2007年06月24日

5/27新宿FACE「第1回ルーキーズマッチ」

「グリーンボーイに実戦機会を与え、行く行くは新人王に辿り着ける選手をB-tightから輩出したい」(瀬端幸男プロデューサー)という趣旨で始まった「第1回ルーキーズマッチ」。デビュー戦、あるいは1敗の選手のみに出場資格が与えられた同大会に、角海老宝石ジムからは4選手が参戦した。

5/27 東京・新宿フェイス 「第1回ルーキーズマッチ」
☆L・フライ級4R
塩澤 直紀(角海老宝石) [KO1R1:24] 岡村 敏正(帝拳)×

先手必勝とばかりに、試合開始と同時に積極的な前進を試みたのは、三十路での初陣となった岡村。塩澤をロープに詰めたところで一旦ブレイクがかかっても、手を止めることなく連打で攻めて出た。ところが塩澤の右アッパーがアゴ先に決まり、岡村はヒザを揺らす。それでも詰め寄った岡村だが、塩澤はニュートラルコーナーを背負いながら応戦。右フックでバランスを崩させ、ワンツーで追撃すると、岡村はキャンバスに転がった。再開後も塩澤は真正面から突っ込んでくる岡村に右ストレート。更に右ストレートを浴びせて、岡村のヒザが折れたところでレフェリーは勝負ありと見なし、2ノックダウンによる塩澤のKO勝利が告げられた。

☆フェザー級4R
ディエゴ瀬良垣(角海老宝石) [判定4R 3-0] 渡辺 剛(帝拳)×

心機一転、本名からリングネームに改名したディエゴは、好戦的なボクサー型の渡辺とストレート系のパンチを交換。プレスをかけながら、左ジャブ、右ストレート、右アッパーを的確にヒットさせ、幸先の良いスタートを切る。身長・リーチで若干劣るディエゴは2R、左の差し合いを制し、時折渡辺の顔面を跳ね上げるなどして、着実にヒットを積み重ねる。3Rもディエゴは小刻みに左ジャブを放ちつつ、左右の連打を繰り出し、合間に右アッパー、右ストレートで渡辺をグラつかせた。この試合に向けて、約12kgの過酷な減量を耐え抜いたディエゴのスタミナは、最終4Rに突入しても依然旺盛。両者激しく手数を出し合う中、左ジャブ、右ストレート、右アッパーを正確にヒットさせ、ラウンド後半には右フックのクリーンヒットを奪い、決定的なポイントを掴み取った。公式採点は40-36、40-38、39-38の3-0。2月のデビュー戦では苦汁を舐めたディエゴは初勝利を飾った。

☆フライ級4R
青野 弘志(角海老宝石) [TKO2R1:14] 山田 信基(ライオンズ)×

フライ級とは思えぬ長身の山田と対峙した青野は、頭ひとつ分の身長差に、開始当初は少し硬さが垣間見えたが、早々に右フックをヒットさせると、痩身の山田とのパワー差を確信したか、上体を左右に振りながら左右フックを繰り出して精力的に前進。ラウンド中盤からは右フック、左ストレートのコンビネーションで再三山田をロープに詰めて防戦に回らせ、青野の圧倒的優勢のうちに初回終了のゴングが鳴り響いた。2Rも青野は多少のパンチは貰いながらも、エネルギッシュな攻撃で山田をロープ・コーナーに追い込んで連打をまとめ、リング中央では右フックのカウンターを奪う。ワンサイドの様相が呈し始めたラウンド中盤、青野はロープ際で右フックを鮮やかにヒットさせ、フォローを打ち込むと、山田は力尽きるようにダウン。レフェリーは即座に試合終了を宣告した。

☆S・バンタム級4R
×森 康二(角海老宝石) [判定4R 3-0] 新田 悟郎(ワタナベ)  

背格好・ボクシングスタイル・風貌がどことなく似通り、実力も伯仲している両者は、主導権争いを展開。手数で森、有効打で新田という図式で進んだ試合は、採点の振り分けが難しい微差のラウンドが続いた。その中で右フック、右ストレートで森のバランスを崩させるシーンを作った新田が競り勝つ結果となった(採点は三者ともに39-38)。右のブローをチョップ気味に放つ癖が見られた森は、そのウィークポイントを矯正していきたいところだろう。

posted by kadoebi1 |17:34 | 試合レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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