2007年05月22日

日本、東洋太平洋スーパーフェザー級ダブルタイトルマッチ

日本王者・小堀佑介(角海老宝石)×挑戦者・村上潤二(八王子中屋)

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日本スーパーフェザー級王者の小堀佑介が5月19日、同級7位の村上潤二(八王子中屋)と日本と東洋太平洋のダブルタイトルを懸けた一戦。 フットワークを効かせたヒットアンドアウェイで攻めてくるサウスポー村上を相手に小堀は終始苦戦、距離を詰めて打ち合いを仕掛けるもなかなか捉えきれない。ただやはり小堀には圧倒的な瞬発力と天才的とも言える当て勘、試合は決められるだけの一発がある。 2Rには一瞬のタイミングを付く強烈なカウンターの右フックでダウンを取り、続けて2回目のダウンを奪ったが時間切れ。しかし5Rにもダウンを1回、そして7Rに右フックでさらにダウンを追加、完全に効いた村上を連打でまとめ最後はレフリーが続行不可能と判断して試合をストップ。TKO勝利で防衛V4を達成すると同時に、先日世界挑戦を終え引退を表明したジムの先輩、本望信人が返上した東洋タイトルの2冠を達成した。 しかしポイントで見ると1、3、4Rは村上に取られていた。右のジャブ、左のストレートをクリーンにもらう場面が多く、小堀はダウンを取ったラウンド以外はすべて落としたことになる。試合の主導権を握ることは最後までできず、自分の才能と破壊力に頼るボクシングに終わり、勝利に喜ぶよりも課題が浮き彫りになった試合でもあった。 (以下は試合後、控え室での記者とのやり取り) --試合を振り返ってみて 「やりづらかったです。4Rが終わった時点で2Rの2度のダウンも帳消しでドローだと思ってました。ダウンがなかったら負けてたと思うし、危ない試合でした」 --ややパンチが大振り、強引気味に見えたが、倒そうという意識が大きかったのか? 「いやそんなことはないです。初めから倒そうと思ってやってたわけじゃないけど、向こうのペースでポイントも取られてると思ったので。途中からは倒しにいかないとまずいなと思い始め、確かにちょっと強引すぎました」 --村上選手のパンチをもらう場面も多かったが 「パンチは見えていたんですが、相打ちを狙っていたのでよけようという意識はあまりありませんでした」 --サウスポーに対して苦手意識はある? 「これまでは確かに苦手だったんですけど、今はそこまで苦手という意識はなかったんですけど。まあやりづらかったです」 --2Rのダウンを取った右フックについては村上選手は「パンチが見えなかった」と言っていたが 「やけくそで打ったパンチです。あそこで終わらせられれば良かったんですが・・・・」 --勝ったものの課題は残った? 世界戦については? 「そうですね。今日はとにかく相手が倒れてくれて良かったです。世界に関しては自分はそこまでのレベルじゃないと思うし、課題を一つひとつクリアしてからですね」 田中栄民トレーナーの話 「村上選手については過去に本望(信人)とやってるので、ヒットアンドアウェイの作戦で来ることは分かっていたので対策は練ったつもりだった。距離を詰めて自分から、という作戦で追い詰めの練習もかなりやったはずだったんだが、うまくいかなかった。今日の出来は40点というところ。ちょっとアメリカに行って自信過剰になっていたこともあったんじゃないか。ただ小堀は試合3週間前に扁桃腺を腫らして風邪を引き、1週間練習ができない状態だった。ベストコンディションとは言い難く、試合中もいつもよりやけに汗をかいてるので心配だった。そういうコンディションの中では良くやったとも思う」
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鈴木真吾会長の話 「次は世界ランカーとやらせようと思ったけれど、今日の出来じゃあまだ早いという感じ。もう1度日本タイトルの防衛戦をやらせてもいいと思ってる。ただここまで来たら世界を目指していくことに間違いはない。今日の試合に関しては村上選手も頑張ったこともあって、コンディションが悪い中、確かに良くやったとは思う」


■小堀佑介プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/players/index.cgi?n=338

posted by 角海老広報室 |16:38 | 試合レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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