2008年03月05日
小堀佑介、世界戦へ心境を語る
東洋フェザー級王者の榎洋之とともに世界戦への期待が高まる日本スーパーフェザー級チャンピオンの小堀佑介。これまで5度の防衛に成功し着実にスケールアップしてきた小堀だが、1月に行われた6度目の防衛戦では僅差判定でかろうじて勝利はしたものの、迫力のない見事なまでの凡戦を演じてしまった。あれからすでにジムワークも開始し、「心を入れ替えた」と語るネイチャーボーイ、小堀の心境はいかに。--お疲れさまです、チャンピオン。調子はいかがですか? 「あ、はい。ちゃんと練習してます…」 --なんだか言葉少なですね。 「やっぱり前回あんな試合をしてしまったので心を入れ替えてボクシングに取り組もうかなと…」 --1月に行われた前回の防衛戦のことですね。挑戦者の松崎博保選手を相手にほぼ見せ場を作れないまま僅差の判定勝利という結果でしたが、やはり試合内容に関しては反省してる? 「チャンピオンらしくない試合をしてしまって反省してます……。足元をすくわれかけたというか。松崎選手はすごく頭の良い選手で、自分の良さを消されてまったく何もできないまま終わってしまいました」 --しかし小堀選手があそこまで実力を発揮できなかった最大の原因はなんだったんですかね? 「それは…たぶん気持ちの問題です。ナメてたって部分もあるだろうし、なんか試合やってても、こうやる気が起きないんですよね。行けるタイミングがあっても行く気にならなくて」 --メンタルに問題があったと。せっかく年末年始を返上して練習してコンディションも良いと聞いていたので残念でした 「そうなんです、体はしっかり作ったのに気持ちが入らなかったっていうか…。やっぱりボクシングは体だけ作ってもダメなんですよね。メンタルもしっかり作らないと。ホントせっかく応援に来てくれた方たちにも申し訳なかったです」 --そうですか。試合後の周りの人たちはどういう反応でした? 「誰もおめでとうって言ってくれなくて(苦笑)。逆に色んな人に怒られました…。申し訳ないです」 --チャンピオンならば結果だけでなく試合内容も当然問われますからね 「ホントにそうです。ましてや世界を狙うとなったらああいう試合でもキッチリ勝ってアピールしないと。今年は最悪のスタートですね…」 --その様子だと正月気分もあまり味わえなかったんじゃないですか? 「だいたい試合終わった時はもうみんな正月気分は抜けてましたからね。それにあんな試合をした僕が一人浮かれてても…ねえ」 --ただ今年は小堀選手にとってのビッグイヤーになる可能性があるわけですから、いつまでも落ち込んでいられないですね 「いや今はもう世界だけを見てます(キッパリ)。あんな恥ずかしい試合はもう2度したくないですし。きっと1年には波があると思うんですよ。僕の場合は一番底から始まったので、これからはもう上がるだけです!」 --これ以上落ちることはないということですね(笑)。さてその世界戦ですが、小堀選手の階級は強豪揃いですね。WBAは怪物の異名を持つ帝拳所属のエドウィン・バレロ、WBCでは現王者のファン・マヌエル・マルケスが3月にフィリピンの英雄・マニー・パッキャオと再戦します。今挙げた3人だけでもスーパースターですね。 「いやあ凄いボクサーばかりで……。まず普通にやったら絶対に勝てないですね」 --あのレベルの選手とはどう戦ったらいいんでしょうかね? 「一発勝負に懸けるしかないでしょうね。勇気を出して踏み込み、恐れずに打ち合うこと。あとはタイミングと運です」 --その一瞬のチャンスを逃さないためには、心身ともに100%の状態でリングに上がることが絶対条件ですね 「世界戦をやれるかやれないかはその時の流れや運も影響しますが、僕としてはいつ試合があってもいいように練習するだけです」 --是非とも年内に世界戦が実現することを祈っています 「自分もそう願ってます。とにかく本気で強い相手とワクワクするような打ち合いをやってみたいです」 --頼もしい言葉です。練習も頑張って下さい! 「ありがとうございます!」
■小堀佑介プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/players/index.cgi?n=338
posted by 角海老広報室 |16:30 |
対談・インタヴュー |
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