2008年05月31日

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

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原文とJリーグ訳を並べて、何をどう訳したか考えながら裁定書を読んでみました。

なぜ皆さん興味があるのに原文に当たらないんでしょうか?
他人の裁定書の解釈がどんなレベルのものなのかは英語が苦手な人ほど自分であたっておかないと判断できないと思います。


Jリーグ参考訳はみんなが言うほど悪くないと感じています。
淡々と訳している感じ。

ただし会長、チェアマンの発言は恣意的に都合のいいところを切り取ってきており論外。
裁定書を部下に読ませ要約だけ聞いたのか、わかっていて煙に巻こうとしているのかどちらかでしょう。


「翻訳ということだけで見れば」、我那覇選手サイドの見解には実は少し抵抗があります。
単語や特定のパラグラフを切り出して意味を考えることは重要ですが、文章の意味は文章の流れの中で考えるもの。その解釈で全体の文章の流れがきれいにつながるのか、文章構成上どんな意味があるのかが一番重要です。
(我那覇選手サイドでの裁定書の全文翻訳ってありませんかね。どなたかご存知ありませんか?)

もちろん我那覇選手サイドにはものすごく強い思いがありそれが翻訳(解釈)に表れてしまっているわけですがやはり抵抗は感じます。


我那覇選手がCASに求めたのはそもそも何だったのでしょう?

なぜCASはこういう構成の文章を書いたのでしょう?

2007年WADA規程のもとでの事件なのになぜ「治療にあたった医師の見解は大きい重みを持ってはいるものの決定的なものではない」と書き、そのうえ「2008年において申立に係る違反行為が生じていたとすれば、当該治療の医学的な再評価を行うであろう独立の医療専門家機関からのTUEについての遡及的な承認を求めることを要求されていた。」と書いてあるのでしょう?

制裁に関係するWADA規程とJリーグの制裁に関する規定の違いは何でしょう?


我那覇選手は無罪ということだけは確実ですが、いろんなこときちんと押さえていかないとピントがずれたチェアマンと変わらないと思います。


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上記は、当ブログの前エントリーに頂いたコメントを全文引用したものだ。

Jリーグとスポーツ仲裁(前エントリー)
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kakukatari/article/6#comment
の posted by たーぼ | 2008-05-31 01:43 のコメントである。

新しくエントリー(記事)として出したほうが少しでも多くの方に目に留めて頂けるかと思った次第。当ブログに対するコメントであるが、内容的にも、意図的に疑問を投げかけるように書かれていることからも私に対する意見だけではないようである。

比較として、スポーツナビのコラムで読まれた方も多いだろうが、未読の方は以下の記事を読まれることを薦める。
我那覇和樹、ピッチ外の勝利と終わらない戦い
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/column/200805/at00017403.html

たーぼ氏にレスを頂けるか分からないが上記を読んでなにかあればこちらにコメントして頂いて構わない。
ただあくまでも上記引用はこちらに頂いたコメントなので端折られている部分も感じ記事を書くときのような意識とは多少違ったものかもしれないことを補足しておく。

私のたーぼ氏の頂いたコメントに対するレスはまだ考えていない。とり急ぎこのエントリーだけしておく。

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追記

上記内容とは直接関係無いが、また違った視点として以下の記事を挙げる。
Jリーグ、CAS裁定で記者会見 (取材・文=増島みどり)
http://news.thestadium.jp/2008/05/28_fb.html#more

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追記2

改めてなぜ頂いたコメントのひとつをエントリーとして出したかについて。

今回の問題では、特に私を含む一般の方々のブログ等の意見の中で、原文に当たられた方の意見は少なく貴重だと思うこと。

私(の記事)に対して同調であろうが批判であろうが、提起している問題がより分かるようになれば良いと思うこと。

批判的に見る方は概して記事を隅々まで読んでいる。私に照らし合わせれば、まして批判を書くときはかなり考えなければならない。今回のコメントは批判のための批判ではなく、私とは違う視点でこの問題を書かれていること。

自分のブログの中の記事として書いたのであれば、たぶん疑問形の部分はキチンと説明した上で、私のような理解の人間に批判を加える形で書かれたであろう。出来ればたーぼ氏には記事として書きトラックバックなりしてもらいたいが、結構大変な作業でありどうなるか分からない。分からないままアクセスの少なくなった記事の一コメントで埋まってしまうにはおしい視点・意見だ。
私は今のところ今回のドーピング問題で新たなエントリーをすぐに書くことはなかった。

上記のようなことをざっと考え早いうちにエントリーしたほうが良いだろうと思った次第だ。

私に対しても、たーぼ氏に対するものでも意見があればコメントされたし。



posted by kakukatari |05:23 | コメント(30) | トラックバック(1)
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我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる|退屈な振り子|スポーツナビ+ 【Reysoloid】

原文とJリーグ訳を並べて、何をどう訳したか考えながら裁定書を読んでみました。 なぜ皆さん興味があるのに原文に当たらないんでしょうか? 他人の裁定書の解釈がどんなレベルのものなのかは英語が苦手な人ほど自分であたっておかないと判断できないと思います。

2008-05-31 09:55 | 続きを読む
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我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

たーぼ氏はコメントの中で「我那覇選手サイドの見解には実は少し抵抗があります。」
と述べているが、肝心の「どの部分にどのような抵抗を感じたのか」が書いてない。

posted by 傍観者 | 2008-05-31 09:04

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

山形スレで糞コテ認定されている、
あのたーぼのことかしら

posted by 傍2 | 2008-05-31 09:14

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

>たーぼ

いろんなこときちんと押さえていかないと、とあるがいろんなことを押さえる為に言葉が必要だ。
追記の中で批判のための批判ではなくと書いているが、批判の意のために疑問文にして書かず自分で調べろと言うのは批判のための批判だ。問題の理解を深め広めようという立場であれば情報と自分の考察は表に出すべきだ。
自分で調べないと駄目だよ、ばかりでは門前払いになってしまう人が多くなる。

是非、補足を願いたい。

Jリーグ参考訳については、全体を通して悪くはないかもしれないが、現実に解釈が異なる問題が生じた。Jリーグ側の恣意的な発言だけではなく参考訳自体に問題があるのではないか。

posted by kakukatari | 2008-05-31 09:26

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

「我那覇和樹、ピッチ外の勝利と終わらない戦い」を読んでから、こちらを見た者です。

英語和訳の解釈が新たな論点となっているようですね。

上記の記事で、私が一番注目した点は、オーストラリア英語の言い回しまで追求している点でした。自分は今、オーストラリアに住んでいますが、確かに国、地域によって使う言い回しはぜんぜん違いますね。

また、日本語でも同じですが、法律など権利を扱う文書の言い回しは通常の文書とまた異なっており、解釈をきちんとしなければなりません。その意味でも上記記事の筆者が弁護士関係者に話しを聞いている点は本当に評価できると思います。

法関係文書の言い回しは、難しいようですが、きちんと排除されていることと含まれていることが明確になるように言い回しができているのでしょうが、地域性があると本当に厄介ですね。今回のような国際的な裁定の場合、言い回しも国際的に統一された言い回しを使わなければならないようにプロトコルを決めるべきでしょう。

私の意見としては、本当に単純なのですが、なぜ誰もあの裁定書の責任者に内容の真意を確認できないのでしょうか?
CASとしては、裁定を行ったという点は管理していると思いますが、裁定の内容については結局裁定者に確認しなければわからないと思います。

CASは、裁定者の裁定が支持できるものであるかどうか、その裁定がCASのプロトコルに則ってされたものかということに責任を負っていて、今回の裁定書の言い回しまでは管理していないと思います。ただ、今回の裁定結果が当事者間の新たな確執の原因になっているのならば、CASへ問い合わせることによってCASが公式見解を出すかも知れませんが。(裁定が出ているので、その裁定書の言い回しまでは見解を発表することはできないという回答が予想されますけど)

それと、上記記事の中で、CASのプレス・リリースの中に第一版の裁定書があり、その中では断言していたという点も注目する点だとおもうのですがいかがでしょう。しかし、なぜ我那覇側の弁護士はこの第一版を説明材料として用いないのでしょう?英語の解釈をうんたら言うよりもよっぽど見た目信憑性があると思いますけが。(これは、一般向けということで、実際これを説明材料に使うと、J側から「最終裁定ではそこの判断が違ったということで表現を変えたので、この裁定書では否定している意味である」云々のコメントがでることも予想されます。)

で、やっぱり私としては、裁定書を書いて出した本人もしくはグループにきちんとした意味を確認するのが、いいでしょうというのが最終的な意見です。それもできれば両当事者と第三者のいるところで。

でも実際にはいろんな人のいろんな思惑があるわけで、すんなりとは行かないでしょうけれどね。
裁判所で判決を言い渡した裁判官に、判決理由の中の表現についての質問が判決言い渡しの場所でないのと同じなんでしょうね。

あ、長くなりすぎたようですが、以上が私のコメントです。

posted by teatan | 2008-05-31 09:26

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

>傍観者
同意。

>傍2
問題に対する意見・考察であれば誰であろうが構わない。追記2に書いたとおり。

>teatan
私の文章より読み易い。考察有難い。

posted by kakukatari | 2008-05-31 09:48

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

この裁定のあとに、FIFAは我那覇選手の違反記録を削除を削除しました。

当事者(JFA・我那覇選手)より、第三者であるFIFAのほうが客観的な判断ができると思います。

違反記録の削除=違反はしていなかった

私の心象は、以上のような意向になることもあるかもしれないです。

分かりにくい文章になってしまい申し訳ありません。

posted by えいごムズカシイ | 2008-05-31 10:24

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

裁定文の和訳が新たな争点になっていることに対して、違和感を感じます。

そもそも、リーグ側が英語による審理にしか応じなかったので、CASによる(英語での)裁定が行われたのです。

裁定文の和訳において、何らかのトラブルが発生する可能性があることを見越した上で、Jリーグ側は英語による審理を求めたのではないかと考えてしまいます。

また、Jリーグ側の「ドーピング有り」という主張の根拠となっている(曖昧な)英文の和訳が(さらに)曖昧な日本語になっています。

これが、「裁定文の和訳」が注目されるキッカケになった(私はそう思っています)ことから、川渕氏・鬼武氏のコメントもシナリオに含まれてるのではないかとさえ思えてしまいます。

「裁定文の和訳が話題の中心になれば、Jリーグ側の不手際が忘れ去られてしまうのではないか?」
Jリーグ側にこのような思惑があるのだとしたら、「裁定文の和訳」を争点にすることは、「掌の上で踊らされているる」ことになるのでは?と思いました。

以上が、「新たな争点」に違和感を感じた理由です。

posted by 木を見て森も見る | 2008-05-31 17:55

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

裁定文原文を通読しております。わかりにくいところはあるものの、要旨は明確な文章だったと思います。失礼ながらたーぼさんの指摘は、この方自身が疑問に思っていることをそのままにして疑義を呈しているとしか思えません。

>なぜCASはこういう構成の文章を書いたのでしょう?
>制裁に関係するWADA規程とJリーグの制裁に関する規定の違いは何でしょう?
etc

これらはそれほど難しいことではありません。これらについて具体的に説明していないのは、たーぼさん自身の知識不足が理由としか思えません。もっとも、たーぼさんが自らのコメントについて補足してくださるならば話は別ですが。今の情報量のままでは、何らかの有意な反応自体が不可能だと思います。管理人さんがおっしゃるように付和雷同的にならないための問題提起として有意義である点は認めますが、中身がなければそれ自体煽動にしかならなくなります。

posted by 普通の人 | 2008-05-31 19:21

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

連投失礼。原文とJリーグ訳の対比は完全にはしていませんが、誤訳はあるように思われます。少なくとも例の「might be minded to」については、日本語になっていないことからも明らかなように、訳せていないと思います。これは本来あの長さの文章を意味の通る日本語に訳すのには、もう少し時間が必要であるということだと思います。ただ訳者名を明示していない点は疑問ですが。

かといって、私も完全な訳ができる英語力および法律知識を持ち合わせているわけではないので、無責任なようですが、力ある方の訳出を期待しています。 私も全訳に挑戦していますが、読んでわかるのと、意味の通る日本語の文章にするのとでは、かなり違いがあり、時間がかかかるのです。

posted by 普通の人 | 2008-05-31 19:30

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

>普通の人
煽りになってしまうのは私の至らなさ故である。エントリー直後から危惧するところもあったが、その後私が何かするべきだったと思う。それが何か未だ分かっていない。
まとめたいと思うが時間がかかりそう。

>コメント頂いた方々
頂いた各コメントは有難い。参考になる。

posted by kakukatari | 2008-05-31 22:36

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

そもそも、和訳してはいけないのではないか?とも思っています。学生時代に英文科の方と話をしたのですが、「英語で理解しているから、むしろ和訳する方が苦手」ということを言っていました。
特に法律用語など、専門的な知識を備えていないとこの手のケースは混乱する可能性は高いのでは?

これらの問題を解決する方法は(おそらく)あります。以下に文部科学省のガイドラインを提示します。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/05/07051421.htm
この中に「文部科学省は、我が国における国内ドーピング防止機関として、JADAを指定する」とあります。このJADAとJFA・Jリーグとの関連性を調べているのですが、ちょっとよく分からない。JADA( http://www.anti-doping.or.jp/index.html )の関連組織の図を見ても、どう見ればいいのさえ分からない。

むしろ、2007年11月15日の文教科学委員会での内容が現状(当時というべきか?)を言い当てているように見えますね。
---引用---
もう1つはドーピング問題です。あるJ1クラブに所属する選手がチームドクターから静脈注射を受け、処分を受けたニュースは記憶に新しいところです。しかし、この処分はJリーグの内部で違反認定を行い、裁定したものであるため、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)から手続き上の不備を指摘されています。つまり、検察官が裁判官も務めているようなものだというわけです。
 加えて、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は今回のケースはWADAの規約違反に当たらないとの見解を出しています。ところがJリーグ側は強硬姿勢を崩しません。チームドクターが処分の取り消しを訴えて日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁の申し立てを行いましたが、リーグ側は同意しませんでした。
 文科省はアンチ・ドーピング活動に積極的に乗り出す方針を示し、「国内外のドーピング防止活動について積極的に支援を行うため、ドーピング防止活動推進支援事業をJADAに委託して実施しています」(文科省HPより)とうたっています。そのJADAの見解とJリーグの裁定が異なっているわけですから、今回の騒動は単に選手がシロかクロかという問題にとどまらず、日本のドーピング防止活動のあり方に影を落としかねません。
------
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=367




posted by トルコライス | 2008-06-01 02:50

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

>トルコライス
国内での過程段階等を含めると文字通り問題の山積。コメント有難い。

投げっぱなしのエントリになってしまったが、頂いたコメントを合わせることで記事として救われた。改めてコメント頂いた全員の方に感謝。
言葉が出ずお茶を濁す。

Jリーグ 「はいドーピング違反 (・∀・) 」
川渕某 「私見だが・・、重い処分じゃね ( ̄⊿ ̄) 」
Jリーグ 「6試合出場停止、制裁金1000万 (・∀・) 」
ガナ   「(; ̄Д ̄)・・・」
WADA 「違反じゃないよ(・ω・)」
JADA 「もちろん違反じゃないです┐(´ー`)┌ 」
ドクタ団 「違反じゃないだろ。質問状だー。( ̄□ ̄;)」
Jリーグ 「え?違反ですよ。(・∀・)」
ドクター 「ふざくんな!!!( #゚Д゚) JSAAで仲裁だ!」
JSAA 「仲裁拒否られました(´;ω;`)」
文科省 「Jリーグ調子のりすぎ。ちょと来い。ヘ( ̄∇ ̄ ) 」
Jリーグ 「え?話はもうついてるし。役人うざい。(・∀・) 」
ガナ   「CASで仲裁を・・ (つд⊂) 」
一年後
CAS  「はぁ?違反とかいう問題じゃねーよ( ´д`)y─"" 」
FIFA 「違反は無かったと。記録は抹消ね。〆( ̄  ̄*) 」
ガナ   「勝った!ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ」
Jリーグ 「話にならん。まあ悪かったけど。金は返さんよ(`・ω・´) 」
J弁護士 「違反かどうか判断して欲しかった。残念( ̄ー ̄)ニヤリ 」
ガナ弁護 「( ゚д゚)ポカーン」

posted by kakukatari | 2008-06-01 04:11

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

もしJリーグ参考訳が恣意的に捻じ曲げられていると思うのであれば、他人の訳に頼るか自分でやるしかない。
自分でやらず他人の訳に頼るのであればその新しい訳に誤訳や恣意的な捻じ曲げがないかどうか誰がどうチェックするのか?
自分でやるしかないと思います。

また、誤訳騒動などから安易に誤訳と断じてる人間が多い気がしていたし、なにかこう、一文だけ取り出して誤訳だとかいうより、もっと大きくとらえて考えていかないといけないんじゃないか。
そう思ってあのコメントを書きました。

いまさら遅いですが書くべき内容だったのか、適切な表現のかについてはもう一度考え直します。
申し訳ありませんでした。

知識不足といわれるのは悔しいですがああいう書き方した以上仕方ないですね。
能力的にも普通の人さんほど高くない。
ただ必死に調べて、考えて、自分なりの結論は出せてはいるんですよ。

問題は、私が望んでいた結論、「正当な医療行為であると判断された」ようにはどうも見えない。
混乱しています。

以下ふられたのでもう少しコメントしておきます。


江藤氏の記事は興味深いです。参考になります。

"might "は推定、推量や可能性の意、「できる」「可能性がある」「かもしれない」「恐れがある」などと訳せます。
ここで江藤氏が「できる」をつかった理由は"has found"以外見当たりませんが、ほとんどの人が知らない事実を解釈の理由に使うことにやや違和感は感じますし、"hasfound"(つまり正当な医療行為であるという判断)をひっこめのなら「正式に判断することは避けた」というJリーグ側の主張も同時に認めざるを得ない。

土井弁護士の「心証を得ることができた、と書いてあるわけですから、判断はしたわけです」はかなり苦しい。
ものは言い様なんですけどこういう発言には抵抗を感じます。

「ある程度(かなり?)納得してもらえたと思うが正式な判断はしてもらえなかった」くらいが適当では?
後藤医師の手前仕方がないとも思います。


我那覇選手全面勝利は同意。
ただし本件「我那覇選手の処分の是非」についての裁定であって、これが必ずしも「医療行為の正当性」についての判断を意味していない以上全面勝利=医療行為は正当というのは短絡的だと思います。

コラムの長さの関係で仕方ないかもしれませんが、結論ありきの記事のような印象を持ちました。



増島氏の「我那覇問題の根本」には激しく同意。
「やはり第三者がある程度判断しなきゃならない点もありますよね」というJリーグ側の持ちかけを後藤医師は断ってしまったんじゃないかと思うんですけど、そういうところでもまさにコミュニケーションで何とかなったんではないかと思います。

長くなったのでこのくらいにしておきます。
お騒がせして申し訳ありませんでした。

posted by たーぼ | 2008-06-01 20:05

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

考える度合いは人それぞれで、それに疑問を呈すのは大いに結構だが、それぞれが考えた結果(途中)である「自分の考え」を提示しないと先に進まないのではないか。特にこのような場では。

他人の思考論の否定ばかり強調していては肝心の問題へは迫れない。というか議論を拒否しているように映る。同じ後出しジャンケンでも(思考論ではない)自分の考えをメインに出さないと、それは煽りと言われてもしかたがない。

繰り返すが、「自分なりの結論は出せてはいるんですよ」と言われても、それがメインに書かれていなければ他の人には分からない。

コメント頂けるのであれば、まずは posted by 傍観者 | 2008-05-31 09:04 の質問に対して頂きたい。書いたと言われるかもしれないが、そうであれば分かりにくい。思考論・方法論を問う方であれば理解頂けると思うがいかがだろう。

posted by kakukatari | 2008-06-01 21:49

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

上のレスは、たーぼ | 2008-06-01 20:05 に対するもの。

posted by kakukatari | 2008-06-01 21:51

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる-P1

>たーぼ | 2008-06-01 20:05

コメントを読んで、たーぼさんの考えはわかりました。裁定文の解釈をきちんと具体的に提示されていたのでわかりやすかったです。ありがとうございました。また、失礼なことを申し上げてすみません。問題意識は私も同じです。私の考えではこうです。

裁定文では我那覇選手の静脈注入について分かれた医学的見解があること(医学的見解が分かれること)が挙げられています。したがってCASとしては少なくとも医学的に判断することはできない。だからCASとしては法手続き上の問題点に焦点を絞った形で、この問題の処理を行った、ということです。これはすでに多くの人が言っていることで目新しくはないです。その上でJリーグやたーぼさんがおっしゃるような、我那覇選手の行為が「正当な医療行為」なのか、それとも「ドーピング」なのか、という論点で論じることが出てくるわけです。

ところで「正当な医療行為」か「ドーピング」かという二者択一が適切なのかということについて、確認してみる必要があります。「アンチドーピング」のルールというのは、ドーピングを防ぐために、元来は普通に行われる医療行為(そのすべてではないが)も含めて禁止事項と定めているものです。だから風邪薬をうかつにも飲んで処分された選手がでるわけです。そういう意味では「疑わしきは罰する」というのはもっともな話です。

とにかく「正当な医療行為」であってすら「ドーピング」と見なされるルールがあるわけです。そう考えると、この2つについてもっと詰めて考える必要があるようです。

「正当な医療行為」であり「ドーピング」でない場合。
「正当な医療行為」であり「ドーピング」である場合。
「正当な医療行為」ではなく「ドーピング」でない場合。
「正当な医療行為」ではなく「ドーピング」である場合。

風邪、下痢、発熱、脱水症状で、点滴を打つことは一般人ならごく普通にあることです。そういう意味ではこれは「正当な医療行為」であるはずです。しかし、Jリーガーにはアンチドーピングルールを遵守する義務があり、それに違反すれば厳しく罰せられます。その意味では我那覇選手の静脈注入は違反、つまり「ドーピング」であるというのがJリーグの認定だったのです。

しかし一般人の基準とは別のルールによって行動を規制しているわけですから、その分Jリーグはルールやその適用について内容を明確にしておくとともに周知を徹底する必要があるわけです。CASはその観点から、Jリーグの落ち度を重く見て我那覇選手の訴えを認めたのです。

Jリーグは我那覇選手の静脈注入が「適正な医療行為」であるかどうか判断をCASに求めましたが、私はこれはJリーグの屁理屈だと思っています。上に述べたように、「適正な医療行為」であっても「ドーピング」にあたる場合があるのですから、Jリーグは一律に「ドーピング」であるかどうかを判断してくれと要求すべきところです。それが「適正な医療行為」としたためにCASの審判でも「適正な医療行為かどうか」と「ドーピングかどうか」とで混同が生じ、それが医学的見解の分かれた原因の一つになったと思います。また一般の人の理解を混乱させる原因にはなっていることはもちろんです。

私は個人は我那覇選手の静脈注入は、「適正な医療行為」だったと思います。理由は、治療するに足る病的症状があり、それに対して施された処置だからです。これといった症状もなしに施されたのであれば「適正な医療行為」ではないでしょう。

posted by 普通の人 | 2008-06-02 14:15

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる-P2

「ドーピング」であるか否かについては、どういうケースを、どの程度まで、「ドーピング」と認めるのか、ルールによって異なるでしょう。私はWADAの見解に従って「ドーピング」行為に当たらないと判断してさしつかえないと思います。Jリーグもそういう判断を下すのごく自然だったのではないでしょうか。

なお、裁定文の

>仮に我那覇氏が禁じられた方法で反ドーピング違反を犯していたという結論に達していたとしても、彼は過失を負っていないのだから制裁を課されるべきではない

という文は文法的に「非現実的な仮定」で語られていますから、「百歩譲って仮にこうだとしても」という意味合いの文です。が、多分に修辞的な表現であり、我那覇選手に過失が無いことを強調する意図・内容ではあるものの、「ドーピング」に関する判断を回避したという解釈を後押しする結果にもなっていると思います。しかし主旨からすれば前者の意味をもった文だと思いますので、これをもってドーピングか否かの判断を回避した証左とするのは曲解というものでしょう。

この事件の経緯を見る限り、Jリーグはスポーツ紙の報道で我那覇の「ニンニク注射」を知り、これが「反ドーピング」の精神に反すると強く「心証」を持ったのでしょう。そして2006年WADAルールと2007WADAルールの混同も指摘され、結果的に追い込まれたのでしょう。間違いはあってはならない、だから、間違いを認めてはいけない、と。今の時点でJリーグは、CASの裁定を真摯に受け止めているとは言いがたいところです。また彼らが「世界の基準や判例を知らずに内部の判断で処分を決めた」(元WADA倫理教育委員、筑波大、近藤良享教授[倫理学])、「勇み足」(早大福林徹教授[スポーツ医学])といったコメントについても、真摯に受け止めているようには思えません。(ともに朝日新聞朝刊208年5月28日付)

彼らには彼らの立場があるのでしょうが、いつからJリーグはこのような杜撰な組織運営をするようになったのでしょうか。そしてこのように選手と対立をこじらせるお役所的で機転の利かない組織になったのでしょうか。

まだ書きたいことはありますが、これぐらいにしておきます。管理人さん、失礼しました。

posted by 普通の人 | 2008-06-02 14:17

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

>普通の人
コメントの長短・連投など形式は問わない。気にする必要もない。書きたいことがあると書くなら書いたほうが良い。これが嫌味でないことは理解頂いていると思うが。

posted by kakukatari | 2008-06-02 17:43

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

傍観者さんの質問に対するレスです。

CAS裁定文の内容は「当該医療行為の正当性を判断するまでもなく、Jリーグの運営が悪い」なんだと思う。
だから判断まではしていない。皮肉な話ですが。


この前提が崩れた場合、以下書くことはその場で取り下げます。


私はこういう解釈をしたので、我那覇選手サイドの裁定文の解釈に関する主張は敗者の悪あがきに見えてしまうんですよ。
そしてそのことがまわりに少なからずよくない影響を与えているようにも思います。
これが私が我那覇選手サイドの裁定文の解釈に関する主張に抵抗を感じる理由です。


我那覇選手は救えた。青木医師の名誉は回復できなかった。
我那覇選手への処分の是非を問うことによって、医療行為の正当性の証明も狙ったけれど、処分の是非を問うた以上、医療行為の正当性について明確な回答がなくても仕方がないと思います。

僕が知っている限り我那覇選手サイドの裁定の解釈に関する発言は「医療行為の正当性」に関するものがほとんど。
言葉をつくしてまで言いたいことが「心証を得ることができた、と書いてあるわけですから、判断はしたわけです」なのであれば我那覇選手サイドの裁定文の解釈も素直に聞く気にはなりません。


また、報道の仕方の問題もあるでしょうが、彼らが「医療行為の正当性」の部分について述べれば述べるほど、
「Jリーグの運営が悪い」という点からはみんなの注目が離れていく。
Jリーグはおかしくて仕方ないと思いますよ。
自分を批判すべき立場の人間が、一所懸命本質的な問題点からみんなの目をそらしてくれているんですから。
そもそも思いっきり私が釣られてますけど。

posted by たーぼ | 2008-06-02 20:13

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

×:青木医師の名誉
○:後藤医師の名誉

です

posted by たーぼ | 2008-06-02 20:35

重い月

ドーピング問題ともJリーグともまったく関係無いが記事を紹介する。特に何を指し示すものではない。また、このエントリのコメントを方向づけたり締め切るような意図もない。ただ、他の方はこのエントリでこの私のコメントに類するコメントは控えて頂きたく願いたい。私に対するコメントはして頂いて構わない。

上がまとめサイトで読み易い。が、6月5日頃にはサイトが無くなってしまう模様。下が元になっているサイト。

暗算。数字が色と模様で頭に浮かぶという夫 - 発狂小町
http://d.hatena.ne.jp/komachimania/20080529/p1#seemore
暗算。数字が色と模様で頭に浮かぶという夫 : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0523/185122.htm?g=08

posted by kakukatari | 2008-06-03 06:09

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

管理人さんから「だから議論を進めるためにもっとちゃんと説明しろよ」とお叱りを受けたと認識しました。

間違っているかもしれない、レベルが低いかも知れない、もうみんな知っていることかもしれない自説を長々と書く勇気がなかっただけであると告白しておきます。申し訳ありませんでした。

以下長々と自説を垂れ流します。続きます。

posted by た-ぼ | 2008-06-03 23:58

自説その1

以下自説。
時間の関係もあって推敲等きちんとしないので乱文にて失礼。


○CASは当該医療行為は正当だと判断したのか

していない。

CASの判断はあくまで「治療にあたった医師の見解は、大きい重みを持ってはいるものの、この問題について決定的なものではない。また、その意見が大西医師のような別の医療専門家の支持を得ているということも決定的ではない」

要するに2007WADA基準は重要だが何かが不足しているということ。そしてその不足を補うものはこの文章以降に書かれていないと流れがおかしくなる。

で、探してみると結局「2008年において申立に係る違反行為が生じていたとすれば、後藤医師及び我那覇選手は、当該治療の医学的な再評価を行うであろう独立の医療専門家機関からのTUEについての遡及的な承認を求めることを要求されていたことであろう。」しか見当たらない。

CASは2008年のWADA基準を用いなければ正当とは判断できないと言っていると思う。

続きます。

posted by たーぼ | 2008-06-04 00:14

自説その2

○なぜ2007年の案件なのに2008年基準を使わないといけないのか

一番訳がわからなかったのはここ。

裁定書パラグラフ43の文章を見る。

「治療にあたる医師の判断は、当法廷による「本件上訴」についての決定又は審査を先取りすることのできるものではない、と考える。本件手続は、2008年に本件事情が生じていたとすれば、国際的な基準によって規定された手続の下で、専門的な医療知識を有する、TUEについての申請を検討するというような審査パネルというような性質を有するものではないことを、当法廷は認識している。さらに、2007年において「相手方」及びその他の者によって適用されているアンチ・ドーピング規則について施された解釈がどのようなものであったにせよ、適用される規則の適切な意味を判断することは当法廷にとっての事柄である。2007年の終わりに再び当該規程が変更されたことに鑑みると、このことの重要性は低くなっている。」

この訳のわからない文章をよく読むと、
「治療に当たる医師の判断だけではだめ」
「2008年にこの事件が起こっていれば医療行為の正当性の判断はTUEを使って審査されるものでCASマターではなかったはず」
「当法廷がルールの適切な意味を考えるに、2007年末に一旦緩和されたルールがすぐに変わったことからみて、治療に当たる医師の判断の重要性は低くなっている」
ということだということか。

また裁定書パラグラフ48。

「「WADA規程」の関係条項において用いられている関係文言は不明確であり、当該条項は、その後改訂されている。2001年[ママ]1月の会議において青木医師によってなされた説明は、十分に明確ではなかった。Jリーグは、何が正当な医療行為であるかを判断するための詳細な条件を、実体的にも手続的にも、具体的に示す十分な措置をとっていなかった。」

もし、単純に2007年WADA基準を使うなら、医療行為は正当なものと認められるかわり、Jリーグが詳しい説明しなかったことを非難されるいわれはない。

CASの結論は「2007年のWADA基準にのっとっているだけでは正当な医療行為と判断できない」では。

(おまけ)
我那覇選手サイドというか後藤医師サイドのよく言っている「2007年のWADA基準にのっとって正当な医療行為と判断された」という発言は間違ってはいない。ただ正しいわけではないと思う。

続きます

posted by たーぼ | 2008-06-04 00:43

自説その3

○誤訳はあったのか1
この部分は3つに分けて考えていく。
まずは自力で文章の和訳しJ参考訳との比較。

問題の"Whilst the CAS Panel might be minded to accept that"に私が最初にあてた訳はどういったものかというと、
「CASパネルは当該医療行為が正当であることを前向きに受け入れるかもしれないと同時に」。
なんじゃこりゃ?

「might」は「できる」「可能性がある」「かもしれない」「恐れがある」などの意味があるが、愛用のスペースアルクによると「大まかな感じとしては、半々、つまり possible と同程度のときに may を使い、やや後退して、確率5割弱といったときに might を使います。」だそうなので「かもしれない」を採用。

http://www.alc.co.jp/eng/grammar/kaisetsu/grammar23.html

"Whilst"は「~と同時に」と「~である一方」の意味があるが、「~である一方」を採用すると、この文の後半「jリーグがあやふやな懲罰規定を採用していることを指摘する」という文章から考えて「Jリーグはすばらしい」という文章をどっかに入れることになるため「~と同時に」を採用。

で、Jの訳と比較。

「CASパネルは当該医療行為が正当であることを前向きに受け入れるかもしれないと同時に」
「(CASパネルは当該医療行為が)正当な医療行為であったことを認容することについてはそういう意向になることもあるかもしれないところ」
ど、同レベル。

感覚的にはもってまわった言い回しで、はっきり訳したくない気持ちが確かに感じられるが、結論としては私の英語レベルではこの訳が誤訳であるかどうかはとても判断できない。

ここで注意深く原文、Jの訳、たーぼ訳を比較するとJは問題の"be mined to"に「意向」という訳をふっているように見える。この単語の選択自体にはそんなに違和感ない気がする。

"mind ~ing"との間違い説はどうなるんだ?

続きます。

posted by たーぼ | 2008-06-04 01:33

自説その4

○誤訳はあったのか2
"mind ~ing"との間違い説の検証

"Whilst the CAS Panel might be minded to accept that"を"Whilst the CAS Panel might mind accepting that"に書き換えた上で訳してみる。

「CASパネルは当該医療行為が正当であることを受け入れ難いかもしれないと同時に」。

ものすごくネガティブな印象。
さらにJの訳、たーぼ訳と比較。

「CASパネルは当該医療行為が正当であることを受け入れ難いかもしれないと同時に」
「CASパネルは当該医療行為が正当であることを前向きに受け入れるかもしれないと同時に」
「(CASパネルは当該医療行為が)正当な医療行為であったことを認容することについてはそういう意向になることもあるかもしれないところ」

Jの訳は"mind ~ing"訳とたーぼ訳のどっちに近いかといえばたーぼ訳に近い。"mind ~ing"訳とたーぼ訳は正反対に見える。

Jは"be minded to"と"mind ~ing"をわざと間違えて
「CASパネルは当該医療行為が正当であることを受け入れ難いかもしれないと同時に」と訳し、「これじゃあ否定が強すぎる」ということで否定を薄める操作をしたということか?

私は、Jの訳は否定を薄めたというより肯定を薄めたという印象を持っている。誤訳の可能性は否定できないが、"be minded to"と"mind ~ing"を間違えたという可能性は低いと思う。

ちなみにたーぼ訳と江藤訳を比較してみると

「CASパネルは当該医療行為が正当(な医療行為)であることを前向きに受け入れるかもしれないと同時に」
「(CASパネルは当該医療行為が)正当な医療行為に該当することを認める心証を持つことができる(と同時に)」

ここで「該当する」=「である」、「心証をもつ」=「前向きに受け入れる」であるから、たーぼ訳に各々代入し再度比較すると

「CASパネルは当該医療行為が正当(な医療行為)に該当することを認める心証を持つかもしれないと同時に」
「(CASパネルは当該医療行為が)正当な医療行為に該当することを認める心証を持つことができる(と同時に)」

となり、違いは"might"の推定の度合いの差に過ぎない。

要するにJの訳と後藤医師サイドの訳に関する論争は、正当な医療行為であると推定される確率が「50%だ」とか「いや80%位あるだろ」という話だろう。

ちなみに江藤氏の訳に見られる、最初から強く肯定することを前提とした単語の選び方には強い反感を覚える。

続きますが、明日も仕事があるため明晩にでも。







posted by たーぼ | 2008-06-04 02:35

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

might、mayは法律英語では、mustで使われる場合があります。

つまり、裁定はこうです、という時に使用いたします。

私もJの翻訳が間違っているとあまり思いませんが、やはり、前後の文脈から見て、確信的といっていい強い心証をもっていると判断できました。

また、なぜ、~の文章が書いてあるのでしょうかといえば、
科学的に考える際、やはり、医師の裁量にすべてをまかせるメソッドでは、「科学的な証明という意味において」100%確実になにがおこなわれていたのかは、把握できないという、客観的な事実こそが、2008年規約改定に結びついたのであり、また、2008年規約ではその訴求が必要であるのも、これまた、客観的な事項であります。

なぜこのように、元来、医学の分野ではいちいち書くまでもない前提条件が書かれたかというと、Jリーグ側が、一般教養程度の、科学的とはなんぞや、というところをまったく理解していないからであると思います。

全文ほざっと見ましたが、そんな印象です。こなれた翻訳を見られれば、よくわかると思いますよ。

posted by ぷり | 2008-06-04 03:51

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

ぷりさま
くだらない講釈をお読みいただきありがとうございます。

<might、mayは法律英語では、mustで使われる場合があります。
これは知りませんでした。ではここのmightは「かもしれない」というレベルである可能性は低いというなんですね。

「前後の文脈からみて」という部分はもっと詳しく知りたいところです。

ちなみに自説その5は「前後の文脈からみたmightの意味」のような内容です。

ちなみにこなれた翻訳というのはどこにあるのでしょうか?是非読みたいです。

posted by たーぼ | 2008-06-04 06:49

自説その5ではなくお詫び

法律英語におけるmightの意味を知らなかったこと、また「100%断言できない=判断できない」と無意識のうちに決め付けていたことで誤訳であるということが理解できなかっただけだということがわかりました。
ちょっと英語を読んで何かわかった気になり、いい気になって偉そうに煽りのコメントを書いたばかりか、内容の薄い醜悪な文章を垂れ流すなどという暴挙に出てしまい己の無礼、無知、恥じ入るしかありません。
管理人様、読者の皆様、申しわけありませんでした。

posted by たーぼ | 2008-06-04 19:37

我那覇選手サイドの見解には少し抵抗を感じる

いえ、とんでもないです。率直に感じたことを語るというのは、とても大切なことだと思います。
わたしも、翻訳のプロではないので、間違った意見をいっている可能性があります。

全体のニュアンスは伝え切れていません。
ただ、たしかに、誤解しやすい面が判決にはあって、それは法律独特の考え方の筋道になれていない場合は、とくに勘違いしてもおかしくない文言がはいっているからだと思います。
反対の見解というのは、賛成意見よりも大切だと思います。そこから、意見が発展し、お互いの客観性を修正しあいながら、よりよい観点に到達することができる道になるからです。

posted by ぶり | 2008-06-04 22:36

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