2008年10月21日
いよいよ3日後に迫った榎洋之の世界初挑戦。プロデビューから10年。苦楽をともにした先輩・後輩から応援メッセージが届きましたので、こちらで紹介させていただきます。
◆坂本 博之(元東洋太平洋・日本ライト級チャンピオン)
「1998年、僕がセサール・バサンとやった2度目の世界戦のその日、榎が前座でデビューして1ラウンドKO勝ちしたのを今でも覚えています。そのまま榎は4連続1ラウンドKO勝利してインパクトがありましたね。1発もらったら2発、3発返すような負けず嫌いで精神的に強い、ハングリーな目をしたボクサー。デビュー当初からそんな強烈な印象を持てました。
世界戦がなかなか決まらずにジレンマに陥ってしまったのか、榎は負けないことを意識し過ぎて現状維持のボクシングをするようになってしまった時期もありました。でも前回の粟生戦を引き分けて、それでは世界は獲れないということをしっかり認識したはず。練習を見ていてもその気合いは伝わってきました。
世界戦ではデビュー当初の、あのハングリーで熱い榎のボクシングを期待しています。榎の地元・秋田からは、以前榎と一緒に訪問した児童擁護施設の子どもたちも学校が終わったその足で応援にやって来るし、勝って世界のベルトを子どもたちに見せてやろうな。榎なら絶対に世界チャンピオンになれる! 思い切って勝負して来い!」
◆小堀 佑介(WBA世界ライト級チャンピオン)
「榎さんの、ここぞという時の勝負強さを見せて欲しいです。試合では練習の時の何倍もの力が発揮できるのが榎さんのすごいところだと思います。素人目には分からないかもしれませんが、榎さんの精神力、気持ちの強さは並じゃないです。
今回練習で2度榎さんとスパーしましたが、ものすごいプレッシャーを感じたし、やっぱりこの試合に懸ける意気込みと意地のようなものが拳を通して伝わってきました。
試合では、周りのことを気にせずに、思い切って自分の力を出し尽くしてもらいたいですね。そうすれば絶対に勝てると信じています。
勝った暁には色んなところに連れって下さいね。そして榎さんが言っていたように、2人で世界チャンピオンとして『フレンドパーク』に出演しましょう。榎さんが目指してきた長年の夢が叶うところを見せて下さい!」
◆本望 信人(元東洋太平洋・日本S・フェザー級チャンピオン)
「ジムで見ていても、良い感じの練習ができていたように思います。なかなか試合が決まらなくて精神的に辛い時期を過ごしていたのも知っているし、試合が決まってホッとした部分もありましたが、後はベルトを獲るだけですね。榎には世界チャンピオンになるだけの力と経験があるし、余計なことを考えず自分のやってきたことを信じて全てをぶつけて欲しい。
世界戦は普段の力以上が出せる舞台だし、いつも通りの榎の力を出せば絶対獲れると信じています。日本のボクサーの底力を世界に見せて欲しい。きっと、きっと榎ならやれると思います!」
posted by kadoebi1 |17:12 |
対談・インタヴュー |
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2008年10月04日
待望の世界戦ついに決定!! WBA世界フェザー級4位の榎洋之が10月24日、同級チャンピオンのクリス・ジョン(インドネシア)に挑戦することが決まった。8月29日に行われた記者会見では男泣きした榎。だが、この試合に懸ける思いはそれだけのものがある。なにはともあれ、世界戦決定直後の榎の声を聞いてみよう。
―待ちに待った世界戦がついに決まりました。感想から聞かせてください
「この試合が決まるまでには色々ありましたけど、一番調子の良い時期に決まったんですべてチャラです。今はもうとやかく言うつもりもないし、後はやるだけやって自信を持ってリングに上がるだけです」
―これまでの試合とはモチベーションを含めさまざまな面で心境も違うと思います
「今までは世界戦までは絶対負けられない、負けたら終わりだと思ってやってきたんですが、そういう意味では逆に気持ち的に楽な面もありますね。今回ばかりは楽しんで、思い切ってやろうって。でも決まったからには勝たなきゃなっていう思いも当然あるし、この試合のためにずっと頑張ってきたわけですから。もうすべてを出し切るつもりでやりますよ」
―前回の粟生戦ではお互い攻めきれずに自身2度目のドローという結果に終わりましたが、世界戦を戦う上であの試合の課題はなんだったんでしょうか?
「あの時は過去にないくらいコンディションがすごく良くて、でも作戦が今までと同じだったのが良くなかった。今までと同じように、負けないようにジャブだけ突いて守りながら戦うだけだったんで。でも粟生戦のおかげでこれじゃ世界は獲れないって確信しました。自分から先に攻めて勝ちに行かないと世界のベルトは絶対獲れないし、でもあのタイミングのあの試合でそこに気づけたのは本当に良かったと思いますよ」
―確かに2001年11月の初ドロー以降、榎選手は8連続KO勝利をしていますよね
「そうなんです。あの時もずっと守りに入った戦いをしてて、それでドローの結果が出た時にこれじゃダメだって思ったんです。そこからKOが続いて、でも世界戦を目指すようになってからまた守りに入ってしまってた。ボクシングはやっぱり自分から攻めて行かないと勝てないんですよね。だから今回も粟生戦でドローで悔しい思いをして良かった。あのまま世界戦をやっても絶対勝てなかったと思うし。粟生戦の後、次の試合が世界戦であろうとなかろうと、KOで勝てなかったらボクシングをやめようと思ってたんです。やっぱりお客さんはそんなつまらない試合をお金払って見たいとは思わないだろうし、こっちはプロでやってるんだから、お客さんを楽しませられないならやめた方がいいって」
―そういう意味ではこのタイミングで世界戦が決まったことは、良い流れのような気がしますね
「ベストのタイミングだと思います。粟生戦の練習で体が相当動くようになって、でも今回はただ練習するだけじゃなくて、さらに質の高い練習ができてる。それにトレーナーの木内さんとの関係も、一時はフラストレーションが溜まったりしたんですが、今回木内さんとしっかり話をして自分が色々要求し過ぎてたってことも分かって。もう木内さんとの付き合いも10年になるけど、久しぶりに昔の懐かしい感じでトレーニングができてます。家族もサポートしてくれてるし、今はすべての環境が良好なんで、後は自分が頑張るだけです」
―王者のクリス・ジョンについてはいかがですか?
「9回防衛してるだけあって、強いチャンピオンだと思います。でも物怖じしてもしょうがないんで、思いっきりやるだけですね」
―試合までまだ1カ月以上あります。是非またお話を聞かせて下さい。練習頑張って下さい!
「ありがとうございます!」
posted by 角海老広報室 |12:11 |
対談・インタヴュー |
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2008年10月02日
☆フェザー級4回戦
○木村昌憲(宮田)vs中東俊介(角海老宝石)×
筋肉質な体格の木村と長身の中東の対戦。
開始早々、勢いよく1、2を顎めがけてパンチを出してくる木村の攻撃に、中東はやや押されてしまうがガードをして長いリーチを生かし、距離をとりながらジャブをだし試合を立て直していくとストレート系の1、2が木村の顎にヒット。その勢いで再び右を出したところに木村の右フックをもらいダウンを取られ立ち上がるが、このダウンのダメージで、次の木村の攻撃に再び尻を突いてしまいレフリーストップとなった。
KO1R2:37
%color(sky){☆S・フライ級6回戦
×田部井要(宮田)vs宮本比火地(角海老宝石)○}
1R、お互いジャブをつきながらフックを返すなど攻防戦を繰り返していくが、ラウンド終了10秒前に田部井が宮本のガードが下がったところへ左フックをヒットさせダウンを奪う。
2R、田部井が右ストレートで宮本をロープに詰め連打で再びダウンを奪う。
3R、宮本は、1、2から左右のフックで前に出て攻撃。田部井は宮本の攻撃を嫌がるようにしてクリンチで攻撃を回避するが、宮本の攻撃を邪魔したと判断されホールディングの減点1が科せられる
4R、再び宮本は田部井の懐に入るように前へ前へと攻撃し、1、2を田部井の顎にヒットさえふらつかせるが、田部井は宮本にもたれかかるようにしてダウンを逃れる。
5R、この回一気に攻めたい宮本だが、田部井のクリンチにまたしても苦戦し手が出せない
6R、田部井はロープを持ちようにして、宮本を抱え込んだため再び減点
判定 6R 2-1
2×56-55
54-57
posted by kadoebi1 |18:35 |
試合レポート |
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2008年10月02日
☆S・バンタム級4回戦
×鳥本 大志(角海老宝石)vs安沢 栄二(帝拳)○
1R、鳥本はジャブ、ストレートで距離をとりながら攻撃を仕掛ける。安沢はボディーを狙いながら鳥本の懐に入ろうとする。
2R、鳥本は手数を多く出すも、安沢のパワーに押さロープに詰められてしまう。鳥本はなかなか自分のパンチが当たる距離にいけず安沢の頭を抱えるような形で攻撃してしまい、これが原因でホールディングの反則で原点1となる。安沢は左目の上をバッティングにより負傷。
3R、この回は両者とも距離がなかなか合わず、何度かクリンチし合ったり、もたつく場面が。お互いに遣り辛そう。
4R、最終回は、両者大きくパンチを振りかぶり、空振りもあるが激しい攻防戦となる。
判定 4R 3-0
40-35
2×39-37
☆フェザー級4回戦
△青山 慶洋(角海老宝石)vs澤井 大祐(シャイアン山本)△
1R、青山は、サウスポーで背が高くリーチも長い澤井の1、2に、左フックを合わせたり細かいパンチで攻めながらペースを握る。
2R、相手のジャブが遠いところから飛んでくるため、なかなか自分のパンチが相手の急所に届かない。中に入ろうとする青山は右前頭部から出血。
3R、2回のバッティングによる出血が原因で試合ストップ。
結果、1-0のドローとなったが青山は負傷のため決勝に進む権利は奪われる
負傷ドロー 3R 0:35
30-29 青山
2×29-29
◇S・フェザー級4回戦
△安住 幸一郎(角海老宝石)vs玄間 晃裕(三谷大和スポーツ)△
1R、スイッチしながら中に入ってくる玄間に対し、冷静に上から下にジャブ、ボディーをヒットさせ自分の距離で戦いペースを握る
2R、玄間はフック系のパンチを大きくふてくるがそれに対し安住ダッキングでしっかりパンチを回避し中に入りボディーを細かく連打。ロープに詰める場面も。
3R、安住再びボディーを攻撃するが、今度は逆に玄間がコンビネーションで安住をロープに詰める。
4R、最後はお互い力を振り絞って打ち合う。安住はジャブから攻めたいが、やや大降りになり、なかなかヒットしない。
判定ドロー 4R 1-0
2×38-38、
40-37 玄間
玄間に優勢点がつき決勝進出となる
posted by kadoebi1 |17:39 |
試合レポート |
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2008年10月02日
榎(洋之)の世界戦が決まって、今度は小堀(祐介)の初防衛戦が国内で11月をめどに最終交渉に入った。WBAライト級1位の(パウルス・)モーゼスとの指名試合になるが、すでに小堀も伊豆での走り込みキャンプを終えて本格的な練習に入ってる。
モーゼスは手足が長く、足を使った巧いボクシングをするイメージがあったんだけど、ビデオを見ると意外と好戦的なボクサーなんだよね。だから予想以上に噛み合うような気がしてるよ。ましてや向こうはチャレンジャーだし、足を使って逃げ回るようなマネをしてもベルトを獲れないのは分かってるはずだ。小堀にしてみれば、打ち合いになれば好都合。もちろん倒せるチャンスも出てくるだろう。
前回のアルファロ戦では左フックがポイントだったんだが、左に関して小堀はもうナチュラルで打つことができるようになってる。だから今回の練習の内容を少し明かすと、右を重点的に鍛えて左右どちらでも勝負できるようにしようと思ってる。
まずはモーゼスとの初防衛戦を良い形でクリアできれば、小堀の注目度もさらに上がるし、次はビッグネームとビッグマッチがやりたいところだな。
なんといっても小堀がベルトを持ってるライト級周辺にはラスベガスでメインを張れるスターが勢揃いしてるし、小堀が世界タイトルを獲ったことで、中量級のトップクラスがまだまだ名前の知られてないこの日本人チャンプのベルトに興味を持ち始めてるみたいだ。あっと驚くビッグネームも小堀との対戦を狙っていると聞くし、まあ小堀のベルトが狙い目だと思っているようだな。
だが、こっちもそう簡単にベルトを渡す気はないし、実力で負けてるとも思っていない。しかしいずれはベガスに乗り込んでメインを張るような、世界が注目するような試合をやってみたいよね。日本人のボクサーがベガスでメインを張ることなんて今じゃ考えられないことだし、だからこそ夢がある。小堀ならその夢も不可能じゃない。皆さんも小堀の勇姿が世界最高峰のリングで見られる日が来ることを楽しみにしていてくれ。引き続き応援よろしく!
posted by 田中栄民 |11:40 |
田中栄民の徒然なるまま日々のこと |
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