かぼすシュートの蹴球アラカルト

J2 32節 名古屋対大分 (勝っちゃったよ~)

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勝っちゃったよ・・・と書いている通り、上昇気味の名古屋相手に厳しい試合になることは覚悟していた。試合は見れなかったがネットで数分間隔で確認していた。
大分は連勝しているとはいえ、下位の山口、群馬との対戦であり、その前のホーム2試合は町田、東京Vを相手に、内容(失点5)も今いちで連敗していた。今期の大分の戦い方は、しぶとく・粘り強く守備をして失点を最小限に抑えている。前からアグレッシブに行くのではなく、1対1でズルズルと下がり、数的不利を生じさせないようにスペースの少ないゴール前まで下がり、ボールを奪うケースが多い。ブロックを作って迎え撃っているようにも見える。
この守備、片野坂監督が大分へ来る前に、G大阪でヘッドコーチをしていた時代に培ったものだろうか?

派手さはないが実に粘り強い。今期J3から昇格した大分が、ここまでJ2で戦っている大きな要因のひとつが、この守備である。名古屋とは前期にホームで戦っていたが、この時の名古屋はまだまだチームの未成熟さが目立った。しかし、今度はそんなことはないだろう・・・と、多くの方々が思っていた。私もその一人で「引き分けでON・・だ」前半終わって0対0、「いいぞ!このままでいいぞ・・・早く終われと」、不謹慎にも思っていたら、後半45分に得点、そのまま逃げ切った。嬉しくてFBに「勝った!」と、アップしたら、佐藤大分市長から「いいね」がきていた(笑)。
昨日から大分は県民体育大会で各市町村が争っているし、パラリンピックなみのスポーツイベントが大分市で開催されて、大分市長さんも忙しかったと思うが・・・「いいね」には驚いた(笑)。
今期、大分はアウェイでかなりよい戦いが多い。首位の湘南にも土を付けたし、1勝1分である。これで暫定7位に浮上したが、まだまだ長崎、福岡、岡山、松本などとの上位や実力のあるクラブとの戦いが続く。J2のこの大混戦は、最終節まで続くだろう。
理想は、ラスト3~5試合で何連勝かして首の差で6位以内を確保できれば・・・と、個人的には思っている。片野坂監督になって、J3・J2と2年目でまちがいなく上昇している。かと言ってJ1が眼の前にある・・・J1がぶら下がっている・・など、甘くはない世界である。J1で戦うにはクラブとしての実力がないと、昇格してもすぐに降格してしまう。
経営力で資金が今の倍の最低20億は必要である。ちなみにJ1平均は30億である。今、九州では鳥栖が経営力が向上して30億円に今一歩まできているし、先月はU-15のクラチャンで並み入る強豪を押しのけて全国優勝をしていた。九州U18のプリンスリーグでも首位を走っており、来期はプレミアに昇格するかもしれない。鳥栖は育成組織の上昇が際立ってきている。U15、U18が上るとそれはトップチームへの実力に付加されていく。鳥栖は着々と未来を見据えて、J1のトップを狙っている。
大分は育成で、ここ数年間後手を踏んでおり、今のU17~U20の日本代表に人材を送れなくなってきている。日本代表選手をどのようにすれば大分から育成できるのか?大きな課題でもある。育成は時間も資金もかかる。再び大分が伸していくには、大きな長期的なプランと実行していく一体感が必要であろう。
J2は残り10試合になった。次の相手は上位の長崎、九州ダービである。今からが正念場である。ここ長崎戦は、多くの応援で選手を後押ししたい!!



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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