2012年01月16日

サッカーをどのように指導するのか?

kabosu-295257.jpg
自作ロボット。 回路製作からソフトまで、抵抗・コンデンサなどを組み合わせて、オリジナル作品を作る本校4年生。 サッカーの素人の方々にどのように教えるのか・・・・千差万別。 マラドーナはインサイドキック、インステップキックなんて教えてもらたことがなかった。 「サッカーはサッカーをすることによって上手になる」 とにかく試合形式で、3対3とかやろう。 楽しい・・・おもしろい。 毎日ボールリフティングしているだけで、たくさんボールを就けるようになる。 友達と話すのが楽しい。 今日も放課後、サッカーがやれる・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日は、U-18リーグ3部で2試合。 1日、グランドにおり、いろいろなU-18の子供たちを見た。 ・一言も話さずに、黙々とサッカーする子。 ・怒って砂を地面に投げつける子。 ・ただ、ひたすら来たボールを前に蹴飛ばす子。 ・声を出し続ける子。 ・一人で何度もドリブル突破する子。 ・ボールを持てばパスばかりする子。 ・ボールを持ち続けて、困ってから味方へ渡す子。 ・相手に罵声を浴びせる子(黄色)。 ・スマートに軽やかにボールを運ぶ子。 ・味方に励ましの言葉を投げかける子。 ・得点シーンには必ず顔を出す子。 ・・・・・・。 そこには色々な子供達がおり、色々なサッカーのシーンが登場する。 上手、下手に関係なく、すべてサッカー。 U-18世代は、U-12~U-15までの世代をくぐりぬけて到達してきた世代でもある。 15歳になって初めてサッカーを始めた無口な子と話した。 「高校に入学してからサッカーを初めてうまくなった人はいるんですか?」 「サッカーは日本代表の試合を見るだけぐらいで、ほとんど見ません」 ・・・と話していた。口数は少ない。 あの日本サッカーの基盤を築いた、竹腰重丸氏が育った臼杵市から通学している。 とても真面目な子で成績も良い。 でも、彼のプレーは単純であり、ほとんどボールを奪われている。 ボールを足元に止める、周りを見る・・・そして奪われる。その繰り返しである。ただし、足は速い、それもダッシュが速い・・でもボールを貰えないし、貰っても奪われる・・・。 「どうすれば、よいのだろう?」 どう指導すれば、よいのでしょうね。 とにかくサッカーをさせる。4対2とか、2対2とか、敵がいる中に入れて、あとは本人に考えさせる。 基本的なことだけは話しておく。 「間接視野」「ボディシェイプ」「プルアウェイの動き」「敵を背負っての半身の姿勢」「足の裏の効用」そして「声の効用」・・・・。 脳にキーワードだけは刻んでおき。後は、しばらく様子を見る。本人が考えてやるだろう。 大事なことは、サッカーが面白い、サッカーが好きだ、そういう思いを抱かせ続けることなのかな・・・とも思う。 さて、15歳でサッカーを初めて、今17歳、止める・蹴るはそこそこでき出したが・・・相手がいる環境にいるとどうも委縮したプレーが多い。 ウ~ム・・・・・。もっと、伸び伸びサッカーをさせてやりたいが・・・。 これから、どうなっていくのかな・・・注目選手でもある。


posted by kabosu |05:24 | 日本のサッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月14日

サッカー批評

kabosu-294840.jpg
別府 明礬温泉の地獄 サッカー批評を買った。 「創造性なきサッカーに未来はない」という大テーマが掲げられている。 今季、FC東京監督になるランコ・ポポビッチ、浦和レッズ監督になるミハイロ・ペトロビッチ氏の話が載せられている。 ポポビッチ監督とは大分時代に食事をしながらサッカー談義を聞いた。 印象に残っている言葉がある。 Q:勝利を求めるあまり、日本人は蹴るサッカーに走ってしまう指導者がいる。そのことに対してどう思う。 A:サッカーは、「サッカーの質」、そして「勝利」、両方を追い求めていかなければならない。 この本でも、木村公彦氏の質問に対して同じように答えており、なおかつ彼は大分、町田でピッチでしっかりと実践して答えを出している。 毎日のトレーニングで彼の脳から発せられる言葉を聞いておけば、次第に彼の求めるものが理解できるようになる。 ピッチをジ~と見つめるタイプの指導者ではない。思いを選手にぶつけていくタイプの指導者である。ゆえに選手には、プレイに対して「厳しい言葉」と「ブラボー」の2言語が、浴びせられる。 そこは指導者として正直に選手にぶつかっており、選手には好意的に迎えられる。 トレーニング内容は、彼の多くの経験や学びの中から出てくる、創造的なトレーニングが多い・・・。 14連敗して打ちひしがれる大分の選手に対して・・サッカーで1番大事な楽しみがない・・・・・サッカーを楽しんでいない・・・笑顔がない・・とズバリ指摘。 負けようが、連敗しようが、サッカーは楽しんでやるもんなんだ・・・と、改めて思った。試合で負けた時、沈むベンチで「サッカーを楽しんでいるかい?」と自問自答するようになった。 ジャイアンツキリングでも同じような言葉が出てくる。 「サッカーを楽しんだ選手に、勝利が転がり込んでくる」。 明日もサッカーがしたい、明後日もサッカーがしたい、そう思えるように、今日の練習を終えることだ大事なんだ。これは現在九州サッカー協会の会長をしている恩師から聞いた言葉だ。
kabosu-294853.jpg
鉄輪温泉。 サッカー批評も号を重ねている。 そういえば野球批評ってないな・・・どうしてなのだろう? 今月末四国の新居浜高専が本校に遠征試合にくる。先生との再開が楽しみである。 そういえばポポビッチ監督とは本校サッカー部を指導する話をしたな、シーズン終了後のドタバタでできなかったが、今度あの約束をいつか果たしてもらおう。


posted by kabosu |05:24 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月11日

今年の高校選手権のサッカーの質

kabosu-294312.jpg
どのようなサッカーを志向するのか? それは選手の能力、監督の思いによって大きく異なってくる。 アーセナルのベンゲル監督は、「スペクタルなサッカーを」という思いで、アーセナルのサッカーを率いている。 なぜスペクタルなのか? それはプロサッカー選手が、観客に見せるサッカーは「スペクタル」でなければならない。そうであることが、観客を何度もスタジアムへ足を運ばせる1番の要因である・・・と語っている。 今年の高校選手権、高体連の技術委員長のコメントが出ていた。 「日本のサッカーはパスをつないで、素早く攻めるのが特徴のはずであるが、高校選手権では蹴るチームが多かったことは残念である・・・」と。 決勝の市船もけっこう蹴っていた。 読売新聞には、東日本、西日本のプレミアリーグ、そして各地域のプリンスリーグで上位を占めるのはJリーグユースの各チームである。 強豪のJユースと対戦して、ボールをつなごうとすれば、中盤のプレッシャーに屈して、途中でミスなどで奪われて逆襲されてしまう。 ならば、中盤を省略してトップへ放り込んでいこう・・・と、考えてしまう。 強いチームと対戦した時に、力の劣るチームが取る戦術である。それは「勝ちたい思い・・」からきている。 国見高校、鹿児島実業高校が走力にものをいわせて、蹴り込んでから攻めてきたのは、つい数年前のサッカーである。それは、それで様々な面から議論がおきた。 そして野洲高校が、つなぐ、ドリブルで選手権を制した大会では喝采を浴びた。それ以来、つなぐ意識が高かったが、今年の大会から、元に戻った印象が強い。 やはりそこには「Jユ-スU-18」の存在が大きいように思う。 ある意味、高校サッカーのレベルが落ちているともいえる。ボールはつなげなくなっているようにも見える。 高体連の技術委員会はここ数年、高校選手権の良いプレーのDVDを編集、全加盟チームへ送付していた。そこには、しっかりとつなぐ、連携の大切さや、プレーの妙技の映像が多かった。 なぜ、そのDVDを編集するように至ったのか? それは蹴り合うサッカーに未来がない・・・こんなサッカーをしていては世界と勝負できない・・・という思いで始めたという文を読んだことがある。 やはりサッカー競技の究極は世界と真剣勝負するスポーツである。 その為には目先の勝利に向かってはならない。 ビジョンを持ち、長期的な視野で育成・強化していかねばならないと思う。 あるJFA強化委員会の方とお話したことがある。 アジアカップで日本が、W杯予選で日本が・・・なぜ何度も勝てるのか? それはアジア・中東の多くの国のサッカーが進歩していないからである。10年、20年経ってもサッカーが変化しない。要するに進歩していない。 目先の勝利しか追わないサッカーをしているからであると・・・。 アジアの地域はそういうサッカーが多い。 次の試合に勝とう、あの大会で優勝しよう、勝つぞ、勝つぞ・・・・。 どうすれば勝てるのか・・、どのように変化を加えていけばよいのか・・・そこを置いて、目先の勝利に走る。 今から50年前、日本サッカーの恩人クラマーさんとドイツのディスブルクのスポーツシューレで出会った時、芝生10面があたりまえのようにあり、子供の横で代表選手がプレーしているのを観て、こんな国に勝てるはずがない・・・と川渕さんが思った文章を読んだことがある。 日本は10年先、100年先の未来を見据えて、選手を育成していかなければならない・・・。そしてJリーグ発足以降、トレセン制度の充実などで、それが実ってきているのが昨今の日本サッカーなのであろう。 今年の高校選手権のサッカー年鑑でどう評価するのか、待ちたい。


posted by kabosu |05:38 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月10日

澤選手のFIFAバロンドール賞を祝う

kabosu-294093.jpg
澤選手、佐々木監督がFIFA年間最優秀選手賞、最優秀監督賞を受けた。 とても喜ばしいことであり、こんなことがあるのか・・・という驚きの念を感じぜざるを得ない。 平成元年、私が大分県で女子委員長を始めた頃、県内に協会登録している女子チームはなかった。 当時サンクイーンのTVコマーシャル用に、仮でできた既婚者が多い女子チームがあり、大分の高齢者のお爺さんチーム(大分オールド)とよく試合をしていた。 やがて別府にFCフレッシュという女子チーム、中津にFCポマトができて、大分にミラクルレディースが協会登録した。そして臼杵にヴィクトリーができた記憶がある。 この4チームでしばらく試合が続いた。 でも大会も少なく、何か刺激を・・と当時の日本女子リーグを呼んだ。カードは読売ベレーザ対日興証券のすばらしいカード。 この時、読売ベレーザにいたのが高校生の澤選手だった。 主将は高倉麻子選手、監督は今、柏のGM?かしている竹本さんだった。 当時の日本代表監督は鈴木保氏、日本女子リーグの事務局長が荒川さんだった。 その澤選手、高校生らしいオカッパ風の髪で、腰を痛めていたが元気で走り回っていた印象がある。 やがて、国体で女子サッカーが正式種目になり、アトランタからオリンピックでも正式種目になった。 あれから約20年、あの澤選手がFIFAの年間最優秀選手賞を受賞するとは・・・・その運命に驚きである。 前向きに捉えるならば、何事も前向きに続ければ・・・何とか先が見えてくる。ものになってくるという格言でもある。 本人の精進が1番であるが、女子サッカーを支えてきた多くの方々も喜んでいると思う。 ウ~ム、それにしても凄い! おめでとう、澤選手、佐々木監督!


posted by kabosu |04:52 | 女子W杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月09日

目的とサッカーの質

kabosu-293942.jpg
ワールドカップでどう戦うか? ACLでどう戦うか? Jリーグでどう戦うか? 大学選手権でどう戦うか? 高校選手権でどう戦うか? 高円宮杯、インターハイ、地域別大会、自衛隊、自治体、高専大会、専門学校、前日本少年サッカー大会・・・・。 日本サッカー協会が主催する大会は、数多くあり、それぞれのカテゴリーや種別に分かれて日本一のサッカーを目指している。 全てがサッカーであることには変わりはないが、サッカーの質はそれぞれの大会によって大きく異なっている。 よく言われるのが、大会に臨ん時の序盤。 ロングボールを徹底的に蹴り込んで、相手のDFラインを下げさせる・・・という話し。これは今もやるし、前代表監督の岡田監督も札幌やマリノス監督時代にやっていた。 今でもJリーグでよくやっている。 高くて、滞空時間の長いボールを相手DFラインとGKの間をめがけて蹴り込んでいく。そしてDFに処理させるようなボールである。 確かに、この攻め方、このボールの効用は認めるところでもある。 今はDFラインが高い、このDFラインの裏のスペースを、めがけてタイミングの良い、止まるようなボールが蹴れれば、相手DFラインの裏のスペースを活用して、一気にゴールへ攻めることができる。 でも大事なことは、そればかりをやる・・・それしかしない・・・それを主流とした戦法で攻めることには、パターン化されて、、人間の脳の活用がなされなく、創造性を妨げてしまうのではないかと・・・。 特にU-12クラスでは、足の速い子と大きな子がいれば、この戦法で勝利を手に入れる確率が高くなる。 サッカーには攻めと、守り、そしてどちらでもない局面の三つがある。 そして局面は多岐にわたり、その捉え方も多岐にわたる。 最近の子供達は、この蹴るサッカーというものに嫌悪感を示す子が多い。 もっとつないで・・・・という子も多い。 でもつないでばかりでも、それは1パターン化されて、相手DFにとって脅威にはならない。 相手DFの前でボールをつないでも、相手DFの裏を突破してゴールへ結び付けることは困難である。
kabosu-293943.jpg
大事なことは、相手DFの視線を振らせる、相手DFの首を振らせる、相手DFの体の向きを繁茂に変えさせる・・・・そういうボールの動きを速くさせることができれば、相手DFにとっては1番いやなボールの動きなのである。 パスは横パス、斜めのパス、縦パスを効果的に織り交ぜれば、それが可能になるが、それには技術が必要である。 広い視野、適切な判断力、創造性、ボールを止める、蹴るの高度な精度や戦術が必要になる。 ワンツー、3人目の動き、巧みなドリブル、様々な基本を脳裏に刻んでおくことが大事であろうと思う。 そしてそういったことはU-12からU-15までの、脳が柔らかい年代にやっておく必要がある。 だから少年に蹴るサッカー、ロングボールばかりのサッカーを強要すべきではない・・・という。 そこはそこで一理あるのである。


posted by kabosu |07:01 | 高校サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月06日

大分高校が国立で見せるサッカーの質

kabosu-293588.jpg
大分高校のサッカーは徹底している。 前3人へ、ハーフライン手前から、DFライン裏をめがけてドンドン高いボールを蹴り込んで来る。 相手DFは下がりながら空中のボールを処理しなければならず、窮屈なプレイを虐げられる。 ヘディングで前にクリヤーすれば、大分高校の2列目が、そのボールを狙って襲い掛かってくる。 普通のチームならば、時としてそういう局面もあるが、大分高校は100%、そのプレイを選手に要求している。 そこに徹底がある。 サッカーに正解はない。105m×68mのピッチ内で繰り広げられるサッカーは、何が正解で、何が間違っているなどはない。 バルサのサッカーを信心しようが、大分高校のサッカーを応援しようが、人間がやるスポーツである。 人間であるからには、様々な考えがあり、様々な性格がある。 それもサッカー、あれもサッカー、これもサッカーなのである。 大分高校の目的は、高校生であるからには、狙うは高校サッカー日本一なのである。その為に施行したのが、あのサッカーなのである。 ワールドカップで勝つ、Jリーグで勝つ、ACLで戦う・・・そういうことを目的にしてはいない。だから、あのサッカーなのである。それはそれで、尊重して見守らなければならない。 対局的なチームが大分の鶴崎高校、高校選手権大分県予選決勝で対戦したチームである。鶴崎高校は、つなぐ、つなぐ、つなぐ・・・つないで崩しにかかる。だから手間暇かかる・・・でもそれもサッカー・・・。 だからサッカーは面白い。 でも、どちらのサッカーに未来があるか?という論点で問われれば、・・・そこは、考えてしまう。 その昔、加茂監督率いる日本代表チームが、中東のチームと対戦した。日本代表は売り物の「ゾーンプレス」で、中盤からプレス・プレス・・・・。 ところがボールは、相手DFラインから、日本DFラインへロングボールを蹴り込んできて、プレスしようにも、中盤を省略されて・・・どうしてよいかわからず、負けてしまった。つい15年前の世界である。 今でも、オーストラリアと対戦した時の日本代表を覚えているだろう。トップの大型選手めがけてロングボールをフィードするオーストラリアに日本は、対応に苦慮してしまう。 それぞれに持ち味があり、それぞれに、選手の特性を活かしたサッカーがあっていい。何もバルササッカーが世界のスタンダードではないはずである。あのサッカーも負ける時が、必ず来る。向こう百年間は勝ち続けるなど、できないはずである。 その昔、ブスカスがいた。そしてペレがいた。クライフは刺激的だった。マラドーナ・・・今は、メッシと、それぞれが活きるサッカーが、その時代の歴史と共に、世に現れてきた。 大分高校のサッカーに対して、名門市船がどう対応するのか? DFラインをどの位置に置くのか? 攻めは、大分のDFラインをどう崩しにかかるか? 試合時間経過とともに、内容も変化していくであろう。 大分高校は本大会での5試合目、あの走力を要求されるサッカーである、おそらく疲労はピークに達してくるであろう。怪我人も多い。 トラップミス、判断ミス、パスミスなども疲労から、後半は必ず増えてくる。しかも準決勝からは45分ハーフである。 ポイントは先取点、そしてその先取点をとってからの試合の動き、その辺が微妙に影響してくる。 あとは「運」・・・10~20%・・・国立の神様のお導きに従おう(笑)。 でも1番大事なことは「楽しむ」ことや。 国立のステージを楽しんだ方が勝つ! そういう余裕のある言葉で、選手をピッチに送り出してあげたい。


posted by kabosu |23:43 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月05日

乗ってしまった大分高校は準決勝ステージ国立へ!

kabosu-293420.jpg
高校選手権大分県予選決勝。 大分高校が、大分県勢として初めて国立の舞台を踏んだ。大分の高校サッカー史に大きな一歩を記したことになる。 大分高校というと、名前からして大分の歴史の古い公立高校のように思う方が多いが、実は私立高校である。 明治時代から続く歴史の古い旧制大分中学は、今の県立上野丘高校に引き継がれている。 でも、大分高校のサッカー部の歴史は古い。昭和30年代、私が高校に入学した頃に大分高校サッカー部があったから、もう50年以上続いていることになる。 でも強いというイメージはなく、ず~っと1回戦などで敗退する弱小チームであった。 大分の高校サッカーは戦後、大分工業高校、中津南高校、中津東高校、上野丘高校などが、引っ張っていった。 ところが昭和40年代、新産業都市となって新日鐵、昭和電工などを誘致してから大分市の人口が飛躍的に伸びていく(現在は47万人)。この影響で大分高校は旧大道通り沿いにあった狭い校舎から、明野地区へ移転する。 この明野地区には新日鐵や昭和電工など、多くの企業の社宅や住宅地があり、小学校、中学校が数多く設立されて人口が増えていく。学校経営としては、この明野地区の子供たちが入学してきてうまく循環していったのであろう。 インパクトは昭和60年頃、この明野地区の明野中学が全国中学校サッカー大会で全国優勝する。読売にいった永井秀樹などがいたのである。そしてこの時の監督が、現在U-17日本代表監督の吉武先生だった。 そして下部組織のベースは、この明野にある明野西スポーツ少年団の明野JFCである。この基盤を気付いたのが新庄先生、その新庄先生はその後明治北SSCなどを手掛け、三浦淳選手や清武選手などを輩出する。 そういった中でも大分高校はまだまだ上位に行く高校サッカー部ではなかったが、あるスポーツ少年団の監督の紹介で釜山から現在の朴監督が大分高校にくる。平成4年頃だったであろうか。それでも優勝するまでには程遠かったが、時折準決勝まで進出するようになっていった。 内容は韓国式のスパルタ式だったように思う。そういった中で、U-15のトレセンなどからも選手も入りだし、県大会で優勝戦線へ浮上するようになる。 朴監督は話すと、なかなか雄弁家であり、サッカーの話しになると多弁である。熱い・・・!指導も熱いし、徹底的にやる、徹底さを持っている。 でもその激しい指導に、U-15の子供たちが一時期敬遠する時期もあった。よい選手が入らなくなり、今のサッカースタイルに変化していったように思う。 今のU-15の優秀選手は、大分トリニータU-15、そして大分鶴崎高校へ集まっており、大分高校にはそれほど入学していない。それでも朴監督は、自流の指導で徹底的に鍛えて、今のチームを作っていったように思う。 そして大分鶴崎高校は、対照的に徹底的につなぐチーム。技術を全面的に出して戦ってくる。今、大分の高校ではこの両チームが2強である。 これ以外には大分トリニータU-18がある。今年の九州プリンスでは勝ち点1及ばず、大津高校についで2位であった。大分県の天皇杯予選でこの鶴崎高校や大分高校がトリニータU-18と戦う。しかし、3~4点差を付けられて負ける実情もある。 大分高校はコンサドーレ札幌の内村などJ選手も何人か輩出している。 初めての国立で、相手は名門市船・・・・何を語り、どう戦わせるか この大分高校の特長は、ボールを後ろへ、横へつながない。 ボールは前へ、ゴールへ早く運ぶ。この「前進力」が強いのである。 この「前進力」の強さを全面的に出して戦うのみである。 大分県民注目の試合であり、視聴率もかなり上がるであろう。 当日は本校の練習も早めに切り上げてTV観戦だ。
kabosu-293455.jpg


posted by kabosu |23:52 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月04日

高校選手権本大会で勝てるチーム、勝てないチーム

kabosu-293083.jpg
高校選手権大分県予選準決勝、大分高校対大分西高校 大分高校が選手権本大会でベスト8に勝ち進んだ。大分県勢としては2002年以来である。 実は大分の高校サッカーは高校選手権では、良い成績を上げていない。 過去30年、さかのぼれば1回戦で23回負けているのである。ベスト8は大分工業高校が3回、大分高校が1回のみである。鶴崎高校もベスト16が最高であり、この高校選手権では7回出場して2勝しかしていない。 私もこの高校サッカーを50年近く見続けているが、この高校選手権本大会の一発勝負ではメンタル面の力が大変大きく影響しているように見える。 今回の大分高校にしても、昔の大分工業高校にしても、戦う前から相手を呑んでいくような雰囲気があった。 この本大会はメディアの扱いも多いし、取材を受けたり、親戚縁者・友人・高校・OB・・・・など関係者から注目が集まる。選手はある意味緊張から、一生懸命サッカーに取り組み、一生懸命のサッカーをしてしまう。 余裕がなくなってしまうように見える。 自信を持って、相手を呑んでしまうようなチームの雰囲気が、この本大会で勝ち進むには必要なのである。 さて大分高校、朴監督が「お前達はできる」と言えば、選手も「負ける気がしない」という雰囲気ができているのであろう。 さて準々決勝、大分県勢として初めての国立、準決勝に行けるかどうか? 元々、目標を国立に置いていただけに、自信は持っているであろう。
kabosu-293087.jpg
大分スポーツ公園Aコート。 明日は休み、この1日休みの過ごし方がポイントになる。 大分高校としては、乗っているだけに連続して試合をやりたかってであろうが・・・。 よくこの大分高校で聞かれるのが、「大分高校って、県立ですよね?」という質問。大分高校は私立高校です。 ある意味、サッカーに賭けてサッカー部に入ってくる生徒が多い。練習時間も長い。九州のプリンスでは今季2部で戦っていた。来季からは1部と聞いている。よく走るチームになっている。 さて準々決勝は見者である。彼らにとっては相手が有名校であればあるほど、モチベーションが高くなる。 どういう戦いをするか・・???


posted by kabosu |00:05 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2012年01月01日

天皇杯決勝 京都対FC東京

kabosu-292872.jpg
新年、明けましておめでとうございます。 今年1年が、皆さま方にとって幸せな1年でありますように! 天皇杯決勝。 やはり国立で、独特のあの雰囲気は・・・いい。 TVからも充分に伝わってくる、サッカーのファイナル。 試合に挑む試合前の選手達の表情からも、戦う意欲が充分に伝わってきた。 試合内容も、その意気が出て、戦っており、面白かった。 それにしてもJ2同士の決勝戦。 昨年はJ2から昇格したばかりの柏がJ1で優勝した。 J1とJ2の実力レベルが、混迷を深めてからみあっている現状なのであろう。今季からはJ1が18、J2が22の40クラブでJリーグが運営される。 しかしながら、各クラブの台所事情は火の車クラブが多いのも実情である。クラブ数は増えたが、それを支える資金力が整っていない。とてもプロとは言えない給料をもらっている選手も多い。 Jリーグも20年、そろそろ中期計画やプランを提示すべき時なのではないのだろうか。向こう10年計画程度のプランは提示して欲しい。今は方向性が見えなくなっているように見える。 大阪市長が動いているように、ドラスティックな動きが欲しい。ピッチに、選手に、クラブに要求するのみでは仕事をしていることにはならない。 川淵さん以来、チェアマンの顔が見えなくなっている。もっと先頭に立つリーダの顔が欲しいと思う。 さて決勝戦、懸命に戦っており、試合としては面白かったが、技術レベレは今一歩の感があった。特に感じたのはパスの連続性が保たれていない。それはオフザボールの選手達のポジショニングの巧みさが、見えてこなかったからであろう。 1トップが前に突っかける、この1トップを追い越していく選手が現れるシーンが少なかった。従って囲まれて奪われる。もっと、味方を待って攻める「間」が欲しかったように見えるシーンがあった。 京都は今季もJ2、FC東京はJ1のステージに上がり、指揮はFC町田のポポビッチ監督に変わる。ポポビッチ監督のトレーニングは毎日のように大分時代に見続けた。合理的で、ハードで、自由で、オシム張りのトレーニングになる。 FC東京がどう変わるか?楽しみでもある。
kabosu-292878.jpg
大分水族館「うみたまご」 さて、大分トリニータも動きが少づつ出てきた。 韓国人ボランチ、千葉から村井・・・韓国人ボランチは練習生で見たが、顔が上がり、ミスが少なく印象に残った選手であった。 まだまだ動きがあるだろうが、1月11日から始動とは・・・早い(笑)。


posted by kabosu |22:56 | 天皇杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2011年12月31日

スポーツの力、Jリーグ、大分トリニータ

kabosu-292596.jpg
大震災があり、改めて、日本人、スポーツ、サッカー界を考えた。 スポーツが持つ力は何なのであろうか? スポーツは人々に何を与えているのであろうか? 人間はなぜスポーツをするのであろうか? 今年の5月、大分トリニータの田坂監督とお話した。 「何でもない日常の中でサッカーができる幸せ、Jリーグの選手はその思いを噛みしなければならない・・・」と話していた言葉が印象的であった。 縁の深い釜石の被災もショックだった、母と連絡がとれずに、インターネットで探しまわった。年賀状でやりとりしている大槌町の親戚も心配した。 自然がもたらす大災害に、「人間の小ささ」を心に閉じた。 5月はサロン2002(スポーツ文化研究会)の総会に参加した。JFAハウスの資料室にこもり、日本のサッカー、地方のサッカー、大分のサッカーの歴史を遡った。 6月は本校で田坂監督に寮生200名に講演をしていただいた。「夢を持て」「夢に進め」、あきらめない強い気持ちを考えた。 7月の高専大会では、残念ながら準決勝で負けて、2年連続全国大会出場はならなかったが、勝負の勝ち・負け・・・・できたこと、できなかったこと、チームの力を思った。 そして、「なでしこのW杯制覇」にあきらめない、粘り強い彼女達から、日本人の誇りを考えた。 9月は「フットボールカンファレンス大分」を開催、参加して「大分のサッカーの歴史」を語り、筑波大付属でサロン2002理事長の中塚先生に「サッカーの文化」を語っていただいた。
kabosu-292597.jpg
秋は「ホームタウンサミット」開催の準備に事務局長として追われた。 スポーツが地方の街にもたらすものをテーマに2月で大分市で開催する。 Jリーグボランティアの全国の皆さん方との再会が楽しみである。 12月は九州高専大会で準優勝、決勝で鹿児島高専に1対2で負けた。 まだまだ、力が及ばない。大きな力の差を感じた。来年に向けて新しい目標ができた。 年末は前平松知事、観光庁長官とお話できた。 「ドリームカムツルー」「グローバルにしてローカル」「夢を持て、持ったら行動し続けることである」「感謝」・・・言葉が持つ永遠の力からパワーをいただいた。 J1昇格、優勝、ACL出場と語ったら「そうだ!」と激励の声が、来年米寿を迎える前知事から励まされた。 観光庁長官も、「前を向く力」「前に歩く力」を強調していた。 パワーをいただいた。 今年読んだ本で興味深かった書籍。 ・「大人の見識」阿川弘之 ・「気骨の判決」清永聡 ・「人間の器量」福田和也 ・「老いない脳を作る10の生活習慣」石浦彰一 ・「オシムの言葉」木村元彦・・・これは繰り返し読む書籍。 ・月刊誌「サッカークリニック」
kabosu-292598.jpg
ふと、このブログのカウンターに目をやれば、200万を超えていた。 こんな拙(つたな)い私のブログを見てくださる方々に・・・「ありがとうございます」。 来年は大分の「明治時代からのサッカーの歴史」をまとめていきたい。 「大分のサロン」も開催していきたい。 高専大会では全国制覇を目指して戦いたい。 来年が皆さま方にとって良い年であるように祈っております 最後は好きなお花の写真を!
kabosu-292599.jpg
ちょっとボケてるが・・・まっ、いいか(笑)


posted by kabosu |04:52 | スポーツ文化 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加