2008年05月07日

がんばれ日本 歯で勝つ(9)「シモン選手の掌と金剛力士像の掌?」

イタリア国際2008で第10シードのツォンガ選手を破ったシモン選手。
 そのシモン選手の左掌は、どっちを向いている?

 お寺の山門の両脇に立つ、阿形、吽形の金剛力士像。 法門の守護神として良く知られ、力強さの象徴としても誰もがイメージするその姿。
 その表情だけでなく、身体全体から、その気迫、迫力が伝わってきます。
 筋骨隆々の筋肉の隆起だけでなく、その手のひら、腕、肘の向きにも特徴が見て取れます。 
 そして、片方(右手)の掌の向きは必ずこちら側(相手側)に向いています。
 どちらの像の手腕も、内転して、筋肉の捻り(うねり)が殊更、力強さを際立たせています。
 
以下
 説明(簡略) 「南大門は東大寺の総門で高さ25m。門の左右には金剛力士像。鎌倉時代1203年仏師運慶・快慶が弟子と共に75日間で作り上げたそうです。高さ約8.4mの寄木造です。門は天竺様式で直径2mを越す大円柱が並び豪壮。以前は傷んでいた阿吽形の金剛力士像も修復され風格があります。」
 画像は下記からご覧下さい。
http://www.mario-k.net/nara/13.html

 像自体のバランス、力強さも勿論ですが。 金剛力士像の右手はテニスの選手に良く見られる逆手(右利きなら、左手)の手の開きにそっくりです。特、錦織選手は手の開きは印象的で意識してシッカリ開いています。 引いた左肘関節、手腕の形は、サーブを打ちにいくときのフォームにそっくりなのは、単なる偶然ではないと確信しています。
 力強い手腕の形、に共通するのは、内転の捻りです。 テニス等でテークバックした時、また、インパクト時の内転の動き。 手腕だけの力で打つのではなく、身体全体に起こったエネルギーが手腕に伝わり、そして、そのエネルギーの放出を思わせる手腕の表情、形の象徴が金剛力士の手腕だと考えます。
 一流のトップアスリートに共通するその力士像の姿形は、800年の年月を経ても変わらぬ新鮮さを見る人に与えているのです。(運動、スポーツに興味のない方にはどうようにその姿は写るのでしょうか。知ることはできませんが。)
 
20080507-01.jpg


posted by kamiauspo |12:55 | 金剛力士像 | コメント(0) | トラックバック(0)
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