2009年02月23日
昨年10月にWBA世界フェザー級チャンピオンのクリス・ジョンに挑戦し、判定の末に敗れた榎洋之の復帰戦が3月7日に行われる。対戦相手はジョンの出身国インドネシアのフェザー級チャンピオン、アルディ・ディエゴとあって、榎にとっては負けられない一戦となる。復帰戦に向けて猛練習中の榎に試合前の意気込みを語ってもらった。
――試合まで1カ月を切りました。調子はいかがですか?
「色々やることはありますよ。気持ち良く練習できてます。あとはもっと強くなる。それだけです」
――昨年10月のクリス・ジョンとの世界戦は榎選手にとってどういう経験だったのでしょうか?
「まずは負けてしまったことでたくさんの人に迷惑をかけてしまい、それが一番悔しかった。でもあの試合のおかげで自分の未熟さに気づくことができて、まだまだ自分は強くなれるんだということも確信できたんで。そういう意味ではあの試合をやらせてもらえたことに感謝してます」
――話を聞いているとモチベーションはまだまだ落ちてませんね
「やっぱり前回の試合で悲しませてしまった人たちに、自分が世界チャンピオンになることで恩返しをしたいという気持ちが一番強いんで。だからもっともっと強くならないといけないし」
――練習もかなり激しくやっているようですが
「クリス・ジョンとの試合が終わって、自分が未熟なことは分かったけど、どういう練習をしたらそれを克服できるのか、何をしたらいいのかが分からなくて。でも練習を始めて、自分なりに色々感じて、考えていくうちに自分がやらなきゃいけないことが自然と見えてきたんですよね。だからいまは練習をしてても一番やりがいを感じられてるし、充実してますよ」
――またボクシング漬けの生活ですね
「そうですね、常にボクシングのことを考えてます。夜も色々考え過ぎちゃって寝られなくて、いてもたってもいられずにロードに出ちゃうとか、そういうこともあります(笑)」
――それはすごいですね(笑)。次戦は5カ月ぶりの復帰戦、相手はクリス・ジョンと同じインドネシア出身の国内チャンピオンです。どういう試合をするのか、イメージみたいなものはありますか?
「いままでと同じボクシングをするなら自分が続ける意味はないし、進化した自分を見せなきゃいけないと思ってます。負けてどう変わるのかを楽しみにしている人もいるだろうし、そういう期待にもしっかり応えて、もっと見てみたいと思わせるようなボクシングをしたい。クリス・ジョンに対してアピールする意味でも、憎たらしいくらい強い、そういうボクシングをしたいですね」
――なるほど、分かりました。それでは3月7日の復帰戦を楽しみにしています!
posted by 野口弘宣 |13:46 |
対談・インタヴュー |
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2009年02月18日
うちのジムの2枚看板、小堀(祐介)と榎(洋之)も再起に向けて始動だ。
榎に関しては3月7日にインドネシアの国内チャンピオンと復帰戦を行うわけだが、だいぶ調子も上がってきてるようだ。
榎のライバルでもある帝拳の粟生(隆寛)君が榎の復帰戦直後の3月12日にWBCフェザー級チャンピオンのオスカー・ラリオスと再戦することが決定し、そのことも発奮材料になっているはずだ。
粟生君と榎は昨年4月に日本人フェザー級最強の座を懸けて対戦したが、結果は判定ドロー。もし粟生君がラリオスに勝てば、世界戦という舞台で榎との決着をつけるシナリオも見えてきそうだ。また、榎が挑戦して破れたWBA同級チャンピオンのクリス・ジョンと同じインドネシアの国内チャンプが復帰戦の相手とあって、ジョンもこの一戦を注目してるはず。榎にとっては色んな意味で絶対に負けられない試合となる。
一方、小堀もぼちぼち練習を再開し始めた。まだ試合が決まってないのでスローペースだが、年内になんとか世界再挑戦を実現させたいところ。階級もライト級、スーパーフェザー級と少し幅を持たして、狙えるところを狙っていきたい。
モーゼス戦ではなかなか思うような戦いができなかったこともあって、できればガンガン打ち合いができる相手と試合を組ませてやりたいよね。やっぱり小堀の魅力は殴り合い、倒し合いにあると思うし、モーゼスに負けたからと言ってそのスタイルを変えるつもりはない。
世界チャンピオンのベルトはもちろんだが、小堀にはボクシングの本質的な魅力を伝える名勝負を世界の舞台で見せてもらいたいと思う。そのためにはこれからの一戦一戦をしっかり意味のあるものとし、もっともっとレベルアップさせないといけない。
いずれにしても、小堀と榎の2人は今年が勝負の年になることは間違いないので、皆さんも注目していてくれよ。
posted by 田中栄民 |13:03 |
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2009年02月02日
相変わらず子どもに対する犯罪、それも凶悪な犯罪が増え続けています。大人たちの欲望とエゴ、わがままによって子どもたちが犠牲になっています。本来守ってやるべき大人が、守られるべき子どもたちを攻撃する。ホントに……悲しいことですが、世の中がおかしくなってきています。
全国の児童養護施設を訪問し、子どもたちとボクシング交流を図るSRS(スカイハイリングス)の活動も、裏を返せばこの世の中には心の冷えた子どもたちがたくさんいるという現実から始めたものです。
強い者が弱い者を助けることは社会において当たり前の価値観であるべきだと僕は思います。子どもたちを守るためにも、まずは大人たちが変わらなくてはいけない。そのために僕たち大人は、こうした状況に対して決して見て見ぬふりをしてはいけないと強く思っています。
最近では官公庁や学校、企業などさまざまな場所で講演をする機会を頂いています。テレビの出演依頼も増えています。初めは慣れないことに少し戸惑いもありましたが、僕がそうした場所に出向き、大人たちに向けて子どもの現状を伝え、少しでも見て見ぬふりをしない大人たちを増やしていくことも、大切なことだと思うようになりました。
どうかあなたも見て見ぬふりをしないで下さい。身近の子どもたちを守ってやって下さい。一人ひとりの大人たちの意識が変わることが、この世の中、社会が変わっていくきっかけになるのだと思います。
posted by 坂本博之 |15:34 |
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