かぼすシュートの蹴球アラカルト

スポーツの価値を高めていく発信力

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日本国内には各種スポーツ協会がある。陸上、水泳、バレーボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー・・・などである。
これらのスポーツ協会は包括的にその競技の行政、財政、強化、普及、広報、国際関係・・・活動などをつかさどっている。 サッカーでいえばプロ集団であるJリーグも日本サッカー協会の中に組み込まれて、ひとつの組織として活動している。これらのスポーツ協会の財源は、文科省の管轄になり、補助金、totoの分配金などで成り立っており、後は自らの努力で資金活動をしている。もちろん、日本××協会の下部組織には、××県××協会があり、さらに××市・・・××郡などのスポーツ団体が、全国にピラミッド型に紐付いている。
各スポーツ協会は一体、どの程度の予算で協会を運営しているのであろうか?日本水泳連盟は15~17億程度。この予算で選手強化、普及活動、国際大会、国内大会の運営を行っていることになる。しかしながら、2000年以前は窮していたし、今も豊かになったとは言え、厳しい予算で運営されていることには変わりはない。
ある県の××スポーツ協会の理事長、「事務所は教員をしている職員室の私の机です。事務局、事務員はいません、全て理事長の私が行っております」。この姿は、一部スポーツ協会を除いて、今も大きくは変わらない。ボランティアが圧倒的に多い!

華々しい選手達の活躍を支えている各種スポーツ協会の実態・・・その姿を報道が追うことはない。各種スポーツ協会こそが、間違いなく選手達を支えているのである。日本のスポーツ報道は、選手のプレイのみを追い過ぎているのではないか? もちろん、花形は選手であり、すばらしいプレイに感動を、夢を分かち合える。しかしながらスポーツは「プレイのみでは成り立たない」。多くの支える方々である、資金力、人材、ボランティア、そのスポーツの文化を創り出す人達、報道・・・多くの方々が支えて創造されていることを忘れてはならない。
そして大事なことは、報道でそのスポーツのプレイのみではなく、経営力、社会力、資金力、文化力など・・その大会が持つ、スポーツの全体像を映し出し、歴史的に投影して未来への夢を追求していく・・・ことを忘れてはならない。
感動をありがとう・・・などと、通り一片の言葉で流されては、未来へはつながっていかない。
スポーツビジネス、スポーツ文化など、プレイヤーをとりまく多くの視点が報道する方々、スポーツ団体やスポーツクラブのトップリーダには欲しい。それが、あってこそ「スポーツの価値」が向上し、さらに多くの支援者が増えていくのではないでしょうか。
スポーツの持つ価値がもっともっと高まれば、それはスポーツ界にとって、資本が潤い、施設がよりよく整備されていく。
スポーツが持つ価値観をどこまで広げれるか、あるいは共有できるか?それこそが、地域に浸透させていくべき大テーマなのでしょう!

夏の甲子園、今は真っ最中ですが、次回は甲子園からスポーツの価値を考えてみたい。



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「水と緑と青い空」、大分の自然を愛し、大分トリニータを愛し、サッカーを愛してやまない「お爺さん」です。

一方ではサッカーの歴史にも興味を示し、スポーツ社会学やスポーツ産業学にも好奇心旺盛な一面があり、地方をスポーツで笑顔にしたいと思っております。スポーツ社会学研究会(サロン2002)の会員でもあります。

2014年3月末で定年退職、30数年間勤務した民間企業・17年間勤務した教職、合計47年間の仕事生活に別れを告げました。

今は毎日自由な空間に浸り、何とも言えない空気の匂いを嗅ぎ、土いじりをしたり、快速自転車に乗って近隣の街を訪れています。

でも、サッカーとは離れられずに,大分トリニータボランティアと高専サッカー部の指導(外部コーチ)は継続しています。

時折、地方でサッカーTV・ラジオ解説、そしてFMラジオに出てfootballを語っています。

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