かぼすシュートの蹴球アラカルト

日本人のサッカースタイルに思う

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日本のサッカーとは?日本のサッカーの確立を!・・とか、サッカーに関して日本人のサッカーについて議論されることが多くなっているように見えます。
今回、ロシアワールドカップ出場を決めたチーム、ブラジル大会のチーム、南ア大会のチーム、ドイツ大会のチーム、2002年のチーム、1998年フランス・・・遡ればスイスW杯予選に出場した戦後まもないチーム。 其々のチームに特徴を見出すとすれば・・・、共通の特徴を探せば・・・、いやこれから新しい日本サッカーを確立するのだとか・・・、様々な話が浮かび上がっては消えていっているように見えます。
大相撲を観ていますと、力士一人一人に特徴があります。前裁きの上手い力士、押しが得意な力士、四つ相撲、突っ張りなど、力士一人一人にスタイルが自然にあり、長所も短所もあります。そのような特徴は練習しながら意識して確立していくものではなく、自然と練習するうちに身についていくもののように見えます。
サッカー競技には、「個」の機能だけではなく、個が組み合わさって機能する「チーム」があります。しかし、個の得点だけで勝利を得ることもあれば、チームとしての機能が対戦相手を上回り、勝利することもあります。すなわち、個もチームも大事です。ボールを止める・蹴るの基本技術の確かさは個が有するものです。そしてチームはパスで有機的に結ばれます。その個+個のパスのつながりの要素にポジション、体の向き、距離感、視野などがあり、パスのつながりからゴールが生まれる確率が圧倒的に高くなります。
サッカーという競技を複雑にしているのは、その「個+チーム」に「攻撃」・「守備」が入ってきて、しかも相手と激しい接触プレイが行われていることです、さらに複雑化して面白くしているのは手を使ってはいけないというルールです。ここに技術を見せる足技が存在します。誰が考えた訳ではなく、歴史の流れの中で現在のサッカーにたどり着いてしまったように見受けられます。
勝利を得るチームは、「個」+「チーム」の機能が対戦相手を上回っているからです。面白いのは、99%守備を強いられても、残りの1%で、しかも個人のドリブルで勝利を得る時もあります。理不尽ですが、これもサッカーです。
もうひとつは心の問題だと思います・・・ゴールを奪う強い意志・・・戦う意志・・・激しい接触プレイでの肉体的な接触に打ち勝つ鍛えられた肉体。
そうした中で大事なことは、個が個自身で成長していくとです。そこは、教えてやるものではなく、個が自ら考えて、自ら上手になっていく個の強いメンタルを成長させること、指導者はその個が成長していくような環境を整えていくのが基本だと思います。
日本人はまだまだ、様々な面で、指導者が教え過ぎているよう見えます。高校選抜チームが毎年欧州遠征に行っていますね。もう50年近く続けています・・・・。試合の前、相手国は黙っていても選手自らアップしたり考えながらトレーニングしています。日本はコーチが笛を吹くまで立ち上がろうとしません・・・この話は20年以上前に聞きました。
今もあまり変わっていないようみえます。個の強い意志があって、個が強くなり、その個が成長していく・・・・。海外組が増えた日本人選手達、もっともっと個が強くなることが、日本サッカーの成長に、Jリーグの成長につながるのだと思います。
そういう面ではJクラブでも個人練習日があっていい。毎日、毎日、チーム練習しなくて、個人が考えて、個を強くする個の練習日もあっていいように思います。
チームの型や、特徴は、人が混じり合って、自然に浮かび上がってくるものなのでしょう。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

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