角海老-ボクシングコラム

藤本京太郎 試合直前インタビュー

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藤本京太郎

 1月にアジア人初の東洋太平洋ヘビー級王者となった藤本京太郎の初防衛戦。対戦相手は指名挑戦者で同級1位のヘルマン・パーセル(サモア)。12勝5敗、22歳の右ファイターに対して「KOできるチャンスもあると思う」と藤本に、前回のタイトルマッチから今戦まで、またヘビー級で戦うことの意味などを聞いた。

――初防衛戦が決まって心境は? 「試合を組むのが大変だったみたいで、まずは決まって良かったです」

――1月に東洋太平洋ヘビー級タイトルを獲ってからどういう時間を過ごしてきた? 「次が初防衛戦なのか、または別の道へ行くのかがまだ分からなかったし、自分の中では目標にしていた東洋を獲ったことが大きくて。元々格闘技に対して日常的にコツコツやるという前向きな気持ちはあまりない方なので(笑)、練習も自分が動き出すのを待つって感じなんですよね。気持ちや体が乗ってきて一気に動くから、なかなか練習に気持ちを切り替えるのが難しかったですね」

――東洋タイトルは達成感があった? 「アジア人としてヘビー級で初の東洋王者になったことが騒がれましたが、世界的に見れば東洋チャンピオンにどれだけの価値があるのかと言えば微妙ですし、ベルトを獲った喜びよりも、自分の中で何か一つ成し遂げることができたということ、その気持ちの方が大きかったですね。6年前に王座獲得に失敗して、しかも同じ相手との再戦。この6年間ずっと目標にしてきましたし、新年一発目の角海老主催の興行でメインを張らせてもらったんですけど、負けた選手も多くて。プレッシャーがすごかったし、本当にしんどい試合だったんですが、それでも自分はK-1時代に大きな舞台で戦わせてもらった経験があって、そういう苦しい状況を乗り越えることができ、人として成長できた実感もありました。ただ、試合内容に関しては自分の中ではまだまだ、という思いが強いのも確かです」

――前回の試合ではKOこそできなかったものの、試合はダウンも取って完封といった内容でしたが、自己評価としては? 「あれもやろうと思ってやったわけじゃなく、試合の流れの中で体が勝手に動いてああなったという感じなんですよね。自分ではうまくできたかなと思いますけど、内容に関しては色々意見はあると思います。(倒しに)行けたかって言われたら行けたかもしれないけど、やっぱり勝たないといけない試合だったので」

――倒したいという気持ちはある? 「僕の性格から言ったら、そこまで倒したいという気持ちが強い方ではないんで、ああいう形の勝利でも良いと言えば良いんですが、それで満足してしまってはそこで終わってしまうので、やっぱりチャンスがある時には行かないとダメですね。タイミングがあれば倒したいです、もちろん。でもそのタイミングを作るのも自分なんで、それまでに相手にどれだけダメージを与えることができてるか、自分にはヘビー級で通用するパンチ力があるわけでないので、最初からそこを狙いすぎてもダメなのは分かってます。すべてはタイミング。だけど前回の試合が理想かというとそうでもない。難しいですね…。でも今のままで良いと納得はしてないです」

――初防衛戦の対戦相手のパーセル選手の印象について 「体重もそんなに変わらないし、やりやすいと思います。前回ほどプレッシャーもないですし、倒せるチャンスもあると思います。別に序盤で倒さなくても12回あるんで、タイミングがあればKOも狙いたいですね。お金を払ってわざわざ見に来てくれるお客さんに、勝利プラスアルファを見せてあげたいと思います」

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