2008年05月31日
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原文とJリーグ訳を並べて、何をどう訳したか考えながら裁定書を読んでみました。
なぜ皆さん興味があるのに原文に当たらないんでしょうか?
他人の裁定書の解釈がどんなレベルのものなのかは英語が苦手な人ほど自分であたっておかないと判断できないと思います。
Jリーグ参考訳はみんなが言うほど悪くないと感じています。
淡々と訳している感じ。
ただし会長、チェアマンの発言は恣意的に都合のいいところを切り取ってきており論外。
裁定書を部下に読ませ要約だけ聞いたのか、わかっていて煙に巻こうとしているのかどちらかでしょう。
「翻訳ということだけで見れば」、我那覇選手サイドの見解には実は少し抵抗があります。
単語や特定のパラグラフを切り出して意味を考えることは重要ですが、文章の意味は文章の流れの中で考えるもの。その解釈で全体の文章の流れがきれいにつながるのか、文章構成上どんな意味があるのかが一番重要です。
(我那覇選手サイドでの裁定書の全文翻訳ってありませんかね。どなたかご存知ありませんか?)
もちろん我那覇選手サイドにはものすごく強い思いがありそれが翻訳(解釈)に表れてしまっているわけですがやはり抵抗は感じます。
我那覇選手がCASに求めたのはそもそも何だったのでしょう?
なぜCASはこういう構成の文章を書いたのでしょう?
2007年WADA規程のもとでの事件なのになぜ「治療にあたった医師の見解は大きい重みを持ってはいるものの決定的なものではない」と書き、そのうえ「2008年において申立に係る違反行為が生じていたとすれば、当該治療の医学的な再評価を行うであろう独立の医療専門家機関からのTUEについての遡及的な承認を求めることを要求されていた。」と書いてあるのでしょう?
制裁に関係するWADA規程とJリーグの制裁に関する規定の違いは何でしょう?
我那覇選手は無罪ということだけは確実ですが、いろんなこときちんと押さえていかないとピントがずれたチェアマンと変わらないと思います。
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上記は、当ブログの前エントリーに頂いたコメントを全文引用したものだ。
Jリーグとスポーツ仲裁(前エントリー)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kakukatari/article/6#comment
の posted by たーぼ | 2008-05-31 01:43 のコメントである。
新しくエントリー(記事)として出したほうが少しでも多くの方に目に留めて頂けるかと思った次第。当ブログに対するコメントであるが、内容的にも、意図的に疑問を投げかけるように書かれていることからも私に対する意見だけではないようである。
比較として、スポーツナビのコラムで読まれた方も多いだろうが、未読の方は以下の記事を読まれることを薦める。
我那覇和樹、ピッチ外の勝利と終わらない戦い
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/column/200805/at00017403.html
たーぼ氏にレスを頂けるか分からないが上記を読んでなにかあればこちらにコメントして頂いて構わない。
ただあくまでも上記引用はこちらに頂いたコメントなので端折られている部分も感じ記事を書くときのような意識とは多少違ったものかもしれないことを補足しておく。
私のたーぼ氏の頂いたコメントに対するレスはまだ考えていない。とり急ぎこのエントリーだけしておく。
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追記
上記内容とは直接関係無いが、また違った視点として以下の記事を挙げる。
Jリーグ、CAS裁定で記者会見 (取材・文=増島みどり)
http://news.thestadium.jp/2008/05/28_fb.html#more
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追記2
改めてなぜ頂いたコメントのひとつをエントリーとして出したかについて。
今回の問題では、特に私を含む一般の方々のブログ等の意見の中で、原文に当たられた方の意見は少なく貴重だと思うこと。
私(の記事)に対して同調であろうが批判であろうが、提起している問題がより分かるようになれば良いと思うこと。
批判的に見る方は概して記事を隅々まで読んでいる。私に照らし合わせれば、まして批判を書くときはかなり考えなければならない。今回のコメントは批判のための批判ではなく、私とは違う視点でこの問題を書かれていること。
自分のブログの中の記事として書いたのであれば、たぶん疑問形の部分はキチンと説明した上で、私のような理解の人間に批判を加える形で書かれたであろう。出来ればたーぼ氏には記事として書きトラックバックなりしてもらいたいが、結構大変な作業でありどうなるか分からない。分からないままアクセスの少なくなった記事の一コメントで埋まってしまうにはおしい視点・意見だ。
私は今のところ今回のドーピング問題で新たなエントリーをすぐに書くことはなかった。
上記のようなことをざっと考え早いうちにエントリーしたほうが良いだろうと思った次第だ。
私に対しても、たーぼ氏に対するものでも意見があればコメントされたし。
posted by kakukatari |05:23 |
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2008年05月29日
前エントリーに書いたJリーグにおける今回のドーピング問題は、スポーツ仲裁裁判所(CAS:スイスに本部)が仲裁に入り判断することになったが、結果的に良かったように思う。
ひとつにはドーピングか否かということよりも、Jリーグ自体に不備がある、ということを指摘したことだ。日本スポーツ仲裁機構(JSAA)を疑うようで悪いが、JSAAが仲裁に入っていた場合にJリーグに対し以下に引用するような指摘をJSAAが出来たであろうか、という思いが拭いきれないからだ。
Jリーグ公式サイト:ニュースリリース:スポーツ仲裁裁判所(CAS)裁定結果について
http://www.j-league.or.jp/release/000/00002409.html
(以下引用)
Jリーグは、何が正当な医療行為であるかを判断するための詳細な条件を、実体的にも手続的にも、具体的に示す十分な措置をとっていなかった。
(引用終わり)
日本スポーツ仲裁機構(JSAA)が仲裁に入っていた場合、喧嘩両成敗と似たような、Jリーグも悪いけれど選手・チームドクター側もちょっと甘い部分があったよね的な、語弊があるかもしれないが日本的な裁定になっていたのではないかと思う。上記引用したような指摘、Jリーグ側を門前払いするようなことが言えたであろうか。川渕会長率いる日本サッカー協会と対峙するような事態をさける意識がJSAAに働いてしまうのではないかと談合が当たり前の社会に育った私などは邪推しまうのだ。これらは以下の点に続く。
もうひとつは、過去のことになるが、Jリーグが日本スポーツ仲裁機構(JSAA)が仲裁に入ることを拒否した事実。はっきりしたことは分からないが前エントリーで挙げた記事が指摘しているようにJリーグが日本スポーツ仲裁機構(JSAA)をどのように見ているかという問題。
下記に挙げる記事をざっと読むとJSAAは歴史も無く大変だなと思うが存在意義を失えば箱物行政と等しく無用の長物となってしまう。今回のCASの裁定はJSAA関係者に刺激を与えたのではないだろうか。
(皮肉だが、CASの裁定は期待するものとは違ったのだろうがJリーグがCASの仲裁なら受けるとしたことは正しい判断だったようだ)
スポーツ仲裁、CASとJSAAについて分かり易く書かれている記事。
独立行政法人 RIETI 経済産業研究所 http://www.rieti.go.jp/jp/index.html の中の以下のページ。
スポーツにおける仲裁とその発展-世界との関係、またその歴史- RIETI 経済産業研究所
http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/03100301.html
記事の中のスポーツ仲裁とは?の部分を一部引用する。
(以下引用)
当時は「スポーツ仲裁」という言葉すらなく、「スポーツ調停」と言われていました。新聞記者やマスコミ関係者は「“仲裁”は喧嘩の仲裁であり、裁判官のような人が客観的な立場から判断するのは“調停”だ」と考え、“調停”と訳していたのですが、「千葉すず事件」で各社のインタビューを受けた際に、“調停”の判断は両当事者を拘束しないが、“仲裁”の判断は拘束するので“仲裁”と訳すよう説明をした結果、今では、「スポーツ仲裁」という言葉が一般的になっています。スポーツをめぐるさまざまな争いについて第三者の中立的な委員がそれを判断し、当事者はその判断に従わなくてはいけない。これが「スポーツ仲裁」です。
(引用終わり)
前エントリーで挙げた記事だが改めて。
「国内版CAS」の意義権利意識を高める環境を : 日本トップリーグ連携機構
http://www.japantopleague.jp/column/sportswriter/sportswriter_0009.html
不確かな恐れがあるが、私が「スポーツ仲裁」を大まかに理解したのは、仲裁を受けることを了解する=仲裁判定(裁定)を受け入れ従う、ということだ。両者が仲裁を受けることを了解すること自体がハードルの高いことである。仲裁者への絶対的な信頼、信頼に足る歴史や良い意味での権威等、残念ながら現在のJSAAでは厳しいところが多いのだろう。
現状では、Jリーガーがスポーツ仲裁を望む場合スポーツ仲裁裁判所(CAS)に申し立てる以外に道はないようである。我那覇選手のような日本代表クラスの選手でも仲裁への道のりは厳しい。知名度の無い選手達には実質的に仲裁への道は閉ざされているのではないのか。その為にもJリーグ自体が今回の裁定の意義を考えるべきだろう。
乱暴に言えば、要はJリーグの稚拙さを国際的に指摘された結果となった訳である。鬼武健二チェアマンは「Jリーグは、本件発生以来、組織・規定の見直しをすでに図っている。」とコメントしているがもしそうならばこの機会をすでに図られた組織・規定の見直しについて周知させること等に利用すべきで「ドーピングか否かに言及されず、将来に禍根を残すことが懸念される。」など不満の強調をしている場合ではないと思うのだが。
こちらのブログ s-pod http://corticalscrew.blog.so-net.ne.jp/ の以下の記事はドーピング問題当時のものだが、その後(現在)鬼武チェアマンが言うとおりに問題はないのだろうか。
ドーピング事件について:s-pod:So-net blog
http://corticalscrew.blog.so-net.ne.jp/2007-05-13
親爺の親爺による親爺の為の40s' Blog の http://fc40.wablog.com/ 以下のドーピング問題当時の記事
我那覇“シロ”でも処分撤回せず :親爺の親爺による親爺の為の40s' Blog
http://fc40.wablog.com/209.html
選手会も大変そうである。
Jリーグ選手協会 | JPFA
[5.27] Jリーグ選手協会総会後の記者会見全文 2
http://www.j-leaguers.net/news/news.php?200805;2884
我那覇の弁護団、Jリーグに謝罪求める(サッカー) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/05/28/17.html
(以下引用)
今後は選手の金銭的負担を減らすためにも、Jリーグはスイスに本部を置くCASではなく日本スポーツ仲裁機構で仲裁を行うべきだと(我那覇の弁護団の望月浩一郎主任弁護士は)主張した。
(引用終わり)
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どこぞの会長のこと
「正当な行為か否かという焦点がぶれて、違う形の回答になったことに違和感がある。納得しづらい。」などとJリーグ側の視点での発言をおこない、後日誤訳騒動・裁定本文の解釈が異なるなどの点が指摘されると、
川淵Cは静観の構え…我那覇ドーピング問題:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080529-OHT1T00080.htm
(以下引用)
裁定本文の解釈が異なる問題に関し「議論し合えばいいのでは」と静観の構えを見せた。
(引用終わり)
これでは、話にならないどころか話の邪魔である。日本代表の試合の感想コメントレベルで済まされる問題ではない。重要な問題に対してまでも日和見な発言をしているようでは老害と言われても仕方がない。
直接の当事者はJリーグであり協会でない。Jリーグを含めた日本サッカー協会が日本のサッカー会のドーピング問題を管轄していようが今回の件で矢面に立ち責任を負うのはJリーグである。協会とJリーグの問題(Jリーグの問題が協会の責任となる等)と、Jリーグと我那覇選手の裁定に関する問題とを区別せずに安易にコメントしすぎである。
協会の会長が直接責任を負う立場にある、というのであれば議論し合えばいい等の他人事のような発言はしないだろう。逆に、議論し合えばいいと言う立場の人間であれば、納得しづらい等の片方に寄った発言は今の段階でするべきではないはずだ。現状では今回の裁定について日本サッカー協会として公式回答なり立場なりを明確にしていない。
良くも悪くもその発言によって影響を与えてしまう立場の人間が、視点(立場)をころころ変えて発言している様を見ると、その影響力のみを利用しているとしか思えない。
今回の問題における日本サッカー協会とJリーグの立ち位置について私の解釈に誤り等あれば指摘して頂きたい。
以下の記事は日本サッカー協会内のページの連載もので、この回は川淵氏ではなく田嶋幸三氏が語られたことが書いてある。なんとも皮肉だ。
キャプテン川淵のウィークリーコラム | JFA | JFA
一流選手に必要な「言語技術」と「論理的思考」、そして、それを「具現化」する能力 ~サッカーのエリート教育~ (08.04.04)
http://www.jfa.or.jp/jfa/communication/2008/080404/index.html
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私自身は英語その他外国語は駄目なのでCASの原文をあたっていないが、いくつかの報道や伝えられたコメント、サイト、ブログなどを見つつ判断し書いている。
CASの裁定原文にあたられた方からCASの裁定の解釈について前エントリーにコメントを頂いている。posted by 普通の人 | 2008-05-29 15:28のコメントを参考にされたし。
Jリーグの参考訳に目を通してみたが(裁判所的な)裁定文という以上に分かりにくいのではないか。
「・・・になることもあるかもしれないところ、・・・」など訳という以前に日本語としてどうなのかと小一時間。
Jリーグ公式サイト:ニュースリリース:スポーツ仲裁裁判所(CAS)裁定結果について
http://www.j-league.or.jp/release/000/00002409.html
スポーツ仲裁裁判所(CAS)裁定書の(Jリーグ参考訳はこちら)のページ
こちらのブログ 蹴球道楽主義 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/trops/ の以下の記事でJリーグの参考訳について疑問を呈されている。
我那覇ドーピング問題|蹴球道楽主義|スポーツナビ+
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/trops/article/20
posted by kakukatari |21:21 |
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2008年05月29日
「僕はサッカーを裏切るような行為はしていません」
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、Jリーグがおこなった川崎フロンターレの我那覇和樹へのドーピング禁止規定違反での処分を無効とする裁定を下した。また、我那覇が負担した弁護士費用などのうち一部を支払うよう求めた。
時事ドットコム:指定記事
2008/05/27-22:20 我那覇の訴え、全面的に認める=Jリーグのドーピング処分で-CAS
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700640&rel=j&g=spo
時事ドットコム:指定記事
2008/05/27-19:04 我那覇問題の経緯
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700742&rel=j&g=spo
時事ドットコム:指定記事
2008/05/27-22:17 我那覇の訴えに対する裁定は単純明快=CAS、Jリーグに苦言も
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700914&rel=j&g=spo
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一番上の時事ドットコムの記事から一部以下を引用しよう。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700640&rel=j&g=spo
(以下引用)
CASは裁定の中で、後藤医師の治療は2007年の世界反ドーピング機関(WADA)規定に照らして正当な医療行為と認定。また、Jリーグが「適切な医療行為」の基準について詳細な条件を明示していないといった手続き上の不備も指摘。その上で「違反があったかどうか判断する必要もない」とした。
(引用終わり)
上の記事を読み、以下の記事を見る。
時事ドットコム
2008/05/28-21:41 「申し訳なかった」=Jリーグ鬼武チェアマンが謝罪-我那覇問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008052801017
(以下引用)
Jリーグ側の原秋彦弁護士は裁定の内容について「本件の静脈内注入(点滴)が正当な医療行為であったか否か、ドーピング違反に該当するか否かの判断が下されていない。我那覇選手に何の落ち度もなかったとして、制裁を取り消した」と述べた。
羽生英之事務局長は処分取り消しに関し、「出場停止処分の記録を削除する」と話し、出場給の支払いも検討することを明らかにした。川崎に科した1000万円の制裁金については、今のところ裁定の中に返すべき論拠がないとして返却しない方針。
(引用終わり)
Jリーグ側は何を今更言っているか、という印象しか残らない。記事前文には鬼武チェアマンの以下の言葉がある。また川渕会長の言葉も以下に挙げよう。
(以下引用)
鬼武健二チェアマンは「裁定を真摯(しんし)に受け止めて従いたい。我那覇選手には1年間苦労を掛けた。本当に申し訳なかった」と謝罪した。
(引用終わり)
時事ドットコム:指定記事
2008/05/28-00:47 我那覇裁定・談話
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700918&rel=j&g=spo
(以下引用)
◇焦点がぶれた
日本サッカー協会・川淵三郎会長 正当な行為か否かという焦点がぶれて、違う形の回答になったことに違和感がある。納得しづらい。我那覇選手の名誉が認められたことだけは良かった。
(引用終わり)
日頃、「品位・品格」を言う鬼武チェアマンやJリーグは二枚舌ということか。
こちらのブログ
中原の鹿 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/desafio/ の以下の記事でこの問題を取り上げており、コンメト欄にはCASのpress releaseの原文を読まれた方のコメントもある。
我那覇問題でJリーグ謝罪?|中原の鹿|スポーツナビ+
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/desafio/article/133
テレビやスポーツ誌系の報道ではJリーグ側の「ドーピング違反に該当するか否かの判断が下されていない・・」という言葉ばかりが多く取り上げられているように見受けられる。
毎度のことメディアはこの程度と思うばかりだが、穿った見方をすればJリーグ側の誘導ともとれる。
そもそもスポーツ仲裁裁判所(CAS)は、Jリーグがドーピング問題を裁定する立場にふさわしい準備をしていなかったとし、この問題に関しJリーグは裁定する立場にすらないと判断している。
冒頭に書いたコメントはテレビで見た我那覇選手の会見での言葉だ。
様々な問題提起や判断は必要だがその為に一方の負担や犠牲が大きくなりすぎるのは危険だ。今回、CASへ仲裁を求める道筋の中で当時の川崎のチームドクターは職を辞さなければならなかったし、また、莫大な費用がかかることからカンパなどを含め多くの方が協力されていたと聞く。協力がなければ仲裁を求めることすら出来なかったのである。
Jリーグには処分云々以前にどのように問題を捉えているかを問いたい。
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追記
CASへ仲裁を求める道筋の中で、と書いた部分に関しての補足。
時事ドットコム:指定記事
2008/05/27-22:17 我那覇の訴えに対する裁定は単純明快=CAS、Jリーグに苦言も
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052700914&rel=j&g=spo
(以下引用)
Jリーグは2007年のWADA規定改定を把握していたのだろうか。後藤医師が起こした日本スポーツ仲裁機構(JSAA)への申し立てを拒否した本当の理由は何か。CASは、我那覇が支払う弁護士費用などの一部をJリーグに負担するよう求めた。そんな疑問を微妙に感じ取ったからこそ、Jリーグに苦言を呈したのだろう。
後藤医師は、JSAAへ仲裁を申し立てるに当たりチームドクターの職を失った。我那覇は、チームの当初の意に反する形でCASへの提訴に踏み切った。
(引用終わり)
上記は冒頭に挙げた記事のうちのひとつでありその中から一部引用した。
関連すると思われる過去の記事のいくつかを以下に示す。
「我那覇和樹選手、ドーピング問題で仲裁申し立て表明」スポーツ‐サッカーニュース:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/108223/
(以下引用)
我那覇は日本スポーツ仲裁機構を希望している。ただ、Jリーグ側はスイス・ローザンヌに本部を置くスポーツ仲裁裁判所(CAS)に申し立てれば、仲裁に合意する意向を示しており、今後の調整が必要になりそうだ。
(引用終わり)
医師が仲裁機構に申し立て/我那覇のドーピング問題で―四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/sports/soccer/article.aspx?id=20071105000306
(以下引用)
Jリーグ1部(J1)川崎のFW我那覇和樹がビタミン入りの生理食塩水の点滴を受けた措置がJリーグからドーピング規定違反とされて出場停止などの処分を受けた問題で、我那覇を治療した川崎のチームドクターが5日、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に処分取り消しを求めて仲裁申し立てを行った。
JSAAの仲裁の手続きに入るにはJリーグの合意が必要となり、Jリーグが拒否すれば仲裁は成立しない。
(引用終わり)
我那覇が仲裁不成立に涙で訴え - サッカーニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20071114-282877.html
(以下引用)
川崎FのFW我那覇和樹(27)が13日、ドーピング規定違反でJリーグから科された処分の取り消しを求め、第3者による仲裁を熱望した。同問題にかかわった前チームドクターが、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁を求めていたが、Jリーグが合意せずに不成立。しかし、我那覇は仲裁の場で決着させたいと、涙を流しながら初めて意思表示を行った。
・・・・
後藤前チームドクターが、JSAAに処分の取り消しを求める申し立てを行っていたが、12日にJリーグは「本件はJリーグと(制裁を科した)我那覇選手、川崎Fとの間で解決済み」として仲裁申し立てに合意しないと回答。
(引用終わり)
「国内版CAS」の意義権利意識を高める環境を : 日本トップリーグ連携機構
http://www.japantopleague.jp/column/sportswriter/sportswriter_0009.html
(以下引用)
我那覇の場合は仲裁を委ねる機関として国内機関の日本スポーツ仲裁機構(JSAA)を要望したが、Jリーグ側が「ドーピングの国際基準、最高基準の判定を受けるため」とスイスに本部を置くスポーツ仲裁裁判所(CAS)での仲裁のみ受け入れる方針を発表。
(引用終わり)
こちらのブログ 13-gaze http://ameblo.jp/13gaze/ の以下の記事
我那覇問題でチームドクター辞職へ|13-gaze
http://ameblo.jp/13gaze/entry-10054353326.html
posted by kakukatari |01:14 |
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2008年05月27日
F1観客が6月中旬に提訴 総額約4000万円 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080524/trl0805241852002-n1.htm
(以下引用)
F1観客が6月中旬に提訴 総額約4000万円
2008.5.24 18:38
昨年9月に富士スピードウエイ(FSW、静岡県)で開催されたF1日本GPが運営上のミスで十分に観戦できなかったとされる問題で、被害を訴える観客が24日、東京都内で原告団決起集会を開き、FSWに慰謝料などを求める訴えを、6月中旬に東京地裁に起こすことを決めた。原告は約130人で、請求総額はチケット代返還も含め4000万円近くになる見込み。
原告団は、FSWには観客がレースを十分に観戦できるよう配慮する義務があったと指摘。会場周辺の渋滞でシャトルバスが時間通りにFSWに到着せず、レース前半を見ることができなかったほか、帰りも長い間待たされ、精神的苦痛を受けたと主張している。
FSWはレース後、一部ミスを認めて、観客54人にチケット代を返還している。
(引用終わり)
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私は直接関係ないが興味を持って見ていたし、当事者の方以外にもそのように注目している方も多いのではないだろうか。
サッカーなど他のスポーツイベントと単純に比較出来るものではないが運営の酷さが招くものとは何かという反面教師的な見方は充分に可能だろう。また今回の訴訟の内容以外にも様々な問題が浮上した。
先日のレッズガンバの問題を見ていると、(サポ同士という図式ではないが)それこそよく暴動にならなかったと改めて思う。
スポーツイベントと言えば先日ボクシングのイベントが前日急遽中止になっている。
定かではないが、どうやら実質的な主催者がトンズラしたもののようである。選手やチケットを買ったファンが泣き寝入りせざるを得ない状況のようで酷いことである。また、そのような事態にボクシング協会がほぼ何も出来ないようである。
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もしこの問題を知らず興味のある方は、次のブログが当時の状況とその後の考察を日数をかけて丹念にしている。結構な量になるが時系列に該当記事を読まれたし。
[の] のまのしわざ http://nomano.shiwaza.com/tnoma/blog/ のサイトの以下の記事あたりから
F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図
http://nomano.shiwaza.com/tnoma/blog/archives/006212.html
(いわゆるまとめサイトがあるのだがwikiという性格上からか多少見づらい)
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こちらが訴えを起こす側のサイト
2007日本GPの被害者立ち上がろう。
http://fswthevictim.blog122.fc2.com/
当初のサイト立ち上げ呼びかけから折に触れ見てきたがこれでようやく形になったようである。集団訴訟とはいえ裁判になれば当事者の方々は大変だろう。気が折れぬよう健闘を祈りたい。結果云々以前に少なくともスポーツイベント(興行)に対する警告になると思う。
メディア(特にスポーツ系)が今後どのように報道・記事にしていくのか(無視するのかも含め)興味深い。
訴えられる模様の富士スピードウェイ株式会社
F1 2008 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (富士スピードウェイF1のページ)
http://www.fujispeedway.jp/outline/index.html
F1 2008 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY (2008年のF1日本GPに向けて)
http://www.fujispeedway.jp/kaizen/index.html
URLを見ると、「カイゼン」とある。
Q&Aを見ていくと、次の文言がある。
(以下引用)
特定のチームやドライバーの専用応援席は予定しておりません
(引用終わり)
この部分は昨年と変わっていない内容(というか運営側の宣言だな)と思うのだが昨年はトヨタの応援席はあった。トヨタのF1サイト内にトヨタの応援というようなページがあり、そこでトヨタ応援席と明記してあった。さて、今年はどうなるのだろう。昨年同様にTV中継に巨大フラッグが映し出されると思うのだが専用では無いということか。ほんの一例にすぎないが、ともかく秋には分かることだ。
posted by kakukatari |04:05 |
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2008年05月24日
雑感
事の大きな問題に対して、もしくは大きく見せたいが為により大きな事柄を例え話として持ち出して大変さを訴えようとする話し手がいる。その例え話は大抵において司法によって善悪がはっきりと示されるだろう事象や、個人の範疇を大きく超える問題等だ。それらの例え話に出される問題は各個人が判断してくても済むように持ち出される。そこから先は考えなくても済むということだ。
例え話を持ち出した話し手だけが考えなくて済むだけに留まらず相手へもこれから先は考えるなというサインの意も合わせ持つ。
特に大きな問題ではなく一般的に通用する常識的に見て良い・悪いという事柄は今もこれからも変わらないのだろうか。全ての人が頷く例え話はあるのか。どのような話を例え話に置き換えようとしているかのほうが重要だろうが、例え話がない会話が「話が早い」かと言ったらそうでもない。会話のための会話になったらどのような話題でも大抵はつまらない。
特に意識せずにそのような例え話をすることはよくある。全ての会話の小さな話題まで意識して話すことなど出来ない。楽しく会話している最中は所々力を抜いて楽している。
楽しくやりましょうと多くのレッズ・ガンバ系のブログでは言っている。ここ(ブログ)では今のところ楽しい話題はないが、私にとってつまらない話ではない。
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以下は前々記事のコメント対するレス
>あのね | 2008-05-23 08:34
>あのね | 2008-05-23 08:38
>あのね | 2008-05-23 17:29
国と国同士のいざこざに若干似ているかもなどとぼやかそうとして書いているが、何に対してその例えを持ち出したのかを見ればあなたが国と国同士のいざこざという問題をどのように見ている人間かが垣間見える。
自身の感情や考えという無形の物を相手に伝える為に言葉に置き換えて話す(書く)というのは大変なことだ。あなたの文章にそれらしい形跡が見えない、相手に分かって欲しいという気持ちが感じられない。
あなたは考え合うこと話をするということを感情論という言葉で拒否し、私の話だけを聞けと窓を開け放った家のなかで叫んでいるだけだ。
仕返しの正当性を長々と書き、きっかけが無ければあの暴動は無かった、暴動を起こした者参加した者は罰せられても仕方ない、非暴力確かに素晴しい、では考察というものが無く他人事のままである。
国からサポ・家族・子供・恋人まで総動員してあなたが語っているのは「認められる暴力」についてだ。結果として暴力が起こらなければそれに越したことはないだろうが、というだけである。
何がしかの問題が起こったとしても暴力までは感じずに済むだろうという安心感のある観戦、というものを願う親子やファンがいるかもしれないという視点はない。
あなたの譲れないモノやプライドの為には、暴力者ではないがたまたま相手サポだったということで閉じ込められる親子がいてもやむなしなのか。考える必要無しなのか。やむなしかもしれないが考えるべき問題として、安易に施設・運営や事の起こりにだけ理由付けするのではなく様々な問題の中の一つとして捉え考えるということはありえないのか。
認められない暴力、認められる暴力に分けずに、暴力自体を取り除きたい暴力から無縁でありたいと願う者は、あなたの言う特殊性故にサッカーサポーターであることを否定されるのか。扉を閉じられ中には入れないのか。
確かに「G大阪サポーターから投げられた物が子供に当たり怪我をしたことがコトノホッタン」だ。
ガンバサポの中に物を投げた者がいることは事実だ。物を投げていない者がいたことも事実だ。
レッズサポの中に者を投げ返した物がいることは事実だ。投げ返していない者がいたことも事実だ。
物を投げ込んだ暴力者いたということは当たり前だから、単にG大阪サポーターと言ってひとくくりにしても構わないのか。
あなたの怒りの矛先は、ガンバサポの中の物を投げた者に向いているのか。ガンバサポ全てに向いているのか。暴力そのものに向いているのか。あなたのコメントははっきりしていない。
物を投げ返す暴力者を示すのに浦和レッズサポーターと言ってひとくくりにしても構わないのか。
浦和レッズサポーター全てがあなたの言うかなりのものな仲間意識を持つ者なのか、投げ返す行為を嫌悪するような者は仲間意識をもっていないのか。そのような者は存在しないのか。
今回のような問題を語るときに、感情論だろうがナニ論だろうが安易に相手チームサポや自チームサポをひとくくりにするようなことや物言いは愚かな行為だ。
あなたはレッズサポ以前に個人だ。レッズサポそれぞれが他人とは違う個人だ。ガンバサポもその他のサポも同様だ。一丸になって応援する中であっても個人がかき消されるわけではない(かき消してくれるほどの興奮を与えてくれるサッカーは素晴らしいが)。特に今回の問題を考えるという事において、自分を語るときにだけ個人を出すのではなく、個人として今回の問題やサポの中の個人といったものを見る(考える)ことが必要だ。あなたにはその部分がない。考え方の違い、感じ方の違いの問題ではない。
posted by kakukatari |01:51 |
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2008年05月23日
>ルドルフ | 2008-05-22 12:03
>ルドルフ | 2008-05-22 12:24
レッズサポ側の多くの方が、やられた気持ち・我慢した気持ちを分かって欲しいという思いがあるように、私は思う。気持ちを分かって欲しいとは、あの状態に思いを巡らせ自分たちの身になって考えて欲しいということだと思う。
相手の身になって考えるということが、早急に一部の暴力者の仕業や設備・運用などに結論を出すだけで補える(満足を与えられる)のか。
スタジアム閉じ込めに至る経緯を取り除くことは出来ないが、閉じ込められたそれぞれの人達が感じた個別の思いをも全て覆いつくしても良いのか。
ルドルフさんは、レッズサポとも記されていないし、思いを分かって欲しいなどのコメントもされていない、そのようなことを思ってもいないかもしれない。が、以下に続けたい。
各チームの対応や協会の裁定を否定してはいない。それだけでは不十分ではないのか、各々が考えるべき問題を含んでいるのではないかということだ。
事実を公にすることはしなければならず、その事実によって対処されることも必要だ。
ただし、今回の問題は相手に対して事実のかけらを武器のように持って挑むようなことではない。
場面場面を2極に分け、片方が悪いからもう片方は良しとなる、という考え方は有りだが、そのような考え(見方)しか出来ないことを問題視している。考え方を変えろ、というより考え方を増やして欲しいと思う。
対決の図式を作り出すことは簡単なのだ。
埼玉スタジアムのレッズのスタンドで描き出されるマスゲームを私は美しいと思うしレッズ選手への応援と同時に相手チーム・サポに対する挑発に昇華していると思う、思わない方もいるだろうが、では、あのマスゲームに参加している一人一人がサポグループとしてまとまった存在なのだろうか。あなたの言う良心的なサポや問題を起こすようなサポーター達以外にもいわゆるサポグループに属さないファン達をも含む、それぞれ雑多な人達の集まりではないだろうか。
何らかの主導があって実現されるものだろうが、主導だけを語り実施すればあれが実行出来るのだろうか。大勢はやらされているだけなのか。
一例だが、チームへの応援の一つの結果としてあのマスゲームが描き出されるのであれば、各チームの対応や協会の裁定とは別に、サポ・ファンレベルで問題が解決されるような可能性を探り考えてもいいのではないか。向かう先は一つなどということではない。可能性を放棄する考え方には異を唱えたい。
「自分達のサポータの問題は自分達サポーター内で解決しろ。」なのか、という投げかけに対しては「安易に解決しようとするな」である。チームや協会の裁定等のように早急かつ具体的な実行能力を伴う結論をサポやファンまでもが急いで出す必要はない。各々が自分のペースで考えればいい。それら各々の考えが繋がるかもしれないし個人に留まるかもしれない。有形の結論めいたものが出るかもしれないし、無形ではっきりはしないかもれしないがなんとく雰囲気が良くなっているかもしれない。結論有りきではない。
あなたのコメントには、会社は一人では変えられない、と同じニュアンスを感じる。
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コメント欄では、事実のかけらを武器のように持って挑むようなことが続いている。(事実のかけらというよりほとんどは彼ら自身の判断のかけらか)
娯楽なんですよ。と言っているのに、なぜ自分の信念までもが揺るがされたかのごとく正当性を主張するのだろう。
冒頭に書いた、やられた気持ち・我慢した気持ちを分かって欲しいという思いは、法律的にどうにかなるのだろうか。
posted by kakukatari |00:25 |
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2008年05月22日
私は現場にいない。ガンバ・レッズ両サポによる現場レポの見たこと・感じたことは正しいと思うが、意見・主張は的外れなものが多い。
一考
相手に対して、意思を持って物を準備し投げるという暴力を犯したことがまず第一で、犯罪。
水風船等を投げ込むことを「挑発行為」と捉えている方(書いている方)もいるようだが間違いだ。あれを暴力と捉えないと今回の問題を解決の糸口に導けないと思う。
暴力行為と挑発行為を分けて考えられるかが鍵になるとも言える。
クラブ側の対処とは別にサポ・スポーツファンも暴力行為ということを充分に考える必要があるのではないか。
暴力が暴力を呼ぶ。
先ずガンバサポが、ガンバサポの中に暴力を犯した者がいたこと充分に考え検証する必要がある。これをしないうちにこちらも反省しているのだからレッズサポも反省せよと言っても、言い合いになるだけ。やられた側の言い分を主張し始めれば、事の起こりはガンバサポの内から出たものだ。物事の順序を考えれば先ずガンバ側が思慮深くなるべき。
トータルに見てどちらの方が悪かった等と判断するのは間違いである。単純な喧嘩両成敗もよくない。原因は明確にすべきだ。
以上が第一に考えることであり、これを差し置いて他の問題を大きく取り上げる事は今回の件をきちんと考えていないことと同意。
第二は、スタジアムの警備運用の稚拙さ。
試合開始前から水風船等を投げ込んでいた(犯罪)者を放置した。時間経過を含めて考えると犯罪を容認した、増長したとも言える。レッズ・埼玉スタジアムは猛省すべきで、反省の意をきちんと形にして見せることが必要、かつ相応のペナルティを化されるべきである。また、数の怖さを甘くみていたことはガンバサポ(一部の暴力者・馬鹿者だけではなく、対岸の火事と見ていた者も含む)と同質。
犯罪を犯さないことと、犯罪を防止することに優先順位をつければ、犯罪の防止は第二である。自らが意を決して出来ることは先ず犯罪を犯さないことだ。危機管理に関しても同様。
第三にレッズサポの報復暴力行為。
報復は暴力の免罪符にはならない。正当防衛でない暴力は犯罪。
また、直接手を出さずとも自らが暴力を振るう者になりえる危険性を、ガンバサポをスタジアムに閉じ込めるということで証明した。暴力的に異を唱えるレッズサポの背後に重なるのは赤いレプリカユニフォームを着た野次馬達だ。彼らは犯罪者ではないが、閉じ込められた者から見れば暴力的な存在として映る。そういうつもりは無かった、というのは想像力の欠如した者だ。数の怖さを甘くみていたガンバサポと一緒。
以上の3点であるが、ガンバサポは第一の事柄を、レッズサポは第三の事柄を、相手の非をあげつらう前に考える必要がある。
結果として暴力者をサポーター内に住まわせていたという事と、誰もが暴力を振るう者になりえる危険性を、「あれは一部のサポ」と対岸の火事のように言うサポが一番考えるべきだ。
それぞれ各チームのサポ内に「またアイツらか・・」がいるのではないか。また、近所の火事には真っ先に駆けつけるのではないか。
勝利の円陣だとか誤審だとかは、試合を振り返る楽しみの一部であり、酒の肴の話だ。火に油を注いだかもしれないが肝心なのは火の方だ。
全てを酒の肴にしている輩もいるだろうが、そういう奴がまたいつか起こるトラブルに自身が巻き込まれたときにギャーギャー言い出すのだ。
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ガンバ大阪を語るブログ http://gambaosaka.seesaa.net/article/97216929.htmlより以下引用
物理的な挑発行為は言語道断。当該ガンバサポは、永久入場禁止にしてしかるべき。
物理的挑発や暴力(水風船や閉じ込めも含む)、差別的な行為などが許されないのは当然です。議論の余地もありません。ただ、ある程度の挑発は、エンターテイメントとしてあって良いと思います。
引用終わり
上記のブログだけではなく大方のガンバサポの論調が代表されているように思うが、これは、上の段落に書いた「対岸の火事のように言うサポ」の代表的なものだ。問題を暴力と挑発とに分けているようだがそうではない。一部の馬鹿者(暴力)を他人事として区別しているだけである。自らの内に暴力が巣食っていたという意識が見えない。結局は酒の肴の話である挑発行為についてしか語られていない記事である。
クラブ側の対処・リーグの裁定とは別に考えなければ「やみくもに禁止条項を増やす」ことになりかねない。
相手の非をあげつらう前に自身を考えようとしている記事であるが、結局どこで思考停止するかだ。
挑発行為の延長に暴力行為があるという考え方は、暴力を近くにもするし遠くにもする。その判断基準は人それぞれだ。人それぞれの上に、その人(各個人)の中でも曖昧になりやすい。暴力・犯罪行為を意識する方から考えないとならない。
もう一つガンバサポの記事をリンク
ぶるぶるぶるっとGAMBA大阪 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/mimi-ga/article/13
レッズサポの記事
RED CURRENT http://redcurrent.cocolog-nifty.com/redcurrent/2008/05/post_8f3a.html
考えられているようだが、対岸の火事的記事である。
対岸の火事的記事の結論にスタジアムの警備運用の稚拙さを持ってくるものが多い。それは結論ではなく思考停止ではないのか。
「やみくもに禁止条項を増やす」、増やされた、フェンスばかりのスタジアムにしたいのか。
曖昧さで似たようなことに、店内を走り回る自分の子供を注意しない親、なんてーのもある。それとも給食費か。
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追記
頂いたコメントへの一部のレスが、次の記事と次の次の記事になります
posted by kakukatari |01:09 |
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