2009年06月12日
田中栄民の「徒然なるまま日々のこと」ボクサーの引き際
30年以上のトレーナー人生の中で、数え切れないほどのボクサーの引退を見てきた。今回はボクサーにとっての「引き際」について少し話してみたいと思う。 リングを去るボクサーの中には、自らの判断で引退を決める者もいれば、ケガなどの体力的な問題、またはプロとして結果が出ないことなど、続けたくとも続けられない理由があってやむなく引退する者もいる。その引き際もリングで引退の花道を飾ってもらい、皆に惜しまれながら辞める者がいる一方で、人知れずリングを去る者も少なくない。 ただハッキリしてることは、ボクシングは過酷なスポーツであり、誰もが一生現役を続けることは無理であるということ。有名無名を問わず、たとえ世界チャンピオンであろうと、どんなボクサーでもいつかはリングを降りる時が来るわけだ。 ボクシングをする人間、つまり極端に言ってしまえば殴り合いを生業としてきた男たちは闘うことに快感を覚えるというか、男としての闘争本能を強く持った人種なんだろうな。そう、そういう人種なんだと思う。そんな人間が一度ボクシングの世界を知ってしまうと、麻薬みたいなものでなかなか抜け出せないのも事実だ。 もちろん俺もその一人だし、だから引退後の第2の人生を考えた時にトレーナーだったり自分でジムを開いたり、ボクシングの世界にとどまるケースも多いわけだ。 一方で、自分で商売を始めたり、何か新しい生きがいを見つけて、ボクサーを辞めた後にまったく別の人生を歩む者もいるが、でも、そんな連中もきっとボクサーとして過ごした時間は生涯忘れることはないように思う。 長い人生の中で、ボクシングの世界で過ごした時間というのは本当に濃密だと思う。日々の厳しい練習に耐え、リングに上がりスポットライトを浴びながら己の拳だけで勝負する、そういう経験はその後の人生においても大きな自信と誇りになるはずだ。 だからこの世界を離れても、ボクシングで培った経験を糧にしっかりその後の人生を歩んでいってほしい。ひっそりとリングを去っていた選手たちも多いが、俺は決してそんな元ボクサーたちの存在を忘れることはないよ。
■田中栄民プロフィール
http://121.50.45.212/boxing/trainer/tanaka/
posted by 田中栄民 |14:14 |
田中栄民の徒然なるまま日々のこと |
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梅雨ですね。 そして梅雨入りしたとたん快晴の連発ですね(^_^;) 毎年のことですが、 あえて『梅雨入り』とか『梅雨明け』とか宣言しなくてもいいように思うんですが・・・ そうすれば天達さんも小倉さんに文句言われないのに(笑) さて、今回はネタがたくさんあります。 ですから余談はこれぐらいにして、さっさと話を進めていきましょう! ★ビッグニュース★ 僕がトレーナーとしてつかせてもらっている横山剛選手が、 ついにK-1の舞台へデビューすることになりました! 僕が育てたおかげです(^^)←大嘘^^; 過去の
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