かぼすシュートの蹴球アラカルト

2017年 第99回甲子園大会から想う(2)

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甲子園大会の報道について、規模的に、やり過ぎではないのか?
1、報道規模がプロの日本シリーズや各競技の世界選手権などを上回っている。
2、高校野球の海外事情の報道が、まったくない。
3、高校野球を見た海外メディアの視点に欠けている。
4、戦後72年、この年代のスポーツは大きく変化しているが、そのスポーツの実態に即した報道内容・報道規模であるべきだと思う。
要点をかいつまんで言うと、そういうことになる。
国際化の波はスポーツの分野では激しい。ナショナリズムウンヌンの話はあるが、今や国際化は避けて通れない。サッカーなんてこの夏休み、どれだけのチームが海外遠征したか?。日本サッカー協会に問い合わせれば多数のチームが海外に渡っている。U12、U15、U17、U20、ユニバーシアード代表、各Jクラブ、そして女子の年代別代表・・・そして代表だけではなく、各県などの地方の街クラブ、単独のクラブ、高校単独チームなども海外遠征している。まさに世界の舞台で少年の頃から凌ぎを削っているのである。高校野球の18歳年代のサッカー代表選手クラスになれば、パスポートを見れば20カ国以上で試合経験を積んでいる。
そのような環境下で相手国のスポーツ環境を生で見る機会を得る訳である。この若い世代のこの経験が得難い経験である。当然指導者も相手国の指導を見ることになる。
60年前の1960年、日本代表が欧州遠征で見たものは、見渡す限りの芝生のグランド5面に子供から代表チームまで宿泊でき、体育館やプールなどが整備されたドイツのスポーツシューレだった。「こんな国に勝てる訳がない」と呟いたのは、元川淵チャアマンだった。
ドイツなど欧州では一発必勝のトーナメント制度はメインではない。主流はリーグ戦、このリーグ戦が子供からプロまで幅広く浸透している。補欠という言葉がない。チームが35人いれば、3チームが参加できるのである。月曜から金曜日まで練習は週3回、土日のどちらかが試合日になる。すなわち7日の内、練習・試合は4日しかない。週3日は休みである。そして、日本の毎日練習する少年チームはその練習量の少ない海外クラブに勝てない。「どうして?」
そんな話は30年以上昔からサッカー関係者の中では話題になっていた。そんな海外との年代別の多くのふれあいの中で、日本のサッカーも多くのものを学んできた。
日本人の日本人による特徴あるサッカーとは?。いつも、いつも海外との戦いが年代を問わず少年達の頭の中にはある。言葉の問題は、当たり前のようにクリヤーしていく。5ヶ国語を話す日本代表の川島選手、ドイツ・英国と渡り歩く岡崎選手、オランダ語・ロシア語・イタリア語・スペイン語の世界に飛び込む本田選手・・・。

日本一の報道規模で放送する甲子園大会に1番欠けているのは、ナショナリズムなのだろう。日本人が、日本人の大会で喜び、泣き、日本中喜び・・・でも、海外の眼が欠けています。アメリカの高校生の野球をしている・・・というか、スポーツ事情はどうなのだろうか?日本の高校野球指導者で海外に渡った指導者は、どのくらいいるのでしょうか?

この大会って、どのくらいの資金が動いているのでしょうか?次回は素人ですが、スポーツビジネスの観点から書いてみます。



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2017年 第99回甲子園大会から想う(2)

この手の記事はよく見かけますが、どの位置に立っての正義なんでしょう?

酷暑の中、若者を酷使して感動もないものです。

でも、エアコンの効いた部屋で冷えたビールを飲みながら観戦し
母校や地元の高校生を観戦していると興奮と高揚を覚えます。これは一種の快楽です。

やってる方は、進学や就職に有利かもしれません。人によっては、何千万、何億とお金が動きます。

ですから報道も、ニーズがありお金になるから伝えます。

この手の議論は不毛です。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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