2007年06月22日

イーグルの防衛戦

97年エディ・タウンゼント賞受賞の名伯楽、角海老宝石ジムの「先生」こと田中栄民チーフトレーナーが選手のことやジムでの出来事、試合の裏側などを毎月語ってくれます!!

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先日行われたイーグル(京和)の防衛戦は完勝と言っていい内容だったな。挑戦者の八重樫(東=あきら)君はプロ7戦目で世界挑戦のチャンスを掴み、勝てば世界タイトル奪取の日本最短記録となるはずだった。そのことをメディアも大きく報じていたが、やはり世界はそんなに甘くなかったということに尽きるんじゃないかな。八重樫君は世界の壁というものをイーグルと拳を合わせてみてはっきり分かったと思う。 ただこちらとしてもルーキーだからといって甘く見ず、しっかり準備を積んできたし、実際試合後に分かったことだけれど顎が砕けながらも最後までリングに立ち続けた八重樫君のファイティングスピリットには敬意を表したい。活きが良いし、パンチもある素晴らしい素質を持ったボクサーだと思うので今後の活躍を期待したいね。 今回のイーグルは前回のトレホ戦でダウンを喫したこともあって、丁寧に慎重にじわじわ攻めていく作戦だったんだが、1Rに良い右を2連発でヒットさせて完全にペースを掴んでからはもう横綱相撲だったと思う。イーグルは強打を持っているけれど、決してKOファイターじゃない。イーグルの特徴っていうのは体重移動をしなくても、パンチをバンバン打てる。だからしっかりポイントアウトするようなボクシングに徹すれば、イーグルを崩すのは難しいよ。トレホ戦では、イーグル自身がアピーリングな試合をしようとKOを意識し過ぎてああいう結果になったような気がするけど、今回は勝ちに徹したイーグルらしいボクシングができてた。 一方の八重樫君はイーグルの右に対して左を合わせていく作戦だったような気がするけど、イーグルの右の軌道は本当に独特なんだ。さっきも言ったけど、体重移動をしなくてもパンチが打てるから色んな角度、体勢からパンチが飛んでくる。八重樫君はかなり苦しめられてたし、最後まで対応することができなかったんじゃないかな。
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イーグルもこうなると、気持ち的には統一戦しかないよな。やらしてあげたいよね。タイから身ひとつで日本に来て、もし世界統一チャンピオンになれたらもうこれ以上のサクセスストーリーはないよ。夢の舞台に立って、是が非でも2本のベルトを巻いてもらいたい。俺はイーグルにはその実力も資格も十分あると思ってるからね。


■イーグル京和プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/players/index.cgi?n=328

■田中栄民プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/trainer/tanaka/

posted by 角海老広報室 |13:33 | 田中栄民の徒然なるまま日々のこと | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:イーグルの防衛戦

イーグルの絶妙なポジショニングのうまさタイミングのいいカウンター、八重樫はなすすべもなく動き回るしかなかったですね。顎を完治させ、またいいファイト見せてくれるよう心からお祈り申し上げます。

posted by kozy | 2007-06-22 23:17

Re:イーグルの防衛戦

やっぱりイーグルは強かった。

統一戦はいつ頃にやる予定なのかな。

posted by k3 | 2007-06-23 00:33

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