2008年01月30日

「出身地」

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今年のチャンピオンカーニバルは13階級フルエントリーで、今からワクワクする試合がとても多いが、個人的にはバンタム、フェザー、スーパーフェザー、ウェルターの4試合には仕事を飛ばしてでも駆けつけようと思っている。 (1月21日現在、スーパーフェザー級とスーパーライト級の試合は終わっているけど……。) だけど、既に全ての試合の予想は立ててしまっているので、結局今年も最終的には全部見に行ってしまいそうだな。 先日突然思い立って、この13階級・26人の日本の頂点的ボクサー達の出身地を調べてみた。 まず、日本を大きく分けて、東日本と西日本出身者をそれぞれ数えてみると、偶然ちょうど13人づつになった。 更に、もうちょっと詳しく見てみると、一番多いのはやっぱり関東地方で9名、次は意外にも九州地方の7名、それに東北地方の4名、関西地方の3名が続き、中部地方、北陸地方、山陽地方がそれぞれ1名づつとなっている。 残念ながら、北海道、山陰地方、四国地方出身者は1名もいない。 また、ジムの数は多いのにもかかわらず、関西出身者が少ないのも印象的。 そして、現時点での日本の頂点的ボクサーの6割強は、関東と九州の出身者ということになる。 更に更に、都道府県別に分析してみると、全国47都道府県のうち今回チャンピオンカーニバル出場者がいる都道府県は19ヶ所あり、残り28道府県は現在のところ頂点的ボクサーを保有していないということがわかる。 東京に3名、埼玉・千葉・大阪・宮崎・宮城に各2名づつ。あとは各1名で、北から青森、秋田、山梨、福井、神奈川、愛知、兵庫、広島、大分、長崎、熊本、鹿児島、沖縄となる。 (あの宮崎県はここでも頑張っているのだ。) それから、各頂点ボクサーが所属するジムの所在地を確認してみると、半数の13名・9ジムが東京にあることがわかる。聖地後楽園ホールを囲むようにしてジムが集中しており、そこを目がけて地方出身の若者達が仕事とボクシングをしに上京している姿が浮き彫りなってくる。 東京で複数の頂点ボクサーを出場させているジムは、“帝拳”の3名と“角海老宝石ジム”“白井具志堅スポーツ”の各2名である。その他の複数出場は同じく2名の“横浜光”のみにとどまり、他の府県での複数出場ジムはない。 で、いずれにしても、相変わらず、ボクシングの首都圏一極集中が続いていると言わざるを得ないのだ。個人的には自分の数世代前の祖先たちがたむろしていたらしい北海道からの頂点的ボクサーの出現を心待ちにしている。 ♪だけど、『レッド・ツェッペリン』はどうも能書きが多すぎるような気がして……。


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posted by 村木田一歩 |15:41 | コラム-リングサイド | トラックバック(0)
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2008年01月10日

1/5 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦

王者・小堀佑介(角海老宝石)×松崎博保(協栄)
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 日本スーパーフェザー級王者・小堀佑介が、指名挑戦者で同級1位の松崎博保(協栄)を迎えて挑んだ6度目の防衛戦。WBC、WBAともに7位にランクされている小堀にとって今年は、世界に標準を合わせてキャリアの集大成を見せていきたい年。その大事な2008年幕開けを飾る試合となる今回の一戦に向け、小堀は「アピールする意味でも圧倒的に勝ちたい」とチャンピオンらしく話したが、試合は意外な展開に……。  挑戦者の松崎は早稲田卒の保険会社に勤めながら仕事後にジムに通うサラリーマンボクサーだが、基本に忠実な地に足の付いたファイトスタイルで現在17連勝中の指名挑戦者。  一方、年末年始ムードを一切味わうことなく練習に励んできた小堀は、その甲斐あってしっかりコンディションも仕上げてきた。ちょうど2年前のタイトル獲得後から常にその時のトップコンテンダーと防衛戦を戦い、力強いファイトスタイルでタイトルマッチでは6戦4KO勝利、今では世界を狙える位置にまで自らを高めてきた。試合は今年のチャンピオンカーニバル開幕戦ともあって場内は満員。下馬評では誰もが小堀のKO勝利を予想していたはずだった。  まずは序盤、いつものように相手のパンチを見極めながら試合に入る小堀。ジャブをうまく突きながら時折ボディーも打っていく。松崎も小堀を警戒しながらジャブ主体で両者まずはゆっくりとした立ち上がり。  2R開始早々に松崎が大きな右をヒット。お返しとばかりに終盤に小堀が右フックを見舞って松崎を後退させる。3Rに入って小堀はペースアップを図るが、松崎がジャブを効果的に使って距離をうまくコントロールし、なかなか踏み込んでいくことができない。4Rもチャンピオンをかなり研究してきた様子の松崎が再三左ボディーから右フックのコンビをヒットさせ、小堀の攻撃に対してはジャブ、クリンチ、バックステップを使ってとにかく強打を貰わないよう見事なディフェンスを見せる。一方の小堀は得意のラウンド終盤にかけてのラッシュで見せ場を作ったものの詰め切れず。
小堀祐介2
 会場に詰めかけた多くのファンにとっては早く小堀の爆発的なスパートが見たいところ。そんな空気を察したのか5R前半に小堀がいきなり左のショートフック。一気にたたみ掛けるが、松崎は必死で後ろに下がってこれを回避。その後も追う小堀、下がる松崎の攻防が続き、終盤にはついにロープに詰めて激しいラッシュ。右から得意の連打を叩き込んで松崎をぐらつかせ、このまま一気に仕留めるかと思われたが、ここでラウンドは終了。  小堀劇場の始まりを予感させたが、6Rから小堀は急に手が出なくなって失速、決めてを欠いてしまう。松崎が自分のペースを崩さず打ち合いには決して付き合わないため、試合がなかなか噛み合わない。決して負けてるわけではないのだが、まるで前回の三浦戦のように先手が取れず、後手後手に回って結局強打を狙い始めてしまい、なかなかリズムが出てこない。  7R中盤にはカウンターを一発取ったもののそこから先が続かない。そのまま試合は終盤を迎え8、9Rも「らしさ」を見せることができない歯がゆい展開でラスト10Rに。ここでも小堀は仕掛けるが松崎は付き合おうとはせず、有効打を奪うことはできず見せ場も作れないまま試合は終了した。  判定の結果は3-0で小堀が勝利、なんとか6度目の防衛に成功したが、ジャッジ3人のうち2人が1ポイントの僅差という苦戦ぶりで小堀に勝利の笑顔はなかった。試合後のインタビューでも「練習不足です」と反省の弁を口にし、そのままリングを後にした。  世界挑戦を目指すことを公言し始めた小堀にとって、内容重視で挑んだはずのこの試合。ところがフタを開けてみれば挑戦者にしっかり研究され、本来のパフォーマンスを見せることはできなかった。打ち合いの中から活路を見い出していくのがこれまでの小堀なのだが、松崎のようなタイプにはどう対応していくのか。前回の三浦戦も然り、小堀がここまでの選手になれば相手も研究してくるのは当然のこと。今までと同じ、通り一辺倒の戦い方では今後の道のり、ましてや世界を狙うとなれば厳しいはずだ。  ただ毎度のことながら勝利を重ねていく中でこうした課題がしっかり見えてきているという面もあり、これから世界戦に向けた準備をしていく中でこうした点をしっかりと消化し、血肉にしていってもらいたい。 控え室でのコメント 小堀「普通にやれば勝てると思っていたのですが、しっかり研究されてました。まだまだ練習不足、経験不足です。とにかく上への強打は絶対に貰わないっていことを徹底されてしまって……。途中からボディーの指示が出ていたんですが、なかなか手が出なかった。世界を、と思ってたのですが、ダメだこりゃって感じです」 田中トレーナー「小堀の距離にさせてくれなかった。挑戦者はうまくやったし、試合がかみ合わなかった。もっとジャブ、ボディー打っていきたかったのだが。前回の三浦戦では狙いすぎたという反省があって、今回はこっちから積極的に仕掛けていこうと思ったけれど、やっぱり小堀は本来カウンターファイターであって、もしかしたらもっと相手の攻撃を待つくらいの方が良いのかなとも思う」 鈴木会長「それでも(世界戦は)チャンスが来たらやる。いつでも行けるような準備をしておきたい」


posted by kadoebi1 |14:04 | 試合レポート | トラックバック(0)
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2008年01月08日

小林とツネのタイトルマッチを振り返って

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先日行われた小林(秀徳)とツネ(佐藤常二郎)のタイトルマッチは残念ながら2人ともベルトを獲ることができず、非常に残念な結果となってしまった。 小林は帝拳のホープ、下田(昭文)君と対戦したわけだが、しょっぱな序盤にダウンを2度取られてしまいペースを乱された。2度目のダウンはスリップに近かったんだが、バランスが悪かったのは確かだししょうがない。 試合を通して下田君の方が一枚上手だったのは事実で、1ラウンドにワンツーを見て彼のスピードとキレには驚いた。正直言って下田君、本当に良いボクサーだと思うよ。そんな若きチャンプを相手に小林も善戦したよね。ダウンを取られてあのまま終わったもおかしくなかったのだが、あそこからよく持ち直して食い下がったし、中盤からは下田君も疲れが見えてきて、小林の良い所も少しは出せたんじゃないかな。 まあ下田君とはまだボクサーとしての格というか器が違った。でも小林にとっては良い経験になったし、あいつも今は仕切り直してもう一度タイトルを狙う気で頑張ってるよ。 もうひとつはツネの試合だけど、タイトルマッチにしては情けない内容だった。クリンチにつぐクリンチでしまいにはレスリング行為の連発……。チャンピオンの吉田(健司)君の作戦だったのかもしれないが、個人的に言わせてもらえればあれはボクシングじゃないし、少なくとも階級のトップに立つ者としてタイトルマッチでああいう試合を見せてしまうのはお客さんに対して失礼だと思う。 ツネも相手のそうした試合運びに付き合う形になってしまい、局面を打開することができなかった。敗因は攻撃が後手後手に回ってしまい、先手が取れなかったこと。先手さえ取れてればクリンチされても相手の方が見映えが悪いわけだから。ツネにとっては初のタイトル挑戦でボクシングでは勝っても負けてもいないっていうようなやるせない心情なんじゃないかな。でもボクシングはそういうことも含め何が起こるか分からないということ、ツネの次に期待したい。 結局2人ともタイトルを獲ることはできなかったが、ジムとしてもそろそろ新たなベルトが欲しいところ。来年は頼むぞ!


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posted by 角海老広報室 |14:53 | 田中栄民の徒然なるまま日々のこと | トラックバック(0)
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