2008年04月02日
少し前まではボクサーは、本名で出ていた場合も勿論多かったが、特別のリングネームを名乗ることも珍しくなかった。
特に、姓の前にカタカナを付けるのが流行っていたみたいで、
『ピストン』『ファイティング』『バズソー』『アポロ』『ロイヤル』『ガッツ』『ムサシ』『スパイダー』『セレス』『ピューマ』『レパード』『リック』『クラッシャー』などなど……。
ほんのちょっと前では、『プロスパー』と『トラッシュ』があったけど、最近のランカー以上では、『リッキー』だけかも知れない。
現在のところでは、リングネームは本名そのまま、というのが殆どのようだ。
そして、流行の名前というか、彼らの両親が息子達に好んで付ける名前にも、ある傾向があるのに気が付いた。
名前に使っている字で多いものを取り上げてみると以下のようになる。(敬称略)
【人】
本望信人、小林生人、外園隼人、瀬藤幹人、荒川仁人、斉藤直人、中村徳人、有富康人、新井雅人、西尾彰人、外村鉄人、大北正人
【也・哉・弥】
福岡力也、鈴木哲也、木村哲也、ジャガー哲也、小路尚也、鎧塚真也、坪内達
哉、金城智哉、関根一哉、長瀬慎弥、須田拓弥
【輔・助・介】
高橋良輔、山中大輔、丸山大輔、畑大輔、宇賀神大輔、小堀佑介、秋葉慶介、今宮佑介、山中慎介、伊藤俊介、冨山浩之介、内藤大助
【樹】
佐々木基樹、武本在樹、武本康樹、奈須勇樹、小川利樹、野中悠樹、澤永真佐
樹、今西秀樹、川端賢樹、佐野友樹
【太】
真鍋圭太、寺畠章太、涼野康太、上野康太、長井裕太、粟生竜太、中岸風太、関本純太
【平】
河野公平、菊井徹平、田口雄平、玉腰強平、山本浩平、千木良恒平、大場浩平、鳥海純平
【大】
嶋田雄大、木村勇大、阿部展大、田中稔大、下河原雄大
それから、名前を見れば明らかに、そのボクサーが長男とか次男とかが予想できる名付け方もある。
ランカーの中から探してみると……。
《長男》
謙一、賢一、淳一、清一、伸一、龍一、恵一、良一、一久、一太郎、福太郎、純一郎、淳一郎
《次男》
健二、昭二、啓二、健司、章司、康司、裕司、幸司、幸治、祐治、宏治、貢治、康治、好治、栄治、大治、龍次、祐次郎、壮次郎、常二郎
こうしてみると、次男名の方が多いことが分かる。ボクサーはやっぱり次男坊が多い! これって本当?
それから、名前の事をボーっと考えていたら、ある特定の名前が、そのジムにおいては出世名であることも発見した。
それは、角海老宝石ジムの『ヒロユキ』という名前。
現役では『榎洋之さん』になるけど、過去には『阿部弘幸さん』『前田宏行さん』『坂本博之さん』がいて、みんなチャンピオンになっている。
で、『ヒロユキ』という名前で、是非ともチャンピオンになりたいと思っているボクサーは、角海老ジムに行くといい。
ほかのジムでも、もしかしたら、そのジム特有の出世名があるかもしれない。
それからそれから……。
今日本に2500名以上のプロボクサーがいるけど、その中で一番多い姓を調べてみたら、それは『高橋』で29名もいた。
それに続くのは、『斉藤』で22名、次に『鈴木』と『山口』の20名……以下次のようになる。
『山本』19名、『伊藤』18名、『佐藤』『中村』『吉田』が17名、『佐々木』『橋本』16名、『加藤』『木村』『田中』が14名、『小林』12名。
これがベスト15だけど、ここまでで合計255名になるから、ボクサー全体の10%もがカバーされていることになる。
ということは、一日6~7試合あるとすれば、その中に必ず一人は上記の名前を見かけることになる。
最後の最後。
そんなものが世の中にあるかどうか知らないが、自分はいわゆる左右対称フェチで、物の重心や中心を探したり、建物はおろか、漢字でも英字でも何でもすぐ半分に切ってみる癖がある。そんなもんでボクサーの名前を縦書きにして、真ん中に線を引いてみて、左右真半分に分かれる、つまり名前の全てが左右対称の漢字からできているボクサーはいったい何人いるかを調べてみた。2500名の中にたった8名しかいない。
およそ300人に一人ということになる。それだけで貴重だな。
『青空西田君』『小出大貴君』『立山昌幸君』『山口亘君』『三平大貴君』『山田大介君』『大木一真君』、それとランカーからはただ一人『吉田真さん』。
実はこの『吉田真さん』と全く同姓同名でミニマム級に『吉田真君』というのがいるんだけど、デビューが早い先輩に配慮してか現在は
『吉田アーミー真』と名乗っている
ごく厳密にいうと左右対称の漢字とは言えないものもあるが、自分の中ではおおむねOKとしている。
今までに名刺を貰った中で3人いたけど、どういうわけか、みんな大柄でいい人達だった。
♪そのジェフ・ベックが初めて手にしたエレクトリックギターが、何と日本のグヤトーンだったってのは、驚き!
posted by 村木田一歩 |
19:00
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コラム-リングサイド |
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2008年03月29日
■S・フェザー級6R
×島田 誠(角海老宝石)【判定3-0(58-56、59-56×2)】三谷 拓也(セレス)
WBA世界ミニマム級チャンピオン新井田豊(横浜光)の7度目の防衛戦が行なわれた、この日の後楽園ホール。前座でカードが組まれた島田VS三谷の6回戦は、奇しくも両者4勝3敗1分と同戦績同士の対戦となった。
上背で劣る島田は、三谷の長い左の前に接近を許してもらえない。ところが初回終了間際、三谷が右を空振ってバランスを崩したところに、右の打ち下ろしが命中。それまでペースを支配していた三谷の足元は大きく揺れた。ここはゴングに追撃を寸断された島田だったが、一打で形勢を五分以上に挽回してみせた。
しかし2Rに入ると、三谷はすかさず左で立て直しにかかる。一発のパワーで上回る島田もガードの間隙を縫って、時折ヒットを奪ったが、上体の振りが少ないせいか、三谷の左の標的に。幾度となく顔面を弾かれた。
3Rも三谷の長い左右がコンスタントにヒット。ボディにも打ち分けつつ、左にステップを切りながらのワンツーも肩越しに決まる。中盤には右カウンターからフック、アッパーの連打。畳み掛けられた島田は防戦を余儀なくされた。終盤には反撃に転じるも、攻め切ることはできない。
クロスレンジでの打ち合いとなった4R。相手の懐に入り込まないと効果が上がらないフック主体の攻撃を繰り返す島田は、ポイントに直結する効果的ヒットが少ない。一方、ストレート主体で攻め込む三谷は有効打を積み重ねて行く。
波に乗った三谷は5R、自ら距離を縮め、果敢に打ち合いを挑む。余力を計算した上で、あえて距離を詰めた方が得策との判断を下したのかもしれない。島田は終盤に巻き返し、三谷に後手を踏ませる展開に運んだが、有効打は奪えず。最終6Rの打ち合いも的確性に勝る三谷が優勢に進め、終了直前には青コーナー際で右ショートを痛打。島田に大きなダメージを与えるシーンを作った。
「左は世界を制す」の格言通り、勝敗を分けたポイントは左の使い方。島田はA級昇格に向け、今後は攻撃の起点となるリードブローを磨いていきたいところだ。
posted by kadoebi1 |
13:50
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