2007年07月14日

6/18後楽園ホール「第342回ガッツファイティング」

☆S・フライ級8R
×殿村 雅史(角海老宝石) [判定8R 3-0] 佐藤 洋太(協栄) 

1年1ヵ月ぶりのリマッチとなる両者。6回戦時代の初対戦では判定負けに終わった殿村だが、最終ラウンドには勝者をKO寸前にまで追い込んだという。それだけにリベンジを誓う殿村はもちろんのこと、辛くも勝利を掴んだ佐藤も再戦は望むところだったろう。

先制したのは佐藤。1R、左ジャブ、右ボディ、右ショートストレートでのヒットを奪い、2Rも対サウスポー戦略として有効なノーモーションの右ショート、左ジャブをインサイドから的確に当てた。雪辱を期す殿村もラウンド中盤、佐藤をコーナーに詰めて、ボディを交えながら左右フックをまとめたが、殿村の攻撃を読んだ佐藤は、ガードを掲げて顔面への攻撃にはきっちりと対処。クリーンヒットを許さない。それでも殿村は、圧力と手数で佐藤のリズムを撹乱させる。

本来のリズムを取り戻そうと、3Rからジャブ、ワンツー、右ストレートを主体としたアウトボクシングで立て直しを図った佐藤は、4Rも殿村の出バナに左ジャブ、右ストレートを合わせる。殿村も右フックを当てたが単発。佐藤を捉え切ることはできない。5Rも前進を繰り返す殿村に佐藤は右ストレート、左ジャブのヒットを積み重ねた。 

劣勢の殿村が盛り返したのは6R。ショートレンジでのやり取りが展開されりる中、再三に渡り左ストレートをヒットさせた。だが流れを一変させるには至らず、7Rも佐藤の有効打が上回り、8Rも前半こそ手数で応戦した殿村は、左ストレートで相手の顔面を跳ね上げてみせたが、ラウンド中盤以降は佐藤がワンツーで巻き返しに転じ、最後までペースを譲ろうとはしなかった。

採点は80-73、79-75が二者の3-0。全体的なテクニック、特にジャブの使い方で、返り討ちに成功した佐藤に一日の長があったように感じた。サウスポーの利点を活かせなかった殿村は、ジャブでのセットアップなしに、パンチのコンタクトを狙ってしまったのが、敗因に挙げられるだろう。

posted by kadoebi1 |20:58 | 試合レポート | トラックバック(0)
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