2007年11月13日

宮田芳憲に注目

20071113
17日の坂本・本望の引退興行だけど、2人のイベントだけでなく是非ともメインで登場する宮田芳憲にも注目してほしい。うちのジムでは競争の激しいフェザー級の中で最近は目立っていない宮田だが、本来は(渡邉)一久や秋葉(慶介)よりも先にタイトルマッチに挑戦していてもおかしくないくらいの選手なんだ。 今でこそノーランカーに甘んじてるが、戦績を見ても27戦21勝でキャリアに関しては間違いなくランカー級。デビューしてからはKOを連発して日本人の強豪やフィリピン王者にも勝って一時は日本ランキングの常連。しかも最高で3位に入るほど上位ランカーだ。 でも宮田はいつも勝たなきゃいけない肝心なところを落としてる。フィジカルもあるし素質、パンチもある。俺がずっと見てて昔から期待してる選手なんだが、大事な場面でヘコたれてきてる。もちろん不運な面もあるんだが、ボクシングは勝負の世界、厳しく言えば自業自得でここまで成り下がってるわけだ。 そんなヘタレの宮田にはもう後がない。かなり追い詰められてきてる。だから最後のチャンスを掴もうと宮田はいま一念発起してる。前戦では世界ランカーのメキシカン(エドガー・リオバージェ)を大差判定で下し、今度の相手は元世界中南米王者でメキシコ国内王者のルーベン・エスタニスラオ。かなりの強豪だからこれに勝てば間違いなくランキングにも復帰するだろう。 しかも今回の試合は元々は榎(洋之)がやる予定だったんだが、榎がケガで出られなくなったために宮田に代打の座が回ってきた。坂本と本望の引退イベントという注目度の高い興行のメインイベントを任されたわけで、突然の試合だがモチベーションも高いし、なにしろ大きなチャンスになり得るから宮田にとっては大事な一戦だ。 あいつは本当に良い器を持っているのに、いつもハートの部分で負けてきてる。でももう後がない状態まで追い込まれたことを自分でも分かってるし、それが発奮材料になってかなり気合が入ってる。俺も宮田が本気になるとどれだけやれるのかが見てみたい。それくらい期待してるんだ。 今年を良い形で締めくくって宮田にとっては来年が一世一代の勝負の年になるだろう。宮田芳憲、皆さんもこの男の名前を覚えていて損はないはずだから是非注目していてくれ。


■田中栄民プロフィール
http://www.kadoebi.com/boxing/trainer/tanaka/

posted by 角海老広報室 |17:53 | 田中栄民の徒然なるまま日々のこと | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
宮田芳憲に注目

良い記事ですね。他のジムも是非見習って有望選手の紹介をしてほしいですね。

会場に行ったときの楽しみが増えます。

posted by まさ | 2007-11-15 13:34