2008年03月31日

15(ピッチングと噛み合わせ2)

 投球動作と歯、噛み合わせの関係は前項で書きましたが、そんな事意識したことが無い、又は歯、噛み合わせのこと考えていたら、動けないと思う方が多いと思います。
 しかし、本番で意識するのは、慣れてきてからです。 本番では、ある意味では、意識できないとは思いますが。
 日常の練習の際に、投球動作と歯、噛み合わせ(下顎)の動きを意識するように訓練しないとこれは、難しいです。 ただし、一定の運動規則(割とシンプルな)ですので、一旦、要領がわかればそれ以後は、逆に簡単にチェックができるようになります。
 チェック1.重心がある側、右(左)足なら右(左)側に歯、噛み合わせがあり、足でもつま先側なら前歯噛み、重心がかかと側なら奥歯噛み。
 チェック2.上体(胴体)捻った側に歯、噛み合わせがある。
 チェック3.上体(胴体)の伸びた側(左右、前後)に歯、噛み合わせがある。
 チェック4.一連の動作で1.2.3は同時に起こっている場合が多いのですが、上体(胴体)の動き(伸屈、捻り)より重心の移動に優先して歯、噛み合わせが連動する。まず重心の移動に合わせて歯、噛み合わせは連動します。
 重心の位置、胴体の動きに合わせて、歯、噛み合わせ(下顎)が変わるのは、身体(胴体)の中心軸の上端である頭部の安定した動きがスムースに行えるよう下支える役目を歯、噛み合わせ(下顎)が担っているからです。
 左右の噛み合わせの高さの違い、歯、噛み合わせの前後的な円滑な動きがうまく出来ない等の問題があると、重心移動が円滑に行えない、身体の軸がブレル(頭が噛み合わせの低い方に傾く、奥歯(前歯)の噛み合わせが低いとかかと(つま先)に体重がうまく乗らない)等の投球動作が不安定になる要因となります。 歯、噛み合わせに問題がなくても、日常の睡眠と違う寝具を使用した時、朝起きた当初、歯、噛み合わせがしっくりいかないということが起きます。 これも要注意でしょう。
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2008年03月31日

14(ピッチングと噛み合わせ)

 歯、噛み合わせと身体の姿勢、動作とは深い関連性があることはお分かりいただいたと思います。
 野球のピッチング(右利き)で具体的に説明したいと思います。
 投球動作の際、胴体の動きは大きく分けて3つ
 1.重心移動(上下、前後)
 2.胴体の伸展、屈曲(前後、左右)
 3.捻り(左右)
 となります。
 噛み合わせ(下顎)はこの三つの動きに合わせて移動します。
 試しに右奥歯だけで噛んで、投球動作をしてみるとどうにもぎこちないのがわかります。
 投球動作を4つに分けると
 1.テークバック動作
 2.タメの動作(中間動作、切り替えしから腕が上体を通過するまで) 
 3.投球動作(腕が上体を通過してから、ボールを離すまで)
 4.終了動作(ボールを離してから投球動作完了まで)
 
 重心は1で上体が右足にのり、重心も右。歯、噛み合わせも右噛み。
    2.で重心は左右の足の中間。同噛み合わせは左右奥歯噛みか、軽く離れる。
    3.重心は左足、噛み合わせは左噛み。
    4.投球動作の終了で体重がかかっている側(足)に噛み合わせがきます。 例えば四股を踏むような態勢なら、噛み合わせは左右中間、もしくは左右奥歯噛み。左足に重心が残っているのならば、左側噛みです。
  重心の移動に合わせて噛み合わせも移動しています。
 例えばスムーズに体重移動ができない、また体重が十分左(右)足に乗らない、投球のバランスにばらつきがある等、の原因が歯、噛み合わせの状態に問題がある、また歯、噛み合わせ(下顎)の円滑な動きに障害があると言う可能性を疑って見るべきでしょう。               
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2008年03月30日

13(噛むでも良し、ハニカミ王子)

 ゴルフ界の期待のハニカミ王子、石川遼君。 歯、噛み合わせも良く、良く噛んでいる「歯に噛み王子」と言うのはどうでしょうか。 朝ご飯もしっかり採っているようだし。いろいろな意味で「歯、噛み合わせと運動、心と身体と噛み合わせ、運動編」ブログの象徴的なあのハニカミ(歯に噛み)スマイル、今年一番の注目です。 なんとドコモもスポンサーについたとか、キャディバックにドコモのロゴが入るそうです。 
 先ずは今日、一勝、応援しています。      本ブログよりハニカミ王子、石川遼くんにあやかって、噛む噛む「カムプレート」をハニカミ「カムプレート」     とします。         
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posted by kamiauspo |10:54 | 石川遼 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年03月30日

12(朝ご飯は朝一心身ストレッチ2)

 朝ご飯をシッカリ採ることは、アスリートにとっても最適、最高の朝一心身ストレッチです。 その、朝ご飯を美味しくいただくためにも、早寝、早起きが大切となります。 一日の生活のリズムの第一歩はシッカリ朝ご飯からスタートしましょう。 
 1.脳、心、身を目覚めさせる。
 2.シーズンをとうしての怪我、故障の予防策となる。
 3.好調を維持し、尚向上する為の基本中の基本となる。
 4.食べ物の好き嫌いをなくすことは栄養、カロリーのバランスを整えるだけでなく、苦手意識、偏った性格(トレーニングの偏重)を改善する。
 シッカリ朝ご飯を採る生活習慣は出来るだけ、早い(低い)年齢から作ることが大事 !
 将来、アスリートとして大成する上でも早寝、早起き、シッカリ朝ご飯を採ることは心、身、脳の成長、育成に深く関わり、その基礎を作ります。
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posted by kamiauspo |09:46 | 一口30回噛む | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月29日

11(朝ご飯は朝一の心身ストレッチ)

 歯、噛み合わせは身体、心身のコンデショニングとどのように、関連しているのでしょうか。 
 ひとつ
 身体の重心の移動と反応、連携して、歯、噛み合わせ(下顎)が動く。
 ふたつ
 咀嚼機能である例えばガムなどを噛む(緊張)、開く(弛緩)の動きが、集中力を高め(脳の目覚まし効果)、そして、リラックス(ストレス緩和効果)が図れることが科学的データからも明らかにされています。
 みっつ
 奥歯でシッカリ噛む、食いしばると遠心性筋肉(例えば脚を伸ばす筋肉)の反応性が高まり、逆に求心性筋肉(脚を曲げる筋肉)の反応性は減少する。 
 言い換えると 口が開くと求心性筋肉の反応性が高まる。又は近心性筋肉の反応が抑制されない。 このように口の開閉、咀嚼運動が良く行われると運動神経の反応性経路がバランスよく刺激される。
 (近心性筋肉とは腕、脚の屈曲の役目の筋肉。高速で伸屈の連続反復運動である短距離走、又は俊敏なフットワークが重要な要(勝)因となる球技、テニスなどはこの近心性筋肉の反応性の向上は不可欠となる。もちろん、脚を伸ばす、遠心性筋肉も重要であるが)
 このように朝、ご飯をシッカリ(一口30回、左右バランスよく、栄養、カロリー、硬軟質を考えた複数品目の食材)とることは、一日の生活の始めに手軽に行える、大切な朝一の心身ストレッチと言えるでしょう。朝ご飯抜きは脳も心も身体も不活発な状態であり、不用意な怪我をする悪因にもなります。アスリートの生活は先ず、シッカリ朝ご飯をとることから。

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posted by kamiauspo |11:44 | 一口30回噛む | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月28日

10噛み癖について

 噛み癖について。
  人には噛みやすい歯、場所があり、右利きの人は、右側で噛む癖がつくことが多く、仕事(職種)ととのからみもありますが、立っている姿勢、座って、パソコンに向かう姿勢なども関係してきます。
 右側を向いていると右側が噛み易く、また、睡眠時でも下(床)にしている身体側に噛み合わせ(噛むでいます)がきます。 枕の高さ、硬さとの関係もありますが、少なくとも下顎、頬、側頭部が接している側が噛みあって、身体、又は頭部を支えており、日頃から左右バランスよく寝返って眠る、または眠りやすい寝具を用いるのは心身のコンデショニングにおいてもとても大事であり、逆に睡眠時の姿勢に乱れ(イビキ、無呼吸症候群などは睡眠姿勢の乱れの原因になり、すぐにも改善、解消されるべきでしょう)があると朝起きてからの、心身、身体のバランスが悪くなっていることが多くあります。 
 また噛み癖あり、そちら側の歯ばかり使いそれが長期間続くと歯が磨り減ってしまい、左右の歯、噛み合わせの高さに差が生じてくるということが起こってしまいます。
 歯、噛み合せが磨り減るということは、歯が短くなる、または、噛む力が入らなくなり、弱くなるということです。 その上、左右の歯、噛み合わせの高さ、強さのバランスが悪いと、身体姿勢、動作にも悪影響を及ぼします。 単純に歯、噛み合わせが低い方ではしっかり噛めず、低い方に姿勢も傾き、またそちら側の手腕、足脚、胴体半身も動き、バランスが悪くなり、運動能力にも影響を及ぼすだけでなく、故障の原因にもなるということを覚えておいて欲しいものです。

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posted by kamiauspo |15:18 | 噛み癖 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月28日

9歯、噛み合わせと心身との関係

 歯、噛み合せと心身、身体との関係は他にどのようなものがあるのでしょうか。 よく耳にする(夜中にこれを聞くととても眠れたものではありませんが)「歯軋り」、睡眠時に行われるいわゆる食いしばりという行為です。
 これはストレスを発散する為の行為として行われているとの事。
 ただし 極度に噛む力が強く、またすりあわせる為、歯、顎へのダメージは大きなものがあります。 歯を大事にするスポーツ選手とっては歯軋り(食いしばり)対策は大事な身体のメンテナンスのひとつといえるでしょう。 ストレス解消が他にできている、またはストレスを感じないプロ向きな性格の人は、勿論、歯軋りはないとは思いますが。 身体の疲れ、スランプ等もストレスの原因と考えれると歯軋り対策とまで言わなくとも、ガム等(食物でなければ噛むストレッチ器具など)を噛むのもストレス対策(発散として)として、また、歯のメンテナンス(食いしばることによることによる歯へのダメージ予防)にもなり、お薦めです。
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posted by kamiauspo |14:46 | 歯軋り | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月28日

8歯、噛み合わせとトップアスリート

 スポーツの一流選手の上下の歯の総接触面積には特有のパターンがあることがわかっています。 歯列の大小、形態の多少の相違をあるものの、総じて歯並びは良く、総接触接触面積も大、イコール総咬合力も大ということです。  しかしたまに見かける少し?上の歯がでている有名選手もいるようですが、特有の動き(トリッキーな)例えば前方に倒れこむようしてボールを取る、打つ、投げる、または蹴るという動き、そのような歯、噛み合せは前方の動きに適している歯、噛み合わせと言えます。 歯、噛み合せと身体のバランスから考えると少し?上の歯が出ていた方が、前方の動きに強い、歯、噛み合せと言えます。例えば通称、ウルフと呼ばれた大横綱千代の富士関はお相撲さんにしては大きい方ではありませんでしたが前にでる圧力は相当なものでまた前に落とされることも非常に少なかったと聞きます。ただし、極端に歯、噛み合わせが悪く前に出ている場合は別で左右の動きの身体バランスに問題がないとは言えず、やはり特有な動きを得意とする歯、噛み合せと言えるでしょう。
 また、ガムなどを噛むと集中力が高まる、それと相反するようですが、リラックス効果もあると言うデータがあります。 
 噛むという行為が「噛む、緊張」、「開く、弛緩」という動きの連続ということから考えても理解できるのではないでしょうか。
 ガム以外でもメジャーリーガー達が口にしているものが以前は紙タバコ、今はヒマワリの種が多いようです。 特に運動効果を目的としているわけではなくて、単にヒマをもてあましている。というのが理由のようですが。
 ヒマワリの種を良く口にしている選手の成績はいかがか気になるところではあります。
 噛むということをトレーニングする器具等も最近、見かけるようになりました。 マウスピース型(マウスピースは本来、歯、顎を外傷から保護為の器具)のようなものから、
 カムプレートという、馬蹄型の形をした単純に歯、噛み合せに合わせてくわえ、噛む、開くという器具まであるようです。 さてその効果の程は?!
カムプレート


posted by kamiauspo |11:39 | 噛み合わせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月27日

7ガムを噛む効果

 昨日のVSバーレーン、日本代表の攻撃が噛み合わず、(相手のぺースに噛み合ってしまった)惜しくも負けてしまいましたが。
 今後の奮起に期待したいと思います。
 ところでDFの要である中澤選手の試合でよく写しだされる、良くガムを噛んでいる場面、その効果の程は、それについて書きたいと思います。
 日本の選手ではあまりみかけませんがアメリカではメジャーリーガー達がよくガムを噛んでいるのを見かけます。
 その効果についての実験結果(実験方法は省略)から、以下のようなことがわかっています。
 集中力を高め、維持する。 脳血流量が30%増加し、覚酔レベルが高める。 
 また、ストレスが増すと高まるストレスホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン等)の抑制効果。
 この相反する集中とリラックス、これらがガムを噛むとことで同時に起きている。
 いずれにしろ、ガムを噛むこと(咀嚼行為)は運動選手にとって、良いように働いているのは、確かなようです。結果論ではなく、科学的データからも証明されています。
 
 

posted by kamiauspo |12:14 | 噛む効用 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月25日

6噛み合わせの状態と体力測定

  
 咬み合わせの状態と体力測定の結果について報告があり、今回はそのデータを中心に紹介したいと思います。 以下
 
 埼玉県の高校二年生と三年生の男女274名を対象に調査が行われた。 調査対象の内訳は男子111名、女子163名である。咬合状態の解析は、最大の力で咬み合わせた時の全部にかかる圧力である総咬合力と、上下の歯の接触面積を算出して行った。 一方、体力測定の項目としては、反復横跳び、垂直跳び、背筋力、握力、状態反らし、体前屈、踏み台昇降、50メートル走、走り幅跳び、ボール投げ、懸垂腕屈伸、および持久走、の12項目で、体力測定の成績から、各学年別・性別に平均値と標準偏差を求め、平均値から一標準偏差以上の優れた成績を示した生を優群とし、反対に一標準偏差以下の劣った成績を示した生徒を劣群として分類し、各々の総咬合力を接触面積を求めて比較を行った。
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            本ブログコンセプトグッツハニカミ「カムプレート」  体力測定の結果と総咬合力の関係は  最初に男子の結果についてみると、優群と劣群において最も総咬合力の差が大きかった項目は垂直跳び、背筋力、握力、およびボール投げの4種目であった。  差の大きさからいうと、二年生では、第一位が背筋力、以下ボール投げ、垂直跳び、そして握力であった。 また三年生では第一位が垂直跳び、以下背筋力、握力、そしてボール投げであった。   順位の差はあれ、どうやら筋力とパワーに関する体力測定項目に優群と劣群の総咬合力の違いが大きいように感じられる。    次に女子における結果をみると、男子に比較して一定の体力測定項目に特徴的な差を認めることができなかった。 差の大きさからいうと、二年生では、第一位が垂直跳びで、以下持久走、踏み台昇降、そして50メートル走であった。 また三年生では第一位が体前屈で以下ボール投げ、上体反らし、そして持久走ということになった。  二年生の女子の垂直跳びや三年生でのボール投げなどのようなパワー型の体力測定項目で大きな差を認めたことは、男子の成績に通ずるところがあるものの、上体反らしや体前屈などの柔軟性の体力測定項目に差を認められたのは注目に値する。    次に体力測定の結果と歯の接触面積を比較した。    最初に男子の結果についてみると、優群と劣群において最も接触面積の差が大きかった種目は、二年生では第一位で背筋力であり、以下持久走、懸垂腕屈伸、そして50メートル走であった。 また、三年生では第一位が垂直跳びで、以下背筋力、上体反らし、そして体前屈であった。 この結果をみると、総咬合力の結果に照らして、二年生では第一位の背筋力が同じであり、三年生では第一位垂直跳びと第二位の背筋力が同じ順位である。 二年生と三年生に共通している背筋力は、これらのデータからみて広い接触面積に裏打ちされた強い咬合力が必要な体力測定項目であることが推察できる。  さらに、三年生の男子にみられる上体反らしや体前屈での接触面積の優群と劣群の差は先に述べた三年生女子の総咬合力での差を連想させるものである。   次に女子における結果をみると、差の大きさからいえば、二年生では第一位が垂直跳びで、以下持久走、上体反らし、そして踏み台昇降であった。 また三年生では第一位は体前屈、以下ボール投げ、反復横跳び、そして上体反らしであった。この結果を総咬合力の結果と照らしてみると、二年生では第一位の垂直跳びと第二位の持久走の順位が同じであった。さらに三年生では、第一位の体前屈と第二位のボール投げが同じ順位であり、順位はことなるが反復横跳びも同様の傾向を示した。   このように体力測定の結果と咬み合わせの状態を比較検討してみたところ、いくつかの興味ある結果が出てきた。  体力測定の項目において、その成績から優群と劣群に分類して比較すると筋力やパワー型の体力測定項目での相違とともに、柔軟性を測定する項目においても咬み合わせが影響しているようである。  筋力やパワー型の測定項目では、背筋力における差が顕著であった。 背筋力を使うスポーツではしっかりとした咬み合わせが重要であることがわかる。 例えば一流のスポーツ選手の上下の歯の咬み合わせ面の接触面積に特有のパターンがあることがある研究からわかっており、総接触面積の大きさが総咬合力の大きさを生じさせていることは明らかである。 ウエイトリフティングという競技は背筋力とかなり強い関係があるものと推察できるが、歯の接触面積を十分維持していくことが必要であると思われる。 勿論体力測定での背筋力と実際のウエイトリフティングとでは直接比較はできないが、背筋力の強大さには歯の接触面積と大きな関わりがある可能性があることは事実である。  まとめ    1.咬合接触面積の広さと総咬合力は比例する。  2.総咬合力は運動能力特にパワー型(背筋力が重要な胴体に負荷が大きい運動)との相関が特徴的である。  3.咬合接触面積に裏打ちされた総咬合力は身体柔軟性とも正の相関が認められる。  4.身体測定(基礎体能力)12項目においてほぼ全てにおいて程度の差はあれ、総咬合力の優れた方が優位な測定結果が得られた。 取り組みとして、    1.咬合接触面積を増やす、又は減らさない。(智歯を含めた歯、歯並びの育成、管理)  2.総咬合力の増大をはかる。  3.咬耗による咬合接触面積の減少及び個々歯牙の過剰な咬合圧負担を最小限にする。  4.歯、歯並び咬み合わせと身体姿勢と運動能力に関する知識、意識を高める。    イ)歯並び咬み合わせのバランスと身体バランスの関係    ロ)上下歯牙の接触(興奮)、離開(弛緩)という咀嚼行為(ガム等を噛む)は運動神経伝達経路の活性に影響する。     


posted by kamiauspo |09:20 | 噛み合わせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月24日

5噛みしめると筋肉は

 身体は筋肉の収縮によって動くことは当たり前の常識ですが、全ての関節には、関節を伸ばす筋肉と関節を曲げる(屈する)と対になって関節の表と裏側についています。
 顎関節も閉じる筋肉と開く筋肉が対になっており(その他左右に動かす筋肉もるが)この閉じる筋肉がいわゆる噛みしめる、食いしばる筋肉となります。 ある実験のデータによると奥歯で噛みしめると運動神経を含む脊髄反射神経の反応がよくなるというものがあります。 噛みしめると運動神経の反射能力が向上すると言う結果がでています。 
 そして、他のデータでは、噛みしめると膝関節の伸ばす筋肉(遠心性筋力)が向上し、逆に噛みしめると曲げる(屈する)筋肉(求心性筋力)は低下したというものです。
 あらため言ますと、収縮することで関節を伸ばす筋肉である伸筋は噛みしめることにより、向上し、逆に噛みしめると低下するのが屈筋であるということです。
 伸筋(遠心性筋肉)が活躍するスボーツは体当たり等をするコンタクトスポーツ、相撲などがその代表で、反対に屈筋が活躍するのは、素早く脚、腕をタタミ込み、素早く繰り出す必要がある、例えば短距離走などがその代表でしょう。
 どちらにしても、伸筋(遠心性筋肉)、または屈筋(求心性筋肉)のみの運動はなく、どちらがその運動能力を向上するのに優位な筋肉であるかの違いでしょう。 歯、噛み合せは食いしばっていてばかり、逆に口が開ないばかりでは、運動能力の向上にはにマイナスと言うことになります。

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posted by kamiauspo |16:23 | 顎関接 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月23日

4ヒトの下顎と進化

 歯、噛み合せと運動の話にもどりますが、歯、いわゆる咀嚼器官は現代人においても、名残りではありますが、れっきとした本能、情動の行動(運動)と長くて深い関係があるということは、良くご理解できるのではないかと思います。 現代人の歯、または噛み合せの特徴の一つとしてあるのがその立体的、3次元的な動き、いわゆる下顎が前後、左右、もちろん上下に動き、その自由度、精密さは哺乳動物の中でも極めつけということです。 肉食動物は上下、前後的な動きが主、草食動物は上下、左右の動きが主となります。雑食(肉食、草食どちらでもOK)の動物の程、咀嚼運動は複雑になります。
 どうしてここで顎の動きの話が出てきたかと言うと、下顎の位置がそのまま噛み合わせと位置となること、
 そして、噛みあわせの位置は、身体の重心がかかる側に、噛み合わせも移動(位置)し、身体のバランスの補助的な動きを果しているということです。 例えば、右(左)足側に重心をかけると噛み合わせが右(左)側の歯が噛む、または接触している。 つま先よりなら、前歯噛み、または前歯側で接触、体重をかかと側にかけると噛み合わせは奥歯噛みか、軽い接触状態になります。
 歯、噛み合せは身体の動きと協調運動することで、全身の姿勢、運動バランスをとる役割もはたしているのです。 ちなみに重心が真ん中にある時は、歯、噛み合わせは、全体の上下の歯がバランスよく軽く接触するかしないかの状態にあります。 
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posted by kamiauspo |17:03 | 噛み合わせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月22日

3噛みしめる行為は

 少し話がそれますが、知っておいてほしい事は、噛み締める、食いしばる行動は、進化の過程で、本能、情動性攻撃の道具して使用されてきた咀嚼器官が現代人においてその役割が変化した・名残りの本能の行動と言うことです。 現代人においても結構な武器には違いありませんが。
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2008年03月22日

2王選手と噛みしめ

 だいぶ前の話になりますが、現在のソフトバンクの王監督が現役時代、大量のホームランを生産しましたがその代償として奥歯をひどく傷めてしまったといいます。 この話は歯と運動パフォーマンスとの関係を語る時、よく耳にする話です。ボールを打つ際、奥歯で強く噛み締めているということになります。
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posted by kamiauspo |13:50 | 噛みしめ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年03月22日

歯、噛み合わせと運動、噛みあう話 初めに

最近良くテレビ、新聞等のメディアで見かける一流のアスリート達の歯並び矯正の写真。
 そして、やはり、野球のピッチャーの投球動作(他のスポーツでも多く見かける)で見かける舌出しのパフォーマンス。
このような画像、写真は運動パフォーマンスと歯、歯並び噛みあわせとの間に深い関係があること示しています。 
 しかし科学的データは今のところ乏しいようです。
 運動と歯、噛みあわせについてしばらく書いて行きたいと思います。
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posted by kamiauspo |09:53 | 舌出し | コメント(0) | トラックバック(0)
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