2008年01月08日

小林とツネのタイトルマッチを振り返って

20080108
先日行われた小林(秀徳)とツネ(佐藤常二郎)のタイトルマッチは残念ながら2人ともベルトを獲ることができず、非常に残念な結果となってしまった。 小林は帝拳のホープ、下田(昭文)君と対戦したわけだが、しょっぱな序盤にダウンを2度取られてしまいペースを乱された。2度目のダウンはスリップに近かったんだが、バランスが悪かったのは確かだししょうがない。 試合を通して下田君の方が一枚上手だったのは事実で、1ラウンドにワンツーを見て彼のスピードとキレには驚いた。正直言って下田君、本当に良いボクサーだと思うよ。そんな若きチャンプを相手に小林も善戦したよね。ダウンを取られてあのまま終わったもおかしくなかったのだが、あそこからよく持ち直して食い下がったし、中盤からは下田君も疲れが見えてきて、小林の良い所も少しは出せたんじゃないかな。 まあ下田君とはまだボクサーとしての格というか器が違った。でも小林にとっては良い経験になったし、あいつも今は仕切り直してもう一度タイトルを狙う気で頑張ってるよ。 もうひとつはツネの試合だけど、タイトルマッチにしては情けない内容だった。クリンチにつぐクリンチでしまいにはレスリング行為の連発……。チャンピオンの吉田(健司)君の作戦だったのかもしれないが、個人的に言わせてもらえればあれはボクシングじゃないし、少なくとも階級のトップに立つ者としてタイトルマッチでああいう試合を見せてしまうのはお客さんに対して失礼だと思う。 ツネも相手のそうした試合運びに付き合う形になってしまい、局面を打開することができなかった。敗因は攻撃が後手後手に回ってしまい、先手が取れなかったこと。先手さえ取れてればクリンチされても相手の方が見映えが悪いわけだから。ツネにとっては初のタイトル挑戦でボクシングでは勝っても負けてもいないっていうようなやるせない心情なんじゃないかな。でもボクシングはそういうことも含め何が起こるか分からないということ、ツネの次に期待したい。 結局2人ともタイトルを獲ることはできなかったが、ジムとしてもそろそろ新たなベルトが欲しいところ。来年は頼むぞ!


■田中栄民プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/trainer/tanaka/

■小林秀徳プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/players/index.cgi?n=349

■佐藤常二郎プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/players/index.cgi?n=341

posted by 角海老広報室 |14:53 | 田中栄民の徒然なるまま日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kadoebi1/tb_ping/158
コメントする