2008年02月09日
相撲の話題 ショートショート
※琴欧洲の長期低迷の原因 直接の原因は怪我だが、根本的には相撲部屋特有のトレーニング方法にあると思う。他の格闘技に比して、質も悪いし、量も少ない。いっそのこと、原点に立ち返り、科学的かつ合理的なレスリングの練習方法を積極的に取り入れるべきだ。 ただ、そのためには部屋の親方の理解と支持が不可欠だが、伝統的稽古の「形式」に固執して、実質を忘れているかぎり、また他のスポーツの練習方法の優れた点を「虚心坦懐」に取り入れる懐の深さを持たないかぎり、低迷脱出はかなり絶望的である。 ※「品格」なき朝青龍の行く末 横綱の品格。しかし、そもそも品格ってなんだ? 不平不満等、言いたいことの8割方はぐっと飲み込み、陰口は猛烈にたたくが、表向きは謙虚と律儀をよそおい、表と裏をきれいに使い分ける。媚び・へつらい・おついしょうは巧みで、問答無用で目上を立てるふりがうまい。 科学、合理、論理という言葉には反発を覚えるが、感謝と謝罪の言葉は、トコロテンのようにスラスラとよどみなく口にだせる(感謝と謝罪のバーゲンセール)。他者を気遣う(ふりがこれまたうまい)が、家庭ではネロ皇帝並の暴君。(不気味なほど)静かな微笑を絶やさず、声のトーンは落ち着きはらい、物腰は驚くほど柔らか。時と場合を使い分ける便宜主義者、機会主義者。 こんなところが「日本的」な品格ある常識人の実像だろうか。いずれにしても、単純無比な朝青龍にこのような複雑怪奇な演技を要求すること自体が無理難題というもの。朝青龍は今のままで、圧倒的に強ければそれでよい。というか、琴欧洲の復活の余地と同様、彼の品格の改善の余地はかぎりなくゼロに近い。
※時津風部屋のしごき殺人事件 傷害致死での立件を視野に入れて、首謀者として部屋持ち親方と、殺害に直接関与した実行犯として所属力士3名、計4名を令状によって通常逮捕したということだ。 凄惨な殺害行為を一部始終目の当たりにしながら、見て見ぬふりをしていた力士はいなかったのだろうか。刑法上はともかく、世間的にみて、見て見ぬふりをした者も同罪である。 ある日突然、今回のようなしごき行為が行われたとは考えにくく、本件の被害者力士だけでなく、他の新米力士に対しても、稽古に名をかりた「しごき・いじめ」は日常的に行われていたのではないか。 そうだとすると、部屋の関取たちが日常的に繰り返される「しごき」の事実・実態について、まったく不知であったとは、これまた考えにくい。 白馬の騎士をきめこみ、謝罪することが本来の仕事であるかのように、素朴な誠実さを印象付けながら、毎日頭を下げつづけているあなた、あなたも同罪ですぞ。「そんなの関係ね~」って、横を向いてもダメですよ、時津海関。
posted by 亀山猫太郎 |10:08 |
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この記事に対するコメント一覧
相撲の話題 ショートショート
私は北の冨士、輪島の頃から相撲を見ていますが、
現理事長の北の海が全盛の頃、相手をきっては投げ飛ばす勝ち方が憎らしいと言われ、負けた相手に手も貸さない、などと批判されていました。
たまに負ければ拍手喝采でみんなで喜んだものです。
でもインタビューなどではおとなしく、余計なことは殆ど言わなかった。
朝青龍の場合はマスコミを恫喝するような目つきと「チェ」という口癖がなければ許容範囲でしょう。
それと正直なのが悪いとは思わないが、相撲という競技で頂点に立つ横綱なのだからもう少し大人にならないと、相撲自体が幼稚に思われると思います。
posted by TK | 2008-02-09 15:20
相撲の話題 ショートショート
本文では言い忘れましたが、強いて歴代横綱のなかで、品格ある力士をひとり選べと言われたら、躊躇なく玉の海をあげたいと思います。生きていれば、まちがいなく「理事長の器」でした。
その玉の海亡き後、頭角を現した輪島は僕にとって、もっとも好きな力士のひとりでした。関脇時代、「黄金の左」で、横綱大関を「掟破りの下手投げ」でバッタバッタと裏返した相撲には拍手喝さいを送ったものです。
ただ、玉の海が存命であれば、輪島が横綱を張る時期はもっとあとにずれ込んだのではないかと思います。
のちに、前代未聞のスキャンダルにより、相撲界を追放され、プロレスに身を投じたことは彼の人生の汚点であったと一般的には評価されています。
しかし、横綱を張った輪島に比して、相撲時代ははるかに格下だったが、プロレスに転向して大成功した天龍が、彼の著書のなかで、レスラー時代の輪島を非常にタフネスだったと好意的に評価し、敬意を表しているのを読んで、ちょっぴり誇らしく思いました。
posted by 亀山猫太郎 管理人 | 2008-02-09 17:45
相撲の話題 ショートショート
相撲なんて過去の遺物に拘るだけ無駄
posted by 悪しき因習 | 2008-02-09 17:56
相撲の話題 ショートショート
そもそも品格とか何か?
難しい問題ですね。
ところで神試合と呼ばれた動画です。
posted by 玉の海とか好きなので | 2008-02-09 21:15
相撲の話題 ショートショート
いつも楽しく読ませていただいてます。相撲はやっぱりおもしろい!先場所はひさびさに盛り上がったですしね。東西に強い横綱がどしっとすわると、もうそれだけで雰囲気が違います。これで、生きのいい日本人力士がでてくれば言うことなしなんですが。個人的には安馬が好きです。朝青龍も好きですよ。文句があるならかかってこい!ってな雰囲気がいいんだよな。
さて、相撲を過去の遺物と評した人がいましたが、相撲は興行としてなんだかんだいっても長い年月を生き残っています。日本の格闘技ブームはかげりを見せ始めているそうですが、生き残りを考えるなら、今こそ相撲界から学ぶことがあるんじゃないですか?
posted by senorjapones | 2008-02-10 02:14
相撲の話題 ショートショート
しごき殺人に関しては、見方が偏りすぎてないかと思うことがあります。いわゆる「いじめられる側にも何か問題はなかったのか」というヤツです。
相撲部屋に入門する理由は大きく分けて二つ。
一つは、もちろん、相撲が好きだから。
もう一つは、親が息子を「人格矯正」のために入門させるというヤツです。(大関・千代大海関など)
死人を悪く言うのもアレですから、テレビではまったく報道されないですが、時太山がどうしようもない人格破綻者だった場合、多少、見方が変わってくるのではないかと。
相撲部屋では脱走して兄弟子に捕まり折檻されるということは珍しいことではないみたいですが、なぜ、彼だけは死ぬまで暴行を受け続けたのか。
手のつけられない息子の面倒を見たくないから相撲部屋に押し付けた親に、100パーセントは非はないのかと疑ってしまいます。
まぁなんの根拠もない勝手な憶測なんですがね。
もちろん、殺してしまった時津風部屋は間違いなく罪がありますが、あらゆる方向性から考えないと真の「再発防止」にはなりえないんじゃないかなと思います。
posted by クソ野郎 | 2008-02-10 11:40
相撲の話題 ショートショート
>直接の原因は怪我だが、根本的には相撲部屋特有のトレーニング方法にあると思う。
琴欧洲だけが相撲部屋特有のトレーニング方法をやっているのなら当てはまるのかも
しれないけど、実際には他の力士も同様ですよね?なぜ琴欧洲だけが特別だと思うの
ですか?アマレス出身だからですか?
また、実際に琴欧洲は他のスポーツの練習方法の優れた点を取り入れていないのですか?
相撲界で近代的なトレーニング方法が注目され、取り入れている部屋も多いようです。
大関の地位にあるのならそういう提言も出来る立場にあると思うんですけどね。
もっとも私は低迷の最大の原因は精神的な弱さだと思っています。
posted by AA | 2008-02-10 14:40
相撲の話題 ショートショート
輪島は私も大好きでした。
「黄金の左」には魅了されました。
北の海と横綱決戦する時は手に汗して見ていました。
私生活の問題で相撲界を去りましたが、相撲界の仕来たりには彼は馴染まなかったのでしょう。
琴欧州の不調の原因は怪我もあるのでしょうが、彼の優しすぎる性格が「もうこれで満足した。充分回りの人にも恩返しした。」と思っているのではないでしょうか。
日本人大関にも言えると思いますが、現状で満足したらそれで終わりです。
posted by TK | 2008-02-12 21:15


