2007年12月30日
新年は小堀から
今年も残りわずかだが、年明け一発目を飾るのは今やうちのジムの看板選手に成長した日本スーパーフェザー級チャンピオンの小堀(佑介)だ。試合は1月5日、これはチャンピオンカーニバルの開幕戦でもあるんだが、指名挑戦者の松崎博保選手(協栄)と6度目の防衛戦を行う。 本人も言ってる通り、来年は小堀にとってはボクシング人生を賭けた勝負の年、本気で世界を狙う年になる。5日の試合はタイトルを守ることはもちろん、世界戦に向けたアピールをするためにも良い形で勝って、新年のスタートを切りたいところだ。 調整は順調、コンディションも良いよ。これまでの1年半、小堀はサウスポーとの対戦しかやってなく、久しぶりのオーソドックスボクサーとの試合になる。初めはずいぶん戸惑っていたが、元々はサウスポーよりもオーソドックスの相手の方が得意なわけだからもう感覚はばっちり戻ってきてる。 逆にサウスポー相手でない分、今回は持っているすべてのパンチを気にせず使えるわけで、そのために左の使い方をかなり練習してきた。ジャブ、ワンツーを主体にフック、ストレート系のパンチを織り交ぜて回転を活かした小堀らしいボクシングを見せられるはずだ。 前回の三浦(隆司)戦ではコンディションが良かったのにもかかわらず、狙いすぎて苦戦する失態を見せたが、今回は自分から仕掛けさせる。小堀は本来手数を出しながら回転を上げていくタイプで、自分からプレッシャーをかけていかないと持ち味を発揮できない。三浦戦で小堀自身もそのことが明確に分かったよね。 それに来年は世界を狙うよ。ここまでは本当に良い流れで来てる。防衛戦もすべてその時の階級トップとやってきて、結果をしっかり出した上に一戦一戦で必ず何かしらの課題を見つけ、そしてそれをしっかり潰すことで着実に力をつけてきた。今年はバレロキャンプで世界を肌で感じたし、苦手だったサウスポーも克服することができた。 今では実績、キャリアともに申し分ないし、なにより大舞台に消極的なあの小堀が本気になった。最近思うんだが、近頃の小堀には風格、オーラさえ出てきたような気がする。日本チャンピオンになった2年前と比べて見違えるほど成長したよね。ただそれもリングの上だけのことで、リングを下りれば凡人、いや凡人以下なのは相変わらずなんだが……。 そういえば、この間も部屋が寒い寒いって言うから、部屋に行ったら薄っぺらい布団1枚で寝てやがるんだ。しょうがないから冬用の布団を買ってやったんだが、とにかく普段の小堀は寝ることだけが趣味のどうしようもない奴なんだ。 まあバカと天才も紙一重と言うからな。ボクシング以外では本当にうだつの上がらない男だが、ただボクシングに関しては何かをやらかすタマだと信じてる。来年1年間、俺もトレーナーとしてすべてを費やしてあいつに付き合ってやりたいと思う。だからみなさんも、来年の小堀からは目を離さずに期待していてほしい。きっと小堀はその期待に応えてくれるはずだから。
posted by 角海老宝石広報室 |13:27 |
田中栄民の徒然なるまま日々のこと |
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新年は小堀から
チャンピオンの寝床が布団1枚って! でも、そんなボクシング一筋の小堀選手だからこそ、「何かをやらかしてくれる」気がしてなりません。小堀選手が世界狙うなら、こちらも仕事休んで応援に行きますよ!
posted by いど | 2007-12-31 11:37




