2009年10月31日
イングランドのサッカーはTVで観ていて、引き付けられる。
Jリーグのクラブは、一般の企業とは異なり実に多くの方々、様々な分野、年代層などに関与しているし、数万人のお客さんを集客するのであればその影響力も大きい。
常識的な報道とは別に、自ら様々な情報を発信していく力も必要である。媒体はいろいろあるだろう。クラブのホームページ、新聞、TV、ラジオ、そして何よりも1番は多くの方々と語り合うことが必要であると思う。今の大分トリニータに欠けているのはまさにこれであろう。
日頃から、横で見ていて多くの方々と語り合うことに、十分さを感じていないのは私だけであろうか?。街の商店街に出かけているかい?、自治会や町内会、敬老会などの集まりに自ら参加しているかい?あるいは友人のサポータの方々と時には一杯やっているかい?
どうもクラブの方々は一線をひいて、飛び込んで入っていなように見える。
地域の方々と眼と眼で語り合う力が不足していけば、そこには誤解が生じて様々な問題となって、課題となっていく。HPや新聞で流したからOKというものでもない。
サポカンをやれば良いというものでもない。日頃からそういった地道な活動を行っておれば、サポカンとは無縁なはずである。大事なことは真摯に耳を傾けることであろう。
日常的に多くのコミュニケーションが行われておれば、中傷するような横断悪は出なかったであろう。あれ以来、クラブや多くのサポータの方々、報道する方々と色々と話してきたが、最終的にはそこに行き着いていく。
「クラブの情報発信力が弱い」
一般の方々から見れば「何を考えておるのかわからない?」という声を随分聞いた。批判になってしまうが、迅速に、的確にができていない。これはクラブとして早急に対応すべきであろう・・・今回に限らず、過去何度も言ってはいるが・・・改善の方向へ向かっていない。大分弁で言うと「ああ~はげったらしい」である(笑)。
昨日は思いがけず、ポポビッチ監督と食事ができた。そして様々な話が聞けた。サッカーへの熱い思い、欧州クラブの話、サッカーを見る眼、日本のサッカー、大分の課題、もっとやりたいこと・・・こういった事も、差し支えのない範囲でクラブのHPへ記載していくべきであろう。千葉がオシム語録を載せたように、大分も載せてほしいと提案していくつもりだ。
そして彼はもっと地域の方々とお付き合いしてみたいようだ。少年サッカーや高校サッカーの指導、そして選手とも語りたいようだ。
ところで南アフリカW杯でポポビッチ監督の母国であるセルビアが第1代表で出場を決めた。あのフランスの上をいっている。なんでもセンターフォワードが2m2cmの長身だそうだ。日本と対戦すると中沢よりも15センチも高い・・・一度、どういうプレイをするのか見てみたい。
という訳で練習場などで、ポポビッチ監督と会えば「セルビアW杯出場おめでとう」と語れば、「ありがとう・・」と彼は満面の笑顔で答えてくれるはずである。その時、抱擁であの逞しい胸に押しつぶされないように注意してください(笑)。
posted by kabosu |04:13 |
大分トリニータ |
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2009年10月29日
「輝け大分の星たち」と銘打って、大分ホームタウン推進協議会結成イベントが開催された。
ステージに並んだのは、左からJリーグの「大分トリニータ」、バレーボールプレミアリーグの「大分三好ヴェイセアドラー」、フットサルFリーグの「バサジイ大分」、バスケットBJリーグの「大分ヒートデビルス」の全選手達である。
それにしてもバスケットとバレーボール選手の背は異常に高い(笑)。
これだけの選手達が一同に会するのは初めてのことであり、これから先、あるかどうか?
基調講演でスポーツジャーナリスト・ノンフィクションライターの木村元彦氏「スポーツ文化はどこからくるか」が行われた。
東ヨーロッパのサッカーを軸に取材を続けている木村氏が、旧ユーゴースラビアから分離独立していった民族紛争の中で、スポーツがどのように民族の心の中をとらえて、時代と共に流れていったか・・・・を映像を交えて講演した。
キーワードは「スポーツができることを感謝すること」そして「クラブを選手を信じること」が大事であると締めくくった。
「スポーツによる街づくり」をテーマとして行われたこのイベント、これだけで終らせるのは惜しい。これからは市民レベルでもっともっと活動できないかと考え、企画した大分市の部長さんにお話したら、是非企画を持ってきてくださいと言われた。
同じ日、学校でも学生を対象に講演会があった。室蘭工業大学の清水先生が「学生の未来へ」エールを送る講演だった。
「よりよくしようと強く思う心」が人の心を動かし、人生を前向きにする。彼は今「船のリサイクル」に取り組み、室蘭の街を活性化させようと動いている。先週の日曜日NHK総合TVでも報道されたのでご記憶の方がいるかもしれない。
上記ふたつの講演のキーワードは「街づくり」である。この閉塞感を打破していくには、市民レベルでの行動が必要になってくる。
心に刺激があった1日でもあった。
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大分トリニータ |
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2009年10月28日
若葉の頃を思い出す。
ハーフタイムでの監督コメントには、とても興味がある。
それは試合中の50%、この監督が試合をどう見ていたか、どうアクションとろうとしているのかが、見えてくるからである。
試合終了後の監督の会見でのコメント、それとは内容が大きく異なっている。
スタンドで見ながら、自分で考えてみるとおもしろい。前半終了、「自分だったら選手に何と言おうか?」・・・一度、真剣に考えてみるがいい。中学生も、高校生も、大人も・・・そして、毎試合、考えてみるがいい・・・・できればメモを取った方がよい。そうして、試合終了後、J’S GOALに出てくる監督のハーフタイムコメントと、比較してみるがいい。そこに何が出てくるか?
前半、多くのことに気がついた。だからハーフタイムには、その気がついた多くのことを言った。これは愚である。言うだけ言うのは誰でもできる。
ハーフタイム、選手は45分間を戦って、興奮して、肉体的にも負荷をかけて、汗をかいている状況である。心拍数もまだ踊っている。そこで聞ける話は一つ、もしくは二つ、三つ・・・では多過ぎるように思う。
1番大事なことは、言った言葉を選手に理解してもらえるかどうか?そこが1番のポイントである。選手に理解してもらえること、そしてその言葉が後半に生かされなければならない。
その前に1番大事なことがある。選手に聞く耳を持たせることである。1993年のドーハの悲劇、イラクとの一戦に前半を終了して1対0でリード、このままいけば、日本初のW杯出場だった・・・ハーフタイムは興奮のるつぼと化した。オフト監督の「シャラップ!」が何度も聞こえたと聞いている。そしてロスタイムでの悲劇・・・。
選手は、どんな状況であれ、ハーフタイムには冷静沈着、そして聴く耳をもたなければならない。これは、日頃の練習からのコミュニケーションが大事である。
分類は個人に言うべきこと、そしてチーム全体のこと、さらに選手間の相互理解(選手が話す時間を取ることも必要だ)のことに集約されるだろう。
そして、シンプルに言うことだ。技術論、精神論、ポジションのこと等、言うことは多い・・・が多くを言ってはいけない。
二つのことをシンプルに、そして選手にもっとも理解しやすい言葉、さらに、後半に向けてプレイに反映できる言葉を気持ちを込めてしっかりと伝えることだ・・・・これは簡単そうで、なかなか難しいことでもある。
<例>
・もっとスペースを突いて行こう。負けない気持ちで追加点を奪おう。
・とても良い試合をしている。このまま後半も続けていこう。
・DFはカバーリングをしっかりとやろう。逆転するぞ!
実際は、もっともっと細かく多くの言葉で話していると思うが・・・。要約した言葉が、ハーフタイムリリースされている。一度、ハーフタイムのロッカールームに入れば、その迫力に驚くだろう。
少年サッカーなどはもっともっと難しい。子供達にわかるように言わないといけない・・・単に大人の気がついたことや、感情を押し付けるだけでは子供は被害者になる。
この辺が「言語学」が必要だと言われる所以でもあろう。S級ライセンスでは、この言語学も多くの比重を占めていると聞いている。
ハーフタイムに選手を罵って、罵倒して・・・後半逆転したならば、その監督のハーフタイムの指示は的確だった・・・のであろう。
一度、国見高校の練習試合で小峯先生の話をベンチ横で聞いたことがある。ある選手がDFの裏に付いていたが、無理にボールを取ろうとして反転されて失点していた。
その選手に向かって
小峯先生「お前の足は何本あるのか?」。
選手「二本です???」
小峯先生「タコの足は何本ある?」
選手「8本です???」
小峯先生「お前の足がタコのように8本あるならば、ああいう取り方は正解だ。しかし、短い足が2本で無理をすれば・・・・」と。
日本全国、少年~日本代表までハーフタイムのロッカールームを覗いてみたい(笑)・
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大分トリニータ |
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2009年10月27日
来年九州のJ2は熊本、大分、鳥栖、福岡、これに北九州が加われば5クラブあり、ホーム&アウェイで8試合消化できる。
試合については今年の51試合から36試合(19クラブとして)になる予定だそうだ。この試合数が減った分の減収はどうするつもりなのであろうか?
大分対熊本ダービは中九州ダービか阿蘇山ダービーになるのか、ネーミングも盛り上げの一端を担う!すべて車で2~3時間の距離であるから、各県の移動はかなりの人数になるであろう。
隣県同士で5クラブも珍しい。これに長崎、鹿児島、沖縄が加担したら大変なことになる。九州がサッカーダービーで盛り上がって地域の起爆剤にならないか?知恵を絞りたい。
博多の森も鳥栖スタ(古い名前)も久しぶりだ。北九州の本城スタジアムは九州高専大会で使用したことがある。その昔にはJリーグ開幕前に、ジーコ現役の鹿島対名古屋の試合を見たこともある。
鹿島や浦和などの実力チームや人気チームとの対戦はないが、違った意味で盛り上がるのではないだろうか。
本校の練習は久しぶりにフルピッチで紅白戦を行った。トラップミスやパスミスはいい。それより判断ミスが1番怖い。
posted by kabosu |22:07 |
大分トリニータ |
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2009年10月27日
30年以上前、素人の少年サッカーを指導していた頃、ある時フッと気がついた。
初めてスクールに来た子供達を見ると、3種類の子供がいる。ボールを蹴る子供、ボールをドリブルする子供、ボールをパスしようとする子供だ。そしてもう一点ある、ボールに無関心な子供だ。
中でもメキメキ上手になっていく子供はドリブルする子供だ。相手を抜いていくという快感は、子供達にとって爽快なものだろう。ボールタッチを覚え、少しでも体に染み付いてくると、今度はボールから離れられなくなる。そういう子供は間違いなく上手になっていく。
サッカーはボールを相手ゴールまでパスで運び、ゴールを狙うスポーツである。相手ゴール前へ無造作に蹴りこむボールは意図のない、一瞬の偶然を狙うシーンでもある。そこでよく考えてみれば、パスの必要性は見えてくるだろう。
そしてサッカーそのものの面白さは、ダイナミックでスペクタルなスピード感溢れるパスの交換に主眼があるように思う。
だからパスで攻めなければならない。ではパスをどういう風につなげていけばよいのか?そこが日本人の不得手とする分野であるように思う。
その昔、奥寺がドイツから日本に帰って来た時に、こういうコメントがあった。「ドイツのレベルの高いチームは5手先ぐらいを読んで、動いているよ」・・・・。そして「今の日本はボールを持っている人、そして受ける人の関係しかない」と。これは投手と捕手の関係、相撲や柔道や剣道で言えば1対1の関係でしかない。
数手先を読んで人が動くという動作は日本人にはなじみが薄いと思う。バスケットやハンドボール、ラグビーも同じ感覚であろう。
あるシーンでマイボールになった。FWが横に動いて、そのスペースへAが走りこんだ。あいつならここにボールがでてくるから、そこに走ろう・・・・と。これは2~3手先の感覚である。
言うまでもなくサッカーは読みのスポーツである。得点後、なぜあの選手はあの場所にいたの?本人に聞くと「何となく・・」とかこういうコメントが多い。
ボールをつなぐ技術はボールを止める、蹴るのみではなく、読みが必要なのである。磐田の黄金時代のあの連動したサッカーは「読み」の固まりだったのであろう。読みの感性は練習で磨くこと、そしてレベルの高いサッカーを見ることだと思う。
サッカーはパスから始まる。ただ前へ蹴るサッカーは「ピンポンサッカー」になって、サッカーの面白さを消してしまう。ボールをつなげないと、その先は厳しい。
もちろん1本のシュートの偶然で勝利を得ることがあるかもしれないが、それはまぐれであり、まぐれは続かない。
パスの長短とドリブルなどの個人技が調和された試合は美しいと思う。さらに加えるならば強さ、逞しさが見えれば、それが強者であろう。
大分はJ2に降格したが、「サッカーの質の向上」と「勝利」を求めていくならば、必ずやJ1に復帰できると信じている。残り4試合も信念を持って戦って欲しいと思う。
読売新聞に「大分降格の原因(上・下)」を探る記事が出ている。
フロントは高額選手を若手に切り替えたかったが、監督の要求は「全員残せ」、トレーニング開始時期も、フロントはパンパシを考慮して、1月からと監督に打診したが、監督は「例年通りの2月から」と・・・。
ナビスコ優勝、リーグ戦4位の監督の言うことをのまざるを得なかった・・・実績のある監督の前にフロントが屈してしまった格好だ・・・そしてその通りにしたら、今年の結果になった。シャムスカ監督の高慢さ、フロントの弱さの両面を捉えている。いずれにしても、根っこはそこに行き着くようだ。そういう流れではあったのであろう。
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大分トリニータ |
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2009年10月25日
取っている地元の大分合同新聞以外に、朝日新聞と日刊スポーツを購入した。大分合同新聞は地元紙だけあって、細かく記事が載っている。大分県知事や大分市長のコメントも載っているし、京都に行かれた方々の話もある。
朝日新聞は九州管轄の取材で福岡大の乾監督や、元国見高校の小峯先生の話があり、大分版には私の原稿が載っている。
日刊は選手へのオファーの話や来期の予算などについて言及している。
昨夜は様々な方から電話やメールをいただいた。誰かに話さずにはおられなかった・・・。社長は「悲しい思いをさせて、申し訳ない・・・」と電話の向こうで泣いていた。ウ~ン、俺も思い切り悲しんだ。
ナビスコ優勝した時に、スポーツで街が幸せになる瞬間を味わっているとスポーツナビに書いた記憶がある。しかし、スポーツは人の心を悲しませることもあるのだ・・・選手の家族はどんな思いで選手を迎えたのだろうか?
そして時は日々刻々と過ぎ去っていく。いつまでも悲しんでばかりではおられない。11月1日には天皇杯がある。リーグ戦も横浜M、川崎、千葉、大宮と残っている。
ポポビッチ監督は今のサッカーを続けていくと言っている。それでいいと思う。サッカーの質にこだわって欲しい。質と勝利を求めて欲しい。どちらが欠けてもいけない、両方を追い求めることだ大事だと思う。
アーセナルのベンゲル監督の本の中に「勝利だけを求めれば、それは仕事になり、義務になる。スポーツが義務ではない」と言っている。勝利だけを求めてサッカーを行えば、それはサッカーが極めて味気ないものになっていく。求めるサッカーの質と勝利の両方を追い求めないといけない・・・と語っている。その通りだと思う。
昨日は学園祭で学校に行き、帰宅して京都戦に備えた。TVで試合を見ながら、妻が「あんなシュートでは勝てない・・・とか」チャチャを入れるので「君はどちらを応援しているのか!(怒)」と厳しく言及して「あちらへ行きなさい!」と怒った。でも最後まで見ていたが・・・・。
今日は学園祭も終わり、久しぶりの練習である。少雨だったが、学生が元気な姿を見せてくれた。1対1、2対2、2対3、7対7を行った。オーバーラップの走りの意味をまだ理解していない選手がいる。リピート、リピート・・・・だ。
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大分トリニータ |
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2009年10月24日
大分トリニータの降格がついに決まった。
2002年、J2で優勝して、2003年から2009年までの7年間、この厳しいJ1で地方の1クラブが頑張ってきた。
何度もあった降格の危機、毎年のように聞こえてくる厳しい経営難、懸命に踏ん張ってきたが、今年ついに切れてしまった。
あの高松大樹が号泣・・・主将として14連敗~今日まで辛かったと思う。とても責任感の強い男であるし、弱音を吐かない男であるから、この日で心が抜けてくれることを願う。
選手もここまで乱れずによく頑張ってきたと思う。14連敗は重かったがものは考えようだ。気持ちを切り替えて前を向いて歩くしかない。
チームはここ6試合は負けていない。2勝4分の成績で立派だと思う。
大分県リーグ~J1まで上り詰めたクラブが初めて経験する降格である。
「人間万事塞翁が馬」(じんかんばんじさいおうがうま)
世の災いや福は転変常なく、何が幸で何が不幸か、予測しがたい。
こういう言葉を信じて前をシャキ・・と目を見開いて一歩一歩進むことが大事なのであろう。そうすればまた福がやってくる!
posted by kabosu |21:58 |
大分トリニータ |
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2009年10月23日
42年前の母校サッカー部の部室の写真が、家の片付け中に出てきた。とっても懐かしく見入ってしまった。現在、校舎は取り壊されて、ソフトパークという名称でまったく違う建物になっている。それだけに貴重な1枚である。左がバレー部、右が野球部、真ん中がサッカー部である。
「雲を抜けて太陽へ!」著者は敬愛する元サッカー協会会長:岡野俊一郎氏である。やっと書店で見つけて購入して、一気に読み上げた。
私のスクラップブックに収めているが、昭和44年頃の文藝春秋に岡野俊一郎氏が日本サッカーの恩人という記事を書いている。恩人は竹腰重丸氏とデッドマールクラマー氏である。その中で、クラマー氏と同席の飛行機の中で「シュン、私はいつか本を書きたい。その時は雲を抜けて太陽へ!」飛行機の外に見える景色を見て、そういうくだりがあったように記憶している。書いたのがクラマー氏ではなくて、岡野氏だった・・・・。
岡野俊一郎氏がいつ本を書くのか・・・私はここ数十年間待ち続けてきた。やっと出版された本は、私の望んでいたものであった。
昭和30年代、中学校からサッカーを始めた団塊の世代にとって岡野俊一郎氏が発する言葉はバイブルだった。年に2~3回のNHKサッカー放送のTVには朝から釘付けになった。
彼を初めて見たのは高校2年生の時、第1回日本リーグの優勝をかけた大一番の東洋工業対八幡製鐵の試合が、今はなくなった平和台陸上競技場で行われた。私達は佐賀での国体予選の帰りに、この試合を観戦した。NHKTVで放映される解説者として階段を上がる岡野俊一郎氏を見かけた時は、思わず震えた記憶がある。薄緑のトレンチコートを着て、知性的な雰囲気は・・・かっこよかった。
翌年は大分で国体が開催されて、その視察に来ていた。我々の側を岡野氏、宮本(輝)氏、上氏・・そうそうたるメンバーが見学に来ていた。
次にあったのはそれから27年後の1994年だった。2002年招致活動の一貫で岡野氏が大分に講演に来た。夕食に誘われて食事を行い、2次会のクラブまで同行した。この時に初めて多くの会話ができて感激したのを覚えている。「ドーハの悲劇」でオフト氏の采配に疑問を投げかけたら「オフトはよくやったよ」と言われた。
また「今朝、クリントンからIOC総会で冬季オリンピックの投票依頼がきている」とも言っていた。レークプラシットの頃だと思う。「オ~すげ~」と驚いた。
「世界的な選手は最後は才能だね。子供の前では言えないが・・・」とも言っていた。
勉強もして、よく遊び、よく友達をつくり、よく音楽聴き、よくスポーツをして・・・すばらしい道を歩んできた岡野俊一郎氏の生涯はまことに痛快だったに違いない。
「よく遊び、よく眠り、暇があったら勉強しろ」入学した府立五中の校章のあるノートに書いていたそうだ。
給料は自営の上野駅前のお菓子屋さんからいただき、サッカー協会の仕事は~ボランティアだったそうだ。
今度、東京へ行ったら是非自宅を訪れて面会したい。
posted by kabosu |22:12 |
大分トリニータ |
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2009年10月22日
明後日は学園祭だ。そこに展示する書を本校書道部が準備をしていた。多くの文字があったが、今の私に真っ先に飛び込んだのはこの文字だった。
書は心を動かすものだ。大分トリニータのJ1残留は、まさに奇跡が起こらないかぎり不可能なのだ。でもその限りないJ1残留への希望は心の奥底にフツフツと湧いている。
サッカーがある限りサッカー選手はサッカーをやる。
W杯決勝であろうが、高校選手権の決勝であろうが、残留への奇跡へ向けての試合であろうが、戦争が起きようが、サッカー選手はそこにサッカーがある限り、全力を尽くして立ち向かわなければならないのである。
それがサッカー選手として悔いなくサッカーができるということであろう。
大分の選手は今、懸命にサッカーをしている。
朝の通勤時、公民館の側にコスモスが満開だ。向こうに見える山は由布山だ。湯布院まで車で30分。
posted by kabosu |21:01 |
大分トリニータ |
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2009年10月21日
大分のホームスタジアム:九州石油ドーム。初めて見た方々はとてもきれいで素敵なスタジアム、・・とお褒めの言葉をいただく。雨降りの試合なんて最高ですね。傘もカッパもいらない・・・これで芝が1年中最高で、サッカー専用スタジアムだったら・・・言うことなし。
日本サッカー協会も各県サッカー協会にも医事委員会なるものがあって、色々とセミナーを開催して活動している。対象は指導者であったり、少年の保護者が対象であったりと様々である。
大分では下記のようなセミナーの市民講演会を別府市の国立病院が企画している。
日時:11月6日(金)18:30~20:30
場所:大分市コンパルホール多目的ホール
第1部
スポーツを支える多くの医師達:スポーツドクターとは。
講師:武者春樹先生(聖マリアンヌ医科大学)
第2部
パネルディスカッション
パネラ:武者先生&国立病院スポーツ外来スタッフ
司会:山本 浩(元NHK解説委員/法政大学スポーツ健康学部)
参加は無料です。
面白そうなので参加するつもりだ。スポーツの勝った負けたも醍醐味ではあるが、体のことやトレーニング、経営、社会性など幅広く勉強するとこれもまた面白い。
この国立西別府病院は多くの企画を行っている。加茂さん(元代表監督)や鎌田さん(メキシコ銅メダル組)を呼んで講話したり、水分補強やメンタルトレーニングの無料出張サービスも行っている。
実際にサッカーを指導していると怪我は目の前にある。腰、膝、足首、頭痛、熱中症、骨折、脱臼、靭帯損傷・・・知識はとても大切だ。
5年前、卒業した学生で腰痛が酷くて剥離の学生がいた。入学してから卒業するまで腰痛に悩まされていた。トレセンにも小学校~中学まで参加したりして上手な子であったが、休む時に休まないと一生腰痛に悩まされる。2~3ヶ月休むと回復するのである。
ガンやインフルエンザには敏感だが、スポーツ障害の知識は意外と貧素である。この辺はもっとPRが必要だ。剥離骨折とは・・・靭帯損傷とは・・・サポータの皆さんもプレーのみならず医学知識は必要であろう。
もうひとつの興味は山本浩氏である。あの「マラド~ナ・・・」の絶叫、そして「メキシコの青い空」の著者であり、元NHK解説委員である。今年から法政大学の先生をされているそうだ。豊富な知識と流暢な語りは一見に値する。
また10月28日(水)18:30~大分文化会館で大分市スポーツ協議会主催の4スポーツ(サッカー、フットサル、バスケ、バレー)の激励会が予定されており、基調講演で「スポーツ文化の育成・・」あの木村元彦氏(オシムの言葉の著者)が語る。こちらももちろん参加、東欧の生死の中で見続けたサッカーとオシムの物語はなかなか大分では聞けない。
家の中がなかなか片付かない・・進まない。「口より行動ね!・・」と家内から言われ続けて2週間。今週末には何とか・・・・「くそ~!」。
posted by kabosu |20:48 |
大分トリニータ |
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