2009年04月15日
坂本博之「熱導・新世界」手応えを感じながら…
最近はSRSの活動や講演など、相変わらずあちこち動き回っています。全国の児童養護施設の子どもたちとボクシング交流を図る「Skyhigh RingS(SRS)」もちょうど丸2年が経ったところですが、ここでちょっとしたビッグニュースがあります。 「ショコタン」こと人気アイドルの中川翔子さんから、4月16日に福岡市民会館で行われるコンサートに、施設の子どもたちを是非招待したいとのオファーを受け、僕の故郷でもある和白青松園ほか福岡の児童養護施設3カ所から、17人の子どもたちがショコタンのコンサートに行けることになり、大喜びしています。 中川さんは昔から自分の戦いを見てくれていたみたいで、僕も聞いてビックリしたんですが、2000年の僕と畑山(隆則)の世界タイトルマッチを会場で観戦していたそうです。たぶん当時小学生ぐらいだったんじゃないかなと思うけど、本当に嬉しい限りです。これもまたボクシングが繋いでくれた縁だと感謝しています。 僕が子どもたちへの支援活動を目的に基金(「こころの青空基金」)を設立したのも、親を失った子どもたちが増え続けているこの現状を、少しでも多くの大人たちに気づいてもらいたかったことが大きいんです。でも、いくら僕がボクシングの世界だけで頑張っていても、僕一人の力だけじゃ社会を動かしたり、大きな波を作ることはなかなか難しいものです。だから中川さんのように、社会や世間に直接影響力を持っている人たちがこうした状況に気づき、何か行動したいと思ってくれることがすごく重要なんです。 少子化が叫ばれる世の中ですが、その中にあって児童養護施設の数は増え続け、現在では全国で560カ所、児童の数は約3万人に上っているそうです。幼くして両親と離れて暮らすことを余儀なくされてきた子どもたちが、これから社会で自立して生きていくためには、どうしても大人たちのサポートが必要です。 最近では、企業や学校、公的機関などさまざまな場所で講演する機会が増えています。当初は喋るのが苦手だったのですが、今は僕が言葉で大人たちに伝える良いチャンスだと思って積極的にやらさせて頂いています。 講演でも熱い応援のお言葉をこちらが逆に頂いたり、中川翔子さんからのオファーもそうですが、最近は本当に手応えを感じることが多いです。スポーツや芸能、企業や財団の方たちから支援の申し出が増えてきて、この2年間の地道な活動が少しずつ実を結び始めてきました。熱を持って接すれば、熱を持って返ってくる。そのことの現れだと思っています。今はまだまだ小さな輪ですが、この輪を少しずつ広げ、冷めた世の中に、冷めた人の心にこの「熱」を伝えていきたいと思います。
■坂本博之「こころの青空」
http://www.kadoebi.com/aozora/
posted by 坂本博之 |13:09 |
坂本博之「熱導・新世界」 |
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