かぼすシュートの蹴球アラカルト

2017年 第99回大会の甲子園大会から思う(1)

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私は団塊の世代なので、戦後生まれの我々にとって三角ベースボールは子供心に熱中する遊びであった。ラジオから聞こえてくるスポーツは大相撲、プロ野球、高校野球・・・しかなかった時代である。サッカー競技など、まったく知らなかった。テレビを初めて見たのは小学校2年生、昭和31年頃だった記憶があり、我が家にテレビが初めてきたのは小学校6年生になってからだった。
今年の甲子園大会は一歩引いて後ろから冷静に見てみようと冷静に見たつもりである。そして驚いたのが甲子園報道の圧倒的パワーである。地方予選は地方のNHKテレビ、NHKラジオ、地方テレビ局、地方ラジオ局、各地方新聞が甲子園予選を放送する。そして全国紙、地方紙、各スポーツ新聞社、各種雑誌、インターネット関係・・・その報道の規模は、プロ野球日本シリーズを遥かに凌ぎ、各競技の世界選手権なども凌駕しているように見える。これでもかというほど、甲子園球児を追いかける。一体、なぜこれほどまでに高校野球の甲子園大会を報道しなければならないのか?

競技人口が高校野球より多いバスケット日本一を決めるインターハイなどは、決勝戦のみ、それも教育TVである。
これが最初の疑問である。高校野球に関心を持っている方は多い、「これは日本の風物詩である」「これは日本の文化である」という方々も多い。高校野球は故郷を再現してくれる・・・・様々な甲子園の思いがあるのはよく聞く。でも、なかなか「これだ」という言葉には、いや考え方には出会わない。
もうひとつ疑問がある。海外の高校の、いやこの世代の海外の野球事情がまったく報道されていないことである。野球の盛んなアメリカの高校生の野球事情はどうなんだろうか?時々聞こえるのは、この世代の全米の大会はない。試合は5回までとか、投手は何球までとか制限がある話が出てくる。この年代はまだ未来多き若者なので、あまりチヤホヤしない・・等の話は聞くが、実態はわからない。
海外の野球なども知りたいが、まったくと言っていいほど報道されていない。なぜなのだろうか? 主催者の朝日新聞などは、もっと様々な観点から堂々と書くべきであると思うが、天声人語も社説も称賛の嵐である。

そしてもうひとつの疑問は、海外の野球人が、この大会をどのように見ているのでしょうか?そういったコメントもあまり本音で聞いた事がありません。以前、ブラジルの高校生が「素晴らしい!」という話が新聞に記載されたことがありましたが、この甲子園大会を海外のメディアはどのように評価しているんでしょうか?
例えばドイツ、フランスの欧州メディア、アメリカのメディア、韓国のメディアなどは、この甲子園大会をどのように受け取っているのでしょうか?

戦後72年、子供たちのスポーツをやる形態も大きな変化を示している。今、小学校1年生~高校3年生までの7歳~18歳までで1番競技人口の多いスポーツ競技は何なのでしょうか?
男女合わせれば、バスケット、バレーボール、サッカー、テニス、水泳などが上位に入り、野球はそのランクから落ちていると言われています。男子だけでみれば、サッカー、バスケットなどが上位に顔を出し、野球はその下になると言われています。今年の夏の甲子園予選参加校は3839校です。バスケットの高校男子チームは4342あります。サッカー高校チームも4111あります。
これらは、あくまで数字だけで見たチーム数です。
少し長くなるので、次回に続きます。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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