かぼすシュートの蹴球アラカルト

新年明けましておめでとうございます・・で、高校サッカー!

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全国高校サッカー選手権でベスト8が決まりました。 茨城県、千葉県、新潟県、長野県、鳥取県、長崎県、群馬県、栃木県の代表が残りました。
Jリーグができて25年、ユースクラブなどU15を含めてのクラブ化が進んで25年経ちます。高校でも、大学でも、今や年間通じてのリーグ戦が主体になりつつあります。一発勝負のトーナメント大会もそれなりに意義はありますが、トナメント大会のみでは強化は進みません。
U15、中学、U18、高校では、各県内でのリーグ戦で1部、2部、3部・・・。さらにその上位リーグは九州リーグ、U18では九州プリンスリーグ、さらにその上は西日本プレミアリーグの10チーム・・・リーグ戦文化がここ10年間で日本全国にサッカーでは定着してきています。
なぜリーグ戦なのか?、それは欧州や南米でも主体はリーグ戦、百三十年以上続くこのリーグ戦文化に勝る強化方法がないからです。
そうして強化しないと、世界レベルから置いていかれるからなのです。サッカー界の目線は絶えず世界を見据えています。日本一ではないのです。何をすればサッカーが上手になるのか?
日本人はまだまだ「練習」「毎日のトレーニング」という考え方の比重が重たいように思います。真剣勝負の試合をする → 課題をトレーニングする → 再び試合でチャレンジする。このサイクルを速くする、周期を短くする、そうすることが百年以上続けてきて生まれたのが「リーグ戦」。それは「人間の知恵」なのです。
日本のマスコミは、まだまだトーナメント大会規模を追い過ぎるきらいがあります。地道な若い世代のリーグを追いかける文化が乏しいように思います。甲子園大会が代表的です。究極は日本一という空気を日本中に叫び続けます。
箱根駅伝で青山学院大学が4連覇しました。でも、原監督の見据えている視線は、オリンピック、世界陸上での日本人選手の金メダルです。マラソン男子も弱体化しています。アフリカ勢には5分以上の差をつけられて惨敗の連続です。そこに箱根駅伝はどのような意味を持っているのでしょうか?

話は変わって全国高校サッカー選手権、今回の全国参加高校は4080校だと聞きました。夏の甲子園が3800校・・・TVやラジオでアナウンサーの方々が必ずお話します。

しかし、ラグビーの花園参加高校数は毎年公表していません。各県予選参加チーム数を積算している方の情報では、7~8百校ではないか?と言われています。県予選参加校が10校以下が20県以上あると聞いていますし、1回勝って花園出場県が3~4県あるそうです。なぜラグビー協会は高校ラグビーの全国予選参加校数を公表しないのでしょうか?
多くても少なくても、しっかりと公表すべきだと思います。それは公益法人としての役割だと思うのです。

高校サッカー、大分西高校は、インターハイチャンピオンの千葉県代表流通経済大学付属高校柏に0対3で敗れました。大分西はよく検討したと思います。大分の高校サッカーレベルはなかなか向上していません。大分の高校生でU18、U17の代表に呼ばれるような逸材がここ30年ぐらい出ていないですね。いや、出てはいるのですが、中学までは大分で、県外の高校やウースクラブで名を馳せて出てきているのです。
U15で上手な選手は、まず県外のJクラブ、県外の強豪サッカー高校を選びます。鹿児島城西、熊本大津高校、長崎総科、東福岡・・・、JクラブではG大阪、C大阪、S広島・・・。
今や高校のメジャースポーツは、私立高校でなければ全国上位には行けない時代になっています。バレー、バスケット、サッカー、野球・・・甲子園も同じです。ひとつは指導者に転勤がなくて、十年以上指導できる。付属の中学やクラブとタイアップして強化できる。遠征などのついてもかなりの融通が効く。大分にも優秀な選手はいるのですが・・・公立高校志望が圧倒的に多く、様々な制約を受けています。
公立でも時々全国上位に食い込む高校が出たりするのですが、息が続きません。やはり1番はU15の強化です。U18の強い地域には強いU15クラブがあります。そして、強いU15クラブがある地域には必ず強いU12のクラブがあります。強いクラブ・・・すなわち優秀な選手がいる確率が高い訳です。
一概に全て指導者の責任に転嫁するのは問題があります。もっと、高所から俯瞰的にみて強化指針を練るべきなのでしょうが・・・・。
才能を持った選手、さらにその選手の才能を伸ばせる指導者・・・それも才能の豊かさだと思います。小峯選手は、サッカー指導の天才です。優秀なU15の選手を集めきる能力・・・チームを強くする能力。なかなか生まれない逸材ですね。
でも小峯選手72歳、流通経済大学付属柏の本田先生70歳・・・すごいですね~!
どこから、あの情熱はでてくるのでしょうかね!(笑)。

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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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