2007年06月02日

5/16 東日本新人王予選

☆東日本新人王フライ級予選4R
×金澤 隆志(角海老宝石) [TKO4R0:27] 平野 良(伴流)  
 
左手を低く構えながら、ジャブを放つタイミングを探る平野は、試合開始後間もなく右クロスを浅くヒット。その後も力強いボディブローをヒットさせ、パワーに勝る平野が先手を奪う。すると終盤、金澤の肩越しに放った平野の右クロスが火を噴き、金澤は自陣の青コーナー前でダウンを喫した。再開後、金澤は距離を詰めてクリンチで急場を凌ごうとしたが、平野は委細構わず強引な左右フックを繰り出していく。2Rも力一杯左右フックを振り回してくる平野の思い切り良い攻撃と、サウスポーへのスイッチを交えるトリッキーな動きに、金澤は反撃の糸口も掴めず守勢を強いられる。3R開始早々、金澤はタイミングの良い左フックを合わされると、バランスを崩し2度目のダウン。瀬戸際に追い込まれた金澤は反撃に転じ、右フックでクリーンヒットを奪ったが、4Rに平野の左右フックのコンビネーションがヒットし、更に連打で畳み掛けられたところでレフェリーはストップを宣告した。    

☆東日本新人王S・フェザー級予選4R
半田 海門(角海老宝石) [判定4R3-0] 名雪 貴久(船橋ドラゴン)  ×

前夜のB級トーナメント予選を見事初回KOで突破した志門の弟である半田海門は、懐の深いボクシングが特長のアウトボクサー。今回の試合は奇遇にも前日に兄も対戦した船橋ドラゴンジム所属の選手と同じトーナメント戦で拳を交えることになった。半田としては兄・志門が生み出した弾みに乗っていきたいところだ。

左を出してサイドへ旋回する名雪の様子を探る半田は程なくしてパンチを出し始めると、スピード差が露になり、左ジャブ、右ストレートを的確にヒット。2R、名雪のボディ攻めをしっかりガードして被弾を防いだ半田は、離れてはシャープな左ジャブで機先を制し、距離を詰められるとクリンチを巧みに用いて、懐の深さを存分に活かしたボクシングを披露する。3Rも名雪が入ってくるところに左ジャブ、フックを引っ掛け、動きが止まったところには右ストレートを見舞い、依然主導権をキープして迎えた4Rも名雪の前進を捌き切り、理想とする「打たせずに打つボクシング」で名雪を危なげなく完封。40-37が二者と、40-38の快勝で、半田は三回戦進出を決めた。

4月の新人王初戦ではスコア上無失点で乗り切ったものの、相手の突進に苦しめられた印象を残した半田だが、今回を含めた2試合で2年のブランクの錆は十分に落とされたはず。次戦は6月27日(対戦相手は横浜光の金子大樹)とタイトな日程になるが、ブランクを考えれば、キャリアを積めることは半田にはむしろ好都合と言えなくもないだけに、次の試合でも益々磨きのかかった半田のアウトボクシングに期待をしたい。

posted by kadoebi1 |16:57 | 試合レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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