2008年08月26日

坂本博之「熱導・新世界」秋田で榎たちとセッション

秋田で榎たちとセッション
 小堀(祐介)が参加してくれた埼玉に続いて、東洋フェザー級チャンピオンで世界戦を控えている榎(洋之)がSRS(Skyhigh RingS)に初参戦してくれました!  しかも場所が榎の地元・秋田とあって、年内にもビッグマッチを控えている榎ですが、2つ返事で快諾してくれ、さらに夫妻でスケジュールなどの段取りもケアしてくれました。このSRS秋田遠征は、榎夫妻の協力があったからこそ実現しました。本当にありがとう。  そしてもう一人、心強い仲間が同行してくれました。SRS2度目の参加となる元日本3階級制覇のチャンピオン、K1でも活躍する格闘家の前田宏行です。父親でもある前田は、子どもたちを乗せるのがびっくりするくらい上手くて人気者です。  秋田には現在4カ所に児童養護施設があるんですが、2日間にわたってそのうちの2カ所でSRSのセッションをやりました。  SRSのセッションは毎回毎回、真剣勝負です。本当にボクシングの1試合分くらいのエネルギーを僕たちも使います。自分たちが子どもたちと真剣に向き合わなければ、そこに「熱」は生まれないし、思いも伝わりません。こちらが真剣だからこそ子どもたちも「熱」を返してくれるんです。  初日の陽晴学園でのセッションも熱かった。僕らはミット打ちのデモンストレーションをする時も本気でやってます。それが伝わったのか、たくさんの子どもたちがグローブを着けてくれ、僕たちも子どもたちのさまざまな思いがこもった拳を本気で受け止めました。  2日目の「聖園天使園」も同様に盛り上がりました。2日続けてやるのは初めてでしたが、みな疲れひとつ見せずに子どもたちとのセッションに汗を流し、セッション後に必ずやっている「おやつタイム」でも子どもたちと精一杯交流してきました。  後日先生からの届いた手紙では、秋田は日本でも自殺率が高い地域で、特に最近は景気も悪く暗いニュースばかりで、SRSのような明るい話題を心待ちにしていました、と綴られていました。僕たちの活動が喜んでもらえたことは嬉しいですが、その背景には複雑な現実があるのもまた事実なんです。  初参加の榎も「色々考えさせられました。でも参加して本当に良かった」と言ってくれました。榎は熱い男だし、やっぱり自分の地元ですから思いも特別だったと思います。次に来た時はこうしよう、ああしようとセッション後も色々と考え込んでいて、でもそれは榎が自分たちと同じ土俵に上がってくれているからこそ。俺はそれが榎のSRSの活動に対する熱い気持ちの表れだと思ってます。  前田は2回目でしたが、「手に傷がある子が無我夢中でミットを打っている姿を見て、思い切り抱きしめてあげたくなった」と複雑な表情で語ってきました。  子どもたちが抱える問題にはさまざまな事情があり、一筋縄では解決できないことも多いのですが、それでも前田のようにこの活動をきっかけにそういう現実があることを知るだけでも大きな一歩なんじゃないでしょうか。僕はそう思います。  また秋田には是非戻ってきたいですね。それと今回の秋田遠征では、中学生の頃から榎を応援し続けている榎の後援会秋田支部の石井春雄さんには大変お世話になりました。僕らでもハードなミット持ちまでやってくれて、熱いハートを持った最高の方でした。この場を借りてあらためてお礼を言わせて下さい。石井さま、本当にありがとうございました。また秋田でやりましょう! ※写真は坂本博之ブログから


■こころの青空
http://www.kadoebi.com/aozora/

posted by 坂本博之 |13:03 | 坂本博之「熱導・新世界」 | トラックバック(2)
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