2010年01月15日

角海老宝石ジム 2010年の展望

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 結果的にチャンピオン不在の1年となってしまった昨年から心機一転、2010年は角海老宝石ジムにとって名門復権を目指すための新たなスタートの年となる。  現在の角海老ジムを取り巻く状況は、一時のチャンピオン量産時代を経てこれから本格的な世代交代へと移行していく時期でもある。昨年は2人のルーキーが全日本新人王を獲得するなど着実に若い芽は育ちつつあるが、これからジムの看板を背負っていく力強い若手の育成は大きな課題になってくる。  また昨年は3人のランカーが日本タイトルに挑戦したが、いずれも結果を出すことができなかった。現在ジムにいるランカーは13人と多いが、頭一つ抜け出せるだけの輝きを持った選手がいないという印象は強い。前WBAライト級チャンピオンで、現在角海老ジムにて臨時トレーナーを務めている小堀佑介は、ランカー勢に「命を懸けてリングに上がっている奴が少ない」と苦言を呈したが、その意味をしっかりと噛みしめてほしいところだ。  今年は久永志則(バンタム級6位)、坂本大輔(スーパーライト級8位)、下川原雄大(ウェルター級9位)、杉崎由夜(スーパーフェザー級10位)あたりにはタイトル挑戦のチャンスが回ってくるかもしれないが、小堀の言葉通り「死ぬ気で」ベルトを獲りに行ってもらいたい。  また唯一のチャンピオンクラスである榎洋之(前東洋太平洋フェザー級王者)が4月23日に世界ランカーを相手に再起する。昨年10月の細野悟(大橋)との東洋タイトルマッチは判定で敗れたものの、榎が目指す「進化」の形が見えたのは間違いない。現役続行を決めた榎だが、すでに33戦を戦い、残された時間はそう長くはない。榎も自覚しているだろうが、今年こそはこれまで費やしてきた進化への努力を是非とも結実させてほしい。  2010年代の始まりとなる今年、角海老宝石ジムの躍進をファンの皆様とともに期待したい。 フリーライター 野口 弘宜


posted by 野口 弘宜 |13:49 | コラム-KNUCKLE IS THE SOUL | トラックバック(0)
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