かぼすシュートの蹴球アラカルト

日本人の世界スポーツランクはどこまで伸ばせるのか?

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ロシアでFIFAワールドカップ出場32カ国の抽選会が開催された。 日本はコロンビア、セネガル、ポーランドの組みになった。。
世界のスポーツ競技を見渡すと、世界大会に出場する予選の厳しさに優劣がかなりある。世界的に普及して、どの国にでも盛んな競技スポーツは当然のことながら、世界との厳しい戦いがあり、予選突破の難易度が高い。
オリンピックでも競技別に出場予選の難易度をつければ、容易く出場できる競技もあれば、普及度が高く、かなり難しい競技もある。例えばバスケット競技は世界に多くの競技人口がおり、しかも各国にプロあるいは、それに準ずるリーグがあり、熾烈な戦いを繰り広げている。盛んな競技はアジア予選(約50カ国)さえ突破するのは難しい。
世界のスポーツを見ると日本人、いや東アジアの民族は肉体的に欧州、米国、アフリカ、中東、南米などの国々と大きなハンディを背負っている。背が低い・・・バスケット、バレー、などでは圧倒的に不利である・・・と、考えられていた。テニスなど体重別に分かれていないスポーツ、すなわち無差別的な競技ではパワーにやられてしまう。
柔道やレスリングなど体重別に分けられている競技は、日本人でも勝負できる。特に柔道は欧州では青少年から幅広く普及された人気スポーツであり、勝ち上がるのは容易ではない。そういった中で強い日本の柔道は敬愛に値する。同クラスの体重では1対1でも勝負できるのだ。
しかし身長差が大きくものを言うバスケット、バレーボールでは厳しい戦いを強いられている。特にバスケットは接触プレイが多く、世界的に人気スポーツであり、上位は厳しい。NBAに日本人はなかなか行けない。
陸上、水泳などは無差別の戦いであり、しかも全ての各国で人気がある。特に陸上は「飛んで、跳ねて、速く」は身体能力がものをいい、勝ち上がるのは厳しい。水泳は、人の環境に水という液体があり、浮力もある。パワーも要求されるが技術も要求される。日本人で平泳ぎで圧倒的にメダルが多いのはなぜか?平泳ぎは水の抵抗が1番多く泳がねばならない。このような競技には研究熱心な日本人の長所が出るような気がしている。
非接触の競技では日本人は大きな力を発揮する。体操、シンクロ、フイギヤースケート、ボルタリング等である。技を見せて得点を競う競技は得意である。
野球は世界的に普及度が低い。特に欧州、アフリカの百カ国近くでは、人気がない。従って競技人口も極めて少ない。欧州が野球をやり出せばWBCも多くのスポンサーが付き人気もでるが、逆にパワーでやられて日本は勝てなくなる。ドイツなどの国々が本格的に野球をやれば日本も厳しくなる。今期大リーグで優勝したアストロズ、あの強打者たちはバットを割り箸のように振る・・・パワーには脱帽である。
アメフトも対格差がもろに出る。このスポーツは日本一は争えるが、国際大会で上位にいくのは日本人だけでは厳しい。

ラグビーも同じである。普及度が低い・・・サッカーW杯の予選と比較すると、実力のある10カ国ぐらいのみで戦っている。ワールドカップは前回大会の上位10カ国は無条件推薦出場である。ただラグビーはもっと競った環境、そして普及度を上げようと、国籍に関係なく外国人をチーム入れるようなシステムができたので、日本でも勝てるようになった。体と体で押し合って勝負が決まる比重が高い。オーストラリア、ニュージーランド、イングランド、フランス、南アフリカなど、ほぼ8カ国リーグで決まっている。もし、ラグビーが行っている外国人在籍数年でその国の代表になれるシステムをサッカーに適応したら、それこそ世界中で大混乱を起こす。
ただ声には出さないが、外国籍の選手が自国の試合で、ある在籍期間を過ぎればその国のナショナルチームで試合ができる。あるいはWBCのように、親やお爺さんなどに一人でもその国籍だった人がいれば出場できる。今年のWBCのイスラエルなどは、全部アメリカ大リーグの選手でイスラエルに行ったこともない選手が大半だった。
もちろんオリンピックではこのルールは適用されない。オリンピックは国籍で別れているからだ。WBCやラグビーW杯は競技別の世界大会のみで作っているオリジナル・ルールなのだ。ラグビーの試合を見ると対格のよい外国の選手を前に並べて、日本人はバックスに多い。
この辺は、アンフェアな感を抱かせる。放送では言わない・・・知らない方はトライした外国人を見て、あれ・・なぜ外国人がいるの?と、不信感を抱かせるが・・・日本、日本の声にかき消されてしまう・・・。
長期的な視野で見れば、このようなルールは個人的な感想ではいずれ行き詰まるような気がする。優勝しても世界一と無条件に叫べない・・・。やはり国対国、地域対国は、その国の民族で戦うべきであると思う。ナショナリズ・ウンヌンの話はあるが・・・その方が自然である。
10~20年前に百点差で負けていた国のラグビーが急に勝ちだす・・・それは、進歩ではなく、出場選手のルール変更による緩和政策によるものではないのか?
地元大分でも県の施策により、ラグビーワールドカップの見出しは多くなっているが、正直、個人的には気持ちがいかない。国籍でチームを作っている他競技国際大会とのアンフェアを感じてしまう。
やはりオリンピックルールに準ずるべきであると思う。

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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

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