドーン、みたいな。
――え~、さっぱりわかりません(笑)。
TK ドーンじゃわからんか(笑)。たとえば、タックルでテイクダウン取られても、取られながら“潜り”を使ってポジションを取り返して自分が上になる。相手の攻撃を活かして自分の有利な方向に持ってくっていう試合をやるんだよね。それって、じつはいまの総合の中でちょっとキーになる試合のやり方なんなんですよ。
――ほう、相手の攻めを活かして、優位に試合を進めるわけですか。
TK でも、それって相手が、どこをどれだけ警戒してるかとか、何を狙ってるかっていうことが、肌でわからないとできないことなんだよね。
——なるほど。相手の考えてることを読まなきゃできないことなわけですね。
TK 相手の気持ちや動きを読み取る力が強いからこそ、その隙間に自分を技を差し込むことができる。それがムサシの強さなんだよ。
――野球で言うと、「来た球を打つ」というより、カーブを狙って打つ、みたいな感じですか。
TK うん。狙うだけじゃなく、カーブを投げるようにしむけるって感じかな。ストレートはファールでカットして、もうカーブしか投げる球がないってところに追い込んで、狙いどおりカーブを打つというね。
――なるほど。相手の動きを誘発させるというか。
TK それを一番、強く感じたのはデニス・カーンとの試合(DREAMミドル級GP1回戦)。
――あのデニスを三角絞めで極めた試合ですね。
TK あれはね、完全にデニスが懐に入ってくるようにしむけて、狙いどおり三角を極めてるんですよ。具体的に言うと、ムサシは仰向けになって、猪木−アリの状態から下から蹴り上げをやっといて、蹴られたくないデニスが、中に入るしかない状況にさせてるんだよね。しかも、普通だったらデニスは、中に入らないで後ろに逃げちゃえばいいんだけど、逃げられないように、ムサシは蹴り上げながら、デニスの足首をつかんでるんだよ。
――デニスは逃げられないから、パウンドで中に入るしかなかった、と。
TK そう。蹴り上げを避けるために、パウンドで中に入ったら、デニスは「あれ? なんでワシはこいつの股の中に顔突っ込んどんねん?」って感じで、三角を極められてたんだよね。これは、ムサシが食虫植物みたいに、三角で捕獲するように待ってたんだよ。
※このあとも見どころ解説インタビューはまだまだ続く!
続きを読みたい方は

