かぼすシュートの蹴球アラカルト

才能豊かな星を見出す眼

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大分トリニータから坂井選手を最後に、年代別の代表選手に呼ばれる選手がいなくなりました。U15、U17、U18、U20など・・・。
先日も田嶋JFA会長も大分に来て、最近の大分には不満足、もっと力を出して欲しい・・・と語っていました。

福本、梅崎、西川、清武・・・彼らの後に続く星を見つけて、育てなくてはなりません。それは、サッカー競技だけではありません。各スポーツ競技の日本を牽引する指導者の方々は、「世界と戦うには才能と環境だ」と、異口同音に語られます。
大分のユースがなぜ伸してきたのか?1番の大きな力は皇甫官氏だった。彼は1990年イタリアW杯に出場、スペイン戦で得点、世界を体感している人材であること。大分トリニータ時代に欧州を1年間行脚、そこで世界各国での育成の様々を観てきました。私も彼と育成について、議論したことがあります。「才能豊かな選手」を見出すこと、これが1番のポイントであると語っていました。育成ではなく、まず発見でした。
西川選手、梅崎選手(長崎)などを中学時代見出して、国見高校と関係悪化しても強引に大分に連れてきました。それ以前は、大分から長崎や鹿児島、福岡への優秀選手供給県でした。国見高校には2年連続大分県中学出身者が主将を務めたこともありました。

2020年東京オリンピックに向けて、各競技に見合う、適正な12歳~18歳の選手を見出し、育てるということ。日本で言うマイナー競技もJOCの後押しを受けて始めるようになりました。
言葉は悪いが、各競技とも、いかに才能豊かな子供を自分達の競技に引きずり込むか!そのことに精を出しております。歩き始めた1歳から5歳ぐらいまでに競技に興味を持たせて、上手く誘い込む・・・・ナンパ方法ではありませんが、指導者も大事ですが、まずは才能豊かな選手の発見です。その規模や、サッカーの場合は地球規模で行われております。

欧州のクラブは世界中にアンテナを張り巡らせております。20年に一人の世界的プレイヤー輩出で、移籍金が百億を超える・・・これは驚きですね。サッカー場が50面作れる規模です。
良い選手を生み出す力、それは何なのでしょうか?
新聞紙上で、このような話が議論にならないことが不思議です!勝った、負けたも大事な事ですが、時にはしっかりとスポーツの環境や選手育成・強化、指導者の育み方、スポーツ経済、スポーツと社会環境について語る・・・それでこそマスコミだと思うのですが・・(笑)。
才能豊かな選手はどのような土壌から生まれてくるのか?野菜や果物を育てる土壌作りと似ているものがあります。良い土壌をいつも作れば、才能ある選手はいつも輩出されます。
そもそも才能あるや、なしや、その議論そのものの中身を吟味する必要があります。サッカー競技と言う特性の本質を極める眼を持った洞察力のある人材が必要です。国見高校の小峯監督は、そういう面では指導者として秀でた方でした。では、そのような人材を誰が見つけるのか?
どなたにそのような眼力や洞察力が必要なのか?
単にサッカーを知っているだけでは、そのようにはなれません。多くの人に出会い、本を読み、多くの育成現場を見て、脳で考えて、確信を突く人が・・・見識として秀でてくるもののように思います。
子供たちからの発見は、5歳児~10歳児~15歳までは、まさに発見です。誰しも何がしかの才能はあります、ただ15歳~20歳ぐらいの心の成長期に、上昇志向のスイッチを入れる環境や人も大事です。
広島は、Jリーグができた時、寮を完備して寮には元教育者のご夫婦を住み込みで住ませて、子供達の面倒を見ました。移籍金で資金を得るとグランドを整備して環境をアップしていくこと、そして人材育成にも精を出しました。三度の優勝は、そういったことの積み重ねの賜物だと思いますが、その広島が、今J2降格の苦境に喘いでいます。
移籍による強化、そして育成による強化、このバランスも大事なのだと思います。上手くいかないから、また、上手くいったから・・・ではなくて、どう考え切るかなのでしょう。
日の丸の代表選手輩出はその地域の夢物語だと思います。多くの失敗とひとつの成功も必要ですし、リピート、リピートも必要です。
何か、支離滅裂になってきた・・・・。
育成の「発見」は、多くの選手を見る時間、人とのつながりなど、色々ありますが、人脈を作る能力も大きいですね。トレセンや選抜など多くの選手を見る機会は増えていますが、まだまだ埋もれている発見は多くあります。サッカーがうまいから「発見」ではありません。サッカーにどう取り組んでいるか、未知の大きさと「可能性」を見切る眼力ですよね。
大分ユースのポテンシャル、ブランド力を上げていく策をどう打っていくか?その辺なんでしょうね・・・。

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才能豊かな星を見出す眼

かぼすシュートさんの言うとおりですね。トリニータのようなプロヴィンチアチームは選手を育てて高く売る、といったやり方でないとなかなか生き残っていけないと思います。西川、梅崎、清武、東、といった過去の選手に比べると、確かに今のユース出身選手は物足りないものがあります。しかし、後藤優介選手には期待したいですね。そろそろ引き抜きにあう可能性もありますが…

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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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