2009年11月12日
大分トリニータ Jリーグへ融資申請へ
昨日、大分トリニータがJリーグへ融資の申請を行う記者会見を行った。 融資申請金額はまだ未定であるが、J1のチームとしては初めてである。過去、J2では草津、水戸、岐阜などがある。 借金をせずに身の丈経営とよく言われるが、それを忠実に行えば、大分は7年間もJ1で頑張れなかったであろう。そこが議論の分かれるところでもある。 よく言われるのが人口120万人の大分県で、J1リーグで戦っていくためのベーシックな資金15億~20億で運営するのは、並大抵のことではない。その中でスポンサー収入が8億から9億と比重が大きいのも大分の特徴である。だから景気に左右されて、いつも運営資金を回すのに苦しんでいた。慢性病みたいなものである。 しかし、ここまで7年間もJ1で頑張って運営できてきたのも、溝畑社長の幅広い人脈で、日本全国走り回った営業活動があったことは、誰もが認めるところだ。 「そんな借金するなら・・・」という声も多い。しかし、社長の上昇志向の信念はそれでは収まらない。J2で長く細く続けて足元を固めてからという堅実な経営は、チームも堅実チームとなって、いつJ1へ向かうのか定まらなくなるのでは・・・・という声もある。 運営資金が総額で10億程度でJ1に定住できればと思うが、2~3年頑張れても、最後は力尽きるのが現状だ。 J1で7年間頑張れたこと、昨年のナビスコ優勝、Jリーグ4位という県民を沸かした現象は、上昇志向なくてありえなかったというのも事実であろう。 Jクラブの収入は毎年、3月頃の最初と2月頃の最後に多く、この10月~1月頃は、毎年資金運用にどのクラブも苦慮するらしい。今回、大分がショートしたのは、マルハンの撤退や、不景気によるスポンサー収入の悪化、入場者の減少、9/13の横断幕で今だ未定の新規スポンサーの影響などがあるらしい。 いずれにしても、Jクラブの理事会が17日に行われるので、その結果を見てみないと何とも言えない状況である。 クラブが潰れるというようなことはないであろうが、縮小傾向になるのは間違いないであろう。 J1仕様からJ2仕様へ意識を転換しなければならない。運営費、強化費・・・・様々な費用が縮小されていく。九石ドームでなく市陸になる可能性もないとは言えない。 そうなれば1年でJ1復帰ができるのか?強化費はどうなるのか心配でもある。上へ向かうエネルギー、リスクを背負わないと前へ進めないのも事実であるが、こういう状況になりうるのは大分の宿命的なものも感じてしまう。 これからJ1が18、J2が22クラブで運営されて、また大分のようなチームが出ないとは限らない。それはプレミアやセリアでも毎年起こっていることでもある。 何とか希望の星が見える方向へ流れて欲しいと説に思うのみである。 朝日新聞の明朝の原稿を仕上げた。記事内容は今回の件である。 明日から熊本阿蘇で開催される九州サッカー協会主催の九州高専(U-19)大会に参加する。しかし、インフルエンザの影響で2校が不参加になるかもしれないそうだ。本校も主力がインフルエンザで頭が痛い。全員で全力を尽くすのみだ。
posted by kabosu |04:44 |
大分トリニータ |
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