2008年03月29日

3/1「第434回ダイナミックグローブ」島田誠VS三谷拓也

■S・フェザー級6R
×島田 誠(角海老宝石)【判定3-0(58-56、59-56×2)】三谷 拓也(セレス)

WBA世界ミニマム級チャンピオン新井田豊(横浜光)の7度目の防衛戦が行なわれた、この日の後楽園ホール。前座でカードが組まれた島田VS三谷の6回戦は、奇しくも両者4勝3敗1分と同戦績同士の対戦となった。

上背で劣る島田は、三谷の長い左の前に接近を許してもらえない。ところが初回終了間際、三谷が右を空振ってバランスを崩したところに、右の打ち下ろしが命中。それまでペースを支配していた三谷の足元は大きく揺れた。ここはゴングに追撃を寸断された島田だったが、一打で形勢を五分以上に挽回してみせた。

しかし2Rに入ると、三谷はすかさず左で立て直しにかかる。一発のパワーで上回る島田もガードの間隙を縫って、時折ヒットを奪ったが、上体の振りが少ないせいか、三谷の左の標的に。幾度となく顔面を弾かれた。

3Rも三谷の長い左右がコンスタントにヒット。ボディにも打ち分けつつ、左にステップを切りながらのワンツーも肩越しに決まる。中盤には右カウンターからフック、アッパーの連打。畳み掛けられた島田は防戦を余儀なくされた。終盤には反撃に転じるも、攻め切ることはできない。

クロスレンジでの打ち合いとなった4R。相手の懐に入り込まないと効果が上がらないフック主体の攻撃を繰り返す島田は、ポイントに直結する効果的ヒットが少ない。一方、ストレート主体で攻め込む三谷は有効打を積み重ねて行く。

波に乗った三谷は5R、自ら距離を縮め、果敢に打ち合いを挑む。余力を計算した上で、あえて距離を詰めた方が得策との判断を下したのかもしれない。島田は終盤に巻き返し、三谷に後手を踏ませる展開に運んだが、有効打は奪えず。最終6Rの打ち合いも的確性に勝る三谷が優勢に進め、終了直前には青コーナー際で右ショートを痛打。島田に大きなダメージを与えるシーンを作った。 

「左は世界を制す」の格言通り、勝敗を分けたポイントは左の使い方。島田はA級昇格に向け、今後は攻撃の起点となるリードブローを磨いていきたいところだ。

posted by kadoebi1 |13:50 | 試合レポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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