かぼすシュートの蹴球アラカルト

ロシアの空は青いで!

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決まる試合で、世代が変化していく。
ジョホールバルでは、カズ選手を、城選手に交代させたのは岡田監督だった。「俺か?」と、怪訝な表情を浮かてベンチに向ったのはカズ選手であった。
昔、強化委員会の方から聞いたことがある。日本人監督は世代交代できない。外国人監督は、有名選手であろうが、なかろうが、調子が悪ければバッサリやる。岡田監督は、いつカズ選手を切りきるか?そこが、監督としての力量だ・・・・と、加茂監督から交代した後で語っていたのを思い出した。
考えて見れば、ワールドカップ予選は2年間続いているのである。ましてや、2010年からワールドカップに出続けている選手が、2018年も主力のレギュラーとしてポジションを確保しているということは、10年近く代表のポジションに訓従することになる。それほど新陳代謝のない国のサッカーは停滞しているということになる。本田選手、香川選手、岡崎選手の代表での出番が減るのは、日本代表にとっては、喜ばしいことになる。振り返れば、本田選手・香川選手なども中村俊輔選手などから、ポジションを奪っていった。

この勝負を決めたオーストラリア戦、キーポイントは6月にロシアで行われたコンフェデレーションカップにあった。この大会でオーストラリアはチリなどの強豪国と戦って・・・力を出し尽くして奮闘した。といことは、「長所も短所もさらけ出した」ことになる。 日本はしっかりとオーストラリアの変化したサッカーをロシアに飛び、把握していた。
10m~15m距離のパスをしっかりつないでいく。要所で縦に楔のパスが入り前進していく。このサッカーは技術・戦術感がなければ、成立しない。日本は中盤から積極的に奪いに行かなかった。ゴール前にブロックを作り、日本選手が多くなり、スペースが狭くなる場所ボールを奪いにいった。スペースの広い中盤でボールを奪いにいくと、負けた時にはそこに穴が開くことであり、その後の展開で数的不利が必ず発生して、日本のCBである吉田選手や昌子選手が、サイドへ引っ張り出される可能性が高くなる。
もうひとつは、スペースが狭いので守っている味方選手のカバーリングの距離が近くなり、やりやすくなるという利点もある。欠点は、自軍ゴールへ相手を近づき過ぎるということになる。今のJリーグでもこのようなやり方が多いし、日本人選手は慣れている。
大分もオーストラリアのようにつないでいるが、何が違うか?と言うと、「パススピード」「止める・蹴るでミスがない」基本技術の確かさが違う・・・もうひとつ言えば、「ボールが動いている時に先読みしての動き」かな・・・。
オーストラリアDFはでかい。まともにヘディングしても勝ち目はない。なれば当然「スピード」ということになる。スピードには様々ある。10mの走るスピード、プレイのスピード、判断のスピード・・・その辺を日本が強調していった試合展開になった。
非公開練習では、仮想オーストラリアチームを作り、何度も何度も守備の練習と、攻撃の練習を繰り返したに相違ない。時間は2~3日だったが、このクラスの選手は理解力が早い。

戦術を選手に落とし込む時の監督力、人間性は選手に自分をさらけ出して・・・やる。そこが、監督としての器量のひとつになる。人ならばやりたくない選手も出てくる。選手の個性、選手の理解、人間としての尊厳そして一体感・・・・サッカーは人間のスポーツであるということを、改めて感じさせるのが、非公開練習である。マスコミは何とでも書ける・・・だから非公開なのである。

ひとつ、日本代表のユニフォームの色・・濃紺は緑の芝生に合わない。元々は昭和初期、極東大会に出場する選手が多かった東京大学のライトブルーが基調だったはずである。今でも東大蹴球部のOB会の名は、東京大学LB会である。明るい青に、日の丸の赤・白が・・・私は欲しい。
2対0、完勝であった。逆にオーストラリアは日本をどのように分析して、どのように戦おうとしたのであろうか?
マイペースで、俺達のサッカーを淡々とやっていたようにしか、見受けられなかったが・・・日本の守備の統一感が上回っていたことになる。
2018年6月にモスクワの空の下でワールドカップが開催され、日本が6回目の出場と相成った。
明治生まれの竹腰重丸さん、昭和を支えた長沼健さん、今年2月に亡くなられた岡野俊一郎さんは、天国でどのように見守っていただろうか?
ワールドカップは国を上げての戦いである。大統領や総理大臣が応援に行くのは当たり前、そこで会談もやれる(笑)。
サミットがあればワールドカップ期間中にやったこともあった(94年アメリカ・ワールドカップ)。

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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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