2007年07月04日

セコンド

長年ボクシングを見続け、自他共に認める大のボクシングファン、村木田一歩氏の独善コラム!

20070704-00.jpg
セコンドは3人までOKで、リングに入ってボクサーと正対して指示を出すのがチーフセコンドでほとんどが担当トレーナー。残りの二人は、椅子を出したり入れたり、傷の治療をしたり、それぞれ予め担当が決まっていて、1分の間に実に手際よくそれらのことをこなしている。人手が足らずにセコンドが二人の場合に、ボクサーが負傷した時は、もうテンテコ舞い。まるでF1のピットを連想させるものがある。 セコンドは、試合中にボクサーに勢い良く水を吹きかけることを禁止されている。昔はやっていたような気がするけど、なぜ禁止されるようになったのかな。不潔な印象を持たれるからか、観客に飛沫が飛ぶからか。勢い良くでなければ、つまりトロトロかけるのはOKなのか。それと、これは意外なんだが、セコンドは、試合中にボクサーに指示を与えることはできず、基本的には静粛にしていなければならないと決められている。初めから終わりまで大声を出し通しで「なんて熱心なセコンドだろう」と感心していたが、あれは本当はダメで、殆ど何も声を出さず、ジッとリング上を見つめているようなセコンドの方が正しい姿だったのだ。「元気のないジムだなあ」と思ってたよ。 セコンドに課せられたもう一つのルールは、ラウンド間のインターバル中にボクサーに風を送る場合、団扇などを使うのはいいが、タオルで煽って風を送るのは禁止されているということ。これは何故?もしそのタオルに企業ロゴが入っていると、TV中継の時スポンサーとトラブル可能性があるから? 海外から来たボクサーに付いた外国人セコンドの場合だと、ラウンド開始10秒前の笛が吹かれてもなかなかリングから出ないのが多い。タイムキーパーもなかなかゴングを鳴らせないし、何度も何度もレフェリーに注意されている。最後は足だけ外に出して上半身はまだリングの中に残して、指示を与え続けている。毎回毎回何がそんなに言い足りないことがあるんだろう。あの場でそんなにたくさんの事吸収できないと思うな。 リングの上り下りにも色々特徴があって面白い。皆一様にキビキビしているが、その中でも毎回ラウンド終了のゴングと同時に、一際ものすごいスピードでステップを登るトレーナーがいる。ちょっと太った極楽鳥系だけど、あの人は早い! 地方のジムが幾つか一緒に遠征してくる時などは、ジムのシャツを着替えて、他のジムのボクサーの面倒を見ている。これは、ルールで禁止されていない。経費削減!


posted by 村木田一歩 |17:04 | コラム-リングサイド | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kadoebi1/tb_ping/87
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:セコンド

改行してくれ

posted by 読みにくい | 2007-07-04 18:28

Re:セコンド

読みやすいけどな。

毎度面白い話を有難うございます。

posted by hellharmony | 2007-07-06 18:45