2011年06月01日

スポーツナビ編集者の程度 - 北海道日本ハムの記事

スポーツナビのバカさ加減がよく分かる記事

スポーツナビ | 野球|プロ野球|ニュース|女房役の大野「ダルビッシュはわがまま」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20110601-00000033-spnavi-base.html

同記事の配信先であるYahoo!ニュースのコメント欄からひとつコメントを引用

女房役の大野「ダルビッシュはわがまま」 (スポーツナビ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000033-spnavi-base
 ---以下引用---
政治、スポーツ、エンタメ…
あらゆる分野でマスコミは見出し使って印象操作ばかりしてる
 ---引用終り---


署名記事ではないので、どんなバカなライターが書いたのか分からないが、掲載し配信しているのはスポーツナビ編集者である。
スポーツナビの記事の良いところは、例えば今のサッカー日本代表の会見記事にあるように選手などのコメントをぶつ切りにせずキチンと載せていることである。しかし、お気軽な記事になると今回のような最低のものを平気で出してくる。
私はこの記事のタイトルと中身を読んでとても嫌な気分になった。一方で、北海道日本ハムの大野選手はこの記事のタイトルと中身を見てどのように思うだろうか。しょーがねぇーなぁ(笑)と言うかもしれないが、こんなことが積もっていったら笑ってはいられなくなるだろう。
そして、その先のその先には、メディアに協力的でない無愛想な選手という印象操作まで待っているのだから怖い。
実際にダルビッシュ選手には、このビーンボールのような記事が投げつけられてくるのだ。

こんな記事のおかげで、スポーツ選手たちがコメントを控えるような気持ちになるかもしれない。選手たちのコメントを楽しみに待つ私たちにとってもこの記事は酷い仕打ちである。


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追記

最近考えるのが、というより考えざるを得ないのが震災のことであったりその中の風評被害ということだったりする。
風評被害の問題点は風評の被害(者)のことではなく加害者側のことと思う。被害を受け取る人は明らかなのに誰が加害者か分かりにくいこと、加害者に責任が希薄なことが風評の厄介なところである。

あるコメントがメディアによって一部分を抜き取られ恣意的に記事にされることは致し方ないこともある。しかし、この記事は印象操作を超え誘導にまでなっている。誘導によってもたらされる風評、実際現在のYahoo!ニュースのコメント欄の上位は見ての通りである。この記事を書き載せた人間の目論見通りなのかもしれない。

私が言うほどこの記事は大したことじゃないと受けとられている方も多いと思うが、それがこの記事の狙いである。攻撃先とその意思は明らかなのに、それを記事文章にするのでななく読み手の風評を狙うというやり口だ。

風評の上流は小さな一言だ。震災などの風評は震災被害当事者の不安の連鎖が大きな流れとなってしまうのであろう。しかし、メディアが作り出し煽る風評は今回のような記事を出し続けることで流れを止めず、記事(金)にしようとする明らかな意図であり、風評の体を装う責任逃れである。


毎度のことながら追記のほうが長くなったりする訳です。コメント頂いた方々ありがとうございました。

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コメントへ

今回の記事だと、ダルビッシュ選手に対する大野選手のコメントです。このように有名選手に対して同僚選手がどのように見ているかというコメントや意見というのは、選手自身のツイッターやブログだけでは難しいかとも思います。また、試合直後のインタビューはメディアの特権でもあります。そのインタビューコメントをこのような記事にされることで、選手たちが気さくにインタビューに応じようとするかどうか的なことでもあります。

この記事を書いたライターとスポナビ編集者には、球場に行って「大野がわがままや言うてるで。お前の女房はどないやねん。」と野次ってもらいたいものです。PV稼ぎの算段を事務所でするのではなく、生身の人間がいる場所で、です。Yahoo!ニュースのコメント同様に周りの人たちも一緒にのってくれるはずでしょう。試合はやはり阪神戦がいいでしょうね。

スポナビが自信を持ってこの記事を掲載・配信し注目を集めようとしているのなら、このエントリを「おすすめエントリー」にしてもらいたいものです。記事本文からは引用していませんので、少しはPV稼ぎの足しになるのではと思います。

posted by kakukatari |23:26 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2011年03月25日

当事者意識

4月12日にパ・リーグと同時開幕になりましたね。4月中は東京電力・東北電力管内でのナイター開催も自粛ですってね。4月中は東京ドームで試合を行わないそうですよ、奥様。某オーナーが今度のオーナー会議で全部言いますって何を言うんでしょうかね。離婚届けはスペインにあるんですって、まあ。

で、ですね。このページをクリッと開いていただいた早々に申し訳ないのですが、セリーグの件、これで一応まるく納まったと思われる方は以下のエントリをお読みにならずに他のスポナビブログへ移動してください。

理由はですね。そうした方々にとってはもう過ぎたお話で、お読みいただいてもツマラナイと思うんですよ。今後の具体的なこと、ぺナントの日程がどうなるとか書いてませんし。
私にとっては、折角記事を書いてる途中でモッタイナイという思いもありますが、今回の決定なんかのことよりも過程のほうに興味があります。ので、エントリしちゃいますが。

私は、4月12日にパ・リーグと同時開幕に断固賛成です。今回の日時決定等はよかったと思います。この決定に関して、なんかエントリを書くということはありません。

では、クリッと開いていただき、言い訳の長文をお読みいただき、ありがとうございました。





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当事者意識なんて持って当たり前だのクラッカーだと言われるかもしれません。堅苦しい話の前に、まず枕を。ええ、枕が二つになってしまいましたが。イヤン。

皆様も目にされたと思いますが、サッカーの慈善試合のJリーグ選抜メンバー発表のときのカズのコメントを。

宇都宮徹壱 (tete_room) on Twitter http://twitter.com/tete_room
 --- 引用始り ---
カズ「サッカー界あげてみんなでやろうとするところで、自分も協力できて喜びとうれしさを感じている。少しでも自分が協力して、明るい方向に向かってくれればと思う。自分の持てるものすべて出して戦いたい」
カズ「チャリティーゲームだが、グラウンドに立てば日本代表の誇り、プライドで戦ってくるし、Jリーグ選抜もプライドがあるから、本当の真剣勝負なると思う」
 --- 引用終り ---

いやあ、格好いいっすねえ、さすがキングですね。プロ野球とJリーグを比べるとかじゃなくて、単純に、なんかこう、ちょっと羨ましいと思いませんか。え、私だけですか。そーですか。
プロ野球界にも格好のつく役者はいると思うんですよ。今回の慈善試合のタイミングは代表戦がつぶれてタマタマということもありますが、でもねえ、キングを御輿(みこし)の旗頭に町内がまとまってる感じがして、やっぱりちょっと羨ましいですねえ。
では、以下、感情論メインの本文になります。


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セリーグの開幕問題に関わる当事者とは誰を指すのかという論考です。考え方は以前のエントリと変わらずです。前エントリをお読みいただいた方でしたら、もうすでにこれからの内容はお察しされているだろうと思います。ええ、その通りです。例え話の種類を変えた程度のエントリ記事と思っていただければ、そんなに血圧も上がらないと思います。
もう飽きたとお嘆きの貴兄は、身近にいる人を無理やりにでも誘って表でキャッチボールしましょう。そのほうが健全ですし。

ちょっと前のエントリで、あれこれ言っても気分が滅入るだけだしもう切り替えませんか的なことを書きました。
これは外野的な立場の方へはいいかもしれません。しかし、やっぱり当事者にとっては簡単に頭を切り替えられる問題ではないんですね。

まず、震災の被害を受けているということでは、とても重い被害を受けた方もいれば、言い方は悪いですがアパート自室の停電程度で済んでいる被害の方もいます。
停電の影響だけでも電車の運行規制や工場の操業停止のような大規模なことから、一般ピープルの電気機器スイッチをカチカチする節電程度のちっちゃいことまで様々です。
規模の大小を問わず、何らかの被害や困難を受けている方々はどの位いるのだろうと考えると数百万人ではきかない位の数になろうかと思います。
そして、その途方もない数の方々が災害被害関連の当事者として色んなことを大なり小なり考えざるを得ない状況です。何かひとつ考えれば解決策がでるような状態でもありません。ただ、当事者としての考え(考え方)は、より真剣になるように思います。


以前コメントを頂いた中に、(4月12日開幕決定までの)セリーグ批判はちょっと過剰に感じるという意見を頂き、それがこのエントリを考えるきっかけになりました。
私なりの考えですが、なぜ今の批判が過剰になるのかというと、一番の理由は、意見者の多くが問題の当事者の一員として意見を出しているからだと思うのです。
一般的にみれば、多くの方が発言の場に参加してくれば過剰に物言う人の割合は同じでもその数は増えることになりますが、今回の場合は、意見される方の多くが当事者としての意識が高く、また、そうなると熱い意見が多くなりがち、と考えています。
あとですね、プロ野球ファンの方が意見するなかで、その方が被災当事者として考えて意見しているのか、今まで通りの野球ファンのスタンスで考えて意見しているのか、どちらの色がより濃いのかですね、そこらへんをよくよく聞いてみると意見の傾向など興味深いかなとも思います。
私のスタンスは被災当事者としてですね。なぜそうなるかということも、このエントリ中で表せたらと思います。

さて、様々な意見の中で、「普段、ホニャララに見向きもしない人たちまでが、今になってごちゃごちゃ言うな」という、もはや定型分になっている言い方があります。この言い方は当事者意識の現れの際たるものです。自分たち以外は当事者じゃないと高らかに宣言しています。
一例としては、前エントリの話の枕に書いたジャイアンツ関連の元気の良いお年寄りが言っていましたね。細かく見ると、「お上に分かってたまるか」と「パなんかにセの事情が分かってたまるか」とまあ、守備範囲の使い分けまでしています。いや、さすがです。なんとかシフトとかいう守備戦術でしょうか。
また、「おまえにそれを言う権利などないっ。」とまでいくともう劇画レベルですが、森昌子さんの歌を思い出す発言もありました。「それは~~」

セリーグの開幕についてはプロ野球界の内輪の話ですが、電気の問題は球界内の話で済まないからお上のところに行ってるわけです。お上からすれば、「セリーグになんかに電気の事情が分かってたまるか」となります。しかし、良い子はそんなこと言いません。でもジャイアンツは言っちゃったんですね。ええ、怖いですね。


これ以上、分かりきったこと書かんでもよろしいと画面に向かって言っている方たちが多いと思います。了解いたしました。続けます。


早速ですが、少しずれた方向に話題は飛びます。
選手達の活躍する姿を見せることがエールになるっていうのは、その選手達・その団体・そのスポーツに対して多少なりの好意を持っていればこそ、なんですよね。
逆に言えば、気分が悪くなるようなことを相手に感じさせるっていうのは、逆エール?を送っているようなことでもあるわけです。エールがプラスのエネルギーを送るのと反対にマイナスのエネルギーを送る、みたいな。
で、平時の日常であれば、キライだったら見なきゃいいだろ、でいいのです。スポーツのブログ的に言えば、好きなスポーツを見て好きなチームや選手を応援するのが楽しみです、みたいな。ただ、エールのやり取りってなんらかの共通意識をお互いが持っていることが前提だと思うのです。

これから一例に挙げることも賛否両論あると思いますが、それは阪神大震災のときのこと(らしい)です。この話はご存知の方も多いと思いますが、らしいというのは直接私が見聞きしたことではないからです。
震災直後くらいの時期に、生活物資が不足している最中に商品の値上げをしたスーパーがあったそうです。それでも物資不足だから売れるわけです。商売の論理からいえば需要と供給のなんとかというやつです。で、復興後にそのスーパーは潰れたかその地域ではやっていけずに撤退したかになったそうです。

ネットに噛り付いているお暇な、いえ、余裕のある方はこれまたご存知かもしれませんが、今回も同様の(商売の論理にそって儲けることのなにが悪い、的な)ことをブログで書き炎上、ブログ撤退なんてことがありました。
まあ、これらの例は儲けるやり方・倫理観のお話で、反感やうらみを買ってしまった極端な一例ですが、もし本当に「復興後にそのスーパーは潰れたかその地域ではやっていけずに撤退した」のであれば、それは気持ちの問題が非常に影響することの現れです。
そこまで極端でなくても、なんらかのマイナス(うらみを買うまでではないが不評など)があったとしたら、スーパー(商売)を続けることは大変ではないでしょうか。例えば、復興の後期あたりの時期にでも、そのスーパーが「復興がんばろうセール」を開催しても、お客さんは「セール(安い価格)」には喜ぶでしょうが「復興がんばろう」の部分はそのスーパーと共有できるでしょうか。


そろそろまとめさせていただきます。
セリーグ開幕問題は個別の一個の問題です。しかし現状は違います。単独の問題としてその枠内では解決しません。セリーグ開幕問題以外の個別の問題も沢山あり、面倒なことにそれら一個一個の問題点はそれぞれが繋がってリンクしています。微妙な感じで問題がかぶってるとでもいいましょうか。被り方もそれぞれが違います。
それで、それらをひっくるめて全体として大きな問題と見た場合、問題に関わる皆が等しく当事者になるんですね。実務的な意味合いで作業の先頭に立つなどの役割はありますが、当事者そのものに偉いもかゆいもありません。

そうした大きな問題の解決へ向かうために、個々の問題に優先順位をつけることやリンクしている部分としていない部分を見極めることが重要になるかと思います。
その優先順位などを考える資格は当事者全員にあります。もちろん、先に述べたように役割とかは違ってきますが、優先順位などを決めるうえで、コンセンサスを得ることが必要になります。コンセンサスなんて小難しいですね、要するにみんなの意見を聞いたうえで決めましたよっていうポーズをとることですね。チーズ、ハム、じゃなくてプロセスが大事ということです。

一部の当事者が自分たちの問題解決だけを優先すれば他の当事者たちから反感を買うばかりか、自分たちの個別の問題解決もますます遠くなります。コンセンサスを得ない行いによるブーメランですかね。
また、リンクしている部分としていない部分を見極められず、無理やりなんとかしてやろうとして、大声で怒鳴り散らす老人が登場したりすることが往々にしてあります。
傍(はた)から見ればコッケイに見えますが、なんでそんなことをするのかといえば、歪(いびつ)な当事者意識があるからです。「あいつらは当事者に相応しくない」的な感じとでもいいましょうか。どうしましょうか。まあ、当事者を選別している感じなんですね。
これ、会社なんかの組織や仕事、要はビジネス関係者だけの案件だったら、いーんです。そんな会社で仕事したいかは別にして。ただ、今回の問題では、当事者のなかの役割(担当者)を変更することは可能かもしれませんが、当事者そのものを選ぶとか変えるなんてことは出来ないのです。ビジネス上で取引の担当者を変えることで関わる人(登場人物)が変わってしまうのとは違うわけです。


ここでようやく振り出しに戻ります。
セリーグ批判が過剰になったのは、電気使う決定なんかしやがってなどの具体的な事柄だけが批判されたのではなく、一部の当事者(一部といっても当事者の大多数の一般ピープルなど)を無視したために怒りをかったのだと思います。無視したっちゅーか、当事者として見なかったためですね。
具体的に言えば、セリーグは「またいつものジャイアンツ批判か」程度の認識だったのではないでしょうか。批判していた当事者からすれば「レベルが違うっつーの。オラだって当事者だっつーの」みたいな。
まあ、未だに周りがなんで怒ってるのか理解できてないかもしれません。今度のオーナー会議に期待しましょう。

震災関連の当事者は、なりたくて当事者になったのではありません。しかし、なってしまった以上、当事者として考え判断し行動します。そんな中でセリーグは、キミタチは当事者じゃないよとその行いで示しました。今回のことは、そんなこんなの騒動だったと、このエントリを書くことで私は理解しました。

時は流れ、結果的にセパ同時開幕になりました。で、セのマイナススタートはもう挽回されたのでしょうか。まだまだマイナスイメージを引きずっていくのでしょうか。続きは前エントリを。無限ループ。


いよいよ終わりです。
さてさて、被災者のひ、にも入らない人たちも大勢います。大勢いるから復興を照らす灯りもワット数が大きくなると思います。で、これらの人たち、当事者じゃない人たちについてです。私もその内の一人ですが私だけでは豆電球も灯せません。
この人たちが当事者ヅラをして発言することはいかがお過ごしでしょうか。いえ、いかがなものでしょうか。私はすでに発言しまくっていますので棚の上のほうに置いといてください。
ええ、もう書くのが面倒くさくなってきました。で、結論です。被災者のヒに入らない人たちも募金するなりエールを送るなりなんか良い事をすれば、影の薄い当事者くらいになれます。遠い親戚みたいなものです。今までは疎遠だった親戚だけど、ちゃんと話してみたら以外といい人だった、みたいな。今回の災害救済・復興のことを考え判断し行動すれば、言ったっていーんです。でも、いーんですの人のテンションではいけません。あんまり役にたたないけど居るだけでちょっと安心、こんな程度で、いかがですか。ええ、お察しの通り、結論を急ぐあまり無理をしてしまいました。


すでに赤十字方面に銀行経由で戦力を補強してる方もいらっしゃると思います。そんな方の前にも、可愛い小学生が募金お願いしまーすと目の前に来ていらっしゃったりすることがございます。ええ、もう、チャリンとするしかないでしょう。ただ、そこで「オレはもう赤十字に大枚つっこんだんだ。どけっ。」とやってしまったらいけません。ええ、当たり前です。すでに可愛い小学生とあなたは当事者同士なのですから。

posted by kakukatari |04:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年03月23日

紳士はしんだ (修正version)

いやあ、元気の良いお年寄りが多いですね。ジャイアンツ関連の方々には。
前エントリで揶揄しましたが、こんなことまで言っていたんですね。

巨人・滝鼻オーナー、開幕29日強行姿勢 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000003-sanspo-base
 --- 引用始り ---
「パが先行していろいろなことを決めているようですが、そうはいかないと思います。交流戦の日程もどうなるかわからない。交流戦はもういらない、と(パが)言うならば、それはそれなりの考え方があるだろう」と、交流戦中止の可能性をほのめかしながら、パを牽制した。
 --- 引用終り ---

自分では具体的な言葉は言わないが記者に「交流戦中止の可能性をほのめかしながら、パを牽制」と書かせる発言はさすがとしか言えません。
また、ここ数日に報道されたドラゴンズあたりの人の後出しジャンケンのような発言は次回のオーナー会議に向けて世論を後ろ盾にできるかどうかの様子見と理解できますし、各様大変ですね。
そういえば、似たようなことが近鉄のときにもありましたね。ジャイアンツ関連の方々は今回以上に牽制球を投げ込んでいましたが、これからの配球が楽しみです。

さて、以下がこのエントリの本文になります。お付き合い頂ける方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いいたします。

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当ブログで21日にエントリした記事がスポナビ規定に触れたために表示されなくなっていました。NGワードがあったためのようです。
セリーグの開幕延期決定の是非に関して書いた追記部分は前々エントリに復活させています。今回はそのエントリの本文をエコロジカルに再掲します。再掲にあたり表現を変えたり、コメントで頂きましたまとまりがないというご指摘を意識しつつ手直しをしています。今回もまとまり不足かと思いますがよろしくお願いいたします。
タイトルは世知辛いスポーツ界を、またスポーツを取り巻く言論についてほにゃららと考えた末のものです。

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ドラフト問題などありながらも球界の盟主を自負し実際の影響力でも盟主でいた読売ジャイアンツがここにきてもその盟主ぶりを発揮しました。
その昔に私たちが報道などから受けた球界の印象は、良い面でも悪い面でも球界=セリーグでした。球界=セリーグとは言いすぎかもしれませんがセパが足並みを揃えるなんて感覚自体、マスコミにも私たちにも以前はなかったと思います。
実際の球界の行動、例えばドラフト案の修正などもセリーグ(=読売ジャイアンツ)の思惑が主導になったように垣間見えました。内情はセリーグとパリーグの思惑が一致しないこともあったでしょうが表面化されるまでに至らなかったように思います。
そんな古き良き?時代に起きたのが大阪近鉄バッファローズの消失です。当時のパリーグ関係者の危機感はセリーグ関係者の思いとはまったく違ったでしょう。セリーグとパリーグの思惑が一致せず対立が表面化したきっかけになりました。
また、同時にプロ野球選手会が台頭してきました。オーナー会議(経営陣)と対立するためにプロ野球選手会がまとまり育ってきました。
ここではっきりしてきたことが、プロ球界がセリーグ・パリーグ・選手会とそれぞれ分散して認識されたことです。一般的な言い方としてセリーグ・パリーグ・選手会からなるプロ野球界と言えればいいのですが、そうでは無かったことが表面化しました。今までの日本プロ野球界が分裂したと言ったほうが正しいように思います。

一方、近年になってプロ野球界の内輪だけで済まない問題が数多くでてきました。メジャー移籍、五輪・WBCなど日本プロ野球界内部だけに留める事のできない問題、海外球界やアマチュア球界と折衝・すり合わせが必要不可欠な案件などです。そうしたなかで、特に五輪・WBCではコミッショナーの存在がクローズアップされました。言い換えてみると、コミッショナーの存在感が増すということは、大阪近鉄バッファローズの消失以降に分裂したセリーグとパリーグは意見のすり合わせ程度でのことではまとまらないことを意味してるように思えます。
これは、例えセリーグ内が足並みを揃えたとしても、それがイコール球界全体の足並みの一致には至らないということです。望むと望まざるとにかかわらず、コミッショナーという第三者を必要としています。


さてはて、このエントリ記事のタイトルの結論はもう皆様にはお分かり頂いていることでしょう。問題の検証としては数少ない事例かもしれませんし結論ありきの導きかもしれませんが、私が言わんとしていることはなんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。

ウィキペディアによれば「紳士(しんし、gentleman)とは、社会的に高い地位にある男性。」と最初にあります。その段落の最後には「地方有力者などを指す」とあります。
地位とは普遍的なものではなく相対的なものです。他者と比較して高い地位だとか地位が低いとかあるわけです。比べる相手がなければ地位なんて存在しません。自称(自己評価)するだけでは紳士になれません。
社会的に高い地位とか地方有力者が何を持っているかといえば他者へ与える影響力の高さ大きさです。そして、その影響力をどのように・どの範囲で行使するかによって、また新たにその人の評価に繋がっていきます。

では、今回の件で、今現在その人(紳士)が及ぼす影響力はどうなのでしょうか。昔と同じく全国区レベルなのか、全国区から地元の地方地域レベルに落ちてしまったのか。そもそも紳士を自称しているだけの詐欺のようなものであったのか。それを判断するのは紳士本人ではありません。「あの人は紳士だ」と言う人、他者を評価・判断する側の問題です。

絵本の裸の王様に揶揄されているように、当事者と他者との意識のずれは大きいです。例えば、紳士と呼ばれる・呼ばれていた当事者からすれば、その影響力の範囲が狭まってしまう変化は、気づかぬ間のあっという間の出来事でしょう。「オレっていつのまに全国的な有力者から地方有力者に格下げされたの」ってな感じです。外野から見ていた人からすればずっと変化してたよ、あれもこれもあったじゃない、となるでしょう。
まあ、そもそもその人にどの程度の地位があったかどうかも分かりません。地位(影響力)があればあるほど、様々な人から見られているわけですから。

一方、昔々の頃には影響力の小さかったパリーグですが、野茂やイチロー、近鉄の消失など大小の波を掻い潜り、Jリーグからはホームタウンという概念を提示されつつ、その独自性(自立性)は成長してきました。
現在ではプロ野球界に与える影響はセリーグと同等と思います。パリーグの影響力がこれほどまでに大きくなったことは、最大マスメディアを直接背後に持つ球団が揃ったセリーグと比べると非常に大きな事柄です。

とある紳士(気取り)の影響力が少しぐらい薄れたからといって今までと大して変わらないだろうという意見もあるかもしれませんが、影響力をもった人がそれを失われていくのは当事者にとっては大事(おおごと)かと思います。よく言う既得権益を失うということです。
今回の、とある紳士の発言を聞くとその「失う焦り」を感じます。私たちから見ればそこまで意固地にならなくてもいいだろうと思われる出来事が当事者にとっては大問題なのでしょう。

そんなことを感じながら今回の出来事を見ていると、このエントリ冒頭に「ここにきてもその盟主ぶりを発揮しました」と書きましたが、実際に発揮できたのは盟主の影響力ではなく、盟主気取りの振る舞いだけだったように思えてきます。

評論書や批評書のたぐいで「(なんとかかんとか)の死」と書かれる事柄は大抵、大きな事象の一部分の出来事です。ある事象の全体の流れを把握するために一部分を「(なんとかかんとか)の死」と表現して理解したほうがよいという判断です。
既にしんでいたのか、しに行く過程なのかは各々の判断です。紳士は人そのものではありません。他者が寄り集まった時にできる価値観です。
私は今回の一連の問題を理解するために、紳士はしんだと考えました。そして、その考えを元にしてこれからのプロ野球界を見ていきます。


最後になりますが、今回湧き上がった問題の中で、良い兆しと思えるのが前述したコミッショナーのことです。報知ベテラン記者のプログ記事でもコミッショナーの指導力を最大の問題点として挙げています。これはコミッショナーの責任範囲(影響力)を大きくしたほうが良いと言っているということと同意です。端的に言えば、ジャイアンツの判断よりもコミッショナーの判断のほうが比重が高くなっていくことに繋がることです。

まあ何事も少しずつでしょうが、相対的な価値観が変化するときはあっという間であることも多いのです。


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もしここまでお読み頂いた方がいらっしゃいましたら、ご苦労様でしたの声と共にビールの一杯でも注ぎたい思いです。
幾度となく推敲手直しをしましたが、改めて見返すと直したくなる箇所が出てきます。こそっと直したりしますのでご容赦ください。


前々エントリに書いている一部分「今ネットでは節電を呼びかける様々なポスターのデザインができています。」について。皆様も目にされていると思います。私の気に入ったものを載せておきます。


kakukatari-227260.jpg
---------------- コメントありがとうございます。調子に乗りすぎた猿は木から落ちますので気をひきしめつつお褒めの言葉を肴にビールを呑みました。ええ、こそっこそっと本文の修正もしたことを申し添えさせていただきます。 二つ目のコメントありがとうございます。 私もコメント主様も同じ問題意識があるように思います。このエントリ記事では、コミッショナーとしたほうが事象としては分かりやすいと思いまして。ええ、後出しですみません。 三つ目のコメントありがとうございます。 いい指摘ですねぇ~(ええ、流行の口調でお読みください、え、もう時代遅れ)。何時間か後にニューエントリをアップする一応の予定があります。 前段のご指摘の点も、ええ、ちょっと変化球程度に。考え方に変わりはありませんが、配球を考えないと打たれてしまいますので。え、誰に。 あ、遅れて気が付きました。「いいや…」ということは、今や幻のエントリをお読みいただいていたのですね。重ねて、ありがとうございます。


posted by kakukatari |22:58 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2011年03月23日

節度を持ちながら気楽にスポーツを楽しみましょう

前エントリに書きましたが諸所の事情などにげんなりするよりも、個人個人が節度を持ちながら気楽にスポーツを楽しみましょう。

いや、もうね、こう言われたら好きにしてくださいってなもんですね。確かに正論ですしね。うん、たぶんね。

「開幕はお上が決めることじゃない」巨人滝鼻オーナー
http://www.asahi.com/sports/bb/TKY201103220470.html


3月29日 長居スタジアムには中沢・俊介・小笠原も。正にオールスター。スタジアムに駆けつける皆様の盛り上がりにも期待しています。

posted by kakukatari |04:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年03月22日

野球、サッカーの開幕

セリーグもあと数日で開幕する。
ここまできてしまうと開幕日がいつに決まろうが関係者やファンなど全員が後味の悪さを残してしまうだろう。
関係者以外は、もうこの問題は過去の出来事と割り切ってしまったほうがよいと思う。そのほうが健康的だ。
もちろん今後に生かすためにも問題意識や考えは持っておくべきことだが、これ以上ギスギスした感じを引きずるの良くないだろう。
時間に遅れた電車をブツクサ言いながら待つよりも、勝敗予想などしながら気楽に待ったほうがよい。
開幕してしまえば、選手達がスポーツの醍醐味を見せてくれるはずである。

開幕などに関する昨日の記事は表示できません。ご覧頂いた方々、ありがとうございました。


Jリーグのほうが震災による直接的な被害の影響が大きいが選手スタッフにはがんばって頂きたい。
もともと日程問題を抱えていることもあり厳しい状況だろうが、そういう時にこそ控え選手や若手にチャンスが数多く巡ってくるかと思う。Jリーグには各チームの自由な選手起用を後押しするくらいの度量を見せていただきたい。
また、リーグに先駆けて慈善試合が行われる。海外組みや、カズ・伸二らが出場予定である。知名度的に言えば真のオールスター戦である。

3月29日 長居スタジアム 「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」

楽しみな年度末である。



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以下、前エントリの一部分になります。私自身の覚え書きとして。

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このエントリの本文はあくまでも上の部分になります。が、都合によりエコロジカルに割愛しました。

まず、セリーグの3月29日への開幕延期決定の是非に関しては、私は反対です。パリーグに合わせるべき。パリーグの開幕日程が適切かどうかの問題ではなく、不都合があるほうに合わせることが適切と思う。

立場は違うが歩調を合わせるというメッセージは言葉にせずとも弱者にはよく伝わる。

例えば、コミッショナーはまず初めに以下のように分かりやすい一文を入れて文章コメントを発表してしまえばよかったのだ。
「計画停電区域で被災者救援のため工場を稼動させている工場の電源は落とさないでください。病院などの施設も同様です。我々は復興を祈り、出来うる限りの協力努力をする所存です。」
無理やりな一文ではあるが、要するにどっかにむけて牽制球を投げておく必要があった。まあ、もういいか。

五輪の時などからプロ野球組織のトップの指導力を指摘する声が大きくなってきた。これは良い兆しだ。プロ野球組織のトップの判断の重きが高くなっていくことに繋がる。少しずつであろうが。

とりあえず、この辺で。
エントリを見返して文章の直しや追記があるかもしれません。



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コメントの返し
>もうちょっとまとまりがあれば・・・

私自身とても気にしているのです。以前のエントリまでお読み頂く必要はありませんが、以前からそれは気にしています。しかし、今回もまとまりのある文章は無理でした。はなはだ勝手ですが読んで頂くことよりも、まず自分の考えを整理するために書いています。
揚げ足取られるということも意識しています。以前は気にしすぎ、脇を固めることに重点を置き今回よりも更に読みにくいものでした。脇の下に隙間風が通るくらいに格好つけたいと思っております。

追記2
この問題の始まりから考えることはありましたが、このエントリを書くきっかけとなったのは、ある二つの記事でした。
二つの記事からは同じ感じを受けました。それがエントリに書いた物事の優先順位を考えることです。
二つの記事の両者とも、早期開催は望んではいないと言っていますが優先順位を考えるという点についてあやふやな印象を持ちました。
私もこの点に集約してエントリが書ければもう少しまとまりのあるものになったかもしれません。
まず議論がかみ合うために必要なのは、どこに力点を置くかすり合わせることだと思います。
そんなことから各論の一部分かもしれないが優先順位の高いと思えるセリーグの開幕開催時期について自分の考えを書きました。

追記3
コメントの返し。二つ目のコメントに目を通すまえに追記2を書いています。
なんとなくでも分かっていただければ幸いです。自分の考えを伝えることはとても大変です。エントリを上げることだけでも結構なことを学びました。

追記2にも書いた通り各論を整理する指針として優先順位という判定基準を私はプッシュしています。開幕日を決める各論の中での大プッシュは気持ちです。感情論です。プロ野球界も一緒になって復興支援を始めますよというスタートの合図は今しかできないことだからです。その分かり易い態度がセパ同時開幕日程です。各論の中で実行できる一番早いことだと思います。会社勤めなどで実社会に出ていれば分かると思いますが、仕事は押すのが当たり前という面もあります。プロ野球の日程と一緒にするなと言われるかもしれませんが、後の実務のことを考えるのは開幕してからでもできます。開幕日を決めるのは今しか出来ません。エールを送り続けることは重要ですが、何事も初めが肝心というではないですか。私は、初めが肝心という先人の知恵を大事にしたいです。


追記が本文になりそうですが、どうでもいいでしょう。
追記3に書いた感情論、気持ちの問題について。
前述の通り、計画停電区域の病院の電源が危なかったり、被災者救援のため工場を稼動させているパン工場の電源が落ちたりしている情報を私たちは耳にしています。計画停電により自動車製造工場の操業停止になっている作業員の方もいます。片方で特権的に計画停電にならない地区にある東京ドームをフランチャイズに持つ球団が率先してドーム開催をうたいました。

ご存知かと思いますが今ネットでは節電を呼びかける様々なポスターのデザインができています。お役所的なつまらないデザインのポスターではなく、普段なら節電に見向きもしないような人になんとか協力してもらえないかと工夫されています。これはネットだけに限らないと思います。また、さいたまアリーナでの被災者受け入れなど、これからの復興への移行という現実的な雰囲気も高まってきています。

まあ、立場が様々なのは当たり前です。ですが、全世界を巻き込んで、というかお願いしつつ、我々が救済・復興・協力の御輿(みこし)を担ぎ上げた早々に出鼻を挫くようなことをすれば、そりゃなんだとされるでしょうとしか言えません。御輿(みこし)は単に上げ下げするものではありません。上げるためには雰囲気が必要です。雰囲気を作るために実務的な下準備があります。今のセリーグへの反響の大きさは、その下準備の苦労まで台無しではないか、というような意味合いも含まれてのことと思います。

ある人は御輿(みこし)なんか担がないかもしれません。しかし御輿(みこし)を担ぐ人々に尊敬されない人の言葉は尊重されるでしょうか。
しょっぱなにドーム開催を支持した集団がセリーグです。初めが肝心です。そのつけが今も影響していますし、29日開催ではこれからも影響すると思います。


改変により大層な物言いや本文中に繋がり難いところがあるかもしれません。もともと読み難い文章なので気にしないようお願い申し上げます。


ああ、そんな言葉がいけないのか。

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2010年06月30日

涙の雫

駒野選手の涙の雫が染み渡る先、それが経験として蓄積される。

「行ける」
選手たちがそう思えた先に待ち受けていた涙と、

その数年も以前にあった中田選手の、
「行けなかった涙」

涙の種類にもいろいろある。
先に進むための経験は、こんなにも数多く苦い。

posted by kakukatari |04:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年06月23日

お買い物に失敗した子供(マリノス)

中村俊輔選手がマリノスと契約同意に至らなかった主たる原因は、前エントリで揶揄したように、やはりクラブ側がここ数試合の出場をねだったことが大きいようである。

今日にも決まる中村俊輔のエスパニョール移籍  by 藤江直人
http://www.sports-times.jp/2009/06/20090622123.html
 --以下引用--
何が中村側を土壇場で翻意させたのか。「誠意を欠いたオファー」に関して取材を進めていくと必然的にレッズとの一戦に突き当たる。
 3月の開幕前の段階で、中村の復帰戦は7月18日に日産スタジアムで行われるアルビレックス新潟戦でほぼ内定していた。持病の股関節痛を抱える中村自身もW杯アジア最終予選終了とともに心身をいったんリセットし、オーバーホールを施し、満を持してJリーグのピッチに立つ予定だった。
 しかし、F・マリノス側は21日のレッズ戦、28日のガンバ大阪戦と日産スタジアムで続く人気カードで中村のネームバリューを利用して収入増のソロバンを弾いていた。関係者によれば「特にレッズ戦を生中継するTBSに熱心に働きかけ、復帰戦と銘打って前宣伝から華々しく仕掛けていく戦略を練っていた」という。
 --引用終わり--

今回の騒動をみると、結局、選手本人が自らを守るしかないということだ。
クラブ側は、所属選手を潰さないためにオフを確保する、そのことが短期に得られる利益よりも大きい、とは考えなかったようである。
web流に言えば、コンテンツを大事に育てるという発想ではなく、コンテンツによって得られる利益の機会を逃さないということだろう。結果、大きなコンテンツを失った訳であるが。

外野からマリノスを眺めると、無理なおねだりをして駄々をこねたあげく、お買い物につれて行ってもらえずお留守番になってしまった子供のようである。
違う角度から見れば、おつかいに失敗した子供である。失敗した原因は子供だからというだけではない。子供に使いを頼んだ者も子供だった。

では、なぜマリノスが子供のままなのだろうか。マリノスのフロントだけが未熟なのだろうか。例えば、コンテンツ商売の雄が母体であったベルディはどうだろう。
また、子供を育てる親はいないのだろうか。
ナビスコで大幅なターンオーバーを嫌がり駄々をこねる人たちはどうなのか。オールスター戦も天皇杯ももちろん代表のキリンカップもあれもこれもとコンテンツ満載である。
負けが込んできたときに、選手にブーイングの唾を吐きフロントに食ってかかる人たちは、俺たちの選手を守るためになぜターンオーバーを使わないのかと怒鳴り込んだりしていないのか。
このエントリの話の前提になっている事柄がなぜ大手メディアからの引用ではないのか。
これがTBSの言う渡る世間は鬼ばかりということなのか。

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2009年06月13日

俊輔 横浜M復帰問題に見る日本企業組織

中村選手やマリノスへの直接的な言及はないエントリである。

例え話から。
大会社が下請け会社に無理な商品の仕入れを要求し、下請け会社も、自分が大会社から受けた無理な要求をそのまま小さな町工場(まちこうば)にも迫ったが断られた。
下請け会社から町工場には、大会社の利益論理が業界全体の利益に通じるはずだから、オレも泣くからオマエも泣いてくれというありがちな話をしたけれど通用しなかった。今まで散々町工場は泣いてきたのだ。
町工場には技術があり他の業界からの受注で食べていけるので、無理難題を押し付ける大会社と疎遠になっても大丈夫だし、その言いなりの下請けとも無理して今以上に付き合う必要はなかった。
相変わらず企業論理の大会社。今時になっても、商品を金に換えるのは俺達だとしか言わない。そんなことだからその業界は落ち目である。
下請け会社も大会社の庇護にあたるだけで戦略がない。大会社よりも早く倒産する順番にならんでいるだけである。

ガイアの夜明け(TV番組)そのままの様相である。
登場人物の例を挙げるなら下記のようになるだろうか。

TBS(広告代理店)--- マリノス --- 中村俊輔選手

今回の件で思い出すのが、W杯ドイツ大会と先のW杯予選でのTV中継時間に合わせたキックオフ時間の変更である。
TV(広告代理店)--- 日本サッカー協会 --- 日本代表選手達

似たような構図ではドーピング問題があった。
Jリーグ --- フロンターレ --- 我那覇選手

上記のそれぞれに共通なのが大組織と個人の間にたつ中規模な組織が大組織へ右へならえになったり、隠れてしまったりで三者三様の立場にならないことだ。本来は三者がそれぞれ独自に利益を模索する方法論を持たねばならぬのに中規模な組織がその独自性・独立性を放棄し、大企業とその子会社・下請け・派遣会社などの関係性と似たような立場にたてば問題が生じたときに組織対個人の対立になってしまう。

このような対立軸で性質が悪いのは「役所のたらいまわし」や最近では「病院のたらいまわし」と同じように組織側の問題点がぼやけたままになることだ。個人とその対応窓口ばかりを露出させて問題に関わる登場人物をはっきりさせないから問題点も明確にできない。よってなかなか改善されずに似たような問題がまた起きる。
メディアが大組織としてこの図に絡んでくると三者三様のそれぞれを表面化することなど無理だろう。(結果同じことを繰り返した)

個人の側はどうかというと、組織側に比べれば論点の数は少なくなり責任の所在も分かりやすい。外野からみたときに個人の側の具体的な問題点を見つけ出すことは簡単になる。

こうしたときに起こってくるのが、問題点を洗い出すことよりも先に、問題点が見つかった順番に非を責める行為だ。問題点を見つけやすい順と言ったほうがいいかもしれない。当然、矢面にたつ立場(個人やその対応窓口など)の者が責められることになる。
問題点を洗い出しその重要度を考慮することなく、場合によっては肝心の問題点が「背景の問題」などと別の問題やいささか軽い問題へと差し替えられてしまう。

以下にリンク・引用を。

スポーツナビ | サッカー|日本代表|灼熱の大地で得たもの
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/200806080006-spnavi.html
■キックオフが1時間早められたことについて
確かに、深夜にかからない時間帯でテレビ観戦できるのは、一見ありがたい話だと思う。だが、テレビの視聴者さえよければ、現地で戦う選手はどうなってもよいという理屈が、まかり通ってしまうことに、私は底知れぬ危惧(きぐ)を覚える。2年前のドイツで味わった蹉跌(さてつ)が、今なおあらためられていない。

TBS「テレビでサッカーを観よう!」
http://www.tbs.co.jp/sports/soccer/
そしてこの試合には、あの中村俊輔の“Jリーグ凱旋試合”になるとも言われている。
岡田ジャパンのKeymenの至高のプレーが見られるかも知れない。
さらにこの試合のもうひとつの魅力、
“伝説を作ろう~7万人動員作戦”だ。
注目の一戦見たさに日産スタジアムに集まる入場者数が、Jリーグ1試合最高入場者記録を更新する可能性がある。
日本サッカーの歴史が変わる瞬間、さあ、あなたも“伝説”の目撃者になれ!!
(ちなみにこの試合のチケットはTBSのHPからも購入することが出来ます)

以下の二つは検索中にあたった某所からの抜粋である。
 --------
神奈川新聞にいる身内の話では、一旦双方で合意した基本契約の草案では、チーム合流時期は別途協議となっていたにも関わらず、フロント側が承諾もなく半ば強引に21日からの出場を既成事実化して通達し、それに伴ったグッズ類の準備を始めたのが原因らしい。
社長自身も同時に、合流は別途協議の部分が気に入らなかったらしく、後になって21日からの出場を打診するように指示したのがまずかったと言うことのようだ。
まあ、不誠実と言われても今回は仕方ないね。
続報
別途協議事項になっていた合流時期の交渉は11日の予定だったらしい。
7月からの合流は口頭レベルでは事前に一致をみていたが、代理店からフロントに対して21日からの出場を契約事項として迫られ、社長が途中で方針を転換したのが発端らしい。 
 --------
契約の大枠は合意できていた。
しかし俊輔の年俸を肩代わりするスポンサーや代理店、
テレビ局の要請により、6月の復帰試合、イベントへの出演を
俊輔側の承諾なしに安請け合いして準備まで進めてしまった。

いざ契約締結の直前の交渉で、中村側にその要望を突きつけ
俊輔側が激怒、6月復帰プランが消滅、スポンサーや代理店も激怒。
現在、社内では責任のなすりつけ合いで大荒れ。 
 --------

以上リンク先や引用文をどのように読むかは各々である。

特にTBSがスポーツ中継に絡むとろくな事はないが、本当にろくでもないのかをメディアには検証していただきたい。しかし身内同士では無理なことだろう。内部告発が意味を成さない最たる企業が大手メディアである。このエントリも邪推の枠を出ることはないのだろう。
そもそも「TBSは死んだ」ままだからゾンビを検証しろなどということのほうが道理からはずれるのか。

posted by kakukatari |20:40 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年11月28日

星野氏の北京五輪報告書報道の罪

気持ちで弱い面が出た 北京五輪報告書で星野監督
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20081126-00000041-kyodo_sp-spo.html
 --------(以下引用)--------
日本オリンピック委員会(JOC)は26日、北京五輪の日本選手団報告書を公表し、
 --------(引用終わり)--------


私のような批評を繰り返してきた者が飛びつきそうな記事が報道されているが、この北京五輪報告書における星野氏が書き提出した部分はいったいいつ書かれたものなのだろうか。
下記に関係がありそうな過去記事を引用する。


星野さん“屈辱の五輪敗戦舞台裏”執筆中
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2008/09/03/07.html
 --------(以下引用)--------
 北京五輪で野球日本代表を率いた阪神の星野SDが自身のホームページを更新。「北京五輪を中心としたこの2年間の報告書」のリポートを執筆中であることを明かした。「上(連盟、機構)に出す」というのが目的で、かねて「五輪は今回で終わりだけど、WBCもある。反省したことをメモにとって、次の日本代表に役立ててくれれば」と話しており屈辱的敗戦の“舞台裏”を形として残すつもりだ。 
[ 2008年09月03日 ]
 --------(引用終わり)--------


サッカー五輪代表でもそうだったが、監督からの報告書は早い段階で終わっているのが普通だろう。それとも今頃になって星野氏はJOCに提出したのだろうか。

どのニュースサイトを見ても、スポナビニュースにあるように共同通信社の配信記事であり、報告書がいつ書かれ、どの位の分量なのか等の情報は一切ない。
記事は、「選手の弱い気持ちが敗因と分析した星野監督」としか伝えていない。まるで、選手のせいにしている星野監督を叩けと言わんばかりである。一種の煽り記事である。

このような報道が、判断や真面目な批評・批判の妨げになる。報道記事とは呼ばずゴシップ記事というほうが正しいだろう。配信記事を垂れ流しているだけであり、各メディアに記事に対する責任感などない。

議論できる材料を出さず、感情に訴えるだけの売れる記事をだす・責任のかからない配信記事を無造作にだす、これらの体質が、特にスポーツニュースだけではないが、その体質こそが日本プロ野球代表の迷走の土壌にもなっている。


追記-------------------
繰り返すが、この報道は、「いつ書かれたのか」と「書かれた一部なのか全体なのか」が分からないようになっている。

前エントリで星野批判として下記のように書いたが、客観的な情報を出さずに感情論的な言い回しだけを先行させるという意味では、今回の記事を垂れ流すメディアも同様である。

---敗戦の戦術的分析とそれを言葉に置き換えて説明する能力の無い人物は代表監督に相応しくない。
星野氏のように「しようとしない」ことがますます闇を深くし疑心暗鬼を招く。---

posted by kakukatari |03:19 | コメント(13) | トラックバック(0)
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2008年10月25日

野球日本代表・星野批判の代案

野球日本代表を取り巻く状況の改善策として乱雑ではあるが具体案を挙げてみた。

まず結論から書くと、ひとつはNPB内に早々になんらかの組織をつくること。
もうひとつは、楽天監督の野村氏がWBC監督をやったほうがよいと考えていること。野村氏であれば話をしてくれるだろうからである。

この結論の過程や理由を以下に。過去エントリとの重複も多く長くなるが興味のある方はどうぞ。

 ---
野村氏がイチロー選手の発言を皮肉るようなコメントをした理由については、前エントリの”雑感”に書いたように星野氏の無用な一言が「無用な感情論を呼んだ」と考えている。
元になったイチロー選手・松坂選手の発言に関しては、前エントリのコメント欄の最後に私なりの超訳を書いている。


 -------------------------------------

2つの日本代表

野球日本代表は、オリンピックにおける全日本野球会議と、WBCにおけるNPB(日本プロ野球)とで組織・管轄が違う。五輪ではメジャー選手が選出されないが、どちらの場合でも、まず代表監督が選ばれその監督がプロ選手から選手を選び代表チームを作る。そのチーム作りに大差はないが、管轄する組織の違いによる問題はあるのだろうか。

試合を見る我々には、代表チームとして監督や選手が決まってしまえば、どちらの組織に属していようが関係はなく、代表チームの背景まで考えず日本代表チームの戦いとして試合を楽しめる。


抱える問題点

問題となるのは、今回の騒ぎのように大会前と後である。所属組織が大会前後で同じであればよいが、違っていると面倒である。
今回の例でいうと、北京五輪後の総括(分析)が不十分であったり出来ていないからといってコミッショナーが日本代表前監督の星野氏にクレームをつける訳にはいかないのだ。今あるWBC検討会のようにコミッショナーの個人的集まりで星野氏に意見を聞くことはできるが、公的にはNPBから全日本野球会議に「総括をお聞かせください」とお願いしかできない。
(仮に、WBC検討会がNPBの公的機関であり、検討会が日本代表前監督として星野氏に意見を聞くのなら、星野氏は全日本野球会議の代表者としてしか出席できないだろう。実質意味はないが。)

サッカー五輪代表元監督の反町氏は、戦後敗戦分析不十分としてレポートの再提出をサッカー協会から求められた。(たぶん)それらを基にして、先のサッカー協会技術委員会から五輪代表とA代表の監督を兼ねさすという今後の方針が発表されたのだろう。方針の是非は別にして、戦略の立て方(過程)はシンプルで分かりやすい道筋である。

このサッカーの場合を言い換えると、反町氏はサッカー協会へレポートを再提出すれば、協会も説明責任を持っている(協会がマスコミに説明する)ので、反町氏自身が再度マスコミに出なくてもある意味済んでしまう。反町氏は協会から守られているとも言える。
これが野球日本代表の今回のケースだと、管轄する組織の違いにより、コミッショナーは北京五輪の件で星野日本代表前監督の負担を減らしたり、盾になる(かばう)ことができない。

面倒な話であるが、組織・管轄の違いがあると戦後分析ひとつとっても前記のような手続きが必要になる。かと言って省いてしまうと全日本野球会議の存在意義がなくなってしまう。その成り立ちなども踏まえると全日本野球会議を無視する訳にはいかない。
こういった組織(所轄)的な問題は、ドラフト制度などに見られるように、日本の野球界の本質的な問題と関わっており根本的な解決は大変難しい。


組織をつくる意味合い

このような状況を踏まえて、NPBとして代表戦(WBC)も含む国際的な情報を議論する場として、なんらかの組織を立ち上げる必要があると思う。

その組織は、NPB内の恒常的な組織にする必要がある。その為に、例えば国際的な情報を議論する、としている。WBCの監督を選ぶだけとか、五輪野球開催が無くなりWBCだけになったからという弱い理由付けの組織では一過性のものになりやすい。
恒常的な組織にしないと、結局、オーナー会議でコミッショナーに一任するような場当たり的な状況とさして変わらない。なにより、WBC後に解散してしまう(有形無実の)ような一時的な組織では責任ある仕事にならないだろう。


組織の中身

具体的には、NPB内にコミッショナー直属の機関、サッカー協会の技術委員会のような組織をつくり定期的に会合を開くことである。名称はなんでもいいが、例えば(仮称)国際技術委員会とでもする。
委員会は4年に一度のWBC前後の戦術分析だけでなく、国際的な野球の状況などを分析してレポートを出し、国際大会の多いアマとの情報交換交流を模索する等にも活かし、また、アジアでの野球普及活動と連携するなり定期的な活動を行う。メジャーとの協議や折衝の裏方ということもあるだろう。仮に、こういった組織がNPBに既にあるならば、WBCのことを組み込むなり分科会にするなどすればよい。

WBC大会に向けては、分析レポートを基にコミッショナーを総責任者として監督選定を行いオーナー会議と折衝を行う。WBC本番では裏方スタッフの中枢となり代表チームのサポートを行う。WBC後は総括を行いレポートを出す。こうした組織をオープンな存在にしてレポートの成果を形にしたり、監督選定の過程など記者発表させればよい。

差し迫った来年のWBCに向けて、この(仮称)国際技術委員会を立ち上げても代表監督選びには間に合わないが、選ばれた代表監督と戦術分析などを共にしてスコアラー等の裏方スタッフをこの組織で行うことは可能である。選手などと違う立場の日本代表スタッフである。
今回のWBCスタッフを基に委員会を作り上げるのでも構わないが、できれば早くに組織の形を作るほうがよいだろう。そうして実際に大会を経験すれば、今後の監督選びの財産になる。組織の初陣は早く済ませたほうがよい。

この(仮称)国際技術委員会の一員として、元オリックス~エンゼルス~マリナーズの長谷川滋利氏を適任のひとりとして挙げたい。大会ごとに変わってしまう可能性の高いコーチなどの現場スタッフではなく、継続的なスタッフとして組織に参加してもらいたい。委員会を生かすためにはレポートなどを提出できる能力のある人物が相応しく、長谷川氏なら立場を理解したうえでメディアに対応することなども出来るだろう。また、メジャーを通じた人脈や語学力もあり、それこそ有効な現地視察ができるのではないだろうか。
スタッフにどのような人材が必要か理解したうえで様々な可能性を探るべきである。


組織を育てる監督

冒頭で書いたように、今回のWBC監督は「話をしてくれるだろう野村氏」が相応しいと思っているが、これはメディアへ大会後の説明ができるからだけではない。野村氏であれば委員会のスタッフへより十分な話(説明)をするだろう。経験を次の大会へ活かすために組織のスタッフを育てるという意味合いも大きい。戦術云々だけでなく、野球界のおじいちゃんの知恵袋的なことまで、「聞くことのできる」スタッフを配すればかなりの話が「伝わる」と思う。野村氏が組織作りが上手いか下手かではなく、組織作りの手助け(利用)には適任だろうと思う。

過去の野球日本代表の問題は、一言でいえば「伝えられていない」ことに集約されると思う。データ云々以前の問題である。大会間の期間が長いことや、様々な事情はあるが、結局個人の経験や人脈だけに頼ってきた。継続した組織を作り介することで大会間の溝を埋めていくことができるのではないか。

書いている通り、私が野村氏を今回のWBC監督に推すのは、NPBが組織をつくることを念頭に置き、組織作りに監督をセットにすれば効果が高まると考えているからである。今回に限れば勝利を第一にしていない。勝利第一を目指すに相応しい状況をつくるほうが今は優先されるべきだと考えている。(勝利第一に野村氏が相応しいかどうかは別の話)


役割

今回の騒ぎや反応を見ると、今の状態ではWBCで優勝しても払拭できない部分が残るだろうと思う。それは主に野球日本代表チームを取り巻く状況に起因しており根本的な解決は無理である。今より良くする、言い換えれば問題をどうすれば回避できるかという見方で考えている。
ひとつが、前述した五輪での敗戦後の処理でのサッカー協会と野球界の違いである。やり方によって、無用(?)なバッシングから星野氏を回避させることもできただろう。

「相応しい状況がある」と「勝利する確立が上がる」はイコールにならない。良い環境があれば勝てるほど甘くないからスポーツは面白く見られる。ただ、政治的判断のような場面は至る所にあり嫌でも目に付く。できればスポーツ的戦略を楽しめる場面を数多く見たい。
勝ちにいくための監督を選ぶ作業というのも戦略(スポーツ)のひとつである。それらの役割として私が一例として出したような組織は役立ってくれるのではないかと考えている。



短期大会での代表監督、星野批判

野球界の問題点と大雑把で穴が多いだろうが自分なりの代案を前述したうえで改めて書くが、敗戦の戦術的分析とそれを言葉に置き換えて説明する能力の無い人物は代表監督に相応しくない。
星野氏のように「しようとしない」ことがますます闇を深くし疑心暗鬼を招く。星野氏に限ったことではなく、そういった人物が代表監督として選出されるべきではないということだ。

代表監督を見るうえで、まず、リーグ戦と代表戦を分けて考える必要がある。長期間に渡るリーグ戦(ペナント)では、極端に言えばいちいち説明しなくても済んでしまう。それこそ星野氏のように闘将などというイメージを与える態度(戦う姿勢)を見せていれば言葉にしなくてもファンなりに理解(納得)できることがある。長期に渡る戦いそのものが説得力を持つ。背中が語るというものである。

日本シリーズなどの「出来ているチームの短期決戦」とは違い、日本代表戦のような「新しいチームでの短期大会」で姿勢を見せるには時間が足りず言葉による説明(の補足)が必要になる。短期間に多くを納得させるさせることは姿勢を見せるだけでは難しいだろう。

「勝てば官軍(道理はどうあれ強い者が正義者となる)」というたとえの如く、勝利できれば道理(説明)はさして必要にならない(求められない)。逆に、敗軍になれば道理(説明)を求められる。それが今回の騒ぎの基になっている。このことが理解できずに「敗軍の将語らず」と言って道理(戦術など)を語らず、私生活を始めとする自分の思いばかり語っているから批判される。「思い」こそ態度で見せるべきものではないだろうか。テレビで「・・しかし、私はチャレンジする人間」などというのであれば、「五輪は申し訳なかった。もう一回チャレンジさせて欲しい」と言ってWBC監督に立候補するなど態度を見せればよかった。そうであったならば、今よりもっと星野氏を(感情的にも)擁護する人は多くなっていたと思う。

氏のご家族の状況はとても大変なことと想像する。星野氏の野球でのことについて、ご家族まで巻き込んでしまうような感情的な言い方や、なんでも一緒くたにしてしまう書き方は許されるものではない。それは批判ではなくただの文句である。ただ、そうしたごちゃ混ぜな状況に一線を引くためにも、氏自らが野球のことと私生活を分けて一緒くたにせず語るべきである。代表監督が他に決まれば話題は別な方向へ進むと思うが、もの言えば言い訳に聞こえてしまう状況は変わらないだろう。「もの言えばくちびるさむし・・」の事柄ばかりではない。



以前のエントリで以下のように書いた。問題点はこちらのほうが分かり易いかもしれない。

 ---
代表チームを作るバックボーンといったものが強固でない、というより「無い」状態で監督のみが選ばれ、その監督にチーム作りを一任する。選ばれた監督はそういった状況も理解し「無い」状態を取り繕い、そうしたことと合わせて、チーム立ち上げのビジョン・構想からチームを作ることができる立場に置かれ、もはやオーナー兼監督といった状態である。
 ---
今回、代表を作った主体が全日本野球会議であるならば敗戦のコメントを求められるはずだが、そんな奇特なマスコミは見当たらない。誰もが実質的に意味をなさないと知っているからだろう。
監督ばかりを責めるなという見方もあるが、監督しかコメントする立場の者がいない日本代表という組織になっているのだから仕方がない。
広告塔という役割だけでなく、うまく責めから逃れられる才覚が監督当人以外にとっても重要なこととなっていただろう。
 ---





 -------------------------------------------

読まれた方へ
大意を変えることはないが読み返すうちに本文を訂正することがあるので了解頂きたい。


コメントされる方へ
エントリに対する意見や批評でコメントされるのであれば有難いが、選手の好き嫌い等々の自分の気持ちを吐き出すだけというのでは考える基にはならない。考察頂ければ有難い。

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