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    <title>スポーツ観戦やぶにらみ</title>
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    <description>少数派の意見を随時開陳</description>
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      <title>負けるとシャレにならない</title>
      <description>桜庭と秋山との遺恨（ただし、遺恨があるとすればの仮定であるが）、 その上で、桜庭が秋山との再戦を拒否する心理プロセスの推察。 管見は以下。 秋山は信義にもとる悪質なルール違反をした。 いわば不意打ちを食らわされた恰好の桜庭は、なすすべもなく、秋山にボコボコにされた。 ボコボコにされた桜庭は人気者、すこぶる愛嬌がある。　純和風味。 ボコボコにした秋山は傲慢不遜、とても憎憎しげだ。　　ピリ辛のキムチ味。 悪玉の秋山が善玉の桜庭を、「掟破り」に叩きのめしたため、「判官びいき」のファンの怒りは簡単には収まらない。 そんなこんなで、秋山の謝罪会見は不十分と評価され、そのため、禊はいまだ済んでいないとみなされて現在に至る。 禊が済んでいない状況下で、桜庭が秋山との再戦を拒否するのは当然のことである。 ・・・ 以上は格闘技ファン（桜庭ファン）が一般的にいだいている感情と論理。だが、桜庭が再戦を拒否する理由はもうひとつある。 それはルールにのっとり、正々堂々と対戦した場合、秋山にはどこからいっても勝てないと思っているからではないか。 今度負けたら、秋山の禊は済んでしまったことになるし、どんな言い訳も通用しないから。 これからの桜庭は、「元解説者」の船木のような、比較的楽な相手と対戦しているほうが身の丈に合っているような気がする。 秋山のような強い相手とやってボコボコにされると、近い将来、パンチドランカーになってしまいそうで、悲惨すぎて見ていられないという思いもある。</description>
      <pubDate>Sat, 10 May 2008 09:44:00 +0900</pubDate>
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      <title>一番強い力士は一番稽古するから一番強い</title>
      <description>スポナビのニュースから。 今場所前の両者は、けいこに臨む姿勢が対照的だった。 敵役イメージが定着した朝青龍がひたむきに大汗を流した。出げいこ中心の調整はこれまで通りだが、「出勤日数」と番数は白鵬に比べて格段に多い。「大きな人の胸の下に入る」などテーマを設けて試す。相手も多彩。 　 白鵬は幕内力士、とりわけ番付上位とのけいこが少ない。10番程度で終わることも多く、23歳とは思えぬスローペース。泰然と構えるのはいいが、序盤で星を取りこぼす悪癖以上に終盤のスタミナ切れが心配だ。 ・・・・ 第一人者の朝青龍が稽古十分で意欲的・積極的であるのに対し、彼より6つも若い白鵬は、稽古不十分で受身的・消極的という報道だ。しかし、どうひいき目に見ても、白鵬の「一日10番の申し合い」というのはあまりに少なすぎる。白鵬は泰然というより怠惰というべきだ。 稽古の質量において、引退間際の横綱のような白鵬が、仮に5月場所で優勝するようなことがあった場合、他の格闘技と比べ、日本の大相撲のレベルはさほど高くないと言われてしまいそうだし、返す言葉もない。 ということで、今場所は是非とも稽古十分の朝青龍が優勝すべきだ。「一番強い力士が一番稽古すると優勝力士となる」という、ごく当たり前の事実を証明してもらいたいものだ。</description>
      <pubDate>Fri,  9 May 2008 19:26:00 +0900</pubDate>
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      <title>お前は俺が嫌い。俺もお前が嫌い。　</title>
      <description>内館牧子は根に持つタイプだな。雌馬のいななきのように、ヒンカク、ヒンカクとうるさいこと、うるさいこと。朝青龍を目の敵にしている。彼がよほど嫌いとみえる。 ＞審議会の席上、「朝青龍問題がクリアになっていない」と指摘。春場所で４場所ぶりの優勝を果たした横綱に、品格面の改善が見られないと一席ぶつ。 ＞まず、優勝直後のガッツポーズ、「死ね」発言騒動で「誰が言ったんや」と“釈明”した言い回しを例に挙げて、品格の欠如を指摘した。「強くて優勝したからといって、品格問題を水に流していいのか」とたたみかけた。 マイコメント ガッツポーズのどこが悪い。柔道の田村のように、勝ったとき、ピョンピョン跳ねるほうがよほど品がないと思うが、いかが。勝ってうれしい感情を抑え、ポーカーフェイスを決め込み、能面を装うよりも、人間として真っ当ではないだろうか。 「死ね」発言騒動については、発言の幼稚さをたしなめる前に、スポーツ・芸能メディア側の、無思慮かつ無作法な挑発行為をも糾弾しないと公平さを欠くと思う。 ＞さらに、力士の教育システムの再構築に言及し、「新十両、新入幕、新三役など、段階ごとに教え続けた方がいい」と主張。 マイコメント 「品行方正な力士」は、はっきりいって、形容矛盾ではないか。そもそも、品行方正な人間になるために力士になったわけでもない。体のでかさを生かすため、そしてできれば、富と名声を得るために力士になるわけだろう。作家になるためには文才は必要だが、人間としての品格・正しさは無関係であることと同様だ。 　 ＞横審内での朝青龍への考えはさまざまであって、海老沢勝二は「優勝は褒めてやらなければ」と擁護する。内館を納得させられれば“完全復権”も近い。 マイコメント 内館が朝青龍を認めること、そんなことは絶対にあるわけない。なにをどうしても、また、どれほど時間が経とうが、嫌いなものは嫌いだからだ。朝青龍もきっと彼女が大嫌いだろう。これまちがいない。</description>
      <pubDate>Tue, 25 Mar 2008 21:44:00 +0900</pubDate>
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      <title>大相撲一口コメント（2)</title>
      <description>今日は二日目。横綱2取組のコメント。 朝青龍の躍動感あふれる相撲をみていると、見ているこちらも自然と体が動く。こんな感覚は久しぶりだ。千代の富士や輪島の相撲以来かな。「駄目押し」もすこぶる小気味がいい。肌つやがいいし、肩や胸の盛り上がりもすばらしい。観客に憎まれて、もっともっとすごいヒールになってくれ。 白鵬はたしかに強いが、相撲の取り口に面白みがなく、迫力とインパクトに欠ける。ただ結果的に勝っているといった程度の薄い印象。もっと観客を楽しませ、または怒らせないとだめだ。心に響かない。「相撲の凄み」という点で、まだまだ朝青龍の域には達していない。 うすっぺらな「泰然自若、横綱の風格・品格」を気にする前に、やるべきことが他にあるはずだ。なりふりかまわずガムシャラに稽古して、朝青龍以上の凄みや迫力を身につけること。双葉山を意識するのは10年早いと思う。</description>
      <pubDate>Mon, 10 Mar 2008 19:27:00 +0900</pubDate>
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      <title>大相撲一口コメント</title>
      <description>今日から相撲がはじまった。 横綱・大関の相撲から、何番か、一口コメント。 琴琴コンビ（琴欧洲と琴光喜） 共に、精彩を欠く。相撲に覇気がなく、また大関に適う華もない。緊張感がなく、つまらない相撲。性格はよくても、ゼニはとれない。横綱どころか、近いうちに大関転落のおそれありとみる。 朝青龍 琴琴コンビは朝青龍の気迫と執念を見習うべし。彼の相撲は活気にみちている。緊張感・躍動感があって、見ていて面白い。性格は悪くても、ゼニはとれる。千両役者。 白鵬 朝青龍を異常に意識した「優等生的な発言や態度」は、すこしイヤミだが、朝青龍に劣らず相撲が強いので、それはそれでよいのかな。その鮮やかなコントラストが相撲人気の向上に寄与しているわけだから。 あと二人のロートル大関 ・・・コメントなし。 番外編 解説の北の富士と向こう正面の舞の海 へたな漫才師のコントよりずっと面白く、気がきいている。とりわけ、北の富士はひょうひょうとした雰囲気を醸し出し、かつて「プレーボーイ横綱」と言われただけのことはある。１５日間ずっとこのコンビでやってもらいたいほどだ。</description>
      <pubDate>Sun,  9 Mar 2008 19:17:00 +0900</pubDate>
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      <title>人生すべて運</title>
      <description>　　　　　　　　　　　　　　人生すべて運 キーワード 内藤　三崎　ドーピング　千代の富士　隆の里　プロレス不祥事　謝罪の大安売り　 １、内藤と三崎 つい一年前までは、世間的にはまったく無名だったご両人が、ひょんなことから、ビッグネームのヒールと戦い、運よく勝利し、一躍脚光を浴びた。 「格闘技をする人に悪人はいない」「スポーツマンはみな誠実で、明るくさわやか」「最後には必ず正義が勝つ」という皮相浅薄な幻想を大衆に抱かせた点は個人的には感心しないが、「悪者を倒した正義の使者」という社会的評価を得て、現在に至る。人生すべて運の典型。シンデレラボクサーズ。 ２、角界の反ドーピングキャンペーン 禁止薬物の使用は、本人の健康を害し、社会的に不正義であるとの認識が一般的に定着したため、営利のプロスポーツ団体であっても、反ドーピングの立場を鮮明にするのが世の趨勢となってきた。相撲界もその例外ではない。 「大きいことは強いことだ」「強くなるためだったら、命を削ってもいい」「悪魔に魂を売っても勝ちたい」・・・昔から、そんな切羽詰った思いを抱いて、相撲取りは、たらふく飯を食ってきた。 しかし、いかんせん、飯だけでは効率が悪い。筋肉量よりも脂肪量ばかりが増えてしまうからだ。食事よりも、もっとバンバン筋肉が増え、大きくなれるクスリはないか。そんな「すぐれもの」があれば、体に悪かろうが、卑怯だと言われようが、そんなことは末の末の話だ。横綱になっちまえばこっちのものだから。 俺の時代はよかった、というか、運がよかった。・・・。反ドーピングの意識が定着する前に、横綱になった力士たちは今、ほっと胸をなでおろす。 ３、マイナー団体所属のプロレスラーの一生の不覚 所属団体の女性職員の下腹部を服の上からおさわりしたため、仲間からは白眼視され、団体からは追放抹殺の憂き目にあう。強制わいせつの嫌疑で立件されるというわけでもないとすれば、罪と罰の比例原則からすると、すこし気の毒な気もする。 ともあれ、ここまで事が大きくなる（大きくされる）とは、ご本人としては、想定外だったのかもしれない。 それだけ団体自体の危機管理意識が進んでいたとみるべきか、はたまた、これを機に厄介払いされたとみるべきか。前者ならば、ただ単に運が悪かったのであろうが、後者ならば、日々の素行の悪さに起因するわけだから、「合わせて一本」という感じで、自業自得ということなのだろう。 それと、所属チーム？自体の活動停止とメンバーによる涙ながらの「熱血謝罪」は、過剰演技くさい。もっとも、これもプロレス流のパフォーマンス（大衆に媚びる手練手管）の一種というのであれば、それはそれでよろしいのではありましょうが。 当の本人、いずれは復活するのでしょうか。復活する場合は、より強いプロレス流のインパクトで再登場ということになるのでしょうね。見る予定はありませんが。</description>
      <pubDate>Sat, 23 Feb 2008 10:13:00 +0900</pubDate>
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      <title>トレーニングの萎縮と力士の基礎体力不全</title>
      <description>２月９日のスポナビ配信で、筋力トレーニング中の幕下以下の力士があまりにもふがいなかったので、それを見ていた白鵬が特訓を厳命したところ、「しごき殺人被疑者逮捕」という「折が折」であったためか、親方にたしなめられ、トレーニングが打ち切られたというニュースを見た。 去年の11月の巡業中で、ぶつかり稽古を自粛したというニュースを読んだことがあるが、今回のトレーニング中止を含め、世間の目を気にして、まともな練習に対する萎縮効果が、これからも続くようであると、大相撲の将来には暗澹たるものを感じる。 それはともかく、今回自粛したトレーニング内容を知っていささか驚いた。他人に両足を持ってもらって、両手だけで前に進むという、上体の筋力強化のためのありきたりのエクササイズ。それも土俵のまわり、15メートル足らずの距離を進むというもの。 ところが、この力士は一周もできずに「へたった」らしい。そこで、白鵬がプチっと切れたというわけ。 この「へたった」力士、写真でみるかぎり、あんこ型ではない。いや、あんこ型であろうとも、また、昨日入門したばかりのビギナーであろうとも、いやしくも格闘系のスポーツマンである以上は、15メートルくらいはスイスイと前に進めないと駄目だ。 こんな程度の体力しかない者は、腕立て伏せや懸垂、スクワットも、まともにできないだろう。普通の者以下の基礎体力の持ち主には入門を許すべきではない。それは本人のためでもある。育て、鍛え上げる以前の問題だ。 世間の動向を異常に気にする協会および相撲部屋に対して抱いた暗澹たる気持ちは、ここにいたって絶望の域に達する。</description>
      <pubDate>Sun, 10 Feb 2008 10:13:00 +0900</pubDate>
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      <title>相撲の話題　ショートショート</title>
      <description>※琴欧洲の長期低迷の原因 直接の原因は怪我だが、根本的には相撲部屋特有のトレーニング方法にあると思う。他の格闘技に比して、質も悪いし、量も少ない。いっそのこと、原点に立ち返り、科学的かつ合理的なレスリングの練習方法を積極的に取り入れるべきだ。 ただ、そのためには部屋の親方の理解と支持が不可欠だが、伝統的稽古の「形式」に固執して、実質を忘れているかぎり、また他のスポーツの練習方法の優れた点を「虚心坦懐」に取り入れる懐の深さを持たないかぎり、低迷脱出はかなり絶望的である。 ※「品格」なき朝青龍の行く末 横綱の品格。しかし、そもそも品格ってなんだ？ 不平不満等、言いたいことの8割方はぐっと飲み込み、陰口は猛烈にたたくが、表向きは謙虚と律儀をよそおい、表と裏をきれいに使い分ける。媚び・へつらい・おついしょうは巧みで、問答無用で目上を立てるふりがうまい。 科学、合理、論理という言葉には反発を覚えるが、感謝と謝罪の言葉は、トコロテンのようにスラスラとよどみなく口にだせる（感謝と謝罪のバーゲンセール）。他者を気遣う（ふりがこれまたうまい）が、家庭ではネロ皇帝並の暴君。（不気味なほど）静かな微笑を絶やさず、声のトーンは落ち着きはらい、物腰は驚くほど柔らか。時と場合を使い分ける便宜主義者、機会主義者。 こんなところが「日本的」な品格ある常識人の実像だろうか。いずれにしても、単純無比な朝青龍にこのような複雑怪奇な演技を要求すること自体が無理難題というもの。朝青龍は今のままで、圧倒的に強ければそれでよい。というか、琴欧洲の復活の余地と同様、彼の品格の改善の余地はかぎりなくゼロに近い。</description>
      <pubDate>Sat,  9 Feb 2008 10:08:00 +0900</pubDate>
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      <title>悲運の横綱と不遇の横綱、そして朝青龍</title>
      <description>＞二人とも本気を出して、その結果あのハイレベルな取り組みになり、その相撲の内容に相撲協会もマスコミも納得がいったんだろ。......... こんなのんきなことを言う人、悪人が出てこない「バルトの楽園」みたいな映画や学園ドラマが好きなんだろうな。ある意味、うらやましい。けがれを知らない子どものようで。 現実の世の中、かならずしも正義が悪に勝つわけではない。それどころか、悪い奴ほどよく眠る、善人は若死にする、美人は薄命薄幸・・・理不尽のオンパレード。不合理・不公平がまかりとおるのが世のつねだ。 ・・・ 北の富士と同時代の玉の海（玉乃島）は不運を通り越して非運だったし、千代の富士時代の大乃国は不遇の人だった。 当時すでに第一人者であった玉の海は責任感が強く、稽古熱心な好青年。この生真面目さがアダとなったのか、ちらしつづけた盲腸手術の経過は良好だったが、入院中の朝、顔を洗っているときに心臓発作で突然死。これからますます強くなるというときに・・・、後にも先にも、彼ほど運の悪い力士をみたことがない。 大乃国は恵まれた体躯を生かして、国民栄誉賞横綱の千代の富士の前に立ちふさがった。彼と対戦するときの千代の富士の表情は、緊張のあまりいつも青ざめてみえたものだ。 ただし、千代の富士が１５日間のうち７日ほど集中すればよかったという「恵まれた」環境下にあったのに比べ、貴乃花と同じくらい「風変わり」であった大乃国は、１５日間、ぶっとおしで緊張を強いられたためか、格下力士によく星を落とした。 そのため、実力的には千代の富士と比べて、遜色なかったはずだが、優勝回数では彼に遠く及ばなかった。エキセントリックな性分ゆえの不遇といえるのではないか。 朝青龍が日本特有の「恭順・従順さ・協調性」を学び、ずる賢さとテキトーさを身につけ、上で述べた先輩横綱たちを反面教師とすれば、悲運や不遇にめぐりあわず、きっとこれからも優勝を重ね、３０回に到達することも夢ではないだろう。 ただし、３０回までだ。それ以上の優勝は、島国根性丸出しの「日本の空気」がきっと許さない。なぜなら、31回の千代の富士、32回の大鵬、頭がつかえているからである。</description>
      <pubDate>Sat,  2 Feb 2008 17:39:00 +0900</pubDate>
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      <title>朝青龍　涙をこらえて　空気を読む　の巻</title>
      <description>日本とモンゴルが待ちに待ち、沸きに沸いた千秋楽決戦。上手投げで白鵬の「順当」勝ち。「お行儀がよく、空気が読める」白鵬が、「はみだし者で傍若無人」の朝青龍をきれいにひっくりかえした。 大多数の国民は、度重なる朝青龍の常識はずれの行状に眉をひそめ、激しく嫌悪していた。その分だけ、いやが応でも、その対極に位置する白鵬にシンパシーを感じざるをえなくなっていた。 勝負がついた後、勝ち誇って、土俵上に「仁王立ち」となった白鵬の勇姿と、彼の目線の下で、尻餅をつき、うなだれている（ようにみえた）朝青龍の画面を見て、大多数の人は大いに喜び、大いに溜飲を下げた。 大いに喜び、溜飲を下げたのは観客だけではない。協会幹部の喜びはそれ以上だ。まさに歓喜だったにちがいない。なんせ、品行方正な優等生が暴れん坊のいじめっ子をやっつけたようなものだから。 二場所、半年近くの間、相撲から遠ざかっていた（無理やり遠ざけられていた）朝青龍が優勝するようなことがあっては、面目丸つぶれという状況だった。それを阻止した白鵬は、まさに協会にとっての救世主、希望の星だ。 しかし、どうだろう。このような結末は朝青龍にとっても、そんなに悪い気はしないのではないか。 なにしろ、口うるさい三流メディアも、「みそぎ」は終わったと言っているし、いつもえらそうに道学者然とした横綱審議委員会の面々も、一部のへそ曲がりを除いて、復活を絶賛してくれている。 また、テレビのバラエティも解禁になるだろうから、金も稼げるし、モンゴルにも、大手を振って、凱旋帰国できる。運がよければ、コマーシャルのオファーも舞い込んででくるかもしれない。 ほかにも、何もわかっていないくせに、わかったような口をきく「やくみつる」の毒舌も鈍るだろうし、なにより、相撲の業界内部での「いごこち」が断然よくなる。 これからは、みんなやさしく接してくれるようになるだろう。あちらこちらから、とげとげしく扱われ、足元をすくわれるのは、さすがの朝青龍でも、神経が休まらないし、しんどいはずだ。また鬱（うつ）になっちゃうかも。 これもすべて、千秋楽に白鵬に負けた「おかげ」だ。あれで、もし本気を出して、勝っていたら白い目でみられるところだった。日本中から総スカンだ。考えるだけでもおぞましい。 なんだ、朝青龍も白鵬以上に空気が読めていたんだね。</description>
      <pubDate>Sat,  2 Feb 2008 08:19:00 +0900</pubDate>
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