2009年08月10日

メンバーを固定化することの弊害

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大分は昨年2008年はメンバーを固定して戦った。そして、リーグ戦4位、ナビスコ優勝と言う輝かしい歴史を築いた。 メンバーの固定化は昨年というより、1昨年の中断補強後から始まったと言っていい。 ☆西川、上本、森重、深谷、ホベルト、エジミウソン、高橋、鈴木、金崎、高松、ウエズレイ ☆システムは3:5:2。 ☆戦い方は前半は守備から入る。両サイドは無理をして上がらない。 とにかく前半は守備重視でじっと耐えて零点で終らせる。 ☆後半は積極的にカウンター、セットプレイで仕掛ける。あるいはロングボールを高松や森島へ当ててからからチャンスを作る。 ここで1番効いていたのはGKの西川と下川、そして最終ラインである3バックの1対1の強さだった。 こういった戦い方は、自ら望んでそうなってきた訳ではない。試合の流れでそういう風な流れになり、結果を生んできたからに他ならない。 各クラブには戦術に長けた人間がいる。どんなシステムにも欠点はある。大分の弱点は3バックで空く、スペースの両サイドである。今年はこのサイドを徹底的に攻められている。 九石ドームであったFC東京戦は顕著だった。FC東京はハーフラインを越えてサイドチェンジをかける、これと同時にサイドバックがオーバーラップ、さらにFWが1枚、そのサイドに寄ってくる。ここで大分のサイドバックは3対1の劣勢を強いられて、何度も何度も同じ形で崩されていた。 でもシャムスカ監督はこのことに対して対応策を示していない。こういった時はピッチ内で選手自身でコミュニケーションを取って対応していたのである。ボールを相手の思ったように流させて、最後でボールを跳ね返す・・・とか。 固定化されたメンバーが行っていたサッカーがはまったのは、2008年6月の14節あたりから9月の札幌戦26節までである。この間、9勝4分で負けなし。まさに突っ走ったのであるが・・・・。このサッカーが守備で、はまったサッカーだったのである。でもそれは練習で毎日のトレーニングで築き上げたものではない。試合の流れからできあがってきたものであった。 そして、そのサッカーを今年も踏襲しようとしていたのである。昨年の最後の8試合を2勝2分4敗を見てもわかるように、すでに相手に見破られていたのである。 ここで大分は新しいサッカーを見出していくべきであったのであろう。固定されたメンバーで行うサッカーは硬直化されていく。それは次第に閉塞化を生んでどうしようもできなくなっていく。 チームは生き物である。新しい細胞が絶えず入れ替わり、新陳代謝を行わなければこのような連敗チームになってしまう。選手を変えなければ、監督を変える。そのような思い切った打開策がなければ未来は開けてこない。 そういった面では市原・千葉が行っていたオシム監督のサッカーにはトレーニングで鍛えたやり方があった。走力と個人の創造力である。この創造力が柔軟な考え方で相手も戸惑っていた。2年連続ナビスコ決勝、順位は優勝はなかったが3年連続優勝戦線にはまってきた。 このサッカーは一過性のものではなかったのである。弱小のグラーツを率いて8年間で何度もチャンピオンズリーグへ導いた知将はやはりだてではなかった。 たえず変化していくサッカー、自由なサッカー、美しいサッカー、楽しめるサッカー、それこそが誰も真似できないサッカーの奥義なのかもしれない。 大分のポポビッチ監督のサッカーが見ものである。 システムは?の質問に「10人で攻めて10人で守る」 先発は?の質問に「練習で100%出せる選手から使う」。。若手もベテランも外国人も関係ない。皆、平等である。細胞が活性化されてきている大分である。


posted by kabosu |05:37 | 大分トリニータ | コメント(8) | トラックバック(1)
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2009-08-10 16:54 | 続きを読む
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メンバーを固定化することの弊害

コメント投稿者ID :

全てのブログは、預言者のごとく、先出しジャンケンで発言していかねば、あなたは満足されないんでしょうね・・・。

事後の効果検証はとても大事ですよ。

あなたはきっと、全ての日常において、予測を当てなければ思考できないんでしょうね。

ここは、面白く読ませていただいています。

どんな結果が起こるにせよ、変化の予兆を無視するのは滑稽ですよ。
前半の先入観、硬直した先入観から逃れられていないようですね。

それを改善されたら、ソコソコ見てくれが良くなりますよ~。

posted by ふ~ん。 | 2009-08-10 22:54

メンバーを固定化することの弊害

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先生のおっしゃるように、シャムスカが効果的なトレーニングを行えていたかは疑問です。
しかし、シャムスカが選手個々の力に依存するサッカーを行っていたことは2年目から明らかでした。
にも関わらず、効果的な選手補強が行えず停滞を招いてしまった強化部のマネージメントは見通しが甘かったとしか言えないと思います。
今の惨状はシャムスカ云々以前にクラブの総合力が他チームに劣っている結果ではなでいしょうか。

オシムも結果を残したからこそ称えられる訳で、
ポポビッチの指導により良い内容のサッカーをしたところで、結果が出なければ何も残りません。
過度の期待はどうかなと思います。

posted by 東京トリさぽ | 2009-08-10 23:30

メンバーを固定化することの弊害

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私がこの5年間、横で見ていて・・・。

シャムスカ監督は相手チームの分析、そして責め方、選手のモチベーションの喚起という面に関してはとても優れている監督でした。さらに良かったのはサポータや地域や関係者との暖かい、誠実な触れあいを大事にしていました。そしてマスコミやボランティアの方々との触れあいなど・・・積極的に参加して多くのものを残してくれました。多くの財産を残してくれたものと思っております。このことは大分にとってもクラブにとっても感謝しきれないほどのものと思っております。

でも、こと練習に関してですが、とても引き出しの少ない練習を行っていました。チームは試合をして、そこで出た課題や良い面を整理して、それを翌週の試合までに練習で補って再度試合に挑む・・・MTM(マッチ→トレーニング→マッチ・・・)を繰り返すことによってチームの力は向上していくと思っています。いうなればこれはサッカーの常識です。企業でもPDCAがあるのと一緒です。

しかし、14連敗中はこれが働いておりませんでした。練習見学している方々も「これでよいのか???」という言葉をずいぶん多くの方々から聞きました。
というより、2006~7年頃からそういう面は個人的に感じておりました。

私が言っているのは監督の権限は絶大だということです。補強、通訳・・様々なマイナス要因があるにせよ、監督はどんな状況でも力を示すのが監督力だと思っております。だからこそ1億を越える高額な年俸、クラブに対しての絶大な権限がありあす。

走れなくなってしまった選手たち・・・これは明らかにトレーニングの内容が不足していました。大分にはサッカーの形がありませんでした。こういうサッカーをしよう・・・意思統一されたものがありませんでした。選手が故障で入れ替わっても、揺るがないものを作るサッカーが必要だと感じていました。そして、そういったサッカーを落とし込む、刷り込む作業が毎日のトレーニングに必要ではないかと感じておりました。

鳥栖に行った市原選手が運動量で走れないと言って苦労していました。大分は練習で走る量や質もかなり落ちていたことはいなめません。

私はシャムスカ監督を非難している訳ではありません。側で見て感じたことをそのまま書いているだけです。誰しも長所・短所があります。聞きたくない事柄もあるかもしれません。

大分トリニータというクラブがさらに未来に向かって羽ばたくために、今度の監督交代はしっかりと目を据えて見て、考える必要があるように思います。

posted by かぼすシュート | 2009-08-11 05:51

メンバーを固定化することの弊害

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自分のコメントに対して?でしょうか、コメントを返していただきありがとうございます。

ちなみに自分は先生の言葉を借りれば監督の権限が絶対だからこそ早々にシャムスカを解任すべきだと思っていたので、シャムスカ擁護をするつもりはありません。
練習を見れなくても、やっているサッカーの内容から大したことは行えていないだろうという予測はつきますし。

選手固定の弊害はどんなレベルのチームにも起こりえること。
新しい血を入れて活性化させるのは、常にチームをブラッシュアップさせる必要があるからですよね。

今シーズンの惨状ですが、シャムスカがどのような行動を取るかはある程度予測できたと思います。
対応が後手に回ったフロント、強化部は今のところ危機管理能力ゼロとしか思えません。

惨状の原因はシャムスカの様々な事情を踏まえた監督力低下と強化部のビジョンの甘さによるところが大きいと思っていますので、
今回の監督交代でフロント、強化部が自分たちの失敗を棚に上げてを勘違いしないか心配です。

所詮チームを運営しているのはフロントですし、チームの強化ビジョンを持っているのは強化部です。

現場視点でのPDCAも重要ですが、組織全体としてのPDCAを考える必要がある思います。

取り止めが無い文章ですいません。。。

posted by 東京トリさぽ | 2009-08-12 01:39

メンバーを固定化することの弊害

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尚、今シーズンの惨状に対して強化部の責任はどう取るのかという問い合わせを大分FCに行ったところ、
責任とはどういう意味ですかと、問い返される返信をいただきました。
現在の惨状に対して言い逃れようとする返信を見て、自分の中で大分FCに対する信用はガタ落ちしています(笑)

posted by 東京トリさぽ | 2009-08-12 01:49

メンバーを固定化することの弊害

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東京トリサポ 様

もう少し話してみたいと思います。私はクラブの方々とも時々話しますので、話せる範囲でお話してみたいと思います。

シャムスカ監督の練習メニュ-は年々、経年劣化していました。それは2007年のシーズン当初などもそうでした。そして、そのことはフロントも当然気がついていました。そして彼に対して色々な面で練習カリキュラムに関して、要求していたという話は聞いております。

しかし、日本とブラジルでは育成では微妙にニュアンスが異なります。プロに対して基本的な話を、日本人は何度も何度もする必要があるのでしょうが、ブラジルではそれは下部組織でいう言葉である・・・・と、なかなか聞いてもらえなかったということもあったようです。

フロントもこと練習メニューに関してはジレンマをずっと持ち続けていたようです。

・・・・が、しかし2008年になり・・結果が出てきた・・・
ここがサッカーという競技の本質がわかっていないと、なかなか難しいところだと思います。

試合の流れの中でやり方がはまってしまったのです。私は実力ではなくて「はまった」という言葉を使っています。シャムスカ監督の持っているすばらしいもの、そして選手の能力が発揮できて、それが自信になり勝ち進んだ。彼の前向きなすばらしい姿勢がチームの中で溶け込んで結果を導き出したように思います。この時の監督は自身に溢れた言動でした。

では練習とその結果がどう結びついていったのか?
練習ではなくて試合をすることによって選手もチームもよくなっていきました。練習はあくまでも、試合をするためのコンディション作り・・・のような印象でした。練習は調整、試合で120%を出し尽くすという形態だったように思います。

でも2008年シーズン終盤は失速していきました。はまりは一過性のものでした。

振り返れば、手を打つとすれば2009年のシーズンの入りだったのでしょうね。しかし、パンパシフィックでトレーニングというトレーニングをせずにジーズンを迎えてしまった。事実、ロスでのトレーニングはひどかったようですね。

ここに監督の慢心が見えているように思います。元々、10日間もあればシーズンを迎えられると言っていたように、この感覚は日本人とは大きく違うようでした。そして、この間、フロントとも様々な話があったようですが・・・。

・・・と、こんなところかな(笑)。

何とか奇跡を起こして欲しい・・・!今はそれのみです(祈)!!!!




posted by かぼすシュート | 2009-08-12 06:29

メンバーを固定化することの弊害

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コメントを返していただきありがとうございます。

>日本とブラジルでは育成では微妙にニュアンスが異なります。

ジーコが代表監督をしていたときにも同じようなことが言われていましたね。
シャムスカはモチベーターであったというのが自分の中での印象なので、先生がおっしゃる"はまった"ということに同意できます。
固定化されたメンバーが機能不全に陥った場合の次の手を持っていれば良かったんですがね。

フロントも14連敗なんて喫する前に早々と決断して欲しかったです。

ポポビッチも指導し始めたばかりですし、選手にとっても前監督のときとは求められるものが変わってきますよね。
ベルガーのときとは違い、多少は高い要求に応えられる選手が所属していると思っているので、なんとか挽回して欲しいとは思います。

東京住まいなので今月は鹿島戦やFC東京戦の応援に行きますが、情けない試合だけはもう勘弁です(笑)

お付き合いいただきありがとうございました。

posted by 東京トリさぽ | 2009-08-13 00:14

メンバーを固定化することの弊害

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いえいえ、どういたしまして(笑)。

鹿島戦、応援をお願いします。
私は居酒屋100インチビジョンで応援しております。

きっと、部分・部分で変わったトリを見ることが出来るはずです。細かなフォーメイションなども見てください・・・ここでは書きませんが、面白いですよ。

posted by かぼすシュート | 2009-08-14 06:29

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